cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.442  2017/12/01 (10組31作)

そう ぜったい わな
そうなのね
わかるよわかる
愛犬の
無垢な瞳としばしおしゃべり

ふみちゃん
ぜったいね
あやうい
やくそく
ゆびきりげんまん

ふみちゃん
わなや
あな
ひょいととびこえ
あるきたい

ふみちゃん
早朝の
冬の匂いを感じてる
なつかしくもあり
あたらしくもあり

肉野菜
ぜったいの
方向性を探ってる
修正の修正にまた
よろこんでいる

肉野菜
わなとして
この苦しみがあるならば
その必然を
探ってみよう

肉野菜

お二人の「ぜったい」のなかの 「あやういやくそく」 「ぜったいの方向性」 ・・・そんなワードに惹かれました。

なんか、どれもが、人生だなぁって。 四行ずつに込められた、ぜったいてきな人生の機微。
いつも、丁寧に取り扱って下さって、ありがとうです。感謝です。
そういえば
雑木林の端っこに
冬の卵が
三つあったよ

ふらっと
ぜったいに
ぜったいだから
約束は
違えないから

ふらっと

わななきを
気取られぬよう
親指を内側にして
ぎゅぅっと握る

ふらっと

そうなのね
話してくれて嬉しいよ
私でよければ一緒に悩もう
だいすきだからあなたが

ナツ  
… 「あなたが」
ぜったいに
といえるきもち
わたしは持てなくて
だからへらへらしているの

ナツ

わなかどうか
あとになってから考える
反省してもまた
あとになってから気付く

ナツ

うん。そしてこちらもそれぞれの 「ぜったいに 考」 。
シチュエーションが変わればね、きっと誰もが、どちらにも共感したくなりますし、
(毅然としていてかっこいいねぇ) (へらへらしててもいいんだよー) ってね、親しいきもちで声援を送りたくなりますねぇ。
「雑木林の端っこの冬の卵」も気になりまする。 いつも、いつでも、ありがとうです☆
そうしようと
思ったところだったよ
そう言うと
思ったから

alice
ぜったい叶うと信じていたら
気がつけば 道が開けて
思い描いてた
ここにいたよ

alice

わなにかかった兎みたい…
なんてね 
キャンディーズの
歌声が 聞こえきたの

alice

そう
今は闇の中
五感を澄ませば
木の葉時雨れ

こまはは

ぜったい
の4文字には
縛られませ〜ん。
宿り木さんのひとり言

こまはは
 ・・・ 「言」 だよ 「言」
わなわなと
震えて佇む冬けやき
枝すべて凛として
ますぐに天をさす

こまはは
「そうしようと 思ったところだったよ  そう言うと  思ったから」 
「そう  今は闇の中 五感を澄ませば 木の葉時雨れ」

この二つはね、行間の 間合いの 呼吸を少し変えると、どちらも、ぜんぜんちがったものに読めてきたりするので、すごいと思う。
そう、ほんとうに、五感を澄ませば いろいろかわることばかりです。ね。
悲喜交々に、色も多彩に、どんなふうにも変わる見え方。すてきです。来年もまた待ってます♪





そうすると
あれはああなりこうなって
かくかくしかじかわけあって
いつのまにやらなみのまにまに

スー・
ぜったいと
いう事なんてありません
完全なんてないんです
そうそう、わかる、解ってるけど

スー・
わなわなと
身震いするほど怒ったり
辛くて泣いちゃう苦しさは
流れていくから今年とともに

スー・
そういうことで
もう十二月
時の速さは
言うことなかれ

湘南坊主
ぜったいにくる
ねんまつねんし
かんしゃのきもち
わすれなきよう

湘南坊主
わなだとしても
もう十二月
ジタバタしても
すぐお正月

湘南坊主
くー。そして。 このお二人が揃うと、もう、年の瀬感がこみあげてきて。いいですねー。
ジタバタしてもすぐお正月。わなわなも。流れていくから今年とともに。  (うん。あたらしい年が、またあたらしくはじまるんですねー。)
ありがとうです。いつも。ずっと。感謝です。






そうでしょう
おなかが鳴るのは
腹が減った証拠
まちがいない

24の瞳(M.S)

ぜったい絶命
警察に追い詰められた
犯人は周りを囲まれた
もう逃げられない

24の瞳(M.S)

罠に引っかかってはダメ
世の男性
ハニートラップには
気を付けて

24の瞳(レッドアイ)

ふふふ。うん。なにか食べて! 夢ならここで醒めるんだけど。 うーん。罠でもいいからひっかかりたい (え?)


わな
食欲の秋
美味しいものが
いっぱい

24の瞳(TAMA)



うん。このあとも、クリスマス、忘年会、お正月、新年会……って、ずーっと続く誘惑の季節ですね(*^-^*)











そうでした 
ひどくだいじなものごとを
わざと忘れておいたのでした
(冬の水面になにか揺れたり)

soyo
 
ぜったいに
ぜったいだなってわかるから
そのことだけで
へんな自信がみなぎっている

soyo

わななのか
うんめいなのか
われ そこに
われをわすれて 落ちる そこまで

soyo
 ・・・ 「そこまで」 だよ