NO.396 2014/02/01 (8人24作) |
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むし |
おめでとうって |
感 |
むしゃくしゃと
未熟な心の片隅で
ときどき騒ぐ
イライラの虫
ふみちゃん
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おめでとうって
照れくさそうな
声が届いた
星の夜
ふみちゃん
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感傷的な風の音と
冬の曇ったガラス窓
冷たい指で拭ったら
小さな月が笑ってた
ふみちゃん
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むしろそこだけ中心に
損得抜きで相談しよう
お願いします生き物代表
地球をリードするならば
ナツ
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おめでとうって
目覚めた花の芽に
ハチが小鳥が
おめでとうって
ナツ |
感じるよ夕暮れに
ほんのかすかな
なきたくなるよな
遠くのうすむらさきいろ
ナツ |
「うすむらさきいろ」 |
むしろ不器用だから ひと針ひと針
丁寧に刺し進む
日々のいとなみも
こまはは
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おめでとうって
よく頑張ったねって
言いたい言われたい
さぁ。もうひとふんばり
こまはは
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感情に流されて
大海原にただ一人
ポラリスも見つからない
。。。。。S O S
こまはは
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「いとなみも」 だよ 「いとなみも」 |
「感傷」 「感じる」 「感情に」 …… うんうんうん。
誰にでもふと訪れる孤独な時間空間を知り尽くしていてテノヒラにそれらをのせてみんな上手につきあっていて。
だいすきでした。感情に流されたあとたどりつく大海原も。ほんとうに。
いつもいつでも お題をだいじに取り扱っていただいて、ありがとうです。「むしゃくしゃ」 「むしろ」 も その丁寧さにかんげきしました。
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むしたちの息づかい
ユキノシタで鎮まっていく
小さなからだ魂に
大いなる野望秘めるきみたち
ぬちうむい
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おめでとうって 君から
ありがとうって 君へ
さようならって 君が
サヨナラって 僕が
ぬちうむい
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感じるままに
つたえた瞬間
耳たぶまで赤くなり
首ったけです君に
ぬちうむい
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「僕が」 だよ 「僕が」 |
むしなんてできない
どんなに嫌いでも
どうしようもなく
関わって生きてる
ひなた
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おめでとうって言われるような
何かをなしとげた日の
日暮れの夕日がきれいなら
どんなにいいだろうな
ひなた
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感じたことをそのままに
まっすぐ受け止める
そうとしかできない君が
たまに羨ましく、愛おしいのです
ひなた
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ぬちうむいさんの 「おめでとうって」。きれいに並んだ四行の起承転結、せつないですね。
そして、「むしたちの大いなる野望」 これには、心が躍りましたっ。
ひなたさんの すなおなきれいなこころのこえの「おめでとうって」、とてもすきです。
それは、どんなにいいだろうなって、読むひともみんな瞳をとじてまぶたに夕日をかんじてるはず。すてきなのです。
おおきくちいさく独自のせかいを、惜しみなくここに展開してくださって、感謝なのです。ありがとうです。
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むしょうに きみに あいたいよ
いま
ふらっと
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おめでとうって
だれかれかまわず
言い歩きたい
春はすぐそこ
ふらっと
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感謝してます すべてのことに 泣いた夕べも
沈んだ朝も
ふらっと
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無視しないでね
赤ちゃんのサイン
泣き声ひとつで
聞きわけて
そばかす
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おめでとうって
100万回
言われた気分・・
恩返しするね
そばかす
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感心してね
だてに
年をとってる
訳じゃない
そばかす
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「おめでとうって だれかれかまわず言い歩きたい 春はすぐそこ」
ん〜♪ 春がくるんだなぁと、暦の上では春なのだなぁと、いま もうれつに嬉しくなってきましたよ。
そしてつづく 「おめでとうって 100万回言われた気分」のそばかすさん
1,000,001 回目のおめでとうを今ここで。おめでとうです。こころからです。
おふたりのシリトリからは みなぎる愛がただよっていて ご相伴にあずかりました。すてきすてき。ありがとうです。
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むしんに躍る音をとらえる
とらえたら
とらえられたら
それがはじまり
soyo
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おめでとうって
いいあえる冬
ゆき降れば
またあたらしい今日がはじまる
soyo
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感じるままに
凍るみずうみ
氷点も暦もなにも
知らないという
soyo
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