cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.347 2010/01/05 (14人42作) 

うぅ・・・まちがえてコメントを消してしまいました……ご了承ください_(._.)_
ふたり黙って
まだ遊んでる
探してしまう
ふたり黙って
つなぐ手の
熱さが勝る
冬の海

ふみちゃん

まだ遊んでる
ふわふわと
白い妖精
窓のそと

ふみちゃん

探してしまう
いつまでも
君の面影
雑沓の中

ふみちゃん
ふたり黙って
寄り添えば
冴える三日月
星も寄り添う

ふらっと

まだ遊んでる
星々を
置いてお先に
おやすみなさい

ふらっと

探してしまう
駅の人人
人人の波
ひとりのあなた

ふらっと

ふたり黙って
お茶を飲んでる
抱負も始点も
今は湯気のなか

すみれのしずく
まだ遊んでる?
心はかまくら
会いたいひとに
わたしは会いたい

すみれのしずく

探してしまうの
やめてみようよ
カラスも三日は
鳴かないそうだよ

すみれのしずく
ふたり黙って
ふたりんぼ
あなたとわたし
二人んぼ

湘南坊主

まだ遊んでる
飽きてきたのに
独り遊びは
つまらないのに

湘南坊主
探してしまう
あなたの過去を
ごめんなさいね
それが性なの

湘南坊主
ふたり黙って
手つなぎ見つめて
それから
それから

あ〜でるはいど
まだ遊んでる
もう帰ろうよ
聞き分けないない
2匹の宝

あ〜でるはいど

探してしまう
日なたの原っぱ
ハート4枚の
あの葉っぱ

あ〜でるはいど
ふたり黙って 寒空の下
ポケットの中 手をつなぎ
座ってるだけで
幸せなのだ

みっぴー

「まだ遊んでる」
くすっと笑う
波打ち際で
足元ぬらして

みっぴー

探してしまう
その姿を
あの香りに
出会うたびに

みっぴー

ふたり黙ってる
道がふたつに分かれてゆく
日々が静かに川になり
背中の間を流れてゆく

ナツ
まだ遊んでるの
帰りたくない風の子が
お砂場で
ひとりくるくる舞っている

ナツ
探してしまうのかな
いつかその日が来たら
ぬくぬく甘えていよう
今は気づかぬふりして

ナツ
ふたり黙ってしまうのは
始めの頃は楽しくて
終わりのころには
悲しくなるもの
 
スー・
 
まだ遊んでる
遊び足りないこんな夜
相手を探して見てみたら
眩しい満月こんばんは
 
スー・

探してしまう
そんなクセ
早く忘れて
しまえばいいのに
 
スー・

 
ふたり黙って
星を見る
キラキラ2010年と
航海者たちの道しるべ

ひかる (花外)

まだ遊んでる面の船は
木の葉、言の葉、合い言葉
「おむすびあれば、大丈夫」
「さぁ、まいりましょう」

ひかる (花外)

探してしまう
聞きたくなる
おむすびのたねは
何でした?

ひかる (花外)

ふたり黙って
心さぐり 想いつのらせ
少し離れ ゆっくり歩く
年の瀬の くらやみ坂
 
Kei-kura
 
まだ遊んでる
閉校となる校庭で
そっと過ぎ去る時を忘れ
少年少女ら合わせて五人
 
Kei-kura
探してしまう
決まったところに
おいたはずのメガネ
夕陽で目覚める一日の始まり
 
Kei-kura
ふたり黙って
雨の匂いを
ホメラレモセズ
クニモサレズ
 
肉野菜

 
まだ遊んでる
追いかけてみる
トマッテイルヨ
サオノサキ
 
肉野菜

探してしまう
若き父母
コノミチハ
イツカキタミチ
 
肉野菜

ふたり黙って
ぼんやりと
見つめる先には
からくり時計

のほほんわか

まだ遊んでる
やさしい雪が
チラホラ舞って
ホカホカするから

のほほんわか

探してしまう
小さなあなたのその先に
私を見つめる
おだやかな父

のほほんわか

ふたり黙って並んで歩く
たったそれだけのことが
僕らにとっては
とても、むずかしいことだよね

Swift
まだ遊んでいる夢の中に
もう少し浸っていたい
そんな気持ちを一喝する
目覚し時計

Swift
探してしまうときは
見つからないのに
中断して、しばらくしたら
思わぬところに見つかる

Swift
ふたり黙って
かわすあいさつ
ぎこちなくなるしかなくて
ゆきにゆだねて

soyo
まだ遊んでる
ような気がする(100年後)
あの出来事はなにもかも
バーチャルでしたと気づいてもなお

soyo
探してしまう
きれいなかたち
ずるくても いいね いいよね
ゆきのきょくせん

soyo