cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.240 2005/02/15 (19人64作) 
携帯電話 こっそりぬすむ いっぱい
携帯電話と
腕時計
置いて行こうか
青空散歩

ふみちゃん
こっそりぬすむ
他人話に
つい頷いて
照れ笑うバス

ふみちゃん
いっぱいしあわせ
ほおばって
ころころわらって
あるいてゆこう

ふみちゃん
「携帯電話と腕時計 置いていこうか 青空散歩」
ぱちぱちぱちち。大好きでした。ほんとうに。こういう視点がふみちゃんなのです。いいなぁ。
「照れ笑うバス」も微笑ましくてこころうきうきしてくるのです。うきうき。






携帯電話
ポケットの中
ブルブルすんの
待ってんの

あ〜でるはいど

こっそり盗む?
ぃぇいえもっと
ルパンみたいに
華麗に大胆に

あ〜でるはいど
いっぱい
あるわな
まだまだ
これから

あ〜でるはいど
「携帯電話 ポケットの中 ブルブルすんの 待ってんの」 う〜ん。すきです。
「ブルブルすんの 待ってんの」 一文字ずつがかけがえなくて、入れ替え不可な完成度って思いましたん。拍手です。
「ルパンみたいに」 これも好き〜。






携帯電話に
メールアドレス
略さず長く
わたしの人生

すみれのしずく
こっそりぬすむよ
このちくわ
このくらいなら
ころがせ胃のなか

すみれのしずく
いっぱいひとがいて
わたしはひとりで
犬も一匹で
みんな鳴いてる

すみれのしずく
「携帯電話に メールアドレス 略さず長く わたしの人生」
こう来ましたか! と 思わず膝を打ちました(^^♪ 略さず長く うんうんうん。がんばりましょうそうしましょう。にこにこ。
そして。先週みなさんに、せつなさ上手を称えられたすぐあとに、届いたものは「このちくわ」です(^^♪ 
こういうところが、さすがなのです。うーん。(←唸っている)





携帯電話
なかった頃には
会うことがもっと
特別だったのに

ケト
こっそりぬすむ
ハートのエース
探すのはまた
明日にしませんか

ケト
いっぱいいっぱい
ありがとう
そしてさよなら
それぞれの春

ケト
「いっぱいいっぱい ありがとう そしてさよなら それぞれの春」
ケトちゃんのシリトリは、とくべつな言葉はなんにも使ってないのに なんとなく、
そこだけつよく鮮明に浮き上がってみえてくる・・・という箇所が、いつもいくつかあるのです。
今週は 「そしてさよなら それぞれの春」 ここのところがそういうところなのでした。大好きでした。きゅん。






携帯電話
一人の部屋で
液晶は光る
つながっている

肉野菜
こっそりぬすむ
夢の続き
バクは大食い
すぐに忘れる

肉野菜
一杯のミルクティー
冬のお庭で
黄色の日溜まりから
目をそらせずに

肉野菜
「携帯電話 一人の部屋で 液晶は光る つながっている」
薄闇の部屋に蛍のように灯る光が見えてきました。リズムも景色も、とても好きなものでした。
そして。「一杯のミルクティ・・・」 これも。 
しずか 日溜り ものおもい・・・少しさびしいおだやかさ。この空気感が心地よいです。ありがとうです。






携帯電話の電話線
たぐってゆくと
反対の端っこには
あなたの携帯電話、きっと

ふらっと
こっそりぬすむものの
おぼえがきです
ひとつめは“きみの視線”
ふたつめは“きみの心のすきま”

ふらっと
いっぱい吸った
空気の中に
溶けてた春に
侵されてハルヤマイ

ふらっと
「いっぱい吸った 空気の中に 溶けてた春に 浸されてハルヤマイ」
あぁほんとうに 春がそこまで来ているのですね・・・と あらためて、思わせてくれたシリトリでした。
「空気の中に溶けてた春」 って、とてもとてもよくわかります。うれしいな。ハルヤマイ おだいじにぃ。 
・・・・ここまで書いて はっとしました。ハルヤマイって恋に似た うっとりヤマイのことでしょぅって思ったけれど、もしかして スギ花粉?!
・・・どちらにしても おだいじに。(と まとめておきます(^^♪すみませんー。)





携帯電話片手に持って
パチパチはじく指先に
楽しい彼へのメッセジー
思いを込めて打ちましょう

みらい
こっそりぬすむ 赤い実を
盗んだついでにパク付いた
ほんのり甘酸っぱい赤い実
グミって美味しいな。。。

みらい
いっぱい思い出包み込み
いっぱい願いを押し込めて
小さな箱のプレゼント
あなたに伝えたいこの思い

みらい
携帯電話が
運んでくる
愛しい愛しい
あなたの声

歌鳥
こっそりぬすむ
あなたの心を
私だけのものに
したいから

歌鳥
いっぱいいっぱい
ありがとう
あなたという一人の
存在に

歌鳥
あふれるほどの想いがつまったおふたりの「いっぱい」でした。
ぎゅうぎゅうと詰め込まれている願いや想い、ここにこんなにとどいています。
とどくべきところにも きっととどきますように。
気持ちをこめて書いてくださりありがとうです。うれしぃのです。またのシリトリ、楽しみにお待ちしていますね。






携帯電話を脇に置き
ちらちら横目で見てるけど
なかなか来ないね
あなたからのメール
   
つる。
こっそりぬすむね
あなたの笑顔
胸いっぱいに
詰め込むね!

つる。
一杯目の君との乾杯
一瞬にして幸せ満杯
一緒に居たら何もいらない
一生ずっと横にいたい

つる。
「一杯目の君との乾杯 一瞬にして幸せ満杯 一緒に居たら何もいらない 一生ずっと横にいたい」
ぱちぱちぱちぱちち。とても好きです。 幸せ満杯 いい気持ち。 みなぎるきもちまぶしいほどに。にこにこ。
一杯・一瞬・一緒・一生 「一」というのはたったの「一」であるはずなのに、こんなにも豊かにひろがるものなのですねぇ。

また楽しみにお待ちしています。




携帯電話って
docoデmo話せる ね
door機能がついたら
ドラエもん だ ね

桜月
こっそりぬすむ つもりでいたの
それなのに ぬすまれたのは
わたしのココロ
かえさないでね あなたにアゲル

桜月
いっぱい いっぱい
めいっぱいのポケット
ぱんぱんぱん
あふれそう スキのきもち

桜月
「あなたにアゲル」 だよ  「きもち」 だよ 「きもち」


いっぱい いっぱい
こっそりぬすんで
携帯に しまっておいて
ポケット機能付き携帯にするの

桜月
「の」 だよ 「の」
さてそして。はじめてご投稿いただきました。桜月(サクラムーン)さんですよ。
とてもすてきなお名前なのです。どうぞよろしくお願いします。
「こっそりぬすむ つもりでいたの それなのに」 このはじまりが大好きでした。
またくださいね。楽しみにお待ちしています。






携帯電話が使えない
病院の夜はどうですか?
あたりまえのものがない
そんな不自由を味わってください

かのこ
こっそりぬすむ
だいどころ 
おなべのなかの
ママのお料理

かのこ
いっぱい いっぱい
もらいました
ほらほら ほらね
こぼれんばかりのやさしさを

かのこ
携帯電話がつなぐのは
君の孤独と僕の孤独
つながることは幸せだけど
孤独でなくなるわけじゃない

ぽあろ
こっそりぬすむ
君の視線は
いつもこっちを
みてなくて

ぽあろ
いっぱい にはい さんばいと
がんばってのむんだね
そういう意味じゃないんだよ
三々九度は

ぽあろ
色も名前も雰囲気も似ているおふたりなのでした(^^♪ 
きっちりとしたシリトリを書いても書いてもどうしても どこかほんわりしてしまう、そんなおふたりなのでした。
「こっそりぬすむ だいどころ おなべのなかの ママのお料理」
「こっそりぬすむ 君の視線は いつもこっちを みてなくて」 

ほらね。にこにこ。






携帯電話
鯨を見ようと
船に乗ったら圏外で
見つけられませんでしたけど

夏野花
こっそりぬすむ
笑顔に後姿に
寝癖の髪に
全部ピンぼけなんだけど

夏野花
いっぱい書きました
そりゃもう毎晩ですもん
はい一通も
出せませんでしたけど

夏野花
そして。今週もわが道を行く夏野花さん。
お題から広がる世界がひろびろとして大好きなのです。だって、「鯨」ですもん。いいなぁ。
「全部ピンぼけ」「毎晩ですもん」 こういうところも好きでした。
楽しみなのです。愉快なのです。ありがとうです。またお待ちしていますね〜。 







こっそりぬすむ
君の笑顔
君の声
いつか君ごとぬすむ計画

花外
K:「いっぱいですな」
T:「フライでね」
K:「かんぱいですな」
T:「それもよし」

花外
「こっそりぬすむ 君の笑顔 君の声 いつか君ごとぬすむ計画」 
ぱちぱちぱちち。やるなぁ・・・・。というわけで、今週の「こっそりぬすむ大賞」を受賞されましたー(^^♪
「いつか君ごとぬすむ計画」 大拍手です。にこにこ。






携帯電話に残った
履歴いっぱい 
気持ちを こっそり
盗むのだ

みきょう

こっそり ぬすむ宵闇
ひっそり ひそむ足音
すっかり しずむ日没
しっかり すすむ俯かず

みきょう
いっぱいの 期待に
居ても立っても 居られず 
体たらくな生活は ひっそり
のつのつと降る 雪のしずか

みきょう
「いっぱいの 期待に 居ても立っても 居られず ・・・」
これ、しんと読みました。いっぱいの期待 あぁそれは居ても立っても居られないよね・・・なんて風に思いつつ。
そして。「のつのつと降る 雪のしずか」 ここのとこがとても好です。
のつのつと降っているなら湿った重い雪ですね。そんな季節になってきましたねぇ。うんうん。






携帯電話で愛を告白しよう
としたら、そういうことは
ちゃんと直接言ってよ、だってさ
はい、携帯電話の負け〜

湘南坊主
こっそりぬすむと
あいても気づかないよ
愛するハートのコソドロなんて
つまんないじゃん、やめときな

湘南坊主
いっぱいの愛を
いっぱいいっぱいの
状態で伝えたら
しあわせに溺れた

湘南坊主
はい。そして。 「愛するハートのコソドロなんて つまんないじゃん、やめときな」 
つい大きな声で「はいっ。ごめんなさぃ。」と答えたくなりまする(^^♪
ルパンみたいに華麗に大胆に (あ〜でるはいどさんのシリトリより) そういうふうら行きませう。うんうん。

で、これは、↓のみっぴーさんとも繋がっているわけでした。にこ。

携帯電話に宝物
あの日に撮った君の写真
そっとながめて
毎日幸せ

みっぴー

こっそりぬすむつもりだった
なにを?
キミのこころを
そんなの、正々堂々とぬすんでよ

みっぴー

いっぱい試食
いっぱい購入
年に一度のVDは
チョコ好きには最高の日

みっぴー

携帯電話をにぎりしめ
ただひたすらに知らせを待つ
サクラよ咲いて
弾む声を聞かせて

みっぴー

いっぱいチョコをもらう君見て
なんだか渡しそびれてしまったよ
引き出しに隠したチョコに
気付いてくれたらいいけれど

みっぴー
携帯電話の向こうに
あの笑顔がある
「よぉ、久しぶり」
鼓膜まで照れるこの声

みっぴー


「携帯電話のムコウに あの笑顔がある 「よぉ、久しぶり」鼓膜まで照れるこの声」
鼓膜まで照れるところがたまらないです。いいなぁ。
というわけで、今日もいろんなみっぴーさんに逢えました。ごきげんです。ありがとうです。またお待ちしています〜。






携帯電話で
あのコの声や
とっておきたい
言葉が聞ける

スー・
こっそりぬすむ
大事にします
手のひらにのせた
春の気配

スー・
いっぱい咲いて
それぞれ香る
風の流れに
漂う白梅

スー・
携帯電話で
メール交換
近いような
遠いような

スー・
こっそりぬすむの
あなたの中の
遠い記憶の
やさしい部分

スー・
いっぱいになる
あふれてしまう
またいっぱいに
するまで待って

スー・
携帯電話に
いっぱいアドレス
こっそりぬすむ
かわいい言葉

スー・


そして最後になりましたっ。シンプルシリトリ ここちよいです。
「こっそりぬすむ 大事にします 手のひらにのせた 春のけはい」
「いっぱい咲いて それぞれ香る 風の流れに 漂う白梅」

ぱちぱちぱちち。大好きでした。ほのけき春をありがとうです。すーはーすー。






携帯電話 眠らせて
西北西の風を呼ぶ
二月地吹雪
銀河のような

soyo
こっそりぬすむ
うちでのこづち
ゆき ゆき ひかり
ここだけに降れ

soyo
いっぱいの
ほっとわいんでわーぷする
ひかりとかげの
雪降るかなた

soyo