NO.333 2008/11/01 (15人47作) |
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粉
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欲しい |
あくび |
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粉雪の 夢見て 目覚む
秋寒の朝
ふみちゃん
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欲しいのは 形なきもの 目に見えぬもの
清く尊い思いのように
ふみちゃん
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あくびをしたら
なみだがでたの
かなしいえがおの
きみがつぶやく
ふみちゃん
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粉がくれる 午後のシアワセ オーブンから いいにおいね
ナツ
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欲しいけど
やめとく
手にしたらきっと
後悔する
ナツ
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あくびひとつ
なみだがぽろり
そおいうことに
しておこう
ナツ
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あくびをしたら なみだがでたの かなしいえがおの きみがつぶやく
あくびがひとつ なみだがぽろり そおいうことに しておこう
ねぇなんで? なんでなんでふたりとも こんなにやさしいひらかなをあうんの呼吸で使うんでしょう。
まいってしまう。すてきなのです。ありがとうです。
そして ナツさんの「欲しい」は下へと続くのでした・・・↓
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粉々になっても 水をあげて ねったらまた
ほら、元通り
中トト
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欲しいな
と思わない
嘘
思わないようにしてる
中トト
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あくびなら 愛してる人の腕の中で 朝まで一緒に
眠れるのなら
中トト
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粉まみれ ふわふわ たたいて鏡見て 今日はちょびっと よそいき気分
スー・
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欲しいから
ただそれだけで我儘に
迷わずにほら
取ればいいのに
スー・
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あくびして それが移ってしまうほど 真横にいよう ずっと仲良く スー・
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欲しいけど やめとく 手にしたらきっと 後悔する (ナツ)
欲しいな と思わない 嘘 思わないようにしてる (中トト)
欲しいから ただそれだけで我儘に 迷わずにほら 取ればいいのに (スー・)
「欲しい」というお題は、そこだけでもう リアルでタイトな意味を持つのでむずかしぃなぁと思っていたのだけれども・・・
・・・この方々の 「欲しい」四行、まっすぐでごまかしがなくきゅんとしました。大好きでした。
スー・ちゃん・・・らしぃ〜
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粉ひきニワトリ
優しい子
ダメダメ
毒を入れちゃいな
あ〜でるはいど
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欲しい欲しいと
駄々をこねたら
わたしのものに
なってくれはる?
あ〜でるはいど
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あくび顔
帰宅の車内は
老若男女ヘンな顔
かく言う私もヘンな顔
あ〜でるはいど
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あぁ そして。そしてそして あ〜でるさんです。お久しぶりです。うれしぃな♪
欲しい欲しいと 駄々をこねたら わたしのものに なってくれはる?
ええと えとえと。 これ とても、とてもとても、ぐっときました。・・・コメントは不要ですね。ありがとうです。くぅ〜。
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粉末にして
べろべろ泣いたさ
ねえもういっかい
はなそうか?
すみれのしずく
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欲しい欲に 目隠しされた 迷いの森が
森ならいいのに
すみれのしずく
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あくび見つめた わたしの吐息は 今どれくらい
遠くにあるの
すみれのしずく
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そしてそしてまだまだつづく 衝撃的な作品群です。
粉末にして べろべろ泣いたさ ねえもういっかい はなそうか?
いやはや すみれのしずくちゃん・・・はじめてここにきてくれたのは中学生の時だったのに・・・
粉末にしてべろべろ泣いているなんて・・・。
粉末がなんなのかなんてかんけいなくて、なんかただただ歌詞のない音楽みたいにせつないのだよ・・・。
秋が深まりますます濃くなるすみれ色。まいりますねぇ。ねぇみなさん・・・。
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粉を手にぬってみました
お母さん お母さん
私よ私 私ですよ
扉を開けて下さいな
りくり
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欲しいものはないんです
今までたくさんもらったから
あげたいものだけあるんです
どれから先にと迷うほどに
りくり
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あくび出るほど
シアワセな日常
缶詰にして
ずっと持ってよう
りくり
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「迷うほどに」 だよ |
粉のように
いっぱいのこの想い
あなたに積れ
雪のように
ゆきだるま
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欲しいのは
ふつうの日常と
ふつうの気持ち
そんなふつうに見つける幸せ
ゆきだるま
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あくびをして逃げた幸せは
確実に
私のもとにもどってきている
あなたとともに
ゆきだるま
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「あなたとともに」 だよ |
お久しぶり〜(一年四ヶ月ぶり!)の りくりさんと はじめましての ゆきだるまさん。
ようこそ ここへ。ありがとうです。うれしぃのです。
ゆきだるまさん すてきなシリトリネームですねぇ♪ 末永くお付き合いいただけると幸いです。
「あくびと幸せ」についてのふたつのシリトリでした。
缶詰にされるシアワセ ああ そして あくびをしながら一度は逃げてしまった幸せ
どちらもとても好きでした・・・おふたりのそんな視線が。
りくりさんの 私よ私 ・・・ せつじつでした。お忙しい毎日と思いますが、どうぞまた来てくださいね。ありがとうです。
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粉と卵と バターとお砂糖 きょうはもう
どこへもいかない
ふらっと
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欲しいのは きみにあげたいものだから サンタクロースに
お手紙を書く
ふらっと
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あくびまじりの告白を
つい聞き逃したふりをする
晴れた日曜
風は穏やか
ふらっと
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粉雪までにはまだ少し 木枯らし吹くのはそろそろで お散歩寄り道ベンチでは ほくほくお芋が恋しいな
沙音
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欲しいな あそこの輝く星と 夕焼け色した光る雲
いつでも見れるカバンの中に
沙音
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あくびがね
ぱくんとひとつ声たてて
かかえた悩み吐き出して
秋のお空に消えました
沙音
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今回も またゆったりとおだやかな ふらっとさんと沙音さんです。
なんてあくびが似合うおふたり。すてきです。
なんどでも 読み返したいものでした。
あくびまじりの告白を つい聞き逃したふりをする ・・・・・・ これ、わたしもけっこう得意かもです(^^♪
最後の二行もとても効きます > 晴れた日曜 風は穏やか
秋のお空に消えました ・・・・・・ 秋のお空はなにもかも すぅと吸い込みきれいなものにしてくれそうで。うん。
すてきシリトリ ありがとうです。
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粉末ジュースの 色あざやかさ 染まったベロが
うれしかったのにな
湘南坊主
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欲しいのは 付録のほうで雑誌じゃない そんなオマケが
いっぱいあったのにな
湘南坊主
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あくびの主は
あかちゃんでも
ちゃんと伝染るんで
まいっちゃったもんな
湘南坊主
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さてさてそして秋の湘南坊主さん。いつになく過去を振り向くオトナの視線。
うれしかったのにな いっぱいあったのにな ・・・
わかるわかる〜と目を細めてしまいます。粉末ジュースや、雑誌の付録にココロ踊ったあのころのこと。
あぁそして。あかちゃんに弱いわたくしは、あくびする赤ちゃんとそれをみている人々の図でみたされまする。
あくびがうつってしまうときって、あの無防備なあんしんかんも一緒にうつってきてるのかもね・・・と思うのでした。
まいっちゃったもんな がなんとも好いお味です♪
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粉雪の舞う空高く
跳び上がり
別れの涙は
見せぬ旅立ち
みっぴー
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欲しい物 目的 想い
それぞれの
夢乗せ進め
大海原へ
みっぴー
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あくびする
大口目掛けて砂糖菓子
ふわりと溶ける
午睡の合間
みっぴー
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粉砂糖 かけたるごとし
富士山の
頂近くに
綿菓子の雲
みっぴー
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欲しいと
願う
死ぬまで
きっと
みっぴー
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「きっと」 だよ 「きっと」 |
ここでもやっぱり秋深く、詩的濃度がぐんぐん濃くなるみっぴーさんです。
そこはかとなく いつになく、いさぎよさとか けついとか それらに似てる何かがちりばめられていて
ぐっときました。ありがとうです。すてきなのです。
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粉だるま
なら
溶けなくて
いい
みなち
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欲しいと
言えば
もらえたの
かな
みなち
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あくびと
ねこと
ひだまりの
ゆか
みなち
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更新準備をほぼ終えた今、みなちさまから届いたのです。
秋ですし、皆さんからのシリトリを深読みしては きもちが大きく揺らめいていた そんな今
「欲しいと 言えば もらえたの かな」 なんてみなちが言うものだから、なんか涙がでてきてしまう。
ああそして 「あくびと ねこと ひだまりの ゆか」 みなちらしさがたまらないです。
いやはやほんとに 秋はせつないことよのぉ・・・。 いつもすてきでありがとうです。
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粉もよく
水もよく 嗚呼 なめらかに
練り上げられてしまえ
机上で
soyo
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欲しいもの伝えあおうか
かたちあるものをみっつと
ないものみっつ
水辺ではつかみきれないものがあるから
soyo
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あくびする準備をしてる
こうふくで
たいくつすぎるひだまりが
つくづくつづくいつかのために
soyo
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★追加しました。(11月01日 夜) |
粉々になり
雰囲気を察し
紛争を逃れ
分水嶺ふりかえる
Kei-kura
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欲しいものは何?と問われ
精悍な顔立ちと
衝きあげる欲望かな?と答え
苦笑いされる
Kei-kura
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あくびをかみころし
くちびるをなめ たたかうきみに
ななめうしろから 見とれて
試験時間終了
Kei-kura
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更新を終えて、「欲しい」というお題は、みなさんがふだん内に秘めようとしている想いをついうっかりとあらわにしてしまうような
お題であったなぁ・・・としみじみ感じ入っていたところで kei-kuraさんから届きましたの。
欲しいものは・・・・精悍な顔立ちと 衝きあげる欲望かな? ・・・・というわけで、 なんかなんだかものすごく
すてきな告白を聞かせてもらったような気がしてよろこびました(^^♪ ありがとうです。またお待ちしていますねー。
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