NO.366 2011/08/01 (18人49作)
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じっと |
どっち |
かえってきてね
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じっと見上げる
澄んだ目が
愛おしすぎて
泣きそうになる
ふみちゃん
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どっちの道に
進んでも
私の上には
宇宙(そら)があるから
ふみちゃん
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かえってきてね
言わないけれど
毎日願って
いるんだよ
ふみちゃん
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どっち?と訊かれ
応えられもせず
手探りしながら
歩いていく
24の瞳(K・T)
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こんにちは。今回はお題がどれも簡単そうでむづかしく、
深いところにあるものに ついうっかりと触れてしまったのでした……というような
そんなふうなシリトリがいくつもみえたことでした。
そんななか「私の上には宇宙(そら)があるから」ふみちゃんと、「手探りしながら歩いていく」の(K・T)さん。
「どっち」というこのお題から みちびきだせる最大限をみちびいて 記してくださりかんげきでした。ありがとうです。うれしぃの。
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じっとみてても
あきのこない
みればみるほど
やわらかい きみ
すみれのしずく
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どっちもいつも
素晴らしく
知らされないままの
決定事項
すみれのしずく
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かえってきてね
真昼くらいに
ティーメジャーを
磨いてまってる
すみれのしずく
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じっとじぃっと
気配をころし
緑に透ける
羽をみている
ふらっと
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どっちにしよう
どっちにしても
大してかわりはないけど
悩む
ふらっと
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かえってきてね
約束は
しなかったけど
いつかかならず
ふらっと
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じっとみているお二人の視線のやさしさ みているもののやわらかさ(&透明感) …… どちらもとても大好きでした。
行間に、じりじりとした真夏の気配が漂っていることでした。(かくしあじ とゆうものですね、さすが。)
ところでところで。ティーメジャーって、これですね? ⇒ ○
このものをイメージできるかどうかで「磨いてまってる」その時間の素敵さがぜんぜんちがって見えてきますね。やー。すてき。
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じっとして
滝のミストの風の中
さんじゅうろく度の
体を冷ます
肉野菜
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どっちにも
違う世界の花が咲き
痛みと喜び
溢れて光る
肉野菜
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かえってきてね
今日の扉から
遥か遠い空へと
向かう君へいつか
肉野菜
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じっとり
汗ばむ
季節も
好きだし
湘南坊主
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どっちり
しっかり
野菜を
食べて
湘南坊主
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かえって
きてねと
あなたは
言うけど
湘南坊主
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んー。肉野菜さんの 「じっとして」 魅せられました。【さんじゅうろく度】 が絶妙なのです。すごいー。
そしてそして。 じっとり汗ばむ季節も好きな坊主さんのシリトリと並べてはじめて気づいたのですが
肉野菜さんも 「じっと」というお題を見たとき「じっとり汗ばむ」をイメージされて、それが発展して、
この名作が生まれたのかなぁ……なんて考え考え楽しみました。
こんかいのシリトリだけを見てみるとロマン派さんとシンプルさんというようなお二人だけど、
視線はおんなじ様な気がして、今日もたのしいシリトリなのです。ありがとうです。(嬉々としてます(^^)v
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じっと見る
ただただ それを繰り返し
いつか想いが
届くようにと
スー・
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どっちでも
いいよと思ってしまうけど
ホントは強がり
天の邪鬼なだけ
スー・
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かえってきてね
やさしい笑顔で言ったから
そのあとなんだか
悲しくなった
スー・
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じっと見つめる、煮込んでる料理
ぐつぐつ、コトコト、ぐらぐら
じっと待っていられないから
ピアノを弾こうか、踊ろうか
ひなた
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どっちもやめて、さかのぼる
想いを、匂いを、季節を、色を
ぼろぼろでも、くたくたでも
しくしくでも、大丈夫だよ
ひなた
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かえってきてね、いつでもねって
待ってくれてたあなたの得意料理
少しは近づけてるかな
おいしくやさしくできたかな。
ひなた
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じっとして
じっとして
根っこのはえた
重たい体
tan |
「どっちなの?」
頭の中は
行き先求めて
超特急で駆け巡る
tan
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「かえってきてね」
遠くから聞こえる
その声が
今の私のみちしるべ
tan |
「駆け巡る」 だよ 「駆け巡る」 |
「かえってきてね」 おもいのほか 扱いづらいお題でしたね。
心象的な作品が多いなか、この三作の「かえってきてね」はしっかりとした対象が(記憶が)たしかにありそうで。
大事なのです。ありがとうです。
10年選手のスー・ちゃんと、三回目のご投稿となりました ひなたさん。そしてそして今回デビューのtanさんなのです。
ありがとうです。ありがとうです。ようこそここへ、どうぞよろしく。すえながく。
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じっとしていると
いろんなもの沈殿してくる
外へ出て歩こうよ
ドレッシングのビン振るように
ナツ
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どっちにも進めないなら
立ち止まって
少し休んで行ったら
ここは風が涼しいよ
ナツ
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かえってきてね
ふうっと風にのって触れて
私にもそれが
わかるようなカンジでね
ナツ
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じっとして
まってる♪
いつになったら
帰ってくるの?
24の瞳(えっちゃん)
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かえってきてね
いまついたよここに
こことはここよ
今いるここよ。
24の瞳(えっちゃん)
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「ここよ」 だよ 「ここよ」 |
さてさてそして。こちらはたぶん抽象的な心象的な象徴的な「かえってきてね」。 すてきなのです。だいすきなのです。
ナツさんの 「私にもそれが わかるようなカンジでね」
(えっちゃん)さんの 「こことはここよ 今いるここよ。」
おかえりなさいと言いたいような。ありがとうです。拍手なのです。
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じっとしてたら
もったいないから
ジリジリ太陽に負けずに
私は今日も風とおいかけっこ
歌鳥
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どっちに行けば
正しい人生かなんて
誰にもわからないよね
だからとにかく、歩いてみよう
歌鳥
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かえってきてね 約束だよ?
会えない日々に
私は負けたりしないから
だってあなたが大好きだから
歌鳥
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じっと見てみる
洗濯中の地面
小刻みに動くアリ
そんなに動かなくていいのにな
24の瞳(プリンセスよーこ)
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じっとしてたら もったいないから うごきはじめる歌鳥さんと
地面のアリを そんなに動かなくていいのになって じっと見ている(プリンセスよーこ)さん
それぞれに そのときどきにちょうど良い自分のリズムをわかってて、
夏だからこそ動いたり 夏だからこそのんびりしたり、夏はひときわそれぞれらしさが際立ちますね。
どっちもいいな。だいすきでした。良い八月になると良いです。
(洗濯中ってゆうのがいいなぁ。水が飛び散るところまで見えて涼です。)
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じっと待つこと耐えること 得意なんですって 大きな声では言えなくて だってまったく積極的じゃないでしょう
ぷーくま
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どっちを選んだらって
いっつも近道さがしてたら
とっても遠回りをしてきたこと
気づいたから
ここからが本当のじぶん
ぷーくま
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かえってきてね
みんなで くっついて甘えて喧嘩して 南の国まで旅をして 春になったらすごい飛びかた見せてね
ぷーくま
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じっとしててね動いちゃダメよ 言葉を言う時みんなが進み 後ろを振りむくとみんなが止まる だるまさんがころんだ
みらい
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どっちに行こうか迷った時は
周りの景色を見渡して
お花の道に進みます
知らない道でもこころがほっこり
みらい
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かえってきてねと約束しても わかったよと答えてくれても 休憩取れなきゃ帰れない 今日も宿直1日がんばろうね
みらい
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「ほっこり」 だよ 「ほっこり」 |
うん。なんか。思いがぎゅぅとつまってて、ありがたいです。ありがとうです。
おふたりの「どっち」に挿絵を描きたい気持ち (いえ わたくしは描けないんだけども)
のどかな道をてくてくとゆく女の子たち。(近道 花道 まわり道 気づき ほっこり これからの道)
むこうがわには おだやかな秋 というふうな。いいなぁ。(……と、ひとりあそびが過ぎますね(^^ゞ すみませんー。)
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じっと待つ
じっくり思う
待つことに
慣れる雨の夜
そばかす
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どっちがすき どっちもすき 夢みることも 夢みる人を思うことも そばかす |
かえってきてね、と 約束したけど ずっとわたしのなかに 生きていたね そばかす |
じっとまち
ねがうだけから
ゆうきをだして
ちかよってみる
ぬちうむい |
どっちへ行こうか
三叉路の前で思い巡らす
みぎ(東)、まんなか(北)、ひだり(西)
いずれも善悪・苦楽ある道
ぬちうむい
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かえってきてね
なんて言われたことなき
気楽な暮らしに
ひとり苦笑いする
ぬちうむい |
そして 最後になりました。おふたりの「じっと」がずっとリフレイン。
じっと待つ じっくり思う 待つことに 慣れる雨の夜
じっとまち ねがうだけから ゆうきをだして ちかよってみる
おなまえ含め ひらかなのバランスやさしくここちよいです。ありがとうです。大好きでした。
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じっとしていられずいつも地団駄を
踏んでたようなその足が
いまめぐりあう
風の韻律
soyo
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どっちみち だめだったんだ
そんな日は
かくれてまるくまるまって
だれかのせいにするといいよね
soyo |
かえってきてねと言い添えて
飛ばした綿毛
かえってきてね かえってきてね
予定調和でかまわないから
soyo |
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