cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.258 2005/07/12 (19人56作) 
好きだよ 苦しくて 旅に
好きだよと
そっと夕陽に囁かれ
頬を染めてる
白百合の花

ふみちゃん
苦しくて
もがく気持ちが
喉の奥
涙の出口を探してる

ふみちゃん
旅に出ようか
南から吹く
夏色の風に
乗って行こうか

ふみちゃん
好きだよは
真夏の夢の蜃気楼
汗だくのシャツが
唯一の記憶

肉野菜
苦しくて
もう動けない夏の日も
エアコンは唸る
室温二十四度

肉野菜
旅に出る
いつもの癖は昔から
変わらないなと
おいちゃんは言う

肉野菜
すきだよ
一吹きの
風のように
きみ想う

そばかす
くるしくて
夢に泣く
めざめてなお
ほほ冷たき

そばかす
旅にいて
まよいさまよい
ただしきは
いづこ

そばかす
「白百合の花」「汗だくのシャツ」「一吹きの風」 なんて夏めく夏のひとこま。
映像がすぐたちあがる風景でした。
ありがとうです。だいすきでした。
にこ。






好きだよ
わたしの
すべてを
かけて

すみれのしずく

苦しくて
死にそうだから
もうそろそろ
泣かせて ここで

すみれのしずく
旅に出たくなるのは
夏の空が
あまりに
あたしに近いから

すみれのしずく
「すべてをかけて」 だよ
好きだよ
今宵は
ほっぺに
キスだけ

湘南坊主
苦しく
手厚く
葬る
言の葉

湘南坊主
旅には
おむすび
情けを
おかずに

湘南坊主
「好きだよ わたしの すべてを かけて」
「好きだよ 今宵は ほっぺに キスだけ」
好きだよ すごく すばらしくすき。
にっこにこ。






好きだよって
小夏には
照れずに
言えるのに・・・。

あ〜でるはいど
苦しくて
しんどかったら
指つっこんで
残さず吐き出せ

あ〜でるはいど
旅に必要不可欠なもの
デジカメと
着替えと
あなたとあたし

あ〜でるはいど

好きだよね
私はあなたのことが
自分でも時々
あきれちゃうくらい

歌鳥
苦しくても
あきらめないでね
必ずチャンスは
やってくるから

歌鳥
旅に行くの!?
あれ持った?これ持った?
急な言葉に大慌て
私もついて行くべきか?

歌鳥
そして 「旅に」 。
「旅に必要不可欠なもの・・・あなたとあたし」あ〜でるさんと、
「旅に・・・わたしもついて行くべきか?」 な 歌鳥さん。
にこにこしつつ読みましたっ。にこ。






好きだよと
小さな声で ささやかれ
「えっ?」っとかしげる
小首のほくろ

スイートポテト
苦しくて 眠れぬ夜を
過ごす時
ローカルラジオの
懐メロの声

スイートポテト
旅に出よう
日常を棚上げにして
気ままな旅に
夢を土産にして

スイートポテト
好きだよなんて
言ってみたけど
あとが続かず
頬あからめる

メリー
苦しくて
空気が重く汗にじみ
目眩もきたけど
充実感あり

メリー
「旅に出ようか
このまま二人で」
なんて言葉が
出るはずもなく

メリー

常連さんのスイポテさんと、お久しぶりのメリーさん。
いろいろな「わたしのばあい」に置き換えて読んでみました「苦しくて」。
ほそぼそ聴こえるラヂオとか、めまいのあとにやってくる充実感とか、わかるわかるーと思ったり。にこ。

「好きだよ」の小首のほくろやあからむ頬も、お見逃しなくー。






好きだよが
手と手で
わかる
君と僕

つる。
苦しくて
わかった
君への
恋心

つる。
旅にでて
二人の時間の
大事さ
わかる

つる。
「苦しくて わかった 君への 恋心」 あぁ すきだなぁ・・・と思いましたん。
どなたにも、ぜったいわかるね その感じ(^^ゞ
せつなさが深まったものがくるしさでせうか、恋の場合は・・・。
シンプルになってきました つる。さんシリトリ、また楽しみにお待ちしていますねー。






好きだよ 
その曖昧な感じ
何にも決めない
道しるべの君

夏野花
苦しくて
云わなかったんじゃない
もっと最悪
面倒だったんだ

夏野花
旅に出ます
それだけ残して
断ち切る人生
隣にあったらどうします

夏野花
さてそして、ひきつづき「苦しくて」。
これは、もう・・・ほんとうに、痛い痛いものでした。
「最悪」という強烈な言葉もとけてしまうほどに痛いシリトリなのでした。
「苦しくて」なお題に、ましょうめんから向いてくださりありがとうです。ずきんずきんと届いてきました。





好きだよと
言われて嬉しい
言って嬉しい
夏の空

くみこ



「夏の空」 だよ 「夏の空」
好きだよと
言える日がもう来なくても
ミマモリササエルそれだけで
いいと決めたあの日あの時

三千味



「あの時」 だよ 「あの時」
おひさしぶりの くみこさんと、はじめましてな三千味さん。
こうやって、なんとなく人の集まる季節なのです、文月はじめはとくへづな月。うれしぃな。
どうぞまた来てくださいね。まってまーす。
にこにこ。





好きだよ自分
ときどき
ほめてあげなくちゃ
うんうん その調子 

かのこ

苦しくてへこたれそうな
そんなとき
だいじょうぶだよと
魔法の呪文

かのこ
旅にはひとりで
小さなかばんと
うきうきこころ
おなじリズムではずんでる

かのこ
「好きだよ自分」 拍手しました。
いろんな「好きだよ」あったけれども、自分に言ってあげているのは今回はこれひとつでした。
なのでなおさらうれしくて。
だいすきでした。ありがとぉです。





好きだよと
言えないせいで苦しくて
きみへむかって
旅に発つココロ

ふらっと
苦しくて
旅にでるきみ
好きだよのことば求めて
どこをさまよう

ふらっと
旅にでるなら
好きだよとひとこと
言ってからにして
苦しくてたまらないから

ふらっと
好きだよなんて
いえません
僕はいつも
変化球

花外
苦しくて
優しくて
君の愛の色
僕の空

花外
旅にはいっぱい
笑いと涙がつまっている
踏み出していた
最初の一歩

花外
好きだよと言えないふたつのシリトリでした。
なんにつけても変化球ってむずかしいよね。ごくろうさまです。
にっこにこっ。

ふらっとさんのは三つとも、お題が三つ詠みこまれているのでした。さすがー。





好きだよなぁ、あの人はって
他人を見ていて思うこと
自分と違う性格だとか
あれこれ物の 好みだとかに

スー・
苦しくて ただ
見守るだけの
毎日だけど
それも必要

スー・
旅にいきます
私のこころ
人ごみの中で
当ても無く

スー・
好きだよなんて
言われたことが
苦しくて もう
旅に出ました

スー・


スー・ちゃんのお題をみっつよみこむあそび、
ふらっとさんのもそうなんだけども、
しばりがたくさんあればあるほど自分を入れる隙間がなくなるはずなのに
ちゃんとカラーを埋め込んでいるので「ほほぉ」と感心してしまうのでしたっ。
「好きだよなんて言われたことが苦しくて もう 旅に出ました」
「苦しくて もう」 ここのところがお気に入りです。 






好きだよ の
言葉のかわりに
君の左手
そっと握る

みっぴー
苦しくて 辛いのならば
泣いたらいいよ
全身でちゃんと
受け止めるから

みっぴー
旅に出よう
予定を立てずに
気ままに
風まかせ

みっぴー
好きだよと
言えない気持ちを
メールの隙間に埋めてみる
届け届け 海を越えて

みっぴー
旅に出れば
心の肥やしが
増えていく
糧にして 育てよ 私

みっぴー
「旅に出れば 心の肥やしが 増えていく・・・」    
「肥やし」だなんて、あたらしくない言い方なんだけれどもね、
わたしもちょぅど 「あ。これこそがこころの肥やし・・・」なんて、思うことの多い昨今だったので、
とても素直にうんうんうんって読んだのでした。喜びました。ありがとうです。
ともにもりもりそだちましょぅねぃ(^^ゞ えいえいおー。





好きだよ みんな
ひと・あめ・せかい
せいぜんせつを
説いて火曜日

soyo
苦しくて
わーぷするとき雲間から
だんぺんてきに
みてね地上絵

soyo
旅にでて 
まだ戻らない
とめどないひろさのうみを
およぐ おひさま

soyo