cap verses / そよ日暮らし * 

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ





こまはは



2024


05/01
虹がかかると
わたしは喜ぶ
隣にあなたがいたら
もっともっと喜ぶ

こまはは
ほっぺがゆるむ
幼子の百面相
新米うぐいすのホーホケキョ
福砂屋のカステラ

こまはは
大好きな場所
迷うことなく我が家
ぐるり緑に囲まれて
四季折々の花が咲く

こまはは


04/01
粉々に砕けた欠片
拾い集めて
愚直に不器用に
繋ぎ合わせてきたよね

こまはは

ミッション受けて
なんとか踏み出せた一歩
清明の気に
背中押されて

こまはは
お布団の中で
頭冴え冴え
みっつのお題
ぐるぐる巡る

こまはは
03/01
とろみも甘みも
ほどよい葛湯
優しさじんわり
しみてくる

こまはは

季節のゲーム
フライングばかり
狂い咲きのオオデマリ
戸惑うばかり 2月の夏日

こまはは
記憶は曖昧にぼやけても
その時々の感情は
心の襞深く残ってる
とけない根雪のように

こまはは
02/01
ぜんざい 大好き
小豆 もちろん常備
つるつるもちもち
すいとん団子 必須

こまはは
ホームに降り立ち
抱いた既視感
ぷちんぷちん弾ける
記憶のつぶつぶ

こまはは

最強寒波が来るそうな
北陸の地は雪マーク
辛さ心もとなさ
いかばかり

こまはは
2024
01/01
場所を探して
立ち位置を定める
どんな景色が見たいのか
自分に問いかけながら

こまはは

始まりはきっと必然
凸凹二人の物語
第50章に向けて
歩調を合わせる

こまはは
負けないように
抑え込んできた
弱気の虫と歌うよ
ケセラセラ

こまはは









2023


12/01
宝もの 透きとおった
ブルーの石アクアマリン
左手薬指が覚えてる
胸いっぱいのトキメキ

こまはは
ようやく
この年になってようやく
掴めてきたかな
余分な力の抜き具合

こまはは

今という一瞬を
上書きしながら
刻々と過ぎゆく時の
儚さ愛おしさ

こまはは
11/01
すごいね。
生きとし生けるもの
命を繋いできたんだね
命を繋いでいくんだね

こまはは

秋の空いち面
澄みきった青
くっきり浮かんだ
白い半月に片想い

こまはは
なにも知らない。
ならば白旗
挙げてみたら?
う〜んと楽になるから

こまはは
10/01
切なくなるんは
なんでやろうね
やっとこさ夏と
バイバイ出来るのに

こまはは

ことのほか
上手いこといったよ。
ほらね!と無邪気に笑う
本音は負け惜しみ半分

こまはは
声だけでわかる
むしろより伝わる
負けず嫌いの強がり
意地っ張りの空元気

こまはは
09/01
食卓に
採れたてキュウリ
もろ味噌つけて
豪快に暑気払い

こまはは

夏のならわし
お盆のあれこれ
賑わい過ぎれば
それぞれの日常

こまはは
17歳
クールなふりして
すまし顔 堅くて
うぶな青林檎

こまはは
08/01
ズッキーニ
個性きらり夏野菜
カボチャの仲間
なのにキューり顔

こまはは
ならんでる
炎天下のお昼時
迷いなく選んだ
コンビニおにぎり

こまはは

生きたいと
願っていたはず
一撃でしとめた
この蚊とて

こまはは
07/01
トマトとで煮込めば
美味しさ増し増し
お気に入りの取り合わせ
鶏肉・なす・ズッキーニ

こまはは
 … 
「ズッキーニ」 だよ 「ズッキーニ」
クレヨンで描いたら
きっと素敵
青紫の紫陽花
虹色のシャボン玉

こまはは
品揃え豊富で
クオリティー高いから
毎年お買い上げ
Seriaの手帳

こまはは

06/01
洗われている
ソフト水流 inネット
木枯らし吹く頃に
また会いましょう

こまはは
チューリップの花言葉
色と本数で異なるそうな
あなたに贈るなら
迷いなくピンク9本

こまはは
ところどころで
立ち止まって足踏み
遠回りもしたけど
ここまで来れたね

こまはは

05/01
屋上ビアガーデン
背伸びしてフライング
小ジョッキ合わせて
ぎこちなく「カンパイ」

こまはは
趣きかもす白い庭に
色どり映えばえ
君子蘭のオレンジ
赤紫のチューリップ

こまはは
    … 「チューリップ」 だよ
水色コーデ
お似合いです
オオデマリの花房
真白に輝いて初夏の候

こまはは

04/01
上手の手から
もれた水
さりげなく
そっと掬いとる

こまはは
眺めるほどに
咲きすすむ桜
巣立つ君への
まさに花むけ

こまはは

はなうた
きままにりふれいん
るるるららら
ばいばいぴえん

こまはは
03/01
びしょ濡れになることも
寒さに震えることも
飢えることもない日常が
ミラクルに思えて。。。。。

こまはは

何回も言うよ。
寒い暑い辛い痛い痒い
ネガティブも含めて
生きてる証だもん

こまはは
あらゆる命
みな等しく限りある
長くても短くても
永遠のなかの一瞬

こまはは
02/01
夢と現
ほどよく溶け合って
六巡りめの春
梅の蕾ほころぶを待つ

こまはは
あの冬
鈍色の空から漂いながら
舞い降りてきた綿雪の
真白き残像

こまはは

あたらしい年 癸卯
なりきりうさこで
エアー縄跳び
あ〜しんど。

こまはは
01/01 広がる水平線
寄せてはかえす波
ふたりで見つけた桜貝
2022 in千里浜

こまはは
静かな静かな里の秋
口ずさぶたびに
哀愁ほろほろ
こぼれだす

こまはは

待っていました
春へと繋がるはじめの一歩
七種うどんのご利益
あるあるきっとある

こまはは









2022


12/01
ドームにて
湧き上がる歓声
ほとばしる熱気
ラストチャンスのホームラン

こまはは

影と日向とで一対
どちらも不可欠
影ばかりじゃ耐えられない
日向ばかりじゃくたびれる

こまはは
百点満点の尺度
ゆるいほうがいい
手を伸ばせば
届くほどがいい

こまはは
11/01
15分前のアラーム
「海の見える街」
キキ目線で俯瞰しながら
まどろむ至福

こまはは
とても無理。
分かっちゃいるけど
頭ごなしに言われると
抗いたくなるんよ

こまはは
まるめてこさえた
カラスウリのリース
緑から朱へ果実熟れて
木の実雨

こまはは
10/01
待つよ。
急かさず焦らず
巡る季節に
歩調あわせながら

こまはは
きっとびっくりしてるだろうね
お空の羊さん
再登板の入道さんと
にらめっこ

こまはは
詩のなかで
歌ってる拗ねてる
憂いてる夢みてる
どの言霊も私の分身

こまはは

09/01
来ないかもしれない明日
現実味は薄いけど
胸の裡には一抹の
不安と覚悟

こまはは
とある夏の日の
ぼっちのビール苦かった
茜空もボサノバも
よそよそしくて

こまはは
水辺の綿スゲ
ふわふわふんわり
漂いながら
意中の君探してる

こまはは

08/01
道ばたに
マリーゴールド
揺れている
麦わら帽子の君はどこ?

こまはは

報告。
朝顔の種 蒔いたよ
澄みきった秋の空色
遅咲きのヘブンリーブルー

こまはは
探してる
きっとこれからも
そっけない素振りに
かくしてる誠

こまはは
07/01
走り出したいのに
出力不足否めない
せめて気持ちは
ポジティブに

こまはは
うれしいな。
雨上がりの青い空
ハーゲンダッツのラムレーズン
くちなしの花が咲いたよ

こまはは

私は私の好きなもので
出来ている
まさに!の
キャッチコピーに星五つ

こまはは
06/01
終わるまで
どんでん返しの伏線回収
物語のなかでは七変化
名探偵にもなれる

こまはは
センスの欠片
繋ぎ合わせてごらん
来し方行く末
見えてくるから

こまはは
知らないことは
すぐにググるんだね
切なさにじむ
辞書くんのつぶやき

こまはは
05/01
磨けてるかな
磨き残してないかな
ずっと自前でいたいから
せっせと歯磨き

こまはは

持ち物 装い
立ち居振る舞い
そこに一滴 「らしさ」
と言う名のエッセンス

こまはは 
… 「センス」 だよ 「センス」
桜ソング まいベスト
僕が傍にいるよ
君を笑わせるから。。。
純な男心に うるうるきゅん

こまはは
04/01
2022年4月
無辜の民に寄り添うよに
桜咲き 桜散る
ウクライナに平和あれ

こまはは
強くなりたい
いかなる時も
しなやかに舞いたい
柳には柳の矜持

こまはは
 …「持」 だよ 「持」
はるのゆめ
期待と不安がないまぜ
それでも それでも
わたし前を向く

こまはは
03/01
ときめき春色萌黄色
くるこないくるこない来る
微笑みこぼれて
ほんのり桜色

こまはは
結局自分 井の中の蛙
大海を知らず
されど知りたい
空の深さ

こまはは

靴音軽やかに
野辺を歩けば
水色天使のお出迎え
春の兆しは足元から

こまはは
02/01
きっと。の
先にあるのは明るい兆し
だからね、君の背中を押すよ
きっと、きっと大丈夫!

こまはは
開けっぱなし
つけっぱなし出しっぱなし
油断すると顔を出す
うっかりさんの悪い癖

こまはは
デビューから15年
今ではライフワーク
飽きずに連ねた数多の×に
色とりどりの刹那つまってる

こまはは

01/01
忘れましょう。
ぬかった棘の痛みとか
貧乏くじの苦さとかetc.
時のオブラートにくるんで

こまはは
美味しいものを
美味しく頂ける幸せに
ありがたみ上乗せして
2022年の幕開け

こまはは
  「開け」 だよ 「開け」

呼吸の不思議
吐いて吐いて吐いて
吐ききれば ほらね
身も心も新鮮な気で満たされる

こまはは










2021


12/01
こころ穏やかでいたいから
とんがり君も すね子も
さみしん坊も みんな
ぎゅーっと抱きしめる

こまはは
粒ぞろいの真珠
寿ぎも弔いも
記憶にとどめ
しめやかに艶めく

こまはは
暗号解読
はなから白旗
たぶん。。。
きっと迷宮入り

こまはは

11/01
戦々恐々
地震雷火事親父
鎮まれ鎮まれ
怒りのマグマ

こまはは
繰り返す日々に
うつろう季節の彩そえる
霜月十一月
目にも綾な もみじ色

こまはは

ふたりきりの日常
ツーと言えばカー それでも
口に出して伝えあいたい
「ごめんなさん。」「ありがとう。」

こまはは
10/01
「1+1は2じゃないよ〜。」
目からうろこのメッセージ
ゴムまりみたいに
嬉々と弾んでる

こまはは
駅の改札抜けたら
日常がす〜っと遠のいた
ここから始まる旅物語
記憶の抽斗になに仕舞う

こまはは
みんな集まるって
容易なことだと思ってた
その気になれば叶うことだった
今はもどかしさばかり降り積もる

こまはは
09/01
かくれんぼ
見つかりたくない
見つけてほしい
裏腹思考Lesson1

こまはは
  1」 だよ 「1

動いてるって
動けてるって
ただそれだけで神秘的
神さまの領域

こまはは
向日葵みたいな友だから
お空の上でも きっと笑ってる
地上は心つまることばかり
会いたい会いたい会いたいです

こまはは
08/01
部屋のすみっコが落ち着く
個性的なキャラのスタンプ
LINEで孫と送りあう
ほっこり感は二乗倍

こまはは
線香花火
橙色の火玉
ぽとん。と落ちて
切なさ しばし後を引く

こまはは
なか七 十七文字
俳句のいろは
プレバトで学びて
にわか評論家

こまはは
07/01
ひつようなものは
ひととおりそろってる
足るを知ってるつもりでも
プラスα求めてる

こまはは
夏の風景
もくもく湧き立つ入道雲
走る稲妻 大輪の打ち上げ花火
空にはじまり空におわる

こまはは

らららららら おてんとさん笑う
るるるるるる 風さん歌う
みんなみんな輪になって踊ろう
るるららるるら るるららるるら

こまはは

06/01
じぶんのなかにいる
もうひとりのじぶんとで
「あっちむいてほい」
ブレーキ?それともアクセル?

こまはは

まなびの種は日々の
いとなみの中にある
発芽してもしなくても
種蒔く人でありつづけたい

こまはは
てくてくららら
ひと休みららら
ゆっくりでいいんだよ
未来はららら

こまはは 
… 「ららら」

05/01
するするほどけていく
お気に入りのセーター
巻き取られた毛糸玉
母のぬくもりそのもの

こまはは

もどかしいよね
分かり合えないのは
ふくらむ歯がゆさ持て余す
言葉足らずのだんまり屋

こまはは
見届けようとオオデマリ
清らかに輝きながら
スイカズラの
目覚め待っている

こまはは

04/01
似てきたね
泣き笑いのツボとか
意地の張り加減とか
たぶんきっと ふくれっ面も

こまはは
誕生日は「ありがとうの日」
産んでくれて育ててくれて
祝ってくれてありがとう
いつも傍にいてくれてありがとう

こまはは
うごきだしてる
もごもごむくむくわくわく
みえないとこで
はや夏じたく始めてる

こまはは
03/01
どっちもどっち
なくて七癖
凸凹どうし
あいこでしょ

こまはは

買ったよ
すみっこぐらしのスタンプ
ぬくぬくほっこり
孫とのライン

こまはは
とけていく
淡雪の置き土産
目覚めたばかりの
つくしん坊や

こまはは
02/01
ごきげんよう。
愛しいあなたの
今日いちにちが どうか
健やかでありますように

こまはは

堂々と裸で佇む大イチョウ
雪晴れのお空仰いで
なにおもう?
芽吹きの春が待ち遠しいね

こまはは
遠かった背中とらえ
追い付き追い越し
箱根路をひた走る
若武者あっぱれ

こまはは
01/01
料理する自分
ちょっとばっかし男前
迷いなくきびきび動いて
もやもや吹き飛ばす

こまはは
これから ここから 今度こそ
仕切り直しは
いつでも どこでも なんどでも
はじめの一歩踏みだそう

こまはは

ラーメンのスープまで
余さず飲みほせる
究極のいっぱいに 
いつかは出会えるかしら

こまはは










2020


12/01
ぶきっちょなんです。
手先も生き方も
それもまた愛すべき
わたし「らしさ」

こまはは

夢かな。。。
それとも現?
ゆらゆら揺れながら
まどろむ幸い

こまはは
しめやかな旋律
ミルクティー
おこたのぬくもり
外は木枯らし

こまはは
11/01
季節が過ぎる
ギボシの葉に宿った
朝露の冷たさ
竜田姫の背中 垣間見ゆ

こまはは
涙ぐんだり ほっこりしたり
時空を超えて
旅もすれば恋もする
これぞ読書の醍醐味

こまはは

アルトは縁の下の力持ち
ソプラノは音楽係
仲を取り持つメゾ
心ひとつに奏でるハーモニー

こまはは
10/01
上書き保存
ぽちっとする前に
細く長く息吐いて
おやすみなさい。また明日

こまはは
ベンチは来るもの拒まず
いつでも迎えてくれるから
泣くも笑うも
心のおもむくまま

こまはは

立待ち月
並んで仰げば
ぬくもり充ちる
秋の宵

こまはは
09/01
ピースは
喜怒哀楽のかけら
ゆるく繋げて
日々上書き

こまはは 
… 「上書き」 だよ 「上書き」
充電しても
フルにならないお年頃
ならば省エネぐらし
出来ることを出来るだけ

こまはは
今日のお手柄 雷さま
雨上がりの
夕べの涼しさ
ほんまもの

こまはは

08/01
できるだけ正直に我がままに
そんな日々重ねたら
違う景色が
見えてくるかしら

こまはは
歩き続ける
つまずきも
足踏みも
みんな糧にして

こまはは

白のリネンシャツ
お気に入りの夏映えアイテム
ほどよいシャリ感に
いいね。

こまはは
07/01
ゆらゆらゆらり。
ふわふわふわり。
こころほどけて
はらはらはらり。

こまはは


風吹き抜けて
風鈴の音 涼し
置き土産は
くちなしの香り

こまはは

見つけたら繕えばいい
くり返しなんどでも
破けやほころびは
生きてる証だもん

こまはは

06/01
ずっとみている
並んでみている
空も雲も星も月も
小鳥も木も花も

こまはは


日常のありよう変わっても
季節が巡って来るように
日々の営み
たんたんと たんたんと

こまはは

座った間もなく
立ち動いてたあの頃
渇望してた わたし時間
今はたっぷり

こまはは

05/01
月の明るい夜でした
静寂の庭に
モッコウバラのハミング
オオデマリのささやき

こまはは
好きな歌です。瑠璃色の地球
夜明けの来ない夜はないさ。。。
そう。きっと戻ってくるはず
あなたのわたしのみんなの日常

こまはは
   「日常」 だよ 「日常」
使いこんだ湯呑の感触
手のひらが覚えてる
まあるく包んで
この時を今をいつくしむ

こまはは


04/01
とけそうで
解けないわだかまり
近くて遠い
あと半歩

こまはは
Sing。Sing a Song。
カーペンターズの歌声に
酔いしれたあの頃の
わたしミモザ色

こまはは
話さなくても
余白は埋まるよ。
共感という
ピースがあれば

こまはは

03/01
限界集落の物語
「Iの悲劇」
かなり切ない結末
地方再生は夢物語?

こまはは
おでんでんでん
でんでん太鼓
弾む会話も湯気も
みんなご馳走

こまはは
耳がとらえた
小鳥のさえずり
心なしか華やいで
春の兆し

こまはは

02/01
約束の時刻は
はらはらどきどき
恋ごころ育んだ
待ち合わせ

こまはは
vegetables
大地の恵み滋味豊か
大根 人参 里いも
頭のなかは早おでん

こまはは
   「おでん」 だよ 「おでん」
聞くだけで分かってしまう
丸くなったり尖がったり
萎んだり弾んだり
声って、心を映し出す鏡

こまはは
01/01
くれぐれも無理のないように。
いつもいつもどんな時も
頑張りすぎる相方だから
きっと今年も はらはらどきどき

こまはは

カモン!!!
気迫のおたけび
こころ晴れ晴れ
なおみLove

こまはは 
… 「ve」 だよ 「ve」
また遊ぼうね。
お手玉 なわとび かくれんぼ
さてと、子供に戻れるまじない
だるまさんがころんだ。

こまはは







2019


12/01
お昼寝してます
お静かに。
つかの間の休息
添い寝してまどろむ

こまはは
にらめっこしましょ あぷっぷ。
膨らむほっぺも小鼻も
ぎこちない腕組みも
なにもかもが愛しくて

こまはは
ころがってころがって
お池に ぽちゃん!
どんぐり坊やの物語
かたことの歌声甦る

こまはは
11/01
ねぇねぇ。あのね。
だからね。
ね のむこうには
心かよわせたい人がいる

こまはは
だけどだけどは
割り切れなくて
残ったあまりと
にらめっこ

こまはは
 
「にらめっこ」 だよ 「にらめっこ」
ゆらめくかがり火
川面に溶けて
さびしさ後引く
鵜飼いじまい

こまはは
10/01
ふたつ並べたカップに
淹れたてのアメリカン
いちにちの始まり
満ち足りて秋うらら

こまはは

いかがお過ごしですか?
元気にしてますか?
寝付けぬ夜は
闘病の友想ふ

こまはは
がまの穂綿
お空の羊 
夏のなごりも
みんなみんな茜色

こまはは
09/01
さわやかな青の極み
ヘブンリーブルー
吸い寄せられて
宙に舞う

こまはは
OPEN と SHUT
ノックもなしに
やってくる
対極のお隣りさん

こまはは

朝のまどろみ
夢とうつつのはざま
小鳥のさえずり
空中散歩

こまはは

08/01
いく日ぶりの青空だろう
人も花も木も
命あるものみんなで
喜びましたとさ。

こまはは
  … 「さ」 だよ 「さ」

笑ってバイバイできるかな?
おててつないで
お迎えバス待つ母子の絵
至福ファイルに綴じてある

こまはは
ここにしかない
きらきら抱いて
生きています
生きていきます

こまはは
07/01
eat - ate - eaten
とまと なす とうもろこし
艶々ぴかぴか瑞々しいね
旬の恵み「いただきます。」

こまはは
ふわふわ
なめらか
雪のように白い
メレンゲ姫のため息 

こまはは
幸せです。
くちなしの花が咲いたから。
まん丸お月さま見れたから。
あなたといっしょに見れたから。

こまはは

06/10
地球は怒っています
絶えない戦 憎しみの連鎖
自然破壊 海洋汚染に温暖化
泣きながら怒っています

こまはは
雲間から地上に
降りそそぐ光の柱
神々しい天使の梯子
一期一会の旅土産

こまはは
 
葉の緑 濃く淡く
木漏れ日ゆらゆら散歩道
より添い歩けば
若草色の風そよぐ

こまはは

05/01
カウントダウン
40代 50代 60代それぞれの
迷いも葛藤も後悔もみな浄化して
平成の御代に「ありがとう。」

こまはは
どこまでも果てしない
真っ青のカンヴァスに
フリーハンドで描きたい
ふた筋のひこうき雲

こまはは  
… 「雲」 だよ 「雲」
だまっていても
空気で伝わる
相方の心もち 今は
ご機嫌斜めの黄信号

こまはは

04/01
つれないのは
素振りだけ
わかっているよ。
一皮むけばみかん色

こまはは
指文字の記憶
おさなごの背中
ちいさきまま
やわらかきまま

こまはは
隠し持ってる
ポッケのなかにダンゴ虫
得意げな顔みたら
もう叱れない

こまはは
03/01
難しいけど
むしろ難しいほど
挑みたくなる「数独」
コナンの気分で埋める空白

こまはは
うらうらと
弥生三月
寿ぐように
寄り添い微笑む桜草

こまはは

ばかだなぁ〜。
ばかだねぇ〜。こんなふうに
あったか味のあるばか
語り合おうよ

こまはは

02/01
いつもの私
よそいきの私
いろいろあるけど
〆は笑顔で

こまはは

用意するのは早春の香り
淡雪解けた庭先の
スイセン生けて
君を待つ

こまはは
地図帳は広大なパノラマ
日本じゅう世界じゅう
手中に収め
ゆるりひとり旅

こまはは
01/01
常緑のモミの木
新雪に映えて清し
落葉のイチョウ
凛と立ちて潔し

こまはは

にらめっこしましょ
あっぷっぷ。
笑いこらえて
真剣勝負

こまはは

夢として温め
育んでゆくことで
違う景色が見えてくる
そう。夢はプリズム

こまはは






2018


12/01
明かりにふわふわ
ふんわり抱かれる
今宵のナイトは
十六夜の君

こまはは
ゆくえ辿ってみたら
やりきれなさ ぷちん。
と、弾けてた まるで
しゃぼん玉みたいに

こまはは
 
… 「に」 だよ 「に」
島崎藤村の
「初恋」にときめいて
そっと前髪あげてみた
もの想いそめしころ

こまはは
11/01
シミひとつない
まっさらは どこか
よそよそしいね
ぬくもり恋しい秋時雨れ

こまはは

つながりの
ゆるぎなさに
支えられ
我 ここに在る

こまはは

砂浜の昼顔
潮風に吹かれて
なに想う
満天の星に なに願う

こまはは

10/01
Tシャツ サンダル
風鈴の音色 
秋風吹いて
どこか寂しげ

こまはは
分かれ道
その先見据え
えいやー。と
舵を切る

こまはは
つかんでる感覚が
実感に変わっても
とどめることは出来ない
風も光も人の気持ちも

こまはは
09/01
せつなくなるのは なぜ?
あんなに嫌ってたのに
もうじき さよならできるのに
夏の終わりの摩訶不思議

こまはは

一日中を
四六時中に
変換して浸る 
サザンの世界

こまはは
がらくたに違いない
だけど宝物
誰にもあるよね
そういうもの

こまはは
08/01
あの日を振り出しに
後戻りしたり
足踏みしたり。。。だけどね
ちゃんと前を見てるよ

こまはは

も〜いいかい。も〜いいよ。
カーテンに隠れた
ふっくらフォルム
いと愛らし

こまはは
めいっぱい背伸びして
摘み取ったグミの実
甦る甘酸っぱさ 
遠きふるさとにリンクする

こまはは
07/01
庭には彩がある香りがある
命の営みがある
その全てが健気さに
満ち満ちている

こまはは

よろこびは
見いだすものだから
ささやかであれば
あるほど大金星

こまはは
枠組みの
窮屈さも安堵感も
享受して なお
「らしさ」探る

こまはは
06/01
とぼとぼと うつむき歩む足元に
たんぽぽの綿毛見つけたよ
ふぅ〜。ふぅ〜。ふぅ〜。
いじけ虫も飛んでいけ

こまはは

余白を埋め尽くす満天の星
突き抜ける糸杉
時空をとび超え
鼓動が響き合う星月夜

こまはは

音。光を追いかけ
風にのり
色をまとい
自在に往き来する旅人

こまはは

05/01
ずいずいずっころばしごまみそずい
幼子と興じた日々
ゆく道 灯す
みかん色の記憶

こまはは
重ねて塗れば塗るほど
濁ってしまうから
せめて残しておこう
まっさらの余白

こまはは
 … 「余白」 だよ 「余白」
おこっているのか
あきらめているのか。。。
割り切れない問いは
ちゃちゃっと四捨五入

こまはは
04/01
ばかちん。
懐かしいふるさと言葉
言っても言われても
妙に ほっこり

こまはは
暮らしは
倦(う)まず弛(たゆ)まず
飽きることなく緩むことなく
やわらかに しなやかに

こまはは

波立つくんへ
鎮まり時ですよ
では いつものとこで
凪子より

こまはは

03/01
春なのに
目覚めぬあなたのもとへ
まごころ添えて届けたい
香しいフリージア束にして

こまはは
スパイス数あれど
常備は胡椒ぐらい
頼りになるのは
さしすせそ

こまはは
月の光
ふわふわふんわり
あめつち照らす
ドビッシーの調べにのせて

こまはは
02/01
息せき切って
駆けてくる
幼子抱きしめた日々
日向の匂いがしてたっけ

こまはは

れ れ れんげ げんこつ  
つらら らんどせる るびー 
びーだま まくら ら ら らっぱ
眠つけぬ夜の一人シリトリ

こまはは
前を向く
広がる視界の先に
佐保姫さま見つけたよ
ほらね。春遠からじ

こまはは
01/01
あなたがあなたらしく
わたしがわたしらしく
そう在れることが
なにより幸せ

こまはは
言の葉に
凛とひらく水仙の
命ふきこみ
新春を寿ぐ

こまはは
そこまで潔く
すべてを落とした冬木の桜
骨太の力強さに
励まされ前を向く

こまはは
 
… 「前を向く」 だよ






2017


12/01
そう
今は闇の中
五感を澄ませば
木の葉時雨れ

こまはは

ぜったい
の4文字には
縛られませ〜ん。
宿り木さんのひとり言

こまはは
 ・・・ 「言」 だよ 「言」
わなわなと
震えて佇む冬けやき
枝すべて凛として
ますぐに天をさす

こまはは
11/01
最高でした
満面の笑み
台風一過の
青空のように

こまはは

ずっとそのまま な〜んて
在りえないのが人の気持ち
頼りないけど救われる 
雨のち晴れ時々曇り

こまはは

姿は見えないけど
確かな気配
風のなかに光のなかに
時として花の香に 

こまはは

10/01
響きだす
響き合う
いつのまにやら
絶妙の間合い

こまはは
お待ちくださいな
あったか味噌汁
お持ちします
今宵も具だくさん

こまはは
お姫さま
出て嬉しや坊主めくり
時空を飛び越え
幼子たちの歓喜よみがえる

こまはは
09/01
声が好きです
私に与えられた
カードの中では
きっと高得点

こまはは
ここからだから
めげずに立ち上がれ
遠くから聞こえる応援歌
今しばらくお待ちください

こまはは
 
… 「お待ちください」 だよ

満ちて
溢れた涙
人知れず拭う
詰まらない生きざま

こまはは
08/01
まぼろしみたいに
儚げな刹那の欠片
拾い集めて積み上げる
生きていくってそんなこと

こまはは

WELCOMEって あったかい
陽だまりみたいです
迎えられても迎えても
ぬくぬくぽっかぽか

こまはは
酒は百薬の長
今日のわだかまりは
今宵溶かして
家内安全 夫婦円満

こまはは
  
… 「満」 だよ 「満」
07/01
光をありがとう
窓辺のクリスタル
ゆらゆらゆらり
虹色ワルツ

こまはは

公園の真ん中で
四方に根を張るケヤキの大木
伸びやかに枝葉を広げ
みんなに welcome!

こまはは
 … 「WELCOME」 だよ
抹茶塩で 
摘みたて茶葉の
天ぷら味わう
ほのかに初夏のかおり

こまはは


06/01
緑を引き立てる白
白に映える緑
想い想われ
梅花空木の花ひらく

こまはは


底に降り積もる
あれこれもろもろ
一掃できたらすっきり? いやいや
ほどほどに残しておこう

こまはは
これからのことに
筋書きは無い
ただ言えることは
ひとりひとりが主人公

こまはは
 ・・・ 「公」 だよ 「公」
05/01
ひとつだけだともの足りない
とお もは荷が重い
わたしは身の丈がいい
夢も志も

こまはは
今年もきっとの願叶い
二人で仰ぐ山里の一本桜 
あなたの横顔に
ときめいて春爛漫

こまはは

おとなになったMOMOに
会えるかな
年齢差65.。。
会えたらいいな

こまはは
04/01
代々途切れずに
引き継いでいけたらな
暮らしあってこその家
笑い声あってこその家だから

こまはは
梅の花
散りぎわまでも
清(しん)として
そこはかとなく奥ゆかしい

こまはは

おおきくふくらんだ
しゃぼん玉 ぷちんと
はじけて消えちゃった。。。
虹色の輝きと切なさ残して

こまはは

03/01
お小遣いで手に入れた
ブラザーズフォー 
耳も こころも澄ませた
七つの水仙

こまはは

色どりに
香りを秘めて
蕾ふくらむ沈丁花
季節を巡る花リレー

こまはは

Yes, か No, か
両極のはざまで
迷い揺れる
お守りは塞翁が馬

こまはは

02/01
「使い捨てる」を
「おひまを出す」に
変換してみたら ほらね。
途端に血が通いだす

こまはは

合わせてみたら案外
似合ってたガウチョパンツ
鏡のまえで
品をつけてひと回り

こまはは
Pを二つ重ねてピアニッシモ
軽やかにささやくように
奏でましょう
春は名のみの早春賦

こまはは


01/01
ここにいるよ!
そう伝えたい人がいる 
微笑むことで 抱くことで
時には突き放すことで

こまはは

しみこむほどに深まる
記憶のかけら
そっと すくい上げて
ささやかな夢を編む

こまはは
詩はつくり手映す鏡
背伸びしても
おすまししても
等身大のわたしが見え隠れ

こまはは






2016


12/01
繋がりに支えられ
生かされる
必然にせよ偶然にせよ
奇しき縁(えにし)

こまはは
大もりに盛り上げた
自慢話のその裏に
ぽつんと佇む
寂しんぼ

こまはは
月明り
ふ〜んわり丸くて
ほ〜んのり温かくて
ずっと抱かれていたくなる

こまはは
11/01
ことりは ほんとに歌が好き
父さんのことも
歌で呼ぶんだよ
お孫っちにそう伝えよう

こまはは
まわりとの距離感
無意識に
探ってる揺れている
やじろべいみたいです

こまはは


つつしみの種
一粒撒きました
芽が出て膨らんで
さて、どんな花が咲くかしら

こまはは

10/01
漫画のなかの
たっちゃんに恋をした
ためいきの花
束ねながら

こまはは
怖いほどに
何もかもお見通し
だから あなたの前では
ちっちゃな嘘もつけないの

こまはは
らせんを描く階段を
ふぅふぅ上るその先も
変わらぬ日常で
ありますように

こまはは


09/01
写真は写心
写しての 
写りての
心もちを隠せない

こまはは

本物にやどる
命のみずみずしさ
豪華な布花に勝る
野辺の花一輪

こまはは

つたえたいこと
オブラートに包んで
遠慮がちに投げて
我ながらもどかしい

こまはは

08/01
拾い集めるそばから
こぼれ落ちる記憶のピース
焦らなくていいよね。
わたしはわたしだもの

こまはは


違った肌色 違った顔立ち
違った言語 違った価値観
だから分かり合えないの?
みんな同じ人間なのに。。。

こまはは
時は永遠の旅人
立ち止まることなく
後戻りすることなく
刹那積み上げる

こまはは
07/01
ページから
歓喜の歌を聴く
機微に触れ思いを馳せ
時空を超える

こまはは

記憶している諸々
良きにつけ
悪しきにつけ
未熟な私の精一杯

こまはは
木漏れ日あびて
足早に先行くあなた
なんだか今日は
よそよそしいね

こまはは
06/01
星月夜
天空 光り輝く
今宵が七夕なら
逢瀬が叶うのに

こまはは
ほほえみ。。。
たとえるなら春風
たとえるなら朝露
柔らかくて儚くて心奪われる

こまはは


戻っておいで。
ふかふかお布団
旬のご馳走 彩に花一輪
心地よさ整え うぇるかむ

こまはは
05/01
はじける種子の行先は
風まかせ運まかせ
根を張り花を咲かせ
またここへ戻っておいで

こまはは
 
… 「戻っておいで」 だよ

頼り頼られ支え合い
二人で描く
「人」の文字
バランス取れているかしら

こまはは

働くこといとわずに
嬉々としていよう
動けるって
最高の幸せだもの

こまはは
04/01
風は気まぐれ
水と戯れ
光を追いかける
青田を駆け抜ける君が好き

こまはは


証として
ゆるぎなきもの
共に重ねた日々
41年分の喜怒哀楽シ 

こまはは
待っているのは
あなたからの助け舟
期待半分 諦め半分
明日天気にな〜れ。

こまはは
03/01
いただきます。
ちっちゃなお手手
ふっくら合わせるの
蕾のような孫娘

こまはは
忘れないでね。
健やかであってほしいから
腹八分目
短気は損気

こまはは
そんな感じでうつむいて
地味可愛いね
庭先のクリスマスローズ
春一番待っている

こまはは
 ・・・「待っている」 だよ

02/01
ぽろぽろ
ぺこぺこ ぷよぷよ
ぴょんぴょん ぱらぱら
陽気な脇役 ぱぴぷぺぽ

こまはは
まよなかの静寂
あまたの夢物語
もろとも包みて
雪 降りしきる

こまはは

楽しんでみる
主張し過ぎず声響かせ合って
ハーモニー奏でる
心ひとつに

こまはは
01/01
ぜんぶが曇りない真実?
なんて。。。きっと稀
せめて、わたしらしく
在りたいと願う

こまはは
ふんわり丸っこい の
手のひらに書いてみる
乱れ鎮めるおまじない

こまはは 

輝き見つけたい
雨上がりの水滴 ぷっくりほっぺ
冬萌えの木蓮 窓辺のクリスタル
本日の感度は良好なり

こまはは






2015


12/01
たからもの
鑑定団には出せませぬ
値打ちのほどは
わたしにしか判らぬゆえ

こまはは

踏みしめていく道
今どのあたり?
来たる年も健やかであれ
和やかであれ

こまはは


地中深く息づく根っこさん
枝葉を広げ花咲かせ
お疲れのことでしょう
どうぞごゆるりと。

こまはは

11/01
記憶の海原
すいす〜いと
泳いでいたい
願わくば願わくば

こまはは
 
ぬくみまとい
うつらうつらまどろんで
遠のく意識のなかに
こまの影

こまはは
方向音痴
筋金入りの証
夢の中でも
迷子さん

こまはは
10/01
笑い声と笑顔
セットで留めます
あなたの一番素敵
いつでも描けるように

こまはは
この花が咲くと蘇る
ランドセル背負った通い道
あぜに野辺に
すっくと並んだ彼岸花

こまはは
点のひとつひとつは
ちゃんと覚えてるのに
点と点を繋げるのが苦手。。。
思考も方向音痴

こまはは
 ・・・「方向音痴」 だよ

09/01
る る るるる る る るるる
る る るるる るるる る♪
夜明けのスキャット
口ずさむほどに艶を増す

こまはは
ごきげんの良し悪し
互いに見定めて
押したり引いたり
くっついたり離れたり

こまはは
きっとみててね。
見守っててね。
仏さまに手を合わす
今日も無事にすごせますように!

こまはは

08/01
わいてくる入道雲
山の端からもくもくと
風鈴の音 蝉しぐれ 
葉月8月 夏まさにたけなわ

こまはは


れんこん。ごぼう。にんじん。
まるっこいふぉるむ 優しいね 
だからあえて 
なすび。とまと。めろん。

こまはは
 
明日も
明後日も
そのまた次の日も
平穏でありますように

こまはは
07/01
合わせ鏡のようなもの
かもしれないね
世の中に起こる
すべての出来ごとは

こまはは
薔薇は
冬の眠りにつくまで
くり返し蕾を上げる
なんと健気な女王さま

こまはは

大丈夫。大丈夫。
今も何処かの誰かを
いたわり励ましているのでしょう
大丈夫は魔法のことだま

こまはは
06/01
手触りを
季節にたとえるなら初夏
清しく涼やかに
リネンのシャツを着る

こまはは
気分という名の
お天気屋さん
正直が取り柄
ぴゅあで憎めない分身

こまはは
いつもいる ここにいる
部屋を整え 庭に花を咲かせる
家族みんなの家だから
帰ってくる場所だから

こまはは

05/01
キャラメル一粒口の中
キューブ転がし
わだかまりもろとも
溶かしてく

こまはは

せなかが覚えてる
幼子と戯れた
至福の時
指文字の感触さえも

こまはは
ゆれていること
悟られたくなくて
平静装ってる
ありのままって難しい

こまはは
04/01
守りたいものがある
それは無くしたくないもの
だから何があっても
けっして手放さない

こまはは

雨 降りしきる夜
ゴンドラに乗りて
夢路へむかう
連れ合いの寝息枕に

こまはは
ねっ、うまいこといったでしょう。
無邪気に笑ってみせる
100の喜憂に
折り合いつけて

こまはは
03/01
冷めても
温まる
体内レンジ
稼働中

こまはは
駅前ゆきかう
人の波
隠し切れない
心模様映し出す

こまはは
寂しくて切なくて
お便り風にのせました
宛先はお空のこま
届いていますか

こまはは

02/01
靴紐結わく
その手に
気合を込めて
いざ、出陣

こまはは
戻る場所が
あるから言える
ただいま
やすらぎの4文字

こまはは
待ってるよ。
赤ちゃん蕾に
エール送る
如月2月春の息吹

こまはは
01/01
ひとときの
紅茶ぶれいく
ご破算にねがいましては
夕げの支度

こまはは

出発点から40年。。。
恋するとこから
始めてみませんか
振り出しに戻って

こまはは
味付けは
旨味引き立て
塩分控え目に 
家族想いは母譲り

こまはは







2014

12/01
とけるもの儚くて
どこか切ないね
手のひらで受けた
雪のように

こまはは
ただひとつ
のこったおまんじゅう
わけっこできる
ふたりぼっちのしあわせ

こまはは
旅に出るんだ
探さないで。の書置き残し
ところがどっこい
明日は生協の宅配日

こまはは
11/01
坂をのぼっていく
渋滞のハイウェー
連なるテールランプが道しるべ
銀河鉄道の旅に出る

こまはは

くり返し口ずさむ歌がある
ああ日本のどこかに
わたしを待ってる人がいる
かもしれない夢物語に浸りつ

こまはは
ちからづけられました。
背中にそっとおかれた
あなたの手の
そのぬくもりに

こまはは
10/01
以心伝心の域だけど
言の葉にのっけて
届け合いたいの
ごめん。おつかれ。ありがとう。

こまはは

情けない
あ〜情けない。
沈んではあっぷあっぷ
わたし、そのくり返し

こまはは

らっきょの花 小さくて淡い赤紫
てらいなく力みなく
軽やかに咲いている
こんなふうに生きたいな。。。

こまはは
09/01
コンビーフ缶
巻き取り鍵で
くるくるっとひと回り
最後に開けたのいつだっけ

こまはは
 
ひまわり
すっくと立ちて
お日さまだけを見つめてる
ひと夏の純情

こまはは
海を見ている 群青の日本海
鳥取砂丘の頂きで浸った
胸のすくよな解放感
いまいちど。。。きっとね

こまはは

08/01
ゆれる木の葉 ゆれる風鈴
ゆらゆらゆらり ちりリ〜ん
こまの気配に
目凝らし耳澄ます

こまはは
淡々と過ぎてく
時の流れに
ふっと逆らってみたくなる
蝉しぐれの午後

こまはは
元気でいてください。
この空の下に
あなたがいることが
ただただ ただ うれしいの

こまはは

07/01
スイカズラ
かぐわしく
夏の始まり告げる花
一輪手折りて蜜を吸う

こまはは

お願い!
これで最後にするから
そのたびに
誓約書かけ。と我が夫

こまはは
変わらないね。
それはもしかして
褒め言葉?
それとも。。。

こまはは
06/01 種。たね。お空のタネばあちゃん
スイカが大好物だったね 
ハイカラさんだったね 
今頃くしゃみしてるかな

こまはは
ちょっとムリしてること 
背伸びしてること 
せめて悟られたくない 
負けてばっかしの負けず嫌い 

こまはは
あなたのことを
手のひらにのせて
ころがしてみたの
わたし、ほろ酔い気分
 
こまはは

05/01
わたしのために。とあなた
あなたのために。とわたし 
そんなふたりは 

きっとしあわせ ずっとしあわせ 

こまはは
しなやかに 
柳ゆれて風薫る 
水面きらめいて初夏の色 
こころころころ軽やかに 

こまはは
思いだそうか 目を閉じて 
ひとつ。ふたつ。みっつ。。。 
わたしは何を語るのだろう 
誘われし眠りのなかで

こまはは
04/01
カーテンにかくれた幼子の
ふっくらシルエット
いと愛らし
クスクス。笑いこぼれて 見っけ

こまはは
たぶん気付いてるはず
なのに知らんぷり
好き嫌い好き嫌い好き。。。
一片の花びら ため息ひとつ

こまはは
黒と白が
オセロゲームのように
ひっくりかえったあの日
生かされてる命と思い知る

こまはは

03/01
いとなみも
ままならぬ
そんな時のおまじない
けせらせら

こまはは
僕がそばにいるよ
君を笑わせるから。。。
ぐっときてじんとして
ときめいて桜咲く

こまはは
うすむらさきいろ
暮れそで暮れない空のいろ
小寒い風にゆれる野菊のいろ
憂い包んでくれるいろ

こまはは

02/01
むしろ不器用だから
ひと針ひと針

丁寧に刺し進む
日々のいとなみも

こまはは
おめでとうって
よく頑張ったねって
言いたい言われたい
さぁ。もうひとふんばり

こまはは
 
感情に流されて
大海原にただ一人
ポラリスも見つからない
。。。。。S O S

こまはは

01/01
もう少しだけ
ゆる〜く生きてみたら
眉間の縦皺
見てるほうも切ないんよ

こまはは
サインコサインタンジェント
数式はとうに忘れたのに
記憶に刻まれた
チャイムの音色と解放感

こまはは

我慢の糸 結いながら
えにしの束
抱えているのね
あなたもわたしも

こまはは







2013
12/01
月 仰ぎ見て
愛しい人を想う
いにしえの世も。きっと
はるか未来まで。ずっと

こまはは
スープひとさじ
飲むほどに
よしよし。と
背中さすられて

こまはは

手袋はめた
こんこんこぎつね
曇りガラスの向で
ぴーすさいん

こまはは
11/01
連れてくるよ。風にのせて
金木犀の香り ひつじ雲
気の早い雪虫も
ぬくもり恋しい神無月

こまはは
そのなかに
赤を混ぜたら魅力的
たしかに。と頷きながら
なにも変えない 変わらない

こまはは

ヌケガラひとつ
生きた証がここにある
2013年猛暑の夏
恋は成就したかしら

こまはは
10/01
庭で小さな宇宙
見つけました
花木に宿った
まるい雫のそのなかに

こまはは

わかった。
そのひとことが言えなくて
抗ってるあなた
嫌いじゃないよ

こまはは
それがあるから。。。今がある!
連れ添って38年
「価値観」
と言う名の類似項

こまはは
09/01
ぽんぽんに
膨らんだお腹が
申しております
「余は満足じゃ」

こまはは
一瞬 ほんの一瞬
あなたの瞳に
宿った憂いさえ
愛しくて

こまはは
聞こえてくるよ
くぅ〜ん くぅ〜ん
手をさしのべ抱き寄せる
夢は夢のままに

こまはは

08/01
宝物 ひとつ残らず
カプセルに詰めてある
こんどは何がでるかな
がちゃがちゃ ぽん

こまはは
ありがとう 
どういたしまして
こだまのように 響かせあって
歩んできましたね

こまはは

そう☆ いつのまにやら
夏が好きになってました
命を燃やして生きるすべてが
なんとも健気で

こまはは

07/01
愛し子ふたり
やれおひざ やれだっこ
二言目にはおかあちゃん
虎の子は あの頃の幸せ貯金

こまはは

どこだとしても
たとえ虹の彼方だとしても
魂はここです
ここに居ます

こまはは
ネコかぶって こっそり爪研いで
甘え上手の悪女になろう
な〜んてさ
できもしないくせに

こまはは
06/01
舞う花 舞う人 舞う雪
舞う鳥 舞う風
晴れの舞台で
はらはら ふわふわ きらり

こまはは

命短し恋せよ乙女
すとんと降りてきたよ、詩作の時
繰り返しフレーズ口ずさむ
バスタブにて

こまはは
さびしくてしょうがないのは
さびし虫が目を覚ましたから
胸に抱いて温めて
よしよし頭撫でて子守唄

こまはは
05/01
恋わずらい
素知らぬそぶりに立ちすくみ
微笑み返しに
ふわり宙を舞う

こまはは
福島に夏が来て秋が来て
冬が来て、また春が来た
幾つ季節を重ねたら
光が見えてくるのだろう

こまはは
なんとなく
ただなんとなく
桜を仰いで想う
来年もまた逢えるかな。。。

こまはは

04/01
ちっぽけな なんてちっぽけな
おおらかな なんておおらかな
"なんて"の3文字、かってにくっつけて
沈んだり舞い上がったり

こまはは
本音をオブラートに包んでばかりいたら
いったい何がほんとなんだか
分からなくなっちゃった
そんな時の心細さったら。。。。

こまはは

天使に思えたのです
生まれたてのわが子が
その後のもろもろ差し引いて
なお余りあるほどの錯覚

こまはは
03/01
証にあらがっています
あきらめ 悪いです
鏡相手に
口角あげて すまし顔

こまはは
けつい 決意 けつい
そっと寄り添うかな文字に
四角い決意も丸くなってゆくような
ふしぎ 不思議 まかふしぎ

こまはは
素敵です
この透明感 この清々しさ
如月2月春待ち月
陽だまりには水色天使

こまはは
02/01
繋がっているよ
一人じゃないよ
励まし 励まされ
あゆんできました あゆんでいきます

こまはは
ひとつやふたつ 多いの少ないの
そんなことが一大事
まばたきもせずに目をこらしてた
幼き日の分け合いっこ

こまはは

宝石デビューはアクアマリン
何処にいても 何をしてても
うきうき弾んでた
左手のくすり指

こまはは
01/01
100年先もこの庭に
白い花房咲かせてくださいオオデマリ
会いにゆきます
きっと

こまはは

のみこんだはず
なのに どっかにつかえてる
誰にもあるさね
そんなかたまりの ひとつやふたつ

こまはは
雪に似たもの
純白のウェディングドレス
襟元にはスパンコール
針持つ母の手 よみがえる

こまはは






2012

12/01
いくつになっても気にかかる
運転 気を付けて
ちゃんと食べてる?
恙なくと母はそればかり

こまはは
がんばる つっぱる
ふんばる いいはる
お肌の張りも
気合でなんとかならんかなぁ〜

こまはは
そばにいるよ わかってるって
虹の橋を渡ったこまとキャッチボール
外は雨 冷たい雨
ハートはほっこり温かい

こまはは

11/01
好ましいと思えても
どっかの誰かさんにとっては
好ましくないこと
だからね、人と人はおたがいさま

こまはは
やわらかい秋の陽射しが
朝の窓辺に影落とす
ふんわりオブラートに包まれて
いつしか夢見る夢子さん

こまはは
いっしょにねむる連れ合いの
寝顔そっと見つめたら
しんどいな〜 て書いてある
時には弱音、吐いてみたら

こまはは

10/01
コスモス そよぐ
しなやかに かろやかに
まるで夢見るように
青い青いどこまでも青い空仰ぎ

こまはは
ひとときがあるから
憩えるひとときがあるから
静寂のひとときがあるから
今日も微笑んでいられます

こまはは
る。。。は一筆で描けます
く し そ つ て
の ひ へ ろ ん
なんとも伸びやかで好ましい

こまはは