cap verses  /  そよ日暮らし

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NO.527  2025/01/01 (09人27作)
きぼうのあかり いま 無くては困る




きぼうのあかりが見えないと
嘆き悲しみ見上げた空に
聖く輝く
星ひとつ

ふみちゃん


いまイマ今が繋がって
私の道ができるから
今は今だけ
味わえばいい

ふみちゃん

無くては困る
いろんなものを
もう持ってると
気づいた夜明け

ふみちゃん 
 … 「夜明け」 だよ 「夜明け」

きぼうのあかり
一粒の無限の世界
あってなくないようである
記録確かに

肉野菜


いまここに
あり夜空あり月があり
冷気満ち満ち
照らし照らされ

肉野菜
 … 「照らされ」 だよ 「照らされ」

無くては困る
無味無臭色も形も熱もない
気付かず過ごす
日常に溶け

肉野菜
やさしくわかりやすい言葉づかいのふみちゃんと、禅問答のような佇まいの肉野菜さんの四行が
どのお題でも影響しあって、すばらしいです。ありがとうです。本年も、どうぞよろしくお付き合いくださいね。
良い年になりますように。ぜったいに。 
     追記 …… 「いま」も、どちらも、ものすごくすき。

きぼうのあかり
ひとつひとつ
ふやしていこう
いつかのために

そばかす


いまを生きる
大切ないま
若くもないし
才能もないけど

そばかす

無くては困る
自由な空 
かけめぐる
そうぞうの風

そばかす

きぼうのあかり
あわくみえてきた
はるかなところも
もうひとふんばり

ぬちうむい
 … 「もうひとふんばり」 だよ

いまさらながら
うれしいねたべるのは
かくじのへやごとでも
だいどころでかおあわせ

ぬちうむい

無くては困る
南西に対面する高窓一つ
空 雲 星と友となり
朝焼け夕やけでお腹満たす

ぬちうむい

きぼうのあかりが少しずつ
あちらこちら広がります
最初はちいさな光でも
ぽんぽん大きく光り続けるね

みらい


いま この時を 大切に
過ごしていきたい気持ちです
幾度と挫けそうなっても
ゆっくりでもうまくいく

みらい

無くては困るほんとに困る
なくなったら何にも見えない
ド近眼過ぎるの夜も歩けない
私の大切な相棒は細い淵の眼鏡君

みらい 
ひとつひとつ。いつかのために。もうひとふんばり。最初はちいさな光でも。
…… うん。ほんとうに。どれもがぜんぶ、きぼうの四行。
自分を温め、誰かを照らし、みんな元気になっていく歌。すてきなのです。 

新しい一年があかるい年になりますように。  本年もよろしくよろしくお願いします☆


きぼうのあかり
目印にして
歩き続けた先が
きぼうのありか

ふらっと


いままさに
言おうとしたの
そのことを
大切なこと

ふらっと

無くては困る
ものなんて
たぶん片手で
余るくらいよ

ふらっと

きぼうのあかり
眩しさに
ただ身を任せ
包まれる暖

スー・

いまならば
きっといまなら 繰り返し
思ってみても
後の祭りよ

スー・


無くては困る
1人対1匹だけのこの時間
日々リセットをしてくれる
相棒愛猫今年も感謝

スー・

きぼうのあかり
眠れぬ夜に
ぼんやり月あかり
お守りにして

ナツ

いま と
熱くまっすぐに
歌っていた
あの秋のころ

ナツ

無くては困るものが
無くなっても
もとから無かったように
笑えたら

ナツ


なんかなんか。三人ともが、いつもとちょっと違う角度から来られたような、あたらしい感じ。
「きぼうのありか」に辿りついたり。「後の祭りよ」 「余るくらいよ」 これらの 「よ」 が、なんか効いてて、かっこいいです。
そして 「もとから無かったように 笑えたら」。 
…… なんかねぇ、あそびごころが・余裕が・余白が 良いですねー(^-^)。 すてきー。
今年もどうか、ひきつづき、ずっと近くにいてくださいねー。よろしくお願い致します。 










きぼうのあかり
じぶんのなかの森の木洩れ日
いつだって見にいけるから
じぶんのなかに置くのがいいね

soyo


いまがいちばんいいねって
思い続けて悦にいってる
この部屋の、我のからだの
些細な日々の居心地のこと

soyo


無くては困るものになりたい
そう言って 
どんどん入り込んでくる エーアイ
程よい距離感も妙


soyo