cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.254 2005/06/14 (16人55作) 
足跡 間違い 大切だもの
足跡に溜まる
雨水を
光る飛沫に
変える長靴

ふみちゃん
間違い探しの
得意な君に
見られたくない
青い過去

ふみちゃん
大切だもの
私自身の
心の奥の
本当の声

ふみちゃん
足跡をたどって
ゆけばいつのまに
おなじキラキラ
胸に宿して

ふらっと
間違いは
気づいた
その都度
直していこう

ふらっと
大切だもの
コトリと鼓動が
止まるときまで
抱きしめつづける

ふらっと
「・・・光る飛沫に変える長靴」 「・・・おなじキラキラ胸に宿して」
どちらもとても好きでした。この方たちの向かうところがとても好きです。いつもいつでもありがとぉです。らぶー。





足跡すらも
どんな名画より
私には価値ある
小夏画伯の絵

あ〜でるはいど
間違い探し
粗探し
どうせやるなら
しあわせ探し

あ〜でるはいど
大切だもの
今も昔もこれからも
ひとりにひとつの
人生だもの

あ〜でるはいど
「探し」 だよ 「探し」
みっつともなんだけれども、なんかこぉ「あ〜でるさんのすべてがここに!」というような、
「どうせやるならしあわせ探し」 などなどでした。
だいすきでしたー。  そして。 「ひとりにひとつの人生だもの」 うんうん。






あしあと
のこす
あなたと
わたし

湘南坊主
まちがい
などは
しないで
きたし

湘南坊主
たいせつ
だもの
ふたりの
くらし

湘南坊主
「わたし」 だよ 「わたし」 「くらし」 だよ 「くらし」
「あしあとのこすあなたとわたし まちがいなどはしないできたし たいせつだものふたりのくらし」
ぁぁ。今週もすぺしゃるですね、坊主さん。メロディもすーっとでてきて、鼻歌うたってしまいます。
いつでもいつも力をぬかずに力をぬいてくれまする。ありがとうです。さすがなのです。






足跡を
たどる砂浜ひとり旅
あの岬まで
そう心に決めて

肉野菜
間違いも
随分あった気がするよ
一言だけ言いたい
あの頃の私に戻って

肉野菜
大切だもの
忘れないよ
例え忘れることを
許されたとしても

肉野菜
足跡が続く雪の野
唐突に
思い出してる
十五年前

スイートポテト
間違いは誰にもあると
慰めて
愛着なんて
ポイと捨てちゃお!

スイートポテト
大切だもの
好きだもの
絶対ひとりに
しないから

スイートポテト
「足跡をたどる砂浜・・・・」 「足跡が続く雪の野・・・・」 今日も詩人なお二人でした。
しっかりとした背景が感じられる所以はどこにあるのかなぁ・・・と、今週もまた、
じーっと文字面を追って眺めてみたりしました。
「大切だもの」 も どちらもとても好きでした。






足跡だけが
残る砂浜
人恋しさが
胸をつく

そばかす
間違いなんて
たくさんあるよ
不完全な
人間だもの

そばかす
大切だもの
すてられない
あの時 光った
愛はほんもの

そばかす
足跡消える
すぐに消える
夕暮れの波と
鬼ごっこ

つる。
間違い見つけて
ちょー得意顔
今日は負けとこ
うちの息子に

つる。
大切だもの
この時間
自分発見
シリトリタイム

つる。
「足跡だけが残る砂浜 人恋しさが胸をつく」
「足跡消える すぐに消える 夕暮れの波と 鬼ごっこ」

たちまちに、黄昏時の砂浜に連れて行かれてしまいました。波の音まで沁みてきました。
こんなにも臨場感があるのです。とてもすきです。ありがとぅです。
「自分発見シリトリタイム」も嬉しくて。にこ。





足跡 
みちしるべ
たどるこのみち
つづくこのみち
 
かのこ
間違いではなくて
どれも正しいことだって
あとになって
わかるはず
 
かのこ
大切だもの
そっとしておく
むねのおくに
だきしめて

かのこ
「間違いではなくて どれも正しいことだって あとになって わかるはず」
うんうんうんって共感しながらよみました。
どんなことにも意味があるのだということに。うんうん。
だいすきでした。ありがとうです。






足跡みつけて
歩幅あわせて
水溜りとびこえ
一緒にいたい

夏野花
間違いを
ほんとにしちゃう
くらいの
ぱわーがまぶしすぎます

夏野花
大切だもの
なんて遠回し
しないで
はなさないで

夏野花
「間違いを ほんとにしちゃう くらいのぱわーがまぶしすぎます」
「まぶしすぎます」 このひとことが効いていました。
たとえると・・・、調子に乗って軽はずみなことを言ってしまったそのあとに、それを叶えてしまうようなパワーかなん・・・。
なんて、いろいろと思い浮かべて、まぶしがってみましたっ。ありがとうです。
パソコン、はやくよくなりますように。お祈りしています。(←私信)





足跡が
だんだんと消える
雨上がりの道
靴の泥も品切れかな

歌鳥
間違いが
なければ正解の
意味はない
ご存知ですよね?

歌鳥
大切だもの
あなたへの想いは
だからわかってよ・・・!
私があきらめない理由を

歌鳥
「足跡が だんだんと消える 雨上がりの道 靴の泥も品切れかな」
う〜ん。とてもとても好きでした! 
土の道だけ歩いていても、また逆にコンクリートの道だけを歩いていてもわからないことですよね。
泥んこの道のつづきにキレイな舗装の道路があって、みんなの足跡がだんだん薄くなっていくあの感じ。
「靴の泥も品切れかな」 こんな視線が大好きでした。






『足跡』
「他の人には見えてるかしら」
「自分に見えればいいじゃない」
「たまにいいこと言うわねぇ」

花外
『間違いですか?』
「なぜあんなこというのさ」
「お墓のこと?本気じゃないわ」
「あ〜、ごちゃごちゃしてきた」

花外
『大切だもの』
「愛ってどんな色かしら」
「夕焼けを一緒に見つめてみる」
「まだお墓には入りたくないわ」

花外
『足跡』 「他の人には見えてるかしら」 「自分に見えればいいじゃない」 「たまにいいこと言うわねぇ」
みっつ続けて読んでしまうと、うっすらと声の正体が見えてきてしまうのですが、
『足跡』だけを単独で楽しむと、またべつの面白さがありますねぃ。
「たまにいいこと言うわねぇ」ここのところがお気に入りです。ありがとうです。にこにこ。






足跡は恋の跡咲き
波打ち際のように
消せない想いは
恋から愛へと…

桜月

間違いだった…
言い切る事が出来るなら
後悔という言葉
つかいはしない

桜月

大切だもの
何よりも誰よりも
お金では買えない
体 心 命 魂

桜月

『大切だもの』というお題は、みなさんも真摯にほんとうに大切だものなもののこと思い描いて、思いをこめて
書いてくださっているなぁと嬉しく思ったのですが、「お金では買えない 体 心 命 魂」 まっすぐすぎて新鮮でした。
ありがとうです。それはとってもほんとうのこと。

それにしても 「・・・お金では買えない 体 心 命 魂 桜月」 と続けて読むと、桜吹雪が舞いそうな!





足跡 残る
裸足で 歩いた
波打ち際に
きゅ と 鳴く砂

みっぴー
「間違いでは?」
そう言われても
譲れない
時々顔出す 頑固な私

みっぴー
大切だもの
手放せない
欲張りかしら
大切だから

みっぴー
足跡と後姿に
自信を持って
年 重ねよう
未来に向けて

みっぴー
間違い電話
ごめんなさいって切ったけど
ほんとはわざと
かけたの きみに

みっぴー


間違い探し わかるかな
あの日とこの日の
写真の違い
「心の距離が 縮んでいること」

みっぴー

さて、のりのりのみっぴーさんです。いったい何にのっているのかというと、それはシリトリに。(←管理人の所感です(^^ゞ
「間違い」のみっつがどれもとても好きでした。ほんとうに。

まったくの余談ですが・・・
先日、小学校の運動会で、写真係をしました。
開会式の入場行進と、閉会式の退場行進を同じアングルで写した写真が手元にあり、
同じ服を着て、同じ列に並んで歩く子どもたちの様子が、使用前・使用後という感じで可笑しくて、
ひとりにこにこみていたところに、写真の間違い探しなシリトリが届いたので大喜びしたのでした。
にこにこ。





足跡つけて
消えていった
真っ白な雪
森の熊さん

スー・

(雪降る頃には熊さんいないかも・・・冬眠で・・・)
間違いだらけ
いつでもそうだ
だけどそれでも
進みたいのだ

スー・
大切だもの
自分自身の
譲れないもの
守りたいから

スー・
足跡ばかりを
気にするように
浜辺を歩く
幼い子供

スー・
間違い発見
赤ペンチェック
バッテンついても
次は花まるで!

スー・
大切だものと
あのとき言った
横顔がすき
西日のキッチン

スー・
足跡だって
大切だもの
間違いだらけの
いばらの道でも

スー・


さてさてそして。ここにもひとり、シリトリ的にのりのりな、ぐんぐんすすむ人がいました。
スー・ちゃんなのです。さぁもういちどご一緒に。
「間違いだらけ いつでもそうだ だけどそれでも 進みたいのだ」 
「大切だもの 自分自身の 譲れないもの 守りたいから」
うーん。げんきが出てきますっ。このぐんぐんとした力強さ、影響力があるのです。大好きでした! ほんとうに。





 
足跡ぜんぶ のこるといいね
まよいなき
一歩一歩が 
うつくしいから

soyo
間違いが
あったとすると
金曜日
雨のむこうをかいまみたこと

soyo
大切だもの
神聖な
ゆいいつむにの
めぐりあわせの

soyo