サイシンのシリトリ これまでのシリトリ 投稿者さん別のシリトリ はじめての方へ |
NO.330 2008/08/01 (18人60作) | ||
名前をつけて |
夏の思い出 | 見つめ合う |
名前をつけて 何度でも 呼びたくなるよ 小鳥ちゃん ふみちゃん |
夏の思い出 青い朝 風の香りも おぼえてる ふみちゃん |
見つめ合う ただ それだけで 通じ合う ふみちゃん |
「おぼえてる」 だよ | ||
名前をつけて 大切にするその気持ち どんなものにも 宿る生命 スー・ |
夏の思い出まぶしくて 冬にそうっと覗いたら はしゃいだ時間の長さほど 静かな時に包まれてゆく スー・ |
見つめ合う その一瞬の出来事が どれだけ印象強いのか 一生かけて 確認作業 スー・ |
名前をつけて それから、それから? だだちゃ豆みたいな 命がそだつ すみれのしずく |
夏の思い出から はずれた想い出 さざめく心に ひびいてきた いま すみれのしずく |
見つめ合うなら 言っててほしい じゃないとほんとに どきどきします すみれのしずく |
こんにちは。さあさあ夏がまっさかりです。涼しげな三人娘なみなさんの「夏の思い出」いかがでしょうか? 青い朝/はしゃいだ時間/さざめく心 ・・・あいかわらずのそれぞれらしい空気感。 大好きなのです。ありがとうです。よい夏を。 |
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名前をつけて
だっこして 笑っていたらもう いつのまに みなち |
夏の思い出 大きな夕陽 線香花火 全部 あのまま みなち |
見つめ合う 笑い合う 不思議に思い合う それが合う みなち |
「いつのまに」 だよ | ||
名前をつけて あげるから 呼んだらきっと お返事してね ふらっと |
夏の思い出 小瓶がふたつ 浜の白砂 堤防の風 ふらっと |
見つめ合う 一瞬前の緊張を 思い出したら 笑い弾けた ふらっと |
今月は、名作ぞろいの「名前をつけて」でありました。そんな中、 このお二人が「名前をつけて大賞」を受賞されました♪ あたたかで、ぬくもりあふれて、それなのに、なんだかすこし寂しくて、大好きでした。いつもいつでもありがとうです。感謝です。 |
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名前をつけて 首輪をつけて もう野良じゃない 家族だよ! ナツ |
夏の思い出 ミョウガ採り 下駄が カランコ 白いくるぶし いくつも 蚊に刺され ナツ |
見つめ合う 車の下のニャンコとワタシ ただ今 通訳なしでの交信中 ナツ |
名前をつけて 想いめぐらす 流れゆく雲 ひとつひとつに Kei-kura |
夏の思い出 真っ白なシャツ 襟足に風そよぎ 憧れは遠くはなれて Kei-kura |
見つめ合う つぶらなひとみの二本足 踏み入れてごめんね 君たちの領域 Kei-kura |
「夏の思い出」 心象的で、表象的で、バランスよくて、すてきだなぁと思いました。 白いくるぶし/真っ白なシャツ ・・・白いアイテム、効いてきますねぃ。 とてもいいなぁ。こんな思い出、あこがれまする。 ありがとうです。また楽しみにお待ちしていますねー。 |
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名前をつけて 呼んでみて 「名もない花」って呼ばないで たとえ目立たぬ草花も みんな 名前を持ってるよ スイートポテト |
夏の思い出 何だろうな〜 焦げたトウモロコシの匂い お祭りの帰り道の稲妻 暗くなるまで追いかけた蝉やトンボ・・・ スイートポテト |
見つめ合う ひとつの蜜豆 ふたりとも 喉が ゴックン スイートポテト |
名前をつけて今日の夕日に
心に貼ったアルバムの いつでもページが 開けられるよう 沙音 |
夏の思い出はやばやと 綴る日記を風めくり 「まだまだ これから」 白いページに光あて 沙音 |
見つめ合う目 逸らすチャンスを見逃して だんだん変わる にらめっこ ぷっ 沙音 |
「ぷっ」 だよ 「ぷっ」 | ||
予想外に難しく、そしてシリアスなものが多かった「見つめ合う」ですが、 そんななか、このお二人の言葉づかいのほのぼのしさが際立ちました。 喉が ゴックン / にらめっこ ぷっ いいないいなと喜びました。ありがとうです。幸せじかん。 |
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名前をつけて 抱いてたくまちゃん 今は天使の 横でお昼寝 mako |
夏の思い出 氷に閉じこめ そっと舐めたら 甘くてほろ苦 mako |
見つめ合う 探り合う 許し合う 分かち合いたい mako |
名前をつけてみたの 宝物だから そして大事に しまっておくの 中トト |
夏の思い出の 四つ葉の押し花 ハガキに貼って 贈りたい気もするけど 中トト |
見つめ合う過去と今日 いつも今日は過去の裏づけで 進歩しないから あしたは少し変わりますように 中トト |
そしてこちらは (ひとつ上のコメントから続いています) 正統派です。シリアスなのです
> 「見つめ合う」 makoさんの 「見つめ合う 探り合う 許し合う 分かち合いたい」 すてきですよねー。四行目でぐっときました。 中トトさんの「いつも今日は過去の裏づけ」というところで、しばしとどまり、あれこれ思いをめぐらせました。 お二人ともの「見つめ合う」・・・からだの内側から、じわじわと出てきたシリトリ・・・という感じがして、よろこびました。ありがとうです。 |
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名前をつけて初めて思った はじめましてと声をかけた あなたと私の大切な 大切な宝物だよ みらい |
夏の思い出たくさん作ろう プール遊びに夕涼み 花火大会海水浴 よくみりゃくろんぼワンパク坊主 みらい |
見つめ合うあなたと2人 向き合ってそっと微笑む あなたの笑顔を ずっとこのまま見ていたい みらい |
名前をつけて
こよなく愛して 詩をよむみたいに 優しい作業 尊 |
夏の思い出 茜色と入道雲 歓び合うのは 空もおなじね 尊 |
見つめ合う 言葉遊びが巧みな人の 嘘でも、嘘でも 翻弄、されるの 尊 |
名前をつけてね? 君に お願い 拾った仔犬抱きしめ 歩く小道 夏の思い出 ☆風海☆ |
「夏の思い出」 唄うふりして 古びた音楽室 君と 見つめ合う ☆風海☆ |
見つめ合う瞳と瞳 そらすのは いつも私 困っちゃうなぁ こんなにも 君が好き ☆風海☆ |
さてさてそして、いろんな角度の視線から〜「夏の思い出」特集〜なのです。 みらいさんの 「プール遊びに夕涼み 花火大会海水浴」 よくばって、たくさん笑って、豪快で、 夏休みの代表選手のようなみらいさんの視線が印象的でした。とても好きです。気持ちがいいなぁー。 そして尊さんの「茜色と入道雲」と ☆風海☆さんの「古びた音楽室」、 目の前にぱぁーっと画像が浮かぶのでした。 ありがとうです。また楽しみにお待ちしていますねー。 |
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名前をつけて 大事にしておく こころの中に 封じた秘密 みっぴー |
夏の思い出 ありすぎて 絵日記だけでは 描ききれないよ みっぴー |
見つめ合う その一瞬で こころ スキップ みっぴー |
名前をつけて そっと呼ぶ 私だけが 知ってる名前 みっぴー |
夏の思い出 いっぱい作ろう 秋になっても 泣かないように みっぴー |
見つめ合う ファインダー越し どきどき気持ちは 見せないように みっぴー |
名前をつけて 大事にしておく こころの中に 封じた秘密 名前をつけて そっと呼ぶ 私だけが 知ってる名前 続けて読むとなおのこと、思いの深さを感じられます。「わたくしだけが しってるなまえ」 ここのところが特に好きです。 すてきすてきとよろこびました。 ありがとうです。ほかのもどれも好きでしたっ。よい夏になりますように。 |
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生餌をつけて 釣り糸垂らす 小海老で鯛は 釣れるかな ぽあろ |
ナッツの思い出 南の島の 浜辺あたりに 置いてきた ぽあろ |
三つ目、合うと よろこぶけれど 三択クイズじゃ いばれない ぽあろ |
名前をつけて あの星に 恋しい時に 呼びかけるから ぽあろ |
夏の思い出を 夏が来る前に 語りだしたら もう若くない ぽあろ |
見つめあうのが 好きなのに 照れてしまって 目をそらす ぽあろ |
やぁやぁ。そして、ぽあろさんです。このとおり、お題遊びのセンスも健在。うれしぃなぁーと喜びました。 リクエストに応えてくださり感謝です(^^)v 生餌をつけて 釣り糸垂らす?! ナッツの思い出!! 三つ目 合うと !(^^)! お見事でしたっ。拍手です〜。 下段の「夏の思い出」もにやにやしつつ拝読しました。ふふふふふー。 お仕事にご家庭にとお忙しい毎日と思いますが、また遊びに来ていただけるとうれしいです。お待ちしていますねー。 |
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名前をつけて 片づけようか? それともずっと 言葉には できないものと定義しておく? soyo |
夏の思い出 きらきらひかり ひかりつつ 水平線にちかづいてゆく soyo |
見つめ合う森のみどりよ樹よ沼よ こうしていると もういっこ ゆるがぬ自信を わけてもらえるような気がする soyo |
★追加しました (8月2日) |
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なまえをつけて なかまになって なやみをすてて なくのもやめて 湘南坊主 |
なつのおもいで なんでもいいので なかよくあそんで なかみカラやで 湘南坊主 |
みつめあうのに みかぎりあうくに みじめなぎょこうに みばえのよいうに 湘南坊主 |
おまちかねの坊主さんです。 いやはややー、うれしいですねぃ、遊び心がたまらないです。 なつのおもいで なんでもいいので なかよくあそんで なかみカラやで これ、深読みすればするほどに、いくらでも意味深くなる四行なのでした(^^ゞ |