∞ さん のシリトリ
背景の写真は 若林浩樹氏のギャラリーより拝借させていただきました。 |
2年間のあいだ たくさんのシリトリを届けてくださり 折にふれ わたしに力をあたえてくださった ∞さんが 去る 2002年7月1日に昇天されました。 長い間の闘病生活 ほんとうにごくろうさまでした。 どうぞ やすらかに。 |
このページは ここに このまま残しておきますが わたしの好きなように並べかえてあたらしいページをつくりました。 よろしければごらんください。2002.09.10 そよ こちらです ↓ cap verses 2000-2002 ∞ |
2002 | |||
02/26 | なにもない なにもないはずの 手のひらひろげ 明日を占う ∞ |
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02/19 | あの部屋へ 置いてきた なにもかも 溶ければいい ∞ |
証を示すために 明かした夜 アカシアかしげる首が 赤信号のように制止した ∞ |
そこには きっと もう なにもない ∞ |
02/12 | 帰りたくなる 曇り空 一緒に泣いて 暮れよ空 ∞ |
ノートに 十の NO?と 問うの ∞ |
心に波風が立った日 ピエロは泣いた ピエロが泣くのは 涙が似合うと知っているから ∞ |
02/05 | まだ 決めてない 夢の続きの みぎひだり 過ぎ去るものたち 見送りながら ∞ |
ページが足りない 夜は長い 耳鳴り空耳 子守歌 ∞ |
ごごにここで こっこごっこ こけむしくんと こけこっこ ∞ |
01/08 | たぶんは たしかめないで たいせつに ためこんだ ∞ |
道をゆく たどりつく場所 まだ 決めてない ∞ |
ズラリ並べて 眺めてみると 想いの色は 日々かわる ∞ |
以下 2000〜2001
あ | 青にもいろいろある訳で 青い空やら青い春やら青い鳥 青息吐息で青ざめて 青筋立てては青菜に塩の青二才 ∞ 穴があいたアンブレラ ∞ 朝寝坊 ∞ あの店にあったから ∞ |
秋の日のように いつの間にかやって来て いつの間にか去ってゆく 通りすがりの清々しい人になりたい ∞ あきらめてみようかな ∞ 明日の予定が空いているなら ∞ あなたにあげる ∞ |
あのメール ∞ 秋の宿題 ∞ 暖めて溶かして ∞ あめふりも ∞ |
い | いいじゃないか ∞ 今もまだ覚えてるけど ∞ 一瞬で良いから ∞ |
いじわる大好きいじめっ子 インチキいかさまいい加減 いろんな人がいるけれど いい人だっていっぱいいるよ ∞ 一本電車に乗り遅れ ∞ 糸くずが付いた ∞ |
いそがしいけどいただきます いくつになってもいやしんぼう インド料理にイタリアン いろいろ食べたい胃腸の言い分 ∞ いつまでも笑っててね ∞ |
う | うねった海に裏切られても ∞ |
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え | 絵描きのようになりたくて ネコの絵描いてはみたけれど からだ横向き、顔だけ正面 なぜかお口が笑ってる ∞ |
え? ∞ |
絵本と言ったら「100万回生きたねこ」 たまに本屋で立ち読みしては ウルウルしてるアブナイおとな そろそろ買った方が良いですか? ∞ |
お | 思い出す 奥様がオナラをしたの大きな音で オロオロしてるの可笑しくて 大笑いしたら親に怒られたこと ∞ 覚えきれない、がそのうち ∞ |
お前何様?俺様だ! 男前だがオロオロしちゃう 面白おかしくおっちょこちょい おけつフリフリおならがプ〜 ∞ 音楽会 ∞ |
おめでとう 言ったり言われたり ありがとう 素直な気持ちで ∞ |
か | 限りない悲しみ抱えていても 語らぬ彼女はかたくなだけど かきあげた髪 風になびいて輝いている ∞ がんじがらめでも我慢して ∞ 軽くなるかな ∞ かえろうかな ∞ |
隠すしかない そう思ってるのは自分だけ だったら良いのにな でもやっぱり隠しとこっと ∞ が、しかし ∞ 肩を震わせたのは ∞ からまわりしてる ∞ |
借りてきたネコみたいに 元気がなくても 顔で笑って心で泣いた ホントのネコになりたいな ∞ 風の子だった頃のように ∞ 影も形も ∞ 仮面を取っても ∞ |
き | 「記念日はいっぱいあるけれど 二度とは来ない今日という日が いつもいつでも記念日なのさ」 いつか誰かが言いました ∞ 犠牲的ギスギス ∞ 傷跡すら ∞ |
軋む雨音 ∞ 気づいて欲しいな ∞ |
嫌われ者の気取ったキツネが利いた風 ∞ 今日もまた ∞ |
く | クジ引き福引きクジ運ないの 食いだめ苦しいクソくらえ くんくん臭いのクリーンクリーン 苦楽ラクラクくたびれもうけ ∞ 口喧嘩 ∞ |
暮れる夏色 目で追った グラデーションの 大スクリーン ∞ ぐずぐずしてたら遅れそう ∞ |
苦労なフクロウ 空気を食う気? クチャクチャ無茶苦茶 薬がクスリ ∞ グーグー寝たり ∞ |
け | 経験がものを言う ∞ 化粧品 ∞ |
ゲッソリ痩せて ∞ |
原色のような元気は 幻惑された原動力か ゲリラのような現実に げんなりしないで迎撃せよ ∞ |
こ | 午前2時って ひとりぼっちだなぁ 誰も見えないけど みんな何してるの? ∞ ごめんなさい ∞ ゴロゴロと ∞ |
声なんてあてにならない 目に見えない形に残らない 空耳だったかもしれない でも確かに記憶に残っている ∞ 粉々になった心の ∞ |
ことばなくてもわかってよ ことばなくてもわかってくれよ そしたらふたりでだまってようか それもいいけどそれでもいいの? ∞ 壊してよ ∞ |
さ | 冴え渡るサイレンのような さびれた心の叫び声 ささやかなささやきに差し替えて 探し当てたサイレンス ∞ |
作戦練ろう ∞ |
探しているよ なくしたものや見たことないもの いつもキョロキョロ キョロキョロ今日も ∞ |
し | シーズンオフのシーサイド ∞ しばらくぶり ∞ 知ってるよ ∞ 知りたくて ∞ |
食卓に食べ物を置きっぱなしにするな 食べちゃうぞ 食卓に食べ物を置きっぱなしにするな 俺の分がなくなってるぞ ∞ 時間だけがいつもそばで ∞ じれったいほどじらされて ∞ |
自由な時間はジッとして 地雷で出来た心のジグソーパズルを じっくりゆっくり自在に操り 自爆寸前自力で抜け出す地獄から ∞ Gさんジーっと見てるとさ ∞ じれったいのは ∞
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す | スピーカー ウタエ! スピーカー サケベ! スピーカー ササヤケ! スピーカー ダマルナ! ∞ 素顔が好きだよ ∞ すぐそこに ∞ |
素っ頓狂な素顔だけれど ∞ ズル賢い人、世渡り上手 ∞ ずっと前から思ってた? ∞ |
少しくらいは素直な僕と 少なからず素敵なあなた 好きだと言えずにすれ違い 隙見てすり寄るスキップで ∞ すこし笑えた ∞ |
せ | 席を立つ 空いた席に座る人 ぬくもり感じて 苦笑い ∞ 石鹸の香り接近中 ∞ せますぎる心 ∞ |
贅沢なのかな 夕焼けのひとり占め ふたりで眺めたら価値半分? 素敵な値打ちの下がり方 ∞ 贅沢したいが銭はなし ∞ 全身ずぶ濡れになっても絶叫してでも ∞ |
責めても無駄よ? 攻めて揉んだよ せめてものこと 褒めてるんだよ ∞ センベイ布団 ∞ |
そ | そんな感じでうなづいてみた もっともらしく見えたはず 案外役者でやってけるかも 正直者でも嘘はつく ∞ 「そんなに私はそそっかしいの?」 ∞ |
添い寝したのかされたのか おねしょしたから寝る場所なくて 裸で隣りにもぐり込み 何食わぬ顔の幼き日 ∞ 底に板 ∞ |
ゾッコンなんですあなたに夢中 ∞ |
た | だから言ったじゃない、とか ∞ 誰がきめたの? ∞ 誰にもバレないように ∞ 誰を見てるの? ∞ |
太極拳か体操か ∞ 宝箱 ∞ たたき割れ ∞ たまに笑って ∞ |
ためらわないで タンゴのような戯れに たどたどしさはいつか掌を反して たおやかなタグボートになる ∞ 足りないね ∞ たべてみたい ∞ 旅立つ勇気も ∞ |
ち | 宙ぶらりんでも油断はせずに 付かず離れずぶーらぶら 攻め時見極め逃さぬように 一気にパクッと食らいつけ ∞ ちょうどいいかな ∞ チョコレート下さい ∞ |
小さな手 ∞ ちらりと見せたい僕の中 ∞ |
地図を忘れて珍道中 ∞ チーズとチキンを ∞ |
つ | 伝えたい気持ち ∞ 連れてって ∞ |
「つべこべ言わずについて来い」 ∞ つんとして ∞ |
図々しいほど頭が高く ∞ 杖をついて ∞ |
て | 徹夜で書いても訂正ばかり ∞ |
てぶくろが 片方だけ 道端で 淋しそう ∞ |
出口の見えない トンネルの 抜け出た向こうは 深い闇 ∞ |
と | 飛んでいきたい ∞ 「ド」はドツボのド〜♪ ∞ とまどいは ∞ |
問い詰めないで ∞ 遠すぎるけどメールでやり取りできる人 ∞ どこですか ∞ |
どうしていますか ∞ 導火線に着いた火を消す度胸もないから ∞ |
な | 夏休み ∞ 「なかなかうまくいかないね」 ∞ |
なにもいらない と言えるほどの潔さはない だからたまにで良いからさ 小さな幸せやって来い ∞ 名前で呼び合う ∞ |
何もかも無くした訳じゃないから 泣いたりしない投げ出さない なのにこんなに懐かしがって なぜにこんなに情けない ∞ 流れて行った ∞ |
に | 逃げたくなるよ人間だもの 忍耐、努力、気合に、根性 握りこぶしでニガイの我慢 ニンニク食べて匂いがキツイ ∞ 逃げるから ∞ |
2杯目を飲み干すまでは この時がずっと続きそうな気がして コーヒーが冷めても構わなかったのに 苦いだけの味は恋と同じだった ∞ |
にあわないタバコ吸って にあわないセリフ吐いて にあうもの探しながら おとなになってゆくんだね ∞ |
ぬ | 抜かりはなくても濡れねずみ ∞ |
濡れた服は 脱ぎ捨てて ヌードになったら ぬくもりあげる ∞ |
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ね | 寝顔はたくさん見てきたけれど 愛しい人とそうでない人 どうしてこんなに違って見える 無防備なのはおんなじなのに ∞ |
寝転がって窓から見える雲 ゆっくり流れる雲を目で追えば 時もゆっくり流れてく 止まることなくゆっくりゆっくり ∞ |
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の | ノックノック 誰かいませんか? 勇気を出して声掛けた 僕の心も空っぽだけど ∞ |
のこぎりギリギリ板を切れ ∞ |
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は | 履きなれた靴で 葉っぱを踏んだ 吐く息の白さは 儚く消えた ∞ はしゃぐ自分を見て ∞ 始めてよかった ∞ ハートをむき出しにして ∞ |
恥ずかしいけど裸になって ∞ 半分人間 半魚人 ∞ バトル開始だバリケード張れ ∞ 「馬鹿だな」って ∞ |
馬鹿力 鹿さんいないと馬力だね シカトされても良いんじゃない? 馬鹿にしないで、私は鹿よ! ∞ パイはパイでもおっぱいぱい ∞ 母に ∞ 花はいらない ∞ |
ひ | 引いてもダメなら押してみろ ∞ 日焼けあと ∞ 火を見るよりも明らかなのは ∞ |
ひとりごとを口にしてみても ∞ 美意識過剰なビーナスが ∞ |
ひっそりこっそりひとりごと 人目を気にしてひとりごと ひび割れた声でひとりごと ひしひし日増しにひとりごと ∞ ピンクの吐息 ∞ |
ふ | ふたりでいるときの ドキドキや戸惑いやゆううつ ひとりよりふたりのほうが いいと思ってた ∞ ふたりの風鈴 ∞ 降りそそぐ ∞ |
プライド高くて困っちゃう ポテトにしたら売れるかな 味付けしょっぱくし過ぎちゃダメさ 何事も控えめくらいがちょうどいい ∞ プラムとプリンが大好きで ∞ 武器は持たない ∞ |
ブービー賞 ∞ ふいに聞く ∞ ぶっきらぼうに ∞ |
へ | へっぴり腰でへなちょこパンチ ヘンな顔してへこたれたって へっちゃらへっちゃら 屁理屈だけは一人前 ∞ ペーパーバック ∞ |
平熱は高め 平衡感覚は割と良い方 平和な生活を送ってるから 凹んだ日だって屁もこくよ ∞ ベッドを ∞ |
べろべろば ∞ |
ほ | 本当は ∞ |
僕はネコさ 名前は何だったかな "アジ味"のエサが好きなんだ ↑ここ笑うところだぞ ∞ |
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ま | また今度 今度っていつ? その気がないことわかってる 出来ない約束しないでね ∞ まだ来ない ∞ |
待ってます 言ったり言われたり お待たせ 帰らなくて良かった ∞ 窓に書かれた ∞ |
待ってはくれない毎日だけど 瞬きせずに真っ直ぐ歩く? 曲がりくねった真っ暗道でも まぶしい太陽また明日 ∞ まゆげなのに ∞ |
み | 民族衣装をミシンで縫ったら 見違えるほどの身のこなし 身構え方が見事だね 未完成の技見せてみろ ∞ みっつかぞえて ∞ |
見覚えのあるはずの顔も 聞き覚えのあるはずの声も いつまでも忘れないと思っていても 本当に覚えていられる自信もなく・・・ ∞ |
乱れたその髪を 気にしているのは 誰よりも この僕なのに ∞ |
む | 無限大に広がる宇宙 ホントは外から大きな人が こっそり覗いて見てるかも 人間なんて小さすぎて見えないね ∞ むづかしいよね ∞ |
無駄飯、無駄口、無駄遣い 無闇やたらと夢中になって 無理難題を無視していると むくむくわいた無力な空しさ無限大 ∞ むきだしの感情を ∞ |
無数のおむすび ∞ |
め | 眼を閉じた 音を聴いた 気配を感じた 心で見えた ∞ |
目隠しされて迷路で滅入る めそめそしたってめげないで めぐりめぐって目指せよゴール めでたしめでたし目覚まし鳴って 目が覚めた ∞ |
滅多に言わない アイラブユー 嘘です 一度も言ってません ∞ |
も | 「もう平気」という言葉が 本当の意味で使えるのは 一体いつのことやらと 思い続けて幾年月 ∞ |
モグラ叩いちゃかわいそう 叩いて楽しい手拍子しよう パンパンパンパンあんぱん食パン パン好きモグラがモグモグモグ ∞ |
もぐらピコピコ もうやめろ モテない男 悶々と ∞ |
や | やかましいやかんみたいに やいのやいの野次を飛ばす 疫病神に八つ当たりして やけのやんぱちやっほっほー ∞ やばいじゃん ∞ |
やがて夜が明け いつもと変わらぬ朝が来る 同じようでも二度とあえない 今日という日を迎える幸せ ∞ 柔らかく触れたつもりなのに ∞ |
やりなおし ∞ |
ゆ | 湯上りゆかたで夕涼み ∞ 指という字は ∞ |
夕方5時の夏の余韻が 涼しい空気と入り乱れ オレンジ色がささやいた 優しく悲しい目をして見ないで ∞ |
夢の国 ∞ |
よ | 欲張りな預言者は ようかんとかヨーグルトとか 予告しないで横取りするから 用心した方が良いよ ∞ 呼んでいる ∞ |
容赦なきほど ∞ |
夜風に吹かれて散歩をしたい 誰もいない秘密の場所で 明るい夜空を見上げて探す 恥ずかしそうに輝く都会の星たち ∞ |
ら | ラッシュアワーのラブシーン ラジオで流れるラブソング ラストダンスはララバイで ライターで燃やすラブレター ∞ |
ライスカレーって カレーライスよりも 美味そうな気がするのは 何故なんでしょうか ∞ |
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り | リモコンピッ 君の気持ちは変わらない 何度押しても変わらない 電源オフでサヨウナラ ∞ |
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る | ルーフに登って空を見て ルーペで探したお月様 留守のようです、お出かけですか? ルールがルーズなかくれんぼ ∞ |
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れ | 冷蔵庫には ∞ |
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ろ | ロードショー ロングランのロマンス映画 ロケ地はロシアかロンドンか ロボット、ロケット出てこない? ∞ |
労働意欲もろくにない ロボット以下のろくでなし 路頭に迷うか牢屋に行くか ロマンチックなロジック捨てろ ∞ |
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わ | わからない訳じゃなくて 忘れてただけの若隠居 わさびでピリッと我に返って わんぱく小僧に若返る ∞ わだかまりという名のかたまりを ∞ |
ワインは言わん何も言わん シャレたつもりでワインは良いわ 飲んだあなたの饒舌と 飲まない私の無表情 ∞ 悪いのは ∞ |
別れたいのとワンワン泣いた 若くて綺麗な私は言った わからぬフリしてわっはっは 笑ってごまかす我が気持ち ∞ |
A B C |
R は右で L は左 ∞ CherryboyとCandygirl ∞ Eとヨ、合体「日」になった ∞ |
Yシャツは ホワイトシャツが転じた言葉 わいは初めて知ったよ わぁいわい\(^o^)/ ∞ Nが転んでZになって ∞ Fを ∞ |
DAYDREAMを見ては DREAMLESSな夜を過ごし DREAMLANDを目指しては 今日もやっぱりDREAMER ∞ M
と言ったらハンバーガー ∞ |
ここに掲載しています たくさんのお花たちは、
∞さんを知る皆さんが このページを飾るために描いてくださったものです。
ありがとうございました。