夏野花さんのシリトリ
2010 |
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05/01 | 道なりに 歩んでみたら 回り道 なあんだって感じ 夏野花 |
強い気持ちで 決めたんだ 新しい気持ちで いつもの道を行く 夏野花 |
ゆっくりとさがる はっきりとわかる 臆病になっていた僕 まえにすすめ 夏野花 |
2009 |
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2008 |
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2007 |
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12/01 |
迷うほどにゆれる ゆれながら選ぶしかないと知る 決めてはなんだろう 迷うほどにゆれる 夏野花 |
あなたとともにすることは あなたとともにいきること なきたいときも なげだしたいときも 夏野花 |
きっと成る 根拠は準備と努力 迷うことはない 前を見据えて進め 夏野花 |
10/01 | ダッテ カガヤクキミハ ミエルハズ ツキハイラナイ 夏野花 |
あるとき見つけた宝物 誰にも言わない秘密です なんて日記に書いたら その日にみんなにばれちゃった 夏野花 |
好きですの次に あなたがと続けるか あの人をと続けるか 迷ってしまった夏 夏野花 |
06/01 | 咲く花が 教えてくれる ここは通った 道だということ 夏野花 |
二人でいること 嫌いじゃないけど 一人で立つこと 忘れたくない 夏野花 |
画いたラインの その向こうが とても気になり 一歩を踏み込む 夏野花 |
05/01 | 眩しくて まぶた痛くて閉じた日は 葉桜揺れる 嵐の後で 夏野花 |
待つのは好き 待たせるのは苦手 そんな君を 見ている僕の春 夏野花 |
春よ そよ風で はじまりを 後押しして 夏野花 |
03/01 | 春、待ちながら雪に恋する どっちつかずのあたしの揺れに たぶん気付いて せかす花粉の悪戯に 夏野花 |
またさがしてる 見つけても 見つからなくても 毎日の儀式 夏野花 |
どうしてかな 恋人じゃないし 家族じゃないし 友だちでもないって 夏野花 |
02/01 | とんでいきたい 眠れないって言うから どんな暮らしなのか ちらり覗いて帰りますから 夏野花 |
冬の夜の花火 隣の椅子には連れが来ます 言い続けて30分 缶コーヒーと君が来た 夏野花 |
さがしていたの ずっと 見つけたのが 君でした 夏野花 |
2006 |
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12/05 | ここに広がる青い空 飛ぶトリ私 誰も知らないドコまで飛ぼう 水平線の向こうを見たい 夏野花 |
すきまの時間 みつけた時間 だいじな時間 あたしの時間 夏野花 |
アイテムは増やさなきゃ 大人も子どももそう思う 手に入れるため 大切なもの捨てたりして 夏野花 |
10/24 | 橋の名を 右から左に 読んでみる しばうょしいた 夏野花 |
ふり注ぐ日射しはあたたかで それだけで 幸せだったりする午後でした 恋しちゃった 夏野花 |
葉の文字に ちょっぴり しっとしちゃう僕 君がいなきゃ咲けもしない 夏野花 |
10/17 | うそつき あいして そのまま あいして 夏野花 |
うわさを のみこむ おおきな ぽっけに 夏野花 |
よりそう ふたりは さかみち のぼるよ 夏野花 |
10/03 | コロンところがる ボタンがころがる 拾い上げてその手で 縫いつけてその糸で 夏野花 |
きみとぼく 同じなのだと思った日から 消せない記憶になりました 大人になってもそれは変わらず 夏野花 |
心砕け 消え入りそうでも 心失わず 空を見上げて 夏野花 |
08/14 | はじける歓声に はっとする 薄まった麦茶 飲み乾す 夏野花 |
ひとまず待とう 帰るのは 夕立のあと もうちょっとと雲を見る 夏野花 |
帰り道 自転車 相乗り 二人きり 夏野花 |
07/18 | 日々のこと 気がついたら 海の日だって 火曜がこわい 夏野花 |
夏がきた ガラスの器に扇風機 母の声する土間は 素足で遊ぶ 夏野花 |
どんまいどんまい 最後に言ったのはいつだったろう ボールが君の頭を越えて 引退が決まった日だったね 夏野花 |
07/11 | 自信っていうか やるだけやったから と 言い放つ 蚊一匹にキンチョウの夜 夏野花 |
休日出勤の連続で なんかもう いやんなっちゃって だからかなジダンが気になる 夏野花 |
ぞうきん 絞って汚れて 捨てられて 寂しくないよ役目は終わり 夏野花 |
06/27 | 納得は 水溜りの中で 渦を巻く ただ渦を巻く 夏野花 |
秘密は 雨のように 西からざわめき ざわめきしずまる 夏野花 |
唇は 触れて潤う そっと触れよう その唇にそっと 夏野花 |
06/13 | どうするの 自分に問うのは ポーズなの 決まっているから雨の朝 夏野花 |
つづく そう呟き 終わらぬ告白前夜 眠れない 夏野花 |
どうしてどうして どうするどうする つづくことばは くりかえしばかりの僕たちだった 夏野花 |
05/23 | だってと 言い過ぎて 怒らせちゃった午後は ごめんを目力でおくる 夏野花 |
みていた あの道曲がるまで 黄色のランドセルが 見えなくなるまで 夏野花 |
今こそと思うのは 布団の中で 意気込みは夢の中に 溶け込んでいく 夏野花 |
05/16 | 絵画展に行った 巻タバコをもつ彼女に ただ会いたかった すべてを受け入れるまなざしに 夏野花 |
知っているかな 好きだってこと 知っているかな 一目惚れだって 夏野花 |
勝つことが 全てじゃないって言ったよね 勝つことが 全てじゃなくとも望みです 夏野花 |
05/09 | きらきらと 輝くのは一瞬だって 見逃さないわけ 見逃せないわけ 夏野花 |
イジワルってね 相手のことよく知って 考えてするものなの 知っているかな 夏野花 |
順番だから なんて言われても 引き下がれない だだっこみたい 夏野花 |
04/25 | 漂っている午後3時 聞こえてくるのは ママのうたごえとお湯の沸く音 今日は絶好調みたい 夏野花 |
おくさん おくさん ふりかえり いたずら顔のパパにぐーぱんち 夏野花 |
じゃんけんで決めよ 負けた人が一番ね 簡単ルールが得意な人 あたしのママです 夏野花 |
04/04 | 桜は全部うけとめて 変わっていく姿をただ見せて 僕らのこころを奪ったままで 散ってしまって潔すぎる 夏野花 |
タイムマシーンがあったらね 18の頃に戻るの たぶんきっと近くにいたから 見つけてもらうのそれが願い 夏野花 |
菜の花畑か見たことないな 一面の黄色に埋もれる私は 上を見るのか前を見るのか 遠くを見るのか 夏野花 |
03/14 | 天気予報 晴れて霞むこの季節 伊達の薄着の 祖父を想う 夏野花 |
水や空気や太陽光は いつでも私のそばにある 当然のように与えられ 限りがあるなんて思いもせずに 夏野花 |
まわるまわるまわる 惹かれながら 知らんぷりしながら 真ん中にきみを見ながら 夏野花 |
02/28 | 鳥を見るのはいつも橋 その日も街灯の一番上に ちょこんととまり 僕を見ていた 夏野花 |
ふわり包まれ そんな日は アクシデントに 揺るがない 夏野花 |
背中の美しい 凛とした人 歩んだ道の険しさも尊く クールビューティー氷に舞う 夏野花 |
02/07 | しあわせかしら 問いかける いつでも答えが欲しい 私のくせ 夏野花 |
2006ねん よかんはあるの かわったわたしを みせてあげる 夏野花 |
片隅にあるもの いつもあるから 安心でここち良く そんな存在であれたら幸せ 夏野花 |
2005 |
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09/27 | 高い空 大の字になって ひとり寝転んだ 夜の駐車場22の夏 夏野花 |
引き出しの奥のほう あんなことこんなこと いっぱい詰めて ときどき出して一人遊び 夏野花 |
贅沢しましょう 独り占め ワッフルと紅茶に ゆるい陽射しが誘う午後 夏野花 |
09/06 | 忘れない 心そのまま 感じて 恋した 夏野花 |
ひまわりの花 古い家の その場所に 今年も咲くかな 夏野花 |
歩き出す 仕事よ今日も 信号待ちに イライラしません 夏野花 |
07/18 | すべてをかけて そんな大袈裟なことでなく あなたのことを 好きだから 夏野花 |
夏の空 あの深い空 遠い空 続きは雲の向こうの宇宙 夏野花 |
あの時と今がどう違うの 僕のことなんてわかってない 自分のことは決めていくよ そう教えたこと思い出して 夏野花 |
07/12 | 好きだよ その曖昧な感じ 何にも決めない 道しるべの君 夏野花 |
苦しくて 云わなかったんじゃない もっと最悪 面倒だったんだ 夏野花 |
旅に出ます それだけ残して 断ち切る人生 隣にあったらどうします 夏野花 |
06/28 | のびる成績 折れ線グラフ 客観的 と は い え 全て表すわけがない 夏野花 |
未来は1つ 変わらない そう思う方が 楽だから 夏野花 |
六月は 紫陽花や 傘で 華やいで 夏野花 |
未来をえがく 力があれば 夢をつかむ 術がみえる 夏野花 |
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06/21 | 探しながら 片づけながら 苦い珈琲 飲んでいます 夏野花 |
わたしって要領はいいの 焦るより深呼吸 こんな時こそ とろけるプリン食べよ 夏野花 |
くらしはクールよ 風鈴にわらび餅に蚊取マット ノースリーブは 二の腕対策してからね 夏野花 |
06/14 | 足跡みつけて 歩幅あわせて 水溜りとびこえ 一緒にいたい 夏野花 |
間違いを ほんとにしちゃう くらいの ぱわーがまぶしすぎます 夏野花 |
大切だもの なんて遠回し しないで はなさないで 夏野花 |
05/18 | 五月豆を頬張り 塩加減に注文をつけ ビールを飲みテレビを見る 明日は晴れらしい 夏野花 |
満月の夜だけ 気づく いつでも在るのに 満月の夜だけ 夏野花 |
11時半 ここが大事と そよぐ風に 挑戦状 夏野花 |
04/26 | さびしい金魚は 見られることが 嫌なわけじゃ なさそうで 夏野花 |
さくらの花びら 遠くて 触れたくて 待つしかない 夏野花 |
目覚まし時計のように 合図をおくって そうしてわたしを 衝き動かして 夏野花 |
04/05 |
みんないる バスに乗り 眠りにつく 桜台行き 夏野花 |
うなずいた 言葉はなくて 桜は蕾で くしゃくしゃ顔で 夏野花 |
おしゃべりは 母の特権 子の手のひら 花びらいっぱい 夏野花 |
03/29 | 薬ゆびゆれ ゆれとまり とらえたの はじまりを 夏野花 |
月のようじゃ みえないの てらしてよ そのみちを 夏野花 |
朝もやから うかぶかげ りんかくは きみのよう 夏野花 |
03/22 |
もぞもぞと うごきだし もじもじと かおだすの 夏野花 |
むりらしく おもえても ただしさが ひっぱるの 夏野花 |
たいくつで へりくつを ならべては すててみた 夏野花 |
03/08 | ねじをはずして 分けて解いて 見つかるかな はじめからやってみよう 夏野花 |
時間を知らず この1日を過ごすことは できません 腕時計ははずせません 夏野花 |
みつけた つまずき けんかの たねだね 夏野花 |
03/01 | 俺と自称する君の声を ドアの向こうで こっそり聞いて 俺ねオレオレと呟いて 夏野花 |
やさしさ はかりに かけては だめよと 夏野花 |
サクラ色のつめ きちんとそろい 安心して 決めた午後 夏野花 |
02/22 | あなたにアゲル あたしの寝顔 ナイショよ まぶたのホクロのことは 夏野花 |
きもちった はなびら こいしくて えだゆらす 夏野花 |
のの字をかいて 手のひらに ゆっくりゆっくり それだけで 夏野花 |
02/15 | 携帯電話 鯨を見ようと 船に乗ったら圏外で 見つけられませんでしたけど 夏野花 |
こっそりぬすむ 笑顔に後姿に 寝癖の髪に 全部ピンぼけなんだけど 夏野花 |
いっぱい書きました そりゃもう毎晩ですもん はい一通も 出せませんでしたけど 夏野花 |
02/08 | てくびに かんじて じかんを わすれて 夏野花 |
からすが こわいの なくから こわいの 夏野花 |
不安で 携帯を握りしめ ただ歩き回って 君に出会えた 夏野花 |
02/01 | せつないのです つれないから なれないのです いくじなし 夏野花 |
あわてないで 深呼吸 いつもの気持ちで 飛びあがれ 夏野花 |
いらない布は 違う形につなぎ合せて 真新しくなったね こんにちは 夏野花 |
2004 |
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11/16 | あなたのそばは青の色 赤い服着たあたしを混ぜて 黄色の鳥を誘いこんだら 消えちゃった 夏野花 |
にらめっこのつもりよ 笑ったりしない 負けたりしない 泣いたりしない 夏野花 |
決めたこと 口にするのは おまじない 歩きはじめる最初の一歩 夏野花 |
10/26 | 靴下 大きいね 一杯だよ 足じゃなくて 夏野花 |
れんがのおうち だんろのなか おんなのこがね のぞいてる 夏野花 |
ありがとう ぱぱままさんた くっきーこうちゃで あたたまる 夏野花 |
10/19 | 届かないのは 距離のせいじゃなくて 心のせいでもなくて それが選んだことだから 夏野花 |
波 寄せて 退いて 染込む 夏野花 |
きらきらと 眩いのです 木漏れ日もらい 耳を澄まして 夏野花 |
09/14 | しらないよ のぞいた顔に心ゆれ イツカ出会った その人隠す 夏野花 |
かなわない 彼はABおとめ座で 私はOのうお座です 流されるのは星のせい 夏野花 |
だれにも いわない ひみつの ほんだな 夏野花 |
07/13 | 砂浜は裸足でなくちゃ ざらざらさらさら 迷い込んで流して きいれいさっぱり 夏野花 |
おはようでは終わり おはようでは始まらない ささ次のコトバ考えて 一気に吐き出しちゃえ 夏野花 |
この手にある傷 小さな傷 アリバイ崩しの 写Mail送る 夏野花 |
06/29 | 約束はひとつだけ ひとつだけなんて云いながら 大きすぎたね 背伸びさせすぎた 夏野花 |
ぐーの力緩め ぱーにして 握りあった 手と手 夏野花 |
消さないでおこうと思ったの 私が私だったこととして 夢とは違うその空間で 生きたことを残します 夏野花 |
06/22 | お願いします どうぞ気が付かないふりで だけど気が付いてもいるんだよと 曖昧さがバランスを保ちます 夏野花 |
夜光虫よ、あれ・・・ 波打ち際のギリギリで 引き戻した僕に 君がささやく 夏野花 |
るすです しばらく たいてい いるすね 夏野花 |
06/01 | ふたりきりなら 呼び捨てなのに 三人になると 「お母さん」 夏野花 |
すっかり夕暮れ ゆっくり歩く しっかり握って きっちり愛して 夏野花 |
見えない影法師 僕を照らすおひさま いなくなっちゃった 負けるな 夏野花 |
05/25 | 睦まじく生きた 激しくなくとも 色褪せることもなく 淡々と 夏野花 |
居間は1つで空間2つ ソファベッドの あちらとこちら 分けても人生1通り 夏野花 |
背中越しに 声 刹那の夏 戻れない 夏野花 |
05/18 | まっててくれる そわそわして うきうきして 橙色になって 夏野花 |
日が暮れる もうすぐかしら 来るかしら 茜が藍にかわるから 夏野花 |
わがまま 気まま 赴くまま ままは色々楽しんでます 夏野花 |
04/27 | 写真は裏返して ブックカバーで隠しておくの ときどきそっと取り出して ドキドキするの 夏野花 |
春風待たずに 春色の服 春の音合図に 春を探しに 夏野花 |
すきだったひと 過去形なんですね なんてすねて ちょうどいい 夏野花 |
04/20 | アナタ 揺らして 二人で おちた 夏野花 |
おちた葉っぱ 拾い集める その手は何も みつけられない 夏野花 |
みつけられない みつからない みつけたくない いつものアナタ 夏野花 |
03/23 | 国語の教科書 めくったページ 偶然見つけたあたしの名前 振り返ったら君がいた 夏野花 |
まわる ころがる ひとがいきる おもしろさ 夏野花 |
新学期の深呼吸 君の名前を見つけて 入る教室 懐かしい顔 夏野花 |
03/09 | あなたは誰かと問われ 私は誰なのと思う わたしの知ってる人かと問われ 私を知らないあなたとの縁を思う 夏野花 |
毒ドク独ドク読ドク 苦い寂しい楽しい 珈琲午後約束 鳴り響く鼓動 夏野花 |
姿を変えても 変わらぬものに こだわる必要もないけれど 逃れることもできはしない 夏野花 |
02/17 | 歌ってよ 赤いスイートピー 酔ったあいつの 口癖だった 夏野花 |
感覚は共感を生むが 理解には繋がらない なんて 意味あるの 夏野花 |
必ず 其処に 帰る 僕 夏野花 |
02/10 | ろうかの真ん中 君の教室 急に早足 鼓動と一緒 夏野花 |
れっきとした恋心です いえ ほんと はい 愛なんかじゃありません けっしてね 夏野花 |
彼女ね 潔くて真っ直ぐな人 だけどたぶんきっと 私の方があなたを好き 夏野花 |
02/03 | 暗号かな 解けないけど ストレートにいくよ たまにはいいでしょ 夏野花 |
帰りたいのはどこ 帰したくないのは誰 帰るのはここ カエレルウチ二モドリマショウ 夏野花 |
黒い服ばかりが並ぶ 無難だからと選んだのはわたし 安心と安定を考えて さし色で遊ぶことも忘れてた 夏野花 |
01/27 | まるくなって 膝をかかえて 心臓の音を聞いて 明日を思った 夏野花 |
よるの藍が あなたを隠して きがついて あわてる朝の白 夏野花 |
ラーメンを食べました 白く並んだ湯気の行列 ふうーと吐息とすする音 笑顔のおしくら饅頭そこにあり 夏野花 |
2003 |
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12/16 | 恋しいキモチ 手のひらの雪のよう すぐに溶けて 消えちゃった 夏野花 |
さよならって云ってみた 何度何度も云ってみた さよならごっこ シミュレーション 夏野花 |
お願いします!ごめんなさい! の恋愛ゲームじゃないんだから も少し間があっても なんて思います 夏野花 |
11/25 | 並んでる僕の心を 一つずつ説明して 最後までいったところで 一つのものだと気が付いて 夏野花 |
かなしい思い(なんだ) 叶わぬ思い(だからさ) 奏でて君に(いつか) 必ず伝えて(みたい) 夏野花 |
だからね 僕はココ 君もココ 二人ココ 夏野花 |
11/18 | あるいはそれが恋だとして 私がキミを好きだとして こんなにイキグルシイこと 説明できます・・・ 夏野花 |
ありがとう 呼び止めてくれてありがとう ドアノブに手をかけた時 君の声が聞こえた 夏野花 |
気持ちをください あなたの気持ち それだけはあげられないと 君は言うけど 夏野花 |
11/04 | 赤ちゃんの 手のひら包まれ私の小指 ほんわかやわらか 微笑みもらう 夏野花 |
指輪はしても良いのよと 言ってもらいはずせない 結婚している証明に 指輪は私の一部になった 夏野花 |
風船が 流れる空が風の道 君は何処に 行くのでしょう 夏野花 |
10/28 |
空はこころを見透かして あんなに青く あんなに遠い 今日は渡そうこの手紙 夏野花 |
沈んでいった水槽の底で 君の吐いた泡を見てる 幸せも憎しみも 全部まとめて引き受けようと 夏野花 |
限界かな それが今日の答えでも 明日はその線越えている そんな繰り返しって驚きさ 夏野花 |
10/21 |
秋だからと投げ出され 落ちたところで重なって 見えなくなって 拾い上げて 君 夏野花 |
決めてたの 会わないと 決めながら 会いたかった 夏野花 |
ひとつふたつ 約束だけは増えていく 破ってもいいのよ 決め事秘め事 夏野花 |
10/14 |
やめられなくて 一口だけ もう一口と味見は続く 作る幸せ最初に味わう 夏野花 |
草の上で本読んで 真っ赤になった空に気づいて サザエさんの時間 走って帰ってギリギリセーフ 夏野花 |
アウトと君が教えてくれた ピンと張ってた糸が切れ 高く高くゆらゆら舞い上がって それから何処かにふんわり落ちたい 夏野花 |
10/07 | ずしり重いリュック背負い 歩くいつもの道 遠いようですぐそこで 短いようで長いその日の道 夏野花 |
右を歩くのが クセになって 左にあなたがいないと 不安です 夏野花 |
なのにわたしは書く の よ ね 「る」で終わればいいものを 「の」をつけ確かめ 「よ」で言い切り「ね」で念押し 夏野花 |
09/30 | 知らなかったのは 最初の一歩 知ろうとする気持ち 足りなかったから 夏野花 |
見せずに見てね 泣いてるようで 笑ってるようで 強がりのようで 夏野花 |
九月になって 月をみて火星をみて 雲をみて空ばかりみて 君のことばかり考えていた 夏野花 |
09/23 | 裏側を見せることもなく 満たされ欠けて放つ光に 見上げる僕が心奪われても 君は許してくれるだろうか 夏野花 |
上弦の月に 浮き上がる 幻でないと 抱き寄せる 夏野花 |
紫紺の葡萄 香る甘さが鼓動を早め もう一粒と 誘う君に勝てるはずもない 夏野花 |
09/16 | 猫は隣家から ベランダ越しに 私を見る 私が見つめ返す必要はない 夏野花 |
実ったもの 蓄えて 冬を越えて 種をまく 夏野花 |
音のない液晶画面 言葉が リズムが 私に響くのです 夏野花 |
09/09 | 読まずに捨てる そして後悔しちゃうんだ わかっているから 怖くても確かめる 夏野花 |
たくさんもらった 君の優しさ ウソもホントも 全部まとめて君だった 夏野花 |
だったらいいなあ 頬杖ついて繰り返す だったらいいなあ あん 呼ばないで 夏野花 |
09/02 | 黄色は危険でミステリアス 創造の色と教えられた 新しい一歩を踏み出す時 今きた青い道が力になる 夏野花 |
風 緑の冬に連れてって 冷たい夏 揺れる心を あなたはずるい と あたしもずるい と 夏野花 |
むりだって むりだなんて むかしは むてっぽうだったのにね 夏野花 |
07/15 | 頬に触れて あたしを確かめて 此処にいるよ 此処にいるから 夏野花 |
あの時キミは何を感じたの あの時キミはただ生きた動物のようで あの時キミはただ行動した あの時のことを キミが忘れることは生涯ないだろう 夏野花 |
天日に干した布団 ほかほかで お日様の香りにくるまれ 夢見る前から幸せだった 夏野花 |
07/08 |
夏だもん 心がざわめき流れても 片目を瞑って見逃して 笑って戻ってくるのを待っててなんて ちょっと調子良すぎよ darling 夏野花 |
嘘だけど 気持ちいいから許してあげる 閉じた瞳で僕をみつめて そんなこと言われたら 参ったかな 夏野花 |
ナンテ ね 笑っていったあの人に 悔しいから とびきりの笑顔 夏野花 |
07/01 | 雨の日は 長靴と一緒 気にせず跳ねた 少女の頃 夏野花 |
待ってるね ベンチに座って本読んで 早く見つけて あたしを見つけて 夏野花 |
もじは誤解を生むよ キミはその日 消えてしまった 綴ったもじと一緒にね 夏野花 |
06/24 | まる あげる 彼方の答えによどみはない あるのは私の心の ワダカマリ 夏野花 |
恋しい苦しい逢いたいよ 狂おしいくらいに乱されて そっと触れる わが唇 夏野花 |
消えないで 叫んだところで 目が覚めた いつもの寝顔が横にある 夏野花 |
06/17 |
いっぱいなくしたものがある 大人になるってそういうこと いっぱいみつけたことがある 大人になってわかったよ 夏野花 |
ココロ何色茜色 腕を振って歩きましょう 顔をあげて歩きましょう 明日は何色ココロ色 夏野花 |
顔が見たくて近くに行った 偶然じゃないよね でも偶然 やっと会えてあいさつだけ 夏野花 |
06/10 |
もう いらないよ 君の言葉にきゅんとなる あげれば良かった あたしのココロ 夏野花 |
小さくて そっと触って確かめた 切なくて やっと触って確かめた 夏野花 |
コドモノコロハ ヨカッタナ アイストイッショニ トケタイヨ 夏野花 |