サイシンのシリトリ これまでのシリトリ 投稿者さん別のシリトリ はじめての方へ |
NO.249 2005/05/10 (18人58作) | ||
さよなら | ちょっとだけ | で |
さよならを 手紙で告げた不実さを 謝るすべは もう無いけれど ふみちゃん |
ちょっとだけ 君の知らないあの頃へ もどった私を 君は知らない ふみちゃん |
でんでんむしの 歩みでも 花の葉の上に 行けるのだから ふみちゃん |
「ちょっとだけ 君の知らないあの頃へ もどった私を 君は知らない」 すきだなぁ・・・。 「ちょっとだけ」がこんなにも活きているのでした。「ちょっとだけ」だからこそ。絶妙なのです。 でんでんむしも大好きでした。 ほんとうに、あんなふうなゆっくりぶりでも いつでもちゃーんと美味しそうな葉っぱの上にのっているのですごいことです。 プランター野菜の葉っぱに見つけたときには、人知れず空を飛んでくるのでは!? と疑ったことがありました(^^ゞ 見習って、のんびりゆったりあせらずに 行くべきところをめざしたいものですねぃ。うんうん。 |
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さよなら 鏡の中のブス もう2度と お会いしたかない あ〜でるはいど |
ちょっとだけ 2分だけでも かまわねーから 俺の話を聞け! あ〜でるはいど |
デタラメ言って バカ笑いして 2人で飲んで 忘れちゃおーゼ あ〜でるはいど |
「デタラメ言って バカ笑いして 2人で飲んで 忘れちゃおーゼ」 おぉいぇぃ♪ 大好きでした。きもちいぃー。 2度 2分 2人 とつづき 「2」に何か秘密ありげなシリーズなのでした。にこ。 「ちょっとだけ」 わらいました(^^ゞ |
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さよなら もう会えないワタシ 今が好きなの それがアタシよ すみれのしずく |
ちょっとだけ 醤油をかけて 食べるあなたに 目がいくあたし すみれのしずく |
できれば 忘れたくない そう感じる 四月最終日 すみれのしずく |
さよならは たぶん いちばん 好きな言葉 ケト |
ちょっとだけ 寂しいかも 知れないけど 大丈夫 ケト |
でも忘れたり しないから きみのことも ぼくのことも ケト |
前回おやすみだった看板娘なお二人が揃って来てくれたのでした。わぁぃ! 「できれば 忘れたくない」 と 「でも忘れたり しないから」 そんな「で」などもお気に入りです。 ありがとうです。またお待ちしていますねー。 |
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さよならの 意味を 大空に あずけて そばかす |
ちょっとだけ 時をもどして あいたい 人がいる そばかす |
でも やっぱり 笑って生きてく すこしだけ 幸せみつめて そばかす |
さよならもまた 素敵な事かも すこし悲しい くらいがお似合い みなち |
ちょっとだけ 大人になれたら 十分なのです 意味はあるのです みなち |
でもやっぱりね さよならはきらい だってせっかく あえたんだもの みなち |
なんて素敵な「さよなら」ふたつ。 見あげてみたり透かしてみたりしましたん。 そしてどちらも なんとなく三つでひとつの物語かもしれなくて。 だいすきでした。ありがとぅです。うれしぃの。 |
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さよならの 君の背景みどり色 燃え立つような 新緑は五月 肉野菜 |
ちょっとだけ あなたのことを愛します 風は夕凪 空に満月 肉野菜 |
電極から放たれる 青白い陰極線は 涼しい実験室に ジジと響く 肉野菜 |
「五月」 だよ 「五月」 | 「満月」 だよ 「満月」 | |
さよなら ありがとう あなたみたいに かわいらしく としを重ねられたら すてきです かのこ |
ちょっとだけ にてるところさがして くふふっ^^ 恋ってそんなもの かのこ |
電池切れのおもちゃのように ことん。と動かない すぅ〜と寝息の おさなごのふしぎ かのこ |
いつものことながら 安定感なおふたりでした。どれもこれもが大好きでした。ほんとうに。 |
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「さよなら」は ちょっとだけ先に逝く あなたへの合言葉 悲しくないよ 寂しくないよ ふら・りー |
「ちょっとだけちょうだい」 「じゃあひと口とりかえっこ」 はずむナイショ話 香りたつ皐月 ふら・りー |
でんでん虫が歩いてく できるかぎりゆっくりと 出遅れたって 出会いはやってくるよ ふら・りー |
さよならを言いたかった さよならが言えなかった 本当は言いたくないけど さよならが言いたかった つる。 |
ちょっとだけじゃない いつもいるよ 君が想ってくれる限り 君の心に つる。 |
でんでんむし 葉っぱの上をもぞもぞと 食べ過ぎないで 花咲かせてね つる。 |
とくべつな雰囲気のある「さよなら」でした。自分に言い聞かせるような、想いのこもった四行でした。だいじです。 あ。そして。ふみちゃんにつづいて ここにも二匹のでんでんむしが! にこにこ。 |
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さよならと見送る孫の ふりかえり ふりかえりする 小さき頭 スイートポテト |
ちょっとだけ 冒険したくなったから ズボンもシャツも 濡れても平気 スイートポテト |
出過ぎても 引っ込みすぎても ダメなんて この世の中は 住みにくい所? スイートポテト |
「さよならと見送る孫の ふりかえり ふりかえりする 小さき頭」 ふりかえり ふりかえりする がせつなくて。小さな頭と小さな背中と小さなうなじが見えるようです。 なのでなおさら 次につづく「冒険」の文字がとても大きく見えましたっ。 濡れても平気。ぜんぜん平気。にっこにこ。 |
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さよなら さみしい季節 さっきまでの さらさらの涙 ふらっと |
ちょっとだけなら ちがってもいいよ ちゃんととどける チャンスのこして ふらっと |
でがけに でんわ! でようか でまいか ふらっと |
「さ」 と 「ち」 と 「で」 の つじつまあわせになってます。 さすがー。 「でがけに でんわ! でようか でまいか」 このリズム、耳に残って困ります(^^ゞ (絶対にでてしまいますねぃ。わたしの場合。) |
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さよなら 悲しみなんて スパゲッティー食べれば 忘れちゃう 花外 |
ちょっとだけ お弁当のおかずを考える 緑がゆれる 11時半 花外 |
できました うれしいうれしい五月です はやいものです 年輪ひとつ 花外 |
「11時半」 だよ 「11時半」 | ||
「できました うれしいうれしい五月です はやいものです 年輪ひとつ」 あぁ なんか、 こちらまで ほんとに嬉しくなりますねっ。「うれしいうれしい五月です!」 うんうん。 年輪いくつも増えますように。 |
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さよなら 桜月 |
ちよっとだけ 桜月 |
で・・・Sa〜 桜月 |
わわわ。あまりに自然なので、あやうく見逃すところでしたっ。こんなに楽しい語尾あそびになっていました。 sayonara ですね。あそびごころに拍手です〜。 ・・・でもこれ、 あそびではなく本当のさよならメールだったりするとひどく傷つきそうですねぇ。 (どなたも悪用しませんように(^^ゞ) |
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さよならと 笑顔で言えた これが私の 最後の抵抗 歌鳥 |
ちょっとだけ いつもの道を遠回り もう少ししたら見える あなたの後姿 歌鳥 |
でこぴんを くすっと笑って 僕にする君は 何を考えてるの? 歌鳥 |
さよなら またあしたね ばいばい またあしたね 歌鳥 |
ちょっとだけ 砂糖の量を 間違えた はてさて どうしよう 歌鳥 |
できるなら 気付いてほしい 遠くから見守るだけの この愛に 歌鳥 |
歌鳥さんのシリトリが、回を追うごとにするすると洗練されてゆく気がするのはわたしだけかなん。 洗練って言うのは違うかもしれないけども、ぴったりな言葉に、伝えたいことをぎゅっと詰めこんであって、 とても届いてくるのです。 「抵抗」も「でこぴん」も「砂糖の量」にも拍手なのです。ぱちぱちぱちち♪ ありがとうです。 |
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さよなら 古い自分 こんにちは 新しい日々 あいさつはきちんと 毎日心の中で。 スー・ |
ちょっとだけ 弱気になって 自分の顔を 鏡で覗く スー・ |
できたかなぁ? 夕暮れ時のいい匂い 隣の家の カレーライス スー・ |
でも・・・ってことばに ちょっとだけ さよならいって 前を向こう! スー・ |
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スー・ちゃんのなにげないかざらないつぶやきが、たまにものすごくツボにはまることがあります。 今回の ↓このあたりがそれでした。 「・・・こんにちは 新しい日々 あいさつはきちんと 毎日心の中で。」うんうんうんってうなづき尽くし。 とても好きです。今月の我が家のメアテにしようかなっと。にこにこ。 |
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さよなら またねと みぎ目を ウインク 湘南坊主 |
ちょっと だけなら キスして いいから 湘南坊主 |
できれば さらって あなたの へやまで 湘南坊主 |
さてさて最後になりました。 四文字四行×3 今日もお茶目な坊主さんです。 「できれば さらって あなたの へやまで」 ふふふ。 お上品にしあげるところがさすが紳士っぽいのです(^^ゞ いつも楽しませていただき感謝です。 まいどあり〜! |
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さよならの しりきれとんぼ 霧雨に放てば濡れて リフレインする soyo |
ちょっとだけ 触れてしまった 透明な 雨の匂いの匂う思惑 soyo |
ではまたね クリィム色のまひるまに シルクの雨が また降る日まで soyo |