cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.438  2017/08/01 (10組30作)

まぼろし WELCOME
まぼろしの
大輪が咲く夏の夜
空いっぱいに
鼓動響かせ

ふみちゃん

WELCOME
玄関先で出迎える
笑うひまわり
あるじのごとく

ふみちゃん

酒場から
漏れる
哀愁
歌謡曲

ふみちゃん

こんにちはー。暑いときにも、忙しいときにも、いつもいつでもありがとうです。
WELCOME 玄関先で出迎える 笑うひまわり あるじのごとく ・・・・・ 大好きでした。大好きでした。

うん。ひまわりにはひまわり特有の役割がありますよねぇ。うんうん。





まぼろしの
儚い光を見るような
蛍の季節もすぎたから
熱波押し寄せ真夏の到来

スー・

WELCOME
ウエルカムカム ウエルカム
なんだか楽しくなってきた
明るい気持ちになれちゃう呪文?

スー・ 

酒の燗
熱燗 上燗 ぬる燗と
いろんな温度で味わって
ひとつのお酒の変化を楽しむ

スー・

まぼろしを
追うような
ゆらめく夏の
真昼を歩く

ふらっと
WELCOMEの文字を
横目で見ながら
ほんとうかしらと
訝る天邪鬼

ふらっと
酒粕よりも麹がいいな
夏の甘酒は
からだに沁みこむ
力をくれる

ふらっと

ふふふ。そして。ちょっとね。面白かったので、並べてしまいました(^^)v  WELCOME。
「そんなときもあるあるー」  「わかるー」 って、どちらにも共感できて、どちらもとても自由で解き放たれていて。すごくすき。

あ。そして。お酒はぬる燗。甘酒はもちろん麹。うんうんうんって、楽しみました。
暑いなか、来てくださってありがとうです。WELCOMECOME(*'▽') こころからです☆





まぼろしの
海沿いの道葦が揺れ
海があるなと
思い歩かん

肉野菜
WELCOME
この広い世界へ
遠くを見よ
いっそできるだけ遠くを

肉野菜

酒飲みて
あやふやになる境界の
胡蝶の夢と
この現実を

肉野菜

まぼろしの夏の子ら
木立の陰にひとりふたり
平和を祈ってくれている
見守られてる気がするのです

ナツ
WELCOMEありがとう
嬉しいよ歩く道
ご一緒しましょね
百日紅散るあの角まで

ナツ
酒を飲むなら穏やかに
酒の威を借る攻撃や
違う自分を召喚する
なんてのはダメよ〜

ナツ
うん。そして。この夏の「まぼろし大賞」受賞作ふたつです(*^-^*) 
肉野菜さん。 「まぼろしの 海沿い道葦が揺れ 海があるなと 思い歩かん」  んー。 すてきです。涼しくて。さみしくて。とても好き。 

そしてナツさん。 「まぼろしの夏の子ら 木立の陰にひとりふたり……」 すごく静かにしみわたります。蝉の声だけひびいてる。
いつも丁寧な作品をありがとうです。感謝です。
まぼろしみたいに
儚げな刹那の欠片
拾い集めて積み上げる
生きていくってそんなこと

こまはは

WELCOMEって あったかい
陽だまりみたいです
迎えられても迎えても
ぬくぬくぽっかぽか

こまはは
酒は百薬の長
今日のわだかまりは
今宵溶かして
家内安全 夫婦円満

こまはは
  …… 「満」 だよ 「満」
まぼろしなんかじゃない
確かにいたんだ
輪郭すらうすれても
忘れられないあの声

mako
   ……  「声」 だよ 「声」
Welcome
来る者去る者
こんな感じで
ひとつよろしく

mako
酒嫌いのきみ
酒好きのわたし
そんなこんなで30年
たぶんこれが正解なんだ

mako




「酒」というお題、ほんとうに難しくて扱いずらいものだったなぁと、あとになって気がつきました。
漢字一文字で、こんなに融通が利かないものはめずらしいかもしれませんね(*^-^*) 
そんななか、百薬の長 と これが正解 のおふたり。お見事でした☆
「今日のわだかまりは 今宵溶かして」 「そんなこんなで30年」  うん。すてきですねぇ。ありがとうです。

makoさんは、、、9年ぶりのご投稿です(*'▽')  うれしくて、なつかしくて、ふるえました。かんげき。






まぼろしの愛
まぶしすぎて
何も見えない
でも それがいい

湘南坊主
WELCOME BACK
いとしい人よ
いとおしい夏の
想い出たちよ

湘南坊主
酒は朝
地方旅館で
干物をほぐしながら
飲むビール

湘南坊主
そしてそして。この夏、坊主さんがまぶしすぎます(*^-^*)
たった四行の、ことば遊びなんだけど、どうしてどうしてこんなにも、青春のまぶしさとか、いとおしさがね、溢れてくるから、あなどれません。
「まぶしすぎて 何も見えない でも それがいい」  すばらしいです。すばらしく好き。拍手です。にこ。

まぼろしのように
儚く消えてしまう夢
虹色に彩る
シャボン玉のように

alice

Welcomeboardに惹かれ
おしゃれなカフェに入ってみる
甘く優しいひとときに
こころもちょっとお洒落になれる

alice
酒を少々 隠し味
ひときわ 味が深くなる
ほんのり頬が
染まる気もして

alice

まぼろしの
せつなせつなを憶えてる
たとえば銀河鉄道の
たとえば走り出すときの音

soyo

WELCOMEボードを置くね
ここからが始まりだから
ここからがあたらしいから
ここからは ここからだから

soyo
 … 「ここからだから」 だよ
酒蒸しの
アサリをすこしいただいて
もう酔っている ような気がする。 
(まもなく花火が あがる。ぱぁっと。)

soyo
そして。いま、最後に届いたaliceさんの作品が、いろいろと視点がわたしと似ていて、「これは!」と喜びました。
「ほんのり頬が 染まる気もして」  「もう酔っている ような気がする」 とかね(*^-^*)   うれしいものですね。わぁぃ。
お忙しいなか、届けて下さりありがとうです。