cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.339 2009/05/01 (19人57作) 
ゆきつもどりつ 君は君 なにもかも
ゆきつもどりつ
ゆれながら
我も季節も
未来へ歩む

ふみちゃん

君は君
小鳥は小鳥
空は空
くらべようなどあるはずもない

ふみちゃん
なにもかも
洗い流してくれそうな
川の流れに
素足ひたして

ふみちゃん
こんにちはー。
ねぇねぇ皆さん どうして こんなにも ふみちゃんはふみちゃんなんでしょうねぇ。
たまらないです。ひとつひとつが。誠実で。ほれぼれしちゃぅ。ほんとうに。
『君は君 小鳥は小鳥 空は空 くらべようなどあるはずもない』  うん。うん。うん。
ありがとうです。
だいじです。




ゆきつもどりつ
いちにちいっぽ
自ら歩いて
つかみゆくもの

みなち
君は君でも
色が変わるから
何度もころりと
だまされてしまう

みなち
なにもかも
なくしたわけでは
ない
けれど

みなち

ゆきつもどりつ
花占いの
最後の一枚
確かめるやうに

スイートポテト

君は君 自分の足で
歩いてく
僕もやっぱり
一人で歩く

スイートポテト

なにもかも 
無くしてしまう 失敗を
した人だけが
知る愛もある

スイートポテト

「なにもかも」 ぐっときました。
みなちの行間 たまらないです。まいるなぁ・・・。
そしてスイートポテトさん。なにもかも 無くしてしまう 失敗 は、したくないなぁと思いつつ、
あぁでも だけど その愛は、いつか手に入れたいなぁなんて思ってみたり。
なんかいも、読みたいふたつの「なにもかも」でした。ありがとうです。





ゆきつもどりつ
星屑おとしつつ
なんねん後かに
ふりかえりつつ

すみれのしずく

君は君だよ、
いってほしくて
こんなにも
いいたい

すみれのしずく

なにもかも
整列してたら
こわいでしょう
五月の桜より

すみれのしずく

ゆきつもどりつ
時計をみつつ
遠目の姿に
平静装う

みっぴー
君は君だと
言ってあげるよ
だから笑顔を
見せてください

みっぴー

なにもかも
わかったふうに
見せかけて
実はノミの心臓だったり

みっぴー
「なにもかも」 などとゆう お題を前にすると、どうしても
大きなくくりで自分の世界を捉えてしまいたくなるのだけれども
そんななか、きらっとひかる すみれぶし・・・なにもかも整列してたらこわいでしょう・・・・・・
うんうん。こわい。うつくしすぎる桜並木も。ひとのおもいも。おもいでも。に。

あぁそして。なにもかも わかったふうに見せかけて ・・・ ノミの心臓。 
にこにこにぃー・・・。こあくま的なチャーミングさん。かなわないなぁ。もぉ・・・なんて、頭を掻いてしまうのでした(^^)v
(「ぜんぶ僕にまかせておいて。」 なんてことを言ってしまった者の気分で・・・)




ゆきつもどりつ
波にゆられて
夢みる いつか
漂い着く 果て

ナツ
君は君
私はワタシ
も一度そこから
考えようよ

ナツ

なにもかも愛おしい
4月の午後に
揺れる 若葉
散る 花びら

ナツ
ゆきつもどりつぼくたちは
時間を使って遊んでは
時々後悔してみたり
だけども桜で励まされたり
 
スー・

君は君
ぼくはぼくだし迷わずに
心を開いて
歩いていこう
 
スー・

なにもかも
すべてが今は輝いて
見上げるぼくに
舞い散る桜
 
スー・ 

ゆきつもどりつの
思考はめぐりめぐって
希望と不安が交差した
三月の日々

Swift

君は君のままで
僕は僕のままで
それぞれの道の先で
また必ず会える

Swift

なにもかも初めての
ひとりぐらし
時間が経つのが
ますます早くなったかな

Swift

「日々」 だよ 「日々」
君は君 私はワタシ / 君は君 ぼくはぼくだし / 君は君のままで 僕は僕のままで
・・・と、ゆうふうに始まる三つの四行シリトリは、
も一度そこから 考えようよ / 心を開いて 歩いていこう / それぞれの道の先で また必ず会える
・・・と、ゆうふうにしめくくられて終わるのでした。
すてきだなぁ。

と、いうわけで、Swiftさん。はじめまして。こんにちは。ようこそここへ。ありがとうです。
すえながく、お付き合いいただけると嬉しいです。わぁぃ





ゆきつもどりつ
振り子のまやかし
世界は確かに
進んでいるのに


君は君で僕は僕
ひとつにはなれない
だけど限りなく僕は
君と一緒がいいなぁ


なにもかも置いて
空を見上げていたら
ある日、翼が
はえていました


ゆきつもどりつ
きみとたいりつ
はしるせんりつ
まもろうきりつ

湘南坊主

君は君とて
右手を上げて
神に誓って
愛を求めて

湘南坊主

なにもかもない
さびついた愛
それでいいかい
あえて聞くまい

湘南坊主

ゆきつもどりつ
するうちに
いつしか心
夕焼け色に

ふらっと

君は君だと
わかってくれる
出会いがきっと
まっているはず

ふらっと

なにもかも
手に入れようとしなければ
きっと笑える
笑えるきっと

ふらっと
ええとねぇ。なんかこぉ。一読したときにはなんでもなかったものでも
背景にある物語を想像したり創造したりしているうちに、ぐぐっと深く届いてきちゃうことがあって、
今回は、この三つがそれなのでした。
ほんとのところはわからないけど わたしのなかではかなりせつなく せっぱつまった物語たち。

ゆきつもどりつ 振り子のまやかし 世界は確かに 進んでいるのに
君は君とて 右手を上げて 神に誓って 愛を求めて
なにもかも 手に入れようとしなければ きっと笑える 笑えるきっと

うん。すてき。 ありがとうです。どんなときにもいつもいつでも届けてくれて感謝なのです。




ゆきつもどりつ
小さなてのひら
ちからをこめて
すくすくすく

のほほんわか

君は君
つぶやくだけで
じわりとなみだ
会えてよかった

のほほんわか

なにもかも
かがやく宇宙
きみのめがねを
のぞいてみるよ

のほほんわか

「会えてよかった」 だよ
ゆきつもどりつ
進むが人生
泣いて笑って
歩むもまた人生

歌鳥
君は君らしく
私は私のままで
二人の恋
大事に育ててこうね

歌鳥

なにもかもが
幸せでした
あなたが傍にいる日々は
夢のようでした

歌鳥

そして。もうひとり、はじめましての のほほんわかさん。
すてきすてきなシリトリネームなのです。ようこそここへ。ありがとうです。
小さなてのひら 見つめて過ごしていらっしゃるようで、楽しみなのです。どうぞよろしくお付き合いくださいね。

君は君 つぶやくだけで じわりとなみだ 会えてよかった
君は君らしく 私は私のままで 二人の恋 大事に育ててこうね

どちらもとても、とても素直にすぅっと胸にとどいてきます。だいすきでだいじなのです。ありがとうです。うれしぃな。





ゆきつもどりつ
ドアの前
子犬のように
僕はそわそわ

沙音
君は君流
はばたいて
いつだって合わせる僕は
そのままだから

沙音

なにもかも
おわったあとのさびしさは
川ゆく風を空っぽの
両手にだきしめて

沙音

ゆきつもどりつ
ふたつみっつ
はつらつもーれつ
ななつやっつ
 
Kei-kura
君は君
いつも夢見て
きみはきみ
幾夜夢見る
 
Kei-kura
なにもかも
なんくるないさと思えるから
αの星レグルスを
今夜も見つめて心静める
 
Kei-kura

ゆきつもどりつ
ゆめみつつ
ゆうきをもって
ゆっくりゆくよ
 
そばかす
君は君
白は白
潔く
染まるなよ
 
そばかす
なにもかも
笑いにかえる
魔法のつえを
ひと振り
 
そばかす

なにもかも おわったあとのさびしさは ・・・・
なにもかも なんくるないさと思えるから ・・・・
なにもかも 笑いにかえる ・・・・

すいもあまいも噛みわけた人の余裕がかいまみえ、きれいなのです。だいすきでした。
「ゆきつもどりつ」も 「君は君」も 同じトーンの安定感です。ありがとうです。春によく似た いい匂い。




ゆきつもどりつ
季節は進み
雪じゃ桜じゃ
般若じゃ神じゃ

okka

君は君 齢重ねて
キミ度が深み
待ち伏せる漸近線にて
君であれかしと杯を掲げる

okka

なにもかも遠ざかる
ぬくもりの記憶も
恋した痛さも
そしてもいちどボクは生まれる

okka

「生まれる」 だよ 「生まれる」
いやはや そして お久しぶりの okkaさんです。うれしぃなぁ。

「雪じゃ桜じゃ般若じゃ神じゃ」 「齢重ねて キミ度が深み」 「そしてもいちどボクは生まれる」

ことばのはしばしに ぐっときちゃってまいってしまう。さすがなのです。
すぺしゃるでした。ありがとうです。いやはやほんとに。うれしぃなー。(と、リフレイン)

ゆきつもどりつ
ちんたらりん
踏み出せぬあたし
まるでブランコ

あ〜でるはいど
君は君
そのコンプレックス
実は意外に魅力的
どうか変わらずそのままで

あ〜でるはいど

なにもかも
埋めちゃえホイホイ
ココ掘れニャンニャン
やっちまえーい!

あ〜でるはいど

ゆきつもどりつ
よるのぶらんこ
ひつような
ひつようあくな夜ね きれいね

soyo

君は君だよ 
あのひとの
こどくが生んだ
生んだ らいおん

soyo

なにもかも
結晶なんだ
瞬間に せつなせつなに
よぎるすべてが

soyo

そしてさいごになりました。ゆきつもどりつ ちんたらりん の あ〜でるさんです。
ねぇねぇ ふしぎ。 あ〜でるちゃんのシリトリが、ぎりぎりセーフで、いま届いたので、
たまたまここに並べたのです。そうしたら、奇しくもわたしのシリトリと 「ぶらんこ仲間」なのでした。うれしぃなっと。

あ〜でるさんのシリトリは、いつもたいそう明るくて、たのしく可笑しくそしてそれからそこはかとなく哀しくて。
だいすきなのです。ありがとうです。