cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.356 2010/10/01 (14人42作) 
颯爽と
どよどよと

颯爽と
前だけ向いて歩きたい
頬の涙を吹き飛ばす
強く優しい風に吹かれて

ふみちゃん
どよどよと
お腹の中でうごめいて
私を困らす
未熟な何か

ふみちゃん
水のように
ひかりのように
ひつようなのは
あなたのえがお

ふみちゃん
颯爽と
舞い上がれ
未来色した
少年の夢よ

湘南坊主
 
どよどよって
どのようなのさ
よどんでいるよな
かんじなのかな

湘南坊主

水は
万物の
生命の
源なり

湘南坊主


颯爽と
冷たく強い風さえも
嬉しく思う
日々がまたくる

スー・

どよどよとろとろ
やわらかく
池の深くで
冬眠しましょう

スー・

水たまり
嵐が去ったそのあとも
いろんなことを
映し出してる

スー・

颯爽と
躍り出たつもりがずっこけて
ああ
いつもと変わらぬ私がいる

沙音
どよどよと
がやがやと
学生時代の全校集会
君の面影いたるところに

沙音

水こんこんと
面に映して流しさる
止まらずうつろう
時というもの

沙音

「いたるところに」 だよ
颯爽と
いきたいなあ
そんな背中を見せたいなあ
すてきな背中、憧れるばかり

のほほんわか

どよどよと
淀んだ心に
漂白剤
かけてみたいと思ったりして

のほほんわか
水がキラキラ
魚がはねて
浸した足がキリリと冷えた
水の記憶は色褪せないな

のほほんわか

颯爽と涙を見せる
だれかの横顔
うまくいえない
言葉にできない

すみれのしずく
どよどよと
天罰みたいに
おしよせてきた
春の産声

すみれのしずく

水にふられた
かえりみち
これが恋かと
きゅんとなる

すみれのしずく

颯爽と、
自由きままに流れていく
そんな秋風は
どこか君に似ているね

歌鳥
 
 
どよどよと
慌てて歩いちゃ損だよね
今日という日、時間には
もう二度と巡り合えないのだから

歌鳥
水曜日の映画デート
水玉もようのリボン
水色のワンピース
結びつくのは、僕の愛しい恋人

歌鳥



颯爽と
静かな朝を切り進み
ススキを揺らす
大気きんいろ

肉野菜
どよどよと
どんぐり達の落ちる道
鎮守の森の
空いわし雲

肉野菜
水清く
枯葉が浮かぶ水面の
光を受けて
ゆれる水底

肉野菜
「きんいろ」 だよ 「きんいろ」
颯爽と、旅人のように
秋風を受けて歩き
移りゆく景色を楽しむ
こころを持って

Swift

どよどよと迫り来る
雲から降る雨や
容赦なく吹き荒ぶ風にも
流されない一途さを

Swift
水で汚れを落とす
そのついでに
今までの負の遺産も
きれいさっぱり洗い流そう

Swift

「洗い流そう」 だよ  「洗い流そう」
颯爽と
夢から醒めて
風を見る朝
今日もはじまる
 
みなち

どよどよと
夢から醒めて
空を見る朝
今日は雨かな
 
みなち

水色の
長靴あるからだいじょうぶ
雨の日だって
どこまでだって
 
みなち

颯爽と 風をおこして
やってくる
冬の先鋒
木の葉の乱舞

スイートポテト
どよどよと 都会の音に
流されて
大切な音
忘れてないかな

スイートポテト

水色のスカーフ
似合うね
紅葉した
山だから・・・・

スイートポテト

颯爽と笑う人
立ちふるまえば
かんきつが香る
あこがれの人

ナツ

どよどよと
湧き上がる
憂鬱の黒い雲
のちゲリラ豪雨

ナツ
水キラキラ
ホースで虹を作ろう
みどりとみずいろの世界で
生きてるよろこび

ナツ

颯爽と
歩く人生
背筋のばして
踵ならして
 
そばかす
どよどよと
溜る不安を
はらって 笑って
明日に進む
 
そばかす
水滴を
はじいて光る
風ひらり
明日も輝け
 
そばかす

 



颯爽と
すすきのはらを吹き渡る
風 風 風を
あびてあしたへ

soyo
どよどよとどよめくものを
ひとつずつ
ただしくただし
そよそよとゆく

soyo
水ぎわに
立ってごらんよ
なんらかの
作用があるよ 水の力の

soyo