cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.247 2005/04/19 (16人54作) 
微笑 今も聴こえる
微笑が生む
微笑みの花
春の野原の
ように広がれ

ふみちゃん

くちびるの
淡き花びら
恋に
色づく

ふみちゃん
今も聴こえる
鼓動のリズムは
生まれる前の
子守唄

ふみちゃん
ほほえみ
あふれて
しあわせ
はぐくむ

湘南坊主
くちびる
ほころび
わらいが
こぼれる

湘南坊主
いまも
きこえる
きぼうの
あしおと

湘南坊主
こんにちは。微笑みも、くちびるも、聴こえるものも、なんとなく 根っこのところで似たものどうしなお二人でした。
地に足のついたほんもののほのぼのかんです。にこにこ。






微笑みに
微笑みを返す
並木道
今日もわたしの朝がはじまる

ケト
くだりのでんしゃに
とびのって
あいにいけたら
しあわせなのに

ケト
今も聴こえる
あの鐘の音は
日暮れの寂しさ
紛らわすもの

ケト
微笑に
幾時間でも触れたくて
飽きることなく
君を笑わす

肉野菜

くちおちた
民家の庭のブランコに
いつかのはしゃぐ
子供の声する

肉野菜
今も聴こえる
鐘の音は
あの頃の日々に
時を戻して

肉野菜
「今も聴こえる あの鐘の音は・・・」 ケトちゃんと 
「今も聴こえる 鐘の音・・・」 肉野菜さん。
どちらもとても好きでした。

そして。「微笑」も、どちらもスペシャルなのでした。いいな〜。





 
微笑みって
天使っぽいけど
微笑だとなんか
悪魔っぽい

あ〜でるはいど
苦し紛れの
言い訳なんて
耳塞がなくても
聞こえませんから

あ〜でるはいど
今も聴こえる
自己嫌悪の夜
一番やさしい
トロイメライ

あ〜でるはいど
今回も、どれもまったく 良いお味〜な あ〜でるさん。悪魔の微笑にうなづいたりもしましたん(^^ゞ
トロイメライが大好きなので 「今も聴こえる」 イチコロでした。うなづきづくし。ありがとぉです。





微笑んで
思い返せる事が今
とてもうれしい
そしてさびしい

みなち
くらげみたいに
ゆらゆらと
肩肘はらない
生き方がいい

みなち
今も聴こえる
言葉の海を
すいすい渡る
君の波音

みなち
「さびしい」 だよ 「さびしい」
お久しぶりの みなちさんです。うれしいな。「・・・とてもうれしい そしてさびしい」 うんうん。
肩肘はらないものとして「くらげ」だなんてさすがです(^^ゞ  
うん、そして。「今も聴こえる」 いろいろな海の景色を思い描いてよみました。ありがとうです。またお待ちしていますねー。






微笑かける
言葉を交わす
肩を並べる
並んで歩む

ふらっと

くしゅん
はなやまい
盗らないで
わたしの春

ふらっと
今も聴こえる
耳をふさいで
ぎゅっと目を閉じ
心傾ければ

ふらっと
微笑みを
浮かべ過ごす
今日の午後
春の午後

歌鳥
口笛が
聞こえた道端で
歩けば心
ちょっとウキウキ

歌鳥
今も聴こえる
この胸の鼓動
私という存在が
生きてる証

歌鳥
微笑みが自然と出るね
君を見ると
微笑みがアフレテルからだね
君のマワリニ

つる。
くじけない
踏まれて踏まれて強くなる
春には咲いて
飛ばしてやるぞ 綿帽子

つる。
今も聞こえる あの砂浜が
目を閉じてみる
横には君が居る
二人で膝を抱えた あの夜

つる。
さてそして、「微笑」がとてもすてきなお三方です。
皆さんの日常に思いを馳せてみたりして、そしてこちらも微笑んで。にこ。
こうやって並べてみると ふらっと歌鳥つる。ってなんか長閑でますますよいですね > ネーミング






微笑する
春の女神の 指先の
こぼれ出る種
大地潤す

スイートポテト
繰り言を くるくるくると
繰り返す
私もずいぶん
年取ったのね

スイートポテト
今も聴こえる ほら今も
谷間のせせらぎ 鳥の声
幻聴に遊ぶ
たあいない 時刻(とき)

スイートポテト
ふふふ〜。年は、とらなくても繰り言はくるくるくるって繰り返されてしまいます。ゆだんたいてきですよねーっ (^^ゞ
「くるくるくる」がお気に入りです。にこにこ。
「こぼれ出る種」 や 「今も聴こえる ほら今も」 大好きでした。すてきなのです。 






微笑がえし
何度も
何度も
二人のあいだ

そばかす
くやしいけれど
何度もどっても
きっと
おなじ道

そばかす
今も聴こえる
きっと
言ってる
無理するな

そばかす
「くやしいけれど 何度もどっても きっと おなじ道」  う〜ん。う〜ん。大好きでした。
なんどもどっても なんどもどっても なんどもどっても おなじ道。うん。くやしいけれど。うんうん。
堂々巡りなそんな迷路は、一生に一度くらいでいいですよね〜・・・なんて思いつつ、
そんな思いに共感しつつ、読みました。ありがとぉです。






微笑 にっこり
あかちゃんが
おじぞうさんに
あやされて

かのこ
くりかえし くりかえし
つづいてきた
このいのち
みらいへずっと

かのこ
今も聴こえる
ありがとう
病室で最後に聞いた
父の声

かのこ
・・・まんなかに 「みらいへつづくいのちのこと」を配置して、左にあかちゃん、右に父の死 
そんなふうに、シリトリに向かってくれた今週のかのこさんなのでした。

「おじぞうさん」がたまらないです。とてもすきです。ありがとぉです。
にこ。





微笑んだのは
本当は泣きたかったから
憶えてて・・・
わたしの笑顔

桜月

くるしかった 
せつなかった
こわれそうだった
あの頃・・・

桜月

今も聴こえる
心の奥に・・・
二人うたった
「サザン」のうたが

桜月

くるしく せつなく こわれそう・・・三拍子そろったあの頃のこと。
このシリトリを読んだ時、だれもが自分の「あの頃」を思い出したりしそうです。かく言うわたしもとりあえず(^^ゞ

あ。そして。投稿者さん別のページに桜月さんの個室をつくりました。お待たせしました。ご確認くださぃねー。






微笑が
広がっていく
ひとひらの
さくら

ふら・りー
くるしいこともあるかも
きられることもあるかも
「あるかも」ばかりだけど
よこみちもあるんだね「ひこばえ」

ふら・りー

「ひこばえ」っていうのは木を切った後横っちょから出てくる『芽』です。
今も聴こえる
もう随分経ったのに
もうやめて わかったから
起きにくい朝のにくい目覚まし

ふら・りー
「さくら」 だよ 「さくら」 「目覚まし」 だよ 「目覚まし」

雲間からさしこむ陽
天使のハシゴって言うんだって
暗い心に
ハシゴをかけた ヒト

ふら・りー

「今も聴こえる・・・にくい目覚まし」 笑いました〜。
三行目まで しんとした気持ちで読んでいたので なおのこと!
ふら・りーさんのシリトリは、色とりどりで、たまにお茶目でたのしぃのです(^^ゞ ありがとうです。 
ジリリリリリ〜!朝ですよー!






微笑が似合う
大人の女
微笑って本
あったよなぁ・・・。

スー・
くやしいことに
それは的確
気持ちいいほど
当てられていた

スー・
今も聴こえる
心の奥の
誰にでもある
底の中から

スー・
微笑あって
歌って通う
日なたのコンクリ
道端の花

スー・
くもの切れ間に
覗く太陽
たまにはこんな
日だっていいよ

スー・
今も聴こえるのは
眩しくて見えなくなった
あの頃の日々の
生活の音

スー・

くるくるまわる
レコード盤の
微笑返しが
今も聴こえる

スー・


くるくるかわいく
微笑むたんぽぽ
今も聴こえる
旅立ちの歌

スー・

そして さいごになりました。たくさんのスー・ちゃんなのです。
下段のふたつはお題を三つ読み込みこんでくれてあります。
「くるくるまわるレコード盤の 微笑返しが 今も聴こえる」 うんうんうん!レコードでした! 
ほほえみがえし・・・キャンディーズのラストシングルでしたねぇ。今、くちずさんでみましたら、そらで歌えました(^^ゞ
なつかしぃ〜。






微笑めば
乱反射する春まひる
ひかるひろがる
水 風 彼方

soyo
くすくすと
笑いあう鳥
いたずらに
春の時計を巻き戻したり

soyo
今も聴こえる
あの丘を
わたりつづける
春の風の音

soyo