NO.325 2008/03/01 (15人48作) |
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消えるときまで
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こわかった |
くるまる |
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消えるときまで
かがやいて
七色の夢
しゃぼんだま
ふみちゃん
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こわかった
夢の余韻を消し去って
くれるあなたの
やわらかな息
ふみちゃん |
くるまる 毛布
のぼる 屋根
見上げる 星々
果てしない 空
ふみちゃん |
消えるときまで でいいの
そばにいて
朝日に融けゆくわたしを
みとどけて下さい
ナツ
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こわかった
どうしておどけたこと 言うの?
あなたの目は
笑っていない
ナツ |
くるまる みずいろの風に
そよぐ きみどりの 若葉と
まとう ぴんくの さくらを
そんな しあわせな 春のゆめ
ナツ |
くるまる 毛布 ・ くるまる みずいろの風に
のぼる 屋根 ・ そよぐ きみどりの 若葉と
見上げる 星々 ・ まとう ぴんくの さくらを
果てしない 空 ・ そんな しあわせな 春のゆめ
なんかねぇ。間の取り方までお揃いなので、あうんの呼吸で書かれたもののような気がしてしまうのでした。
そんな感じが嬉しくて ついうっかりとまぜこぜに読んで歌ってすっかりおぼえてしまいました。
はるかかなたのきもちよさ。ありがとうです。すてきなのです。
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消えるときまで
泡をみつめて
なるかもしれない
淡いキモチに
すみれのしずく
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こわかったのは
じゅんばんで
なれない1位が
大キライだった
すみれのしずく |
くるまるそこそこ
元気になって
なるようになるかな
レモンのゆびわ
すみれのしずく |
「ゆびわ」 だよ 「ゆびわ」 |
なるようになるかな レモンのゆびわ ・・・・・・ レモンのゆびわ。レモンのゆびわ。レモンのゆびわ。すてきすぎます。
・・・もしかすると「レモンの外観をかたどった飾り」のついた指輪なのかもしれないけれど
わたしの目には、くるくるまわるヒトサシ指にはめられたレモンの輪切りが見えております。
さわやかななげやり、みたいな素敵さとして。
各シリトリの三行目がチャーミングです 〜 なるかもしれない 〜 なれない1位 〜 なるようになるかな 〜
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消えるときまで
おしずかに
見守りください
もう だいじょうぶ
みなち
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こわかった
だから
ここまで
これた気がする
みなち
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くるまる という
言葉があまりにかわいくて
何度も
声に出してみる
みなち
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消えるときまで
気づかなかった
たったひとつの
灯りのぬくみ
ふらっと |
こわかったのは
わたしを映す
鏡のような
あなたの瞳
ふらっと |
くるまるくるまる
もうしばらくは
ぬくぬくぬくもる
だけでいさせて
ふらっと |
ああ ほんとうに こわかったんだなぁと思うわけです。
きゅっときゅきゅっとひきしまります こちらまで。
こわかったけど いまはもう こわくなければよいなと思う。うん そう思う。おだいじに。
くるまる という言葉はほんとにあったかいですねぃ。ぬくぬくしてて、くるくるしてて。
うんうんうんって共感づくしなことでした。にこ。
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消えるときまで
見守っててね
雪んこ坊やは
あまえんぼぅ
スイートポテト
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こわかったけど
聞きたがる
むかしばなしの
あれと あれ
スイートポテト |
くるまる まるまる
ちっちゃな もうふ
あれあれ おしりが
みえてるよ
スイートポテト |
「あれあれ おしりが みえてるよ」 って、
「どんなに上手にかくれても ちいさなしっぽが見えてるよ♪」 とゆう童謡にも とても似ていて
ぜんぜんあたらしい詩ではないのに それなのに どうしてこんなにも あったかく伝わってくるんでしょぅねぃ。
スイポテさんがお孫さんを見つめるときの視線を知っているからなのか
はたまた 知らなくっても何か温みを伝えるひみつが内包されているのか
わからないけど とにもかくにもやさしくおおきくつつまれました。いつもいつでもありがとうです。
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消えるときまで
夢中になって目に焼きつけて
そーっと大事に心にしまうの
線香花火やシャボン玉のよに
あ〜でるはいど
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こわかった
いまでも時々思い出す
子供の頃見た
あんな夢こんな夢
あ〜でるはいど |
くるまる
我が家の2匹のにゃんこ
君ら見てたいから
お昼寝できぬ
あ〜でるはいど |
消える時まで
ゆったりゆっくり
眺めていたい
ローソクの光
みらい
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怖かったものすごく怖かった
高校時代のあの先生
あっという間に時は過ぎ
あと二年で定年です
みらい |
くるまるくるまる
まーるくなって
お顔とお腹がお友達
ほっこり日だまり子猫の姿
みらい |
さてさてそして。おかえりなさいといいたいおふたり。猫ちゃんコンビ。おかえりなさぃ。ありがとうです。
君ら見ていたいから お昼寝できぬ ・・・とは! 愛しすぎです。すてきなのです。ほっこり日だまり あったかいです。
・・・まったくもって個人的なオハナシですが、このごろ、留守ばかりしているので
留守番の小6女子へのお土産に、小猫の写真集「ツブログ」を買ってきました・・・ら、その愛らしさにすっかりはまり
猫がほしいー 猫がほしいー 猫がほしいー と言い続けている今日このごろ。こまっています。にゃぁ。
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消えるときまで
消えないでいて
消えるときには
消えてしまって
湘南坊主
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こわかったのは
こわがったから
こわがったのは
こだわったから
湘南坊主 |
くるまる或る猿
減るドル売るワル
くるくる散る夜
昼照る来る春
湘南坊主 |
消えるときまで 消えないでいて
消えるときには 消えてしまって
うーん。またしても、すっかりやられてしまいました。
消えるときには 消えてしまって / 消えるときには 消えてしまって
ここのところがくるくるずっとリフレイン。あぁ。
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消えるときまで
ゆらりとゆれて
日向の雪の
旅立ちの影
沙音
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こわかった
空ごと吹き飛ぶ春嵐
繋いだこころも
何処かへいきそうで
沙音
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くるまる あったか
つつまる あんしん
さむさがほどけて
春ひらくまで
沙音 |
「影」 だよ 「影」 |
「ひらくまで」 だよ 「ひらくまで」 |
さてさてそして。ニューフェイスさんの沙音さんです。ようこそここへ。ありがとうです。
「日向の雪の 旅立ちの影」 とか 「さむさがほどけて 春ひらくまで」 などなどの素敵ことばに、うっとりしたり、
「繋いだこころも 何処かへいきそうな 春の嵐」 の映像を思い描いてどきどきしたり。
うれしい出会いに春めきました。
末永くお付き合いいただけるとうれしいです。楽しみにまたお待ちしていますねー。
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消えるときまで
見届けるから
痛いのくらいは
我慢するから
尊
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こわかったって
言ってしまった
降りだしそうな
夜空の星よ
尊 |
くるまる
寒さのなかで
偶然みつけた
春色の気配
尊 |
「こわかったって 言ってしまった 降りだしそうな 夜空の星よ」
うーん。かっこいぃです。ひとめぼれです。
降りだしそうな 夜空の星よ。むぅー。
なんかねぃ、ここだけのオハナシですが、ほんかくてきに恋の匂いがしちゃぅ。 くんくん。 えへへ。
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消えるときまで待ってるこの思い
だけど結局
育てただけだったね
いつも満開でまぶしいほどに
中トト
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こわかったから会えなくて
会ったらまた責められそうで
どうしても逃げられない
次のステップなのに
中トト |
くるまると安心するね
ちょっと暑いけど
それぐらいが
私にちょうどいい
中トト |
せつせつと、つづられていて、きゅんとしました。
他の方のシリトリは、全体的に定型っぽいリズム感なものが多いので
なおのこと、せつじつっぽく読めてくるのかもしれませぬ。
なにはともあれ、ひしひしと伝わってくるせっぱつまった感じにきゅんです。
ありがとうです。だいじなのです。
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消えるときまで
お待ちください
冷たい氷が
春につぶやく
スー・ |
こわかった
あのときのこと思うほど
胸には白い
雪降り積もる
スー・ |
くるまると
なんだか安心しちゃうから
もうちょっとだけ
我慢しとこう
スー・ |
消えるときまで
行ったり来たりしていよう
近くにいたのに
遠い約束
スー・ |
こわかった
真白になってゆく様を
ひとりぼっちで
ただ見ているのは
スー・ |
くるまると
幸せ気分になれるから
ずっとこのまま
もうエスケイプ
スー・ |
スー・ちゃんって、瞬間的にぱぱぱぱぱって、シリトリ作ってくれているらしいのだけれど
ほんとうにもぉ 金太郎飴のようにどこを切ってもスー・ちゃんなのです。
いつもいつでも しぜんたいって、すごいことです。
もうちょっとだけ我慢しとこう / ずっとこのまま もうエスケイプ
どちらもとっても大好きでした。ありがとぅです。
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消えるときまで
見ていたい
角がなくなり一粒になり
消えていく雪
みっぴー
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くるまる
くるくる
まるまる
ふとる
みっぴー |
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くるまる
ふとんに
ひなたの
なごり
みっぴー |
そしてこちらも自然児的なシリトリが大好評のみっぴーさんです。
「くるまる ふとんに ひなたの なごり」
好きだなぁ、こういうの。いいなぁー。わぁぃ。・・・・と喜びました。
忘れずに届けてくださりありがとうです。うれしぃー。
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消えるときまで
まっしろでした
かの人の
白い部分でできた雪ん子
soyo
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こわかった?
こわくなかった
雪ん子は
らくてんてきにできているから
soyo |
くるまると
またまどろんで
雪ん子の
まるくちいさく遠のく背中
soyo |
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