cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.480 2021/02/01 (12組 39作)
ごきげん 堂々と 遠かった
ごきげんですね
すれ違う
風と鼻歌
ペダル漕ぐ人

ふみちゃん

堂々と
晴れの日も雨の日も
海を眺めて
立つ大樹

ふみちゃん
遠かった
初めての道
少しの寂しさ抱えて歩く
帰り道はきっと短い

ふみちゃん
こんにちは。こんにちは。今回もまた、ちょっとした 気づく力や ちょっとした さみしさなどに やられます。
「すれ違う 風と鼻歌 ペダル漕ぐ人」 「海を眺めて 立つ大樹」 「少しの寂しさ抱えて歩く」
今そこを見ている視線がいとおしかった。ありがとうです。






ごきげんに
舞い飛ぶ白い雪の華
芯まで冷える
ここは北国

肉野菜
堂々と
傷つく刹那
全ては絵を描くために
全ては詩を詠うために

肉野菜
遠かった
心の奥のその場所は
全ての過程を
必要とした

肉野菜
ん〜。肉野菜さん…… すごいものができましたね。
「遠かった 心の奥のその場所は 全ての過程を 必要とした」 
うん。ほんとうに。そうゆうことだと思います。
そして。「堂々と傷つく刹那」 これも。すばらしかった。ありがとうです。






ごきげんに歌う小鳥たち
チィチィツィーとうれしいな
ありがとう何があっても
何度でもめぐる春

ナツ
堂々としているひとから
少し離れてうんうんうなづく
心でたくさんの拍手を送る
そんなわたし です

ナツ
遠かったはずの通学路
送り迎えの体育館にグラウンド
あの時は何が私の
ねじをきりりと巻いていたのか

ナツ
「何があっても 何度でもめぐる春」 に、ほんとにほんとにーって共感をして、
「〜そんなわたし です」 に、なるほどぉって、その視線での自己紹介に膝を打ち、
「あの時は 何が私の ねじをきりりと巻いていたのか」 で、なぜかなんだか泣けてきました。すごくすき。




ごきげんな
ゴロゴロ音を聞きながら
毎朝起きる幸せは
どんなものにも代え難いこと

スー・
堂々としていれば
ただそれだけで
どうにかなっちゃう
簡単なこと

スー・
遠かった
壊れた自転車引きずって
ただただ歩く
夕陽の中を

スー・
「堂々としていれば ただそれだけで どうにかなっちゃう 簡単なこと」
ん〜。これもまた、すごい真理でありますね。
みんなどこかで気づいたり、そうなりたいと願ったり、でもまた忘れてアタフタしたり。
悩める若者たちのために壁に貼っておきたいようなことでした。

どんなものにも代え難いゴロゴロ音も大好きでした(*^-^*)






ごきげんいかが
文字だけで
伝わることと
伝わらないこと

ふらっと

堂々と
安心ですと言えるまで
堂々巡りの
歯がゆさのなか

ふらっと
遠かったなんて
言い訳だった
あのころならば
どこへでも行けた

ふらっと
「ごきげんいかが 文字だけで 伝わることと 伝わらないこと」 わぁ。ほんとうに。そうですね。
伝わらないばかりでなく、意図したこととは別の意味で伝わってしまったり。少ない文字で伝えることのむずかしさ。
そのことを、こうしてわざわざ掬いあげ、四行で書いてくださりありがとうです。
(わたしはここで、そのことをずっとずーっと勉強しつづけているのかもしれません。いろんな意味で、感謝です。)


ごきげんよう。
愛しいあなたの
今日いちにちが どうか
健やかでありますように

こまはは

堂々と裸で佇む大イチョウ
雪晴れのお空仰いで
なにおもう?
芽吹きの春が待ち遠しいね

こまはは
遠かった背中とらえ
追い付き追い越し
箱根路をひた走る
若武者あっぱれ

こまはは
ごきげんで
とびこんでくる  
笑顔と笑い声に
まきこまれ

そばかす

堂々と大地に
根をはる大樹から
春の兆しの
声を聴く

そばかす
遠かった
寒かった
北海道の
果てしない道

そばかす 
うん。「ごきげんよう」 と 「ごきげん」 の真骨頂なお二つですね。
「今日いちにちが どうか 健やかでありますように」 「ごきげんで とびこんでくる笑顔と笑い声にまきこまれ」 
わぁー。ほんとうに。 ひねらず、かざらず、そのままに 書いて下さりありがとうです。
そのままの言葉だからこそ、こんなにもまっすぐに伝わってくる想いや温みがありますね。すてきすてき。





ごきげんいかがと
訪ねてくれる友の
その優しさにふれるたび
心に花が咲く

alice
堂々と歌ってる姿に
胸が熱くなる
歌詞でもメロディでもなく
なんだろう。。。

alice
遠かった小学校までの道
今では まるで小さな世界
電信柱の足元に咲く
タンポポさえ懐かしい

alice
「堂々と歌ってる姿に 胸が熱くなる 〜」 うん。うん。そうですね。
感動するって、そんなふうに、言葉では説明できない領域ですね。
ただ歌ってる。ただ立っている。ただそこに在る。 うん。すてきです。(← 一緒に何かを見ているつもり) ありがとうです。






ごきげんななめで泣きじゃくる
小さい子供の瞳から
大粒の涙かあふれ出る
明日はきっといいことあるね

みらい

堂々と胸をはり舞台の上へ
みんなの前で思いを告げて
結果のその時を待ちわびる
生徒会長なれるといいね

みらい
遠かった遠かった田舎への道のり
前夜に船に乗り込んで明け方港に
5時間かけてタクシー移動
やっと着いたよばあちゃんただいま

みらい
あ。ごきげんななめ いいですねー。
「ごきげん」と「ふきげん」の間に、「ごきげんななめ」というポジションがあったんでしたねぇ。
大粒の涙も手に取るように近しく感じられました。他の二つも、しっかりとした物語があり、読みごたえがありました。ありがとうです。






ごきげんになれる
りらっくすできる
りふれっしゅできる
かけがえのないここ

ぬちうむい
堂々と自分なりに
ふるまって来たけれど
妻よ子ども達よ
いま幸せですか

ぬちうむい
遠かった
手を伸ばし
雲を突き抜け
光にとけていく

ぬちうむい
   …  「とけていく」 
「遠かった 手を伸ばし 雲を突き抜け 光にとけていく」
うん。これも。すばらしかった。作者さんの見ている景色は、作者さんだけのものであり、
読む人ごとに情景も違ってくると思われるけれども、なにか息をのむような、そんな刹那がありますね。





ごきげんよう
あいさつかわし
見た目の印象
イメージ変わる

24の瞳(K・I)
堂々と
真剣勝負
オリンピック
一発本番

24の瞳(K・I)
遠かった!!
辛い日!!苦しい!!
がまんできないくらい!!
もういや!!早く終わりたい!!

24の瞳(TAMA)
あいさつをかわしただけで、見た目の印象までもが変わる…… という
そのこと、すごい発見ですね。
みえる世界の色がぐんぐん濃くなるような。うれしい四行でした。





ほんとうに、すごくすごく辛い記憶を
書いてくださったのかもしれないけども
とにかく 「!!」← これがあるだけで
なんか笑って
吹き飛ばせそうな気持ちになりますね。

たいへんなことを!!
おつかれさまです!! 

ごきげんな
人たちみると
なんだかこっちも
うれしくなる

24の瞳(Y・K)
堂々と
スーパーで
買い物したよ
お菓子をいっぱい買ったよ

24の瞳(ねこ)
 … 「買ったよ」
遠かった道のり
マーサ21への買い物は
バスで行ったので
大変だった

24の瞳(Y・K)
うん。ほんとうに。
これがすべてのような気がする。
「なんだかこっちもうれしくなる」 の
いいですね。温かいです。ありがとうです。
うわぁ。これも、嬉しいですね。
堂々と買い物できて、
なんだかこちらもすごく嬉しい(*^-^*)
嬉しいご報告をありがとうです。
「マーサ21」 可愛い名前
ショッピングモールでしょうか
音読すると ちょっと癖になりますね。
自分の知らない固有名詞は
想像力が働いて、たのしいのです。











ごきげんは (否 ふきげんも)
誰かとふかく かかわればこそ。
ひとりなら 凪の日溜まり。
どっちかな どっちもいいね どっちもどっち

soyo
   …  「どっちもどっち」 
堂々と降りつづく雪
ふかぶかとゆらめく炎
しんしんと眠るその人
そうやって ただたんたんと それが幸せ

soyo
遠かったけど
たのしかったね
もうすこし もうすこしって
遠まわりして きたね ここまで

soyo