cap verses / そよ日暮らし

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スイートポテトさんのシリトリ

2011

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12/01
だいだい色の
小さい箱に
好きって書いた
手紙 封印

スイートポテト

上がるよ〜って
お風呂場から
聞こえた気がした
ちっちゃい頃の様に

スイートポテト


木蓮の木も
北風吹いて
はだかんぼ
十二月だね

スイートポテト


11/01
沈んだら沈んでおこう
そのうちに
ぷくぷくぽこぽこ
浮かび上がるよ

スイートポテト

優しくされて
不覚にも
涙が出たよ
あっ!星が降る

スイートポテト
もうすぐそっちは
冬に入るね
白いこびとが
雪笛吹くね

スイートポテト
10/01
タイムリーヒット
あの子がこっちを
見て笑ってる
彼岸花の丘

スイートポテト

それだけ食べたら
満足でしょう
ぽっちゃりおなかの
でめ金ちゃん

スイートポテト
保健室
薬の匂いと
先生の
微かな髪の香り

スイートポテト





2010

12/01 糸ぐるま 
想い出紡ぐ
からころ ころりん
糸紡ぐ

スイートポテト

ぽっかぽかの
ゆたんぽ
あさになっても
まだほんわか

スイートポテト

あふれる笑顔に
元気を貰い
冬の寒さも
乗り切れる

スイートポテト
11/01 いたるところに
花咲かせよう
笑顔が自然に
わくように

スイートポテト

きんいろの葉を
ひらひら散らせ
金色絨毯
織るニンフ達

スイートポテト

洗い流そう
心の隅に
黒く貯まった
いらない思い

スイートポテト

10/01 颯爽と 風をおこして
やってくる
冬の先鋒
木の葉の乱舞

スイートポテト
どよどよと 都会の音に
流されて
大切な音
忘れてないかな

スイートポテト

水色のスカーフ
似合うね
紅葉した
山だから・・・・

スイートポテト
09/01 明日は明日
今することは
今日の自分を
生きること

スイートポテト
包まれている心地よさ
そろそろ脱いで
みようかな
風が冷たくなる前に

スイートポテト

笑えるんだよ
涙流して
諦めないで
やり終えたとき

スイートポテト
08/01
いさぎよく 生きたい
くよくよ考えず
今日は今日
明日は明日

スイートポテト
広がる空と
流れる雲
草の香りに
包まれている

スイートポテト
風にのる 歌声
心から心へ
つないで結んで
大きなうねりになる

スイートポテト

07/01 分岐点
いままでと これからの
分かれ道だね
いさぎよく

スイートポテト
愛し方とか言っていないで
自分の気持ち
隠さずだして
飛び込んでごらん

スイートポテト
縁側で粉ひき臼を
回してた
祖母の手元と
心地いい音

スイートポテト
06/01 迷いながらも 薄暗がりの
道辿りつつ 進みゆく
希望という名の
灯りたよりに

スイートポテト
奇跡など ある訳ないと
言いながら
この苦しみの
癒える日を待つ

スイートポテト
ルックスやきれいな言葉に
うっとりと
夢見るぐらい
してもいいよね

スイートポテト
03/01 カフェテラス 大きな窓が
開けられて
春風さっと
揺らす カーテン

スイートポテト
祈る子の 閉じたまぶたに
灰色の
空からひらり
春の 淡雪

スイートポテト

閉じてゆく
卒業前のおもひでの
ひとつひとつを
いとおしみつつ

スイートポテト






2009

09/01
罪だねと
女のせいにするけれど
男だったら
責任持ってよ

スイートポテト
沈黙の 重さに
ふーっとため息し
時計の音まで
なぜか意地悪

スイートポテト

作品の出来不出来より
そのことに
全力かけた
時間が栄光

スイートポテト

05/01
ゆきつもどりつ
花占いの
最後の一枚
確かめるやうに

スイートポテト

君は君 自分の足で
歩いてく
僕もやっぱり
一人で歩く

スイートポテト

なにもかも 
無くしてしまう 失敗を
した人だけが
知る愛もある

スイートポテト

04/01
そわそわと
落ち着かないね 春だもん
花のつぼみも
うごめいてるよ

スイートポテト

抱きしめて 独り占めだね
さみしさも
かなしみさえも
今は思い出

スイートポテト

そのままだから
そのままだから
大好きなんだ
君のすべてが

スイートポテト

01/01 勇気出し
席を譲って立ち上がる
固い氷が
溶ける瞬間

スイートポテト
てぶくろの指でなぞった
ガラス窓
LOVEと言う字が
崩れそうだよ

スイートポテト

あなただけの
宝物だね 新年の
雪の山から
出ずる 太陽

スイートポテト






2008


12/01
迷うほどに 
吟味を重ね
手に入れたpet(君)
懐いてよ・・・・・・

スイートポテト
あなたとともに
聞くラジヲ
音も懐かし
ひばり節

スイートポテト

きっと 後から思い出す
きっと 後悔してしまう
きっと も一度逢えたなら
きっと 一生離さない

スイートポテト

10/01
お元気ですか
キノコの陰から
ドングリの下から
妖精達が呼びかける

スイートポテト
ちっぽけなこと
わすれましょ
ぽいっとつまんで
すてちゃおぅ

スイートポテト

魔法で空を飛べたなら
可愛いあの子の後つけて
電信柱のてっぺんで
「かぁ〜」って鳴いてみたいなぁ

スイートポテト

09/01
おぼえてる 背中で聞いた
子守歌
母のほつれ毛
うなじのほくろ

スイートポテト
いつのまに
秋は来にけり 
空青く ミソハギの花 
赤とんぼ飛ぶ

スイートポテト

ぷっ ぷっ ぷっ
西瓜の種の飛ばしっこ
夏の思い出
褪せぬ 絵日記

スイートポテト

08/01
名前をつけて 呼んでみて
「名もない花」って呼ばないで
たとえ目立たぬ草花も
みんな 名前を持ってるよ

スイートポテト

夏の思い出 何だろうな〜
焦げたトウモロコシの匂い
お祭りの帰り道の稲妻
暗くなるまで追いかけた蝉やトンボ・・・

スイートポテト

見つめ合う
ひとつの蜜豆
ふたりとも
喉が ゴックン

スイートポテト

06/01
ふんわりと包まれている
ここちよさ
目覚まし時計よ
まだ 鳴らないで

スイートポテト

実は・・・・・と
顔色見ながら言いよどむ
謝ることって
難しいよね

スイートポテト
慣れるといいな
新しい街
ここで暮らすと
決めたんだから

スイートポテト
05/01 空青く 雲ひとつ
丘の上 われ一人
草笛は 四方に流れ
始まるよ 皐月5月が

スイートポテト

好きですかって
聞かれたら
「はい」って素直に
答えたい

スイートポテト
夢がいっぱい
ポケットに
愛がいっぱい
胸の中

スイートポテト
04/15
影絵など やってみようか
停電の
ろうそくの下
揺らめく光で

スイートポテト

ゆびわを外し
少しだけ
自由な時間を
ひとりじめ

スイートポテト
ひらくまで 
待てないけれど
がまんして
待つ春の扉

スイートポテト
03/01 消えるときまで
見守っててね
雪んこ坊やは
あまえんぼぅ

スイートポテト

こわかったけど
聞きたがる
むかしばなしの
あれと あれ

スイートポテト
くるまる まるまる
ちっちゃな もうふ
あれあれ おしりが
みえてるよ

スイートポテト
01/01 はじまりは いつも 突然
やってくる
胸騒ぎする
恋? これが恋?

スイートポテト
消えていく秋の思い出
飲み込んで
根雪となりし
雪 降り止まず

スイートポテト
承知のうえで 髪を切ったの
それでもやはり 諦めきれずに
鏡に映る 後悔の渦 
思いをぐっと 飲み込んでいる

スイートポテト





2007
10/01 ダンゴムシみたいに
くるりとまぁるく
まるまってる
わたしの こころ

スイートポテト
あるとき ないとき
551 ほーらい
大阪じゃ 有名な
コマーシャル

スイートポテト
好きです 
なんて
いきなり
言われた

スイートポテト
09/01 大声で叫びたい時
砂浜を
駆け出したいとき
私にもある

スイートポテト
4183(宵闇)
7964(鳴く虫)
3343(寂しさ)
9019(暮れ行く)

スイートポテト
情熱のサンバのリズム
誇らかに
パレードは行く
秋 始まりぬ

スイートポテト
07/01 るり色の
はね持つ蝶の ルリタテハ
以外に地味な 
裏はねの色

スイートポテト
さようなら又会えるから
にこやかに
手を振り合える
遠来の友

スイートポテト
届くまで 願い続ける
我が願い
七夕様に
まだ 託してる

スイートポテト
06/01 咲く花の声が聞こえる
ほら聞いて!
天使の声か
妖精の声

スイートポテト
二人だと
淋しくないと言う君の
横にいる吾の
この孤独感

スイートポテト
画用紙に
大きな円を書きなぐる
そして静かに
黙祷しよう

スイートポテト
05/01 眩しくも 嬉しい春の
訪れは
絹の着物の
衣擦れの音

スイートポテト
待つほどに
待たれるほどに 待ちこがれ
北国の春
今 訪れる

スイートポテト
春よ春
花も小鳥も木も草も
小川も 海も 
我が手の中も

スイートポテト
04/01 あちこちに 
愛をちりばめ
会いに来る
朝の光よ 明るい春よ

スイートポテト

笑うあなたを 見ていると
私も嬉しくなってくる
春の桜の 花の下
小川のせせらぎ 鳥の声

スイートポテト
道ばたの 蒲公英ひとつ
指さして
「はる みぃつけた」 と
おさなごの 声

スイートポテト
「春よ」 だよ 「春よ」
02/01 とんでいきたい衝動を
押さえる事など出来ないと
所構わず泣けるなら
泣いて無念が晴れるなら

スイートポテト
冬の夜聞く雪の音
音無き音の暗闇は
灰色一色何も無し
狐の坊やも眠ってる

スイートポテト
さがしてきたよ
落とした手袋
赤いボンボン
千切れてたけど

スイートポテト

「ど」 だよ 「ど」





2006

12/05 ここにきて ここにすわって
ここにいて
ここでこのまま
こころしずかに

スイートポテト
すきまなど
ないほどぴたりと寄り添って
温め合ってる
子猫ねこねこ

スイートポテト

11/21 眠る子の
目尻に光る一粒の涙
そうだね
悔しかったね

スイートポテト
このごろは
書いては破る日記帳
書けないんじゃない
残したくない

スイートポテト

書けないと
日に日につのるこの想い
いつかはき出す
日が来るかしら

スイートポテト
11/14 日曜の朝の
目覚めはこんなにも
爽やかですね
透明ですね

スイートポテト
赤い実も
青も黄色も団栗も
宝石みたいに
光っているね

スイートポテト
ほっとするひととき
入れるコーヒーの
沸くまで待たず
ラララ・・・ハミング

スイートポテト
11/07 情けとか愛情とかに
飢えている
君はまさしく
ひとりおおかみ

スイートポテト



10/24 橋架けて心と心
繋ぎたい
秋の夜風に
欲しい温もり

スイートポテト

ふり返る 闇のむこうの
薄明かり
過去と決別
したはずなのに

スイートポテト
葉を落とす
紅葉錦木銀杏の木
秋深み行く
想い ちりぢり

スイートポテト
10/17 うそつきと 言われて
じっと言葉噛む
言い訳なんて
したくないから

スイートポテト
うわさ わさわさ
ひそひそ
こそこそ
きこえぬふりふり

スイートポテト
寄り添うふたり
うわさもなにも
聞こえてこない
時さえ止まる

スイートポテト
08/01 カンパイ!と
ジョッキ掲げて声合わせ
同窓会は
始まりにけり

スイートポテト
メロンはね
苦手といってしかめ顔
あの夏の日を
また思い出す

スイートポテト
キリン草 背丈を超えて
夏に咲く
故郷は遠く
海のかなたよ

スイートポテト
07/04 今はまだ 目覚めの前の
まどろみに
鳥の歌など
聞いていたいの

スイートポテト

影ぼうし
隠れてないで 出ておいで
ひとりぼっちじゃ
つまらないでしょ

スイートポテト
遠い目で 今を見つめる
若者の
歓び歌う
明日は来るのか

スイートポテト
05/30 山みちを 歩けば
木漏れ日ついてくる
初夏の緑の
風吹き渡る

スイートポテト
ツユクサの 青き花びら
霧雨に 
震えて揺れて
色鮮やかに

スイートポテト
花、花、花の
春が過ぎ
緑に染まる
山の町

スイートポテト
05/23 だってこんなに
眩しい五月
蹲っては
いられない

スイートポテト
みていた空に
みるみるのびる
ひこうき雲の
白い航跡

スイートポテト
今こそチャンス
猛然ダッシュ
果敢にキャッチ
幸せゲッツ

スイートポテト
05/09 きらきらと木漏れ日受けて
鈴蘭は
銀の朝露
光らせている

スイートポテト
イジワルされても
許せちゃうのは
あなたの事が
好きだから

スイートポテト
順番だから
ゆっくり待つよ
自分の出番が
来るまでは

スイートポテト
04/25 漂っている不安感
包まれそうになるけれど
えいっ! やっ! とぅ!
霧が 晴れたね

スイートポテト

おくすり きらい
いたいのは もっときらい
めをつむっていきとめて
ごっくん。 のめた

スイートポテト
じゃんけんぽんって
大阪じゃ
「いんじゃんほい
あいこんでぇ〜」

スイートポテト
04/18 会いたいと メール打つ手を
ふと止めて
会いに行こうと
心に決める

スイートポテト
ぐずぐずと
一日延ばししたけれど
もう限界ね
虫歯が疼く

スイートポテト

03/28 日曜日 昼下がり
ゆっくりと飲む
ミルクたっぷりの
アールグレイ紅茶

スイートポテト
動く車に「バイバイ」と
手を振る子供
子供を見守る母親の
動じない姿勢

スイートポテト
きみを見ながら
話しているのに
きみの視線は
どこを泳ぐの

スイートポテト
03/14 天窓は光集めて
部屋に満つ
干した布団の
春陽のかほり

スイートポテト
水色のワンピースでも
着ようかな
二人で出かける
特別な朝

スイートポテト
まわるまわるよ
回転木馬
思い出の歌
口ずさもうか

スイートポテト
03/07 洗濯日和な
真っ青な空
干したシーツが
パタパタしてる

スイートポテト
なぐさめて 
くれなくていい
もうないてないし
おちこんでもいないから

スイートポテト
枝から枝へ
黄梅の
密吸うメジロ
窓からそっと見る私

スイートポテト
02/28 鳥たちは 北へと帰る
名残雪
卒業だねと
言葉少なく

スイートポテト
ふわり ふわ
ふわりと春の雪が舞い
心ならずも
心惑わす

スイートポテト
背中だと
大きく見えるね
春が来て 
君も十八 我も十八

スイートポテト
02/21 ポイントを 切り替え
汽車が行くように
気持ち切り替え
明日は旅立ち

スイートポテト
ライバルは 
自分自身と笑う君
スタートラインに
今向かう朝

スイートポテト
ストレート
勝負はいつも真正面
たまに投げてよ
ゆるいカーブも

スイートポテト
02/14 あの子にそっと
手渡したいの
赤い包みの
チョコレート

スイートポテト
いませんと
留守番電話の声響く
何度かけても
同じ調子で

スイートポテト
天然でんねん
ほっといてんか
大阪人やし
笑うてなんぼ

スイートポテト
02/07 しあわせかしらと問われたら
しあわせですよと答えよう
たとえば春の木の芽のように
育とうとするものきっとあるから

スイートポテト
2006ねん2がつのあした
きぼうのひかりが
さしますように
ちいさなはなが さきますように

スイートポテト
片隅に そっと芽を出す
スミレ花
春まだ浅き
日溜まりの庭

スイートポテト






2005


12/20 はぁともようの
ぱじゃまにきがえ
まくらもとには
あかいくつした

スイートポテト
うれしいね
家族揃って
クリスマス
窓の外は 雪

スイートポテト
残る雪
積もる雪
雪の上に
又雪が降る

スイートポテト
12/13 クリスマスまで
待てなくて
サンタに電話を
したい君

スイートポテト
最高の
プレゼントだと微笑んだ
君の笑顔が
僕は うれしい

スイートポテト
伝説だとか神話とか
嘘だと言わずに
信じたい
だって今夜はクリスマス

スイートポテト
12/06 とろけるチーズの
熱々ピザと
ローストチキンで
クリスマス

スイートポテト
神棚に
かしわ手
必ず
勝たせて

スイートポテト
病葉を浮かべ流るる
黒き川
流れ流れて
ゆく果て何処

スイートポテト
11/29 かさなる予定に
頭パニック
誰かお願い
ヘルプ・ミー

スイートポテト
海での思い出
仕舞った小瓶
開けずにずっと
そのままに

スイートポテト
たぶんね と
曖昧に笑う
それ以上聞かないで
って 事なのね

スイートポテト
11/15
傷つくことを
恐れるあまり
逃げてばかりじゃ
つまらないでしょ?

スイートポテト
イイネ とっても
いい感じ
共に白髪の
バス旅行

スイートポテト
目と目をつないで
お話ししよう
心の中で
手がつながるよ

スイートポテト

11/08 りんごジュースを
一気飲み
ふわり広がる
空の 雲

スイートポテト
関係ないよと
ぶっきらぼうに
言った自分に
慌てるわたし

スイートポテト
ぬくぬくふわふわ
包まれている
いましばらくは
そっと居させて

スイートポテト
11/01 簡単なのに
格好つけて
空回りする
彼女の想い

スイートポテト
放物線を
描いて落ちる
広がる大地に
投げた ことのは

スイートポテト
残り残され
じっと佇む
夕陽に染まる
至福 独占

スイートポテト
10/29 パズルはずれる
頭 またまた
ちんぷんかんぷん
飽きない 秋の夜

スイートポテト
つぶやくような
ささやくような
そのひとことを
ききもらすまい

スイートポテト
もうひとり 私がいたら
私のしたこと
許すだろうか
責めるだろうか

スイートポテト
10/18 僕だって 
君が好きだと言いたくて
だけど言えずに
ただ君を見る

スイートポテト
一つだけ 言い忘れたね
帰り道
別れの握手
さよならの前

スイートポテト
こいびとと
言うには幼すぎる君
僕にはとても
遠すぎる君

スイートポテト
10/11 すいすいおよぐ
めだかのおやこ
みずくさむらの
いとこにあいに

スイートポテト
バスタブに
肩までつかって
ゆっくりまったり
疲れが取れるね

スイートポテト
10/04 だいだい つなげる
命のリレー
どこか似ている
親子の 不思議

スイートポテト
世界一 好きだと叫ぶ
丘の上
雲一つ無い
空に誓うよ

スイートポテト
ティータイム
一つのケーキ
分け合って
幸せ

スイートポテト
09/27 高い空 白い雲
秋の風
そよぐススキに
赤とんぼ

スイートポテト
引き出しの
奥にしまって 忘れてる
そんな諸々
掃き出しちゃおうよ

スイートポテト
贅沢は言ってないはず
譲れない一つの事を
ただ
守るだけ

スイートポテト
09/13 持っているはず
どんな人でも
生まれたままの
素直な心

スイートポテト
ライオンの親子みたいに
じゃれ合って
疲れて眠る
子の光る汗

スイートポテト
おかえりの 母に無言の
反抗期
中学生なら
それも有りだね

スイートポテト
09/06 忘れない 忘れたくない
思い出も
記憶の底に
やがて沈みぬ

スイートポテト
ひまわりの 花のごとくに
活き活きと
笑顔で生きる
君が好きだよ

スイートポテト
歩き出す
一歩の重さ 踏みしめて
自分で決めた
自分の道を

スイートポテト
忘れない 
ひまわりの花 好きだった
君 想いつつ
今 歩き出す

スイートポテト
07/12 好きだよと
小さな声で ささやかれ
「えっ?」っとかしげる
小首のほくろ

スイートポテト
苦しくて 眠れぬ夜を
過ごす時
ローカルラジオの
懐メロの声

スイートポテト
旅に出よう
日常を棚上げにして
気ままな旅に
夢を土産にして

スイートポテト
07/05 ちょっとだけ
おとなになって考える
あとは子供の
心で居よう

スイートポテト
まけないようにと
ふんばらず
りらっくすして
まけてやろうよ

スイートポテト
楽だから 側にいたいな
なんて言う
そんなあんたが
やっぱ好きだよ

スイートポテト
06/28 のびる稲
風にゆらゆら 水に影
おたまじゃくしを
遊ばせている

スイートポテト
未来を託す子供らが
戦争などに巻き込まれずに
いつも平和でありますように
折り鶴折って願いませう

スイートポテト
六月の風
爽やかな北海道
飛んでいきたいな
ここはとても暑いから

スイートポテト
06/21 探しもの 見つからなくて
あきらめて
熱い番茶で
喉うるおして

スイートポテト
わたしなら 大丈夫だと
ほほえんで
不安な心
胸に 抑えて

スイートポテト
くらしの中の
小さな喜び
見つけるたびに
心ふんわり

スイートポテト
06/14 足跡が続く雪の野
唐突に
思い出してる
十五年前

スイートポテト
間違いは誰にもあると
慰めて
愛着なんて
ポイと捨てちゃお!

スイートポテト
大切だもの
好きだもの
絶対ひとりに
しないから

スイートポテト
06/07 この場所に残る思い出
なつかしく
古い地図帳
じっと見つめる

スイートポテト
石けりや かくれんぼなど
していたね
ゴムぞうり履き
はしゃぎし あの頃

スイートポテト
日々移り
媼となりし母の手の
皺深くあり
そっと撫でつつ

スイートポテト
05/31 恋人は 心の中に
しまってる
秘密の過去も
あっていいでしょ?

スイートポテト
ジャンプする 
思い切りよく飛び越える
気持ちの上なら
飛べると思う

スイートポテト
来る来ない
花びら占い するように
迷いはいつも
くるくるな もの

スイートポテト
05/24 ラーメンかチャーハン
迷いだしたら
ハンチャン・ラーメン
そういう発想っていいね

スイートポテト
忘れずに しようと思う
それなのに
忘れてまたまた
落ち込む 私

スイートポテト
待ちきれず 玄関に立つ
来た! 来た!来たよ!
初めてwebから
本を 買った日

スイートポテト
05/18 五月 風
緑茂らせ 香り立つ
田に水を張り
命 はぐくむ

スイートポテト
満月の夜 
街を離れて
夜のドライブ
ついてくる 月

スイートポテト
11時半とは
罪な時間ね
午前中なら空腹で
午後はまぶたがくっつくよ

スイートポテト
05/10 さよならと見送る孫の
ふりかえり
ふりかえりする
小さき頭

スイートポテト
ちょっとだけ
冒険したくなったから
ズボンもシャツも
濡れても平気

スイートポテト
出過ぎても
引っ込みすぎても ダメなんて
この世の中は
住みにくい所?

スイートポテト
04/26 「さびしい」が 口癖になる 
この頃の 君は
私の目を
見ていない

スイートポテト
さくら散る
桜吹雪の樹の下に
もの憂い仕草の
桜の妖精

スイートポテト
目覚ましのスヌーズボタン
押しながら
またうとうとと
朝寝楽しむ

スイートポテト
04/19 微笑する
春の女神の 指先の
こぼれ出る種
大地潤す

スイートポテト
繰り言を くるくるくると
繰り返す
私もずいぶん
年取ったのね

スイートポテト
今も聴こえる ほら今も
谷間のせせらぎ 鳥の声
幻聴に遊ぶ
たあいない 時刻(とき)

スイートポテト
04/05
みんないる
こころのなかに しまってる
だいじなときに
きっとあえるね

スイートポテト
うつり気な 春の妖精
ひきつれて
雪解けの野に
片栗の花

スイートポテト
おしゃべりの 些細な言葉に
傷ついて
そんなときには
ココアが効くかな

スイートポテト
03/29 薬など いらないからと
投げ捨てて
自然のなかで
じっくり癒す

スイートポテト
月夜でも 星降る夜も
曇る夜も
明日を迎える
休息の時

スイートポテト
朝霧の 晴れゆく川の
中州より
飛び立つ鴨の
羽音 響きぬ

スイートポテト
03/22
もぞもぞと
はいでてくるもの
こわがらないでね
むしさんだって はるだもの

スイートポテト
むりしてないと
思ってたけど
かなり無理した
数ヶ月

スイートポテト
たいくつしても
いねむりしてても
あなたのそばなら
安心していられるよ

スイートポテト
03/08 ねぇ いいかな
すこしのじかん
おはなししましょ
たんぽぽ ばたけで

スイートポテト
時間がなくとも
繋がってると
携帯ちらちら
見ながら 仕事

スイートポテト
みつけた みーつけた
堤の つくし
小さな頭が
こんにちは!!

スイートポテト
03/01 俺と言う 一人称を
使う彼女(ひと)
言葉の仮面を
脱いでもいいよ

スイートポテト
やさしさや おおらかさなど
もちあわせ
ゆっくりあゆむ
のんびりすすむ

スイートポテト
サクラ色
ふわり重ねた 花ショール
春待つ街を
風とお散歩

スイートポテト
02/08 てくてくあるく
ゆうやけこみち
からすかあかあ
かえりをせかす

スイートポテト                         
からすなかずに
しばらくまてよ
なみだがおでは
かえれはしない

スイートポテト                         

02/01 せつない想いに
駆られるように
北へ北へと
旅に出る

スイートポテト
あわてない
あわててないけど
心は急いて
気が気じゃないよ

スイートポテト
いらないと心に決めて
捨てたはず
いまさら惜しんで
泣く弱い奴

スイートポテト
01/04 この冬は 
純白の雪積もらせて
すべてを壱から
やり直したい

スイートポテト
2004年が静かに終わる
地球規模の災いを置いていく
もうこれ以上悲しみの
種は いらない

スイートポテト
2005年、希望に満ちて
青空に輝く冨士の山
いつか本物を
見に行こうね

スイートポテト





2004

12/21 確実に
あなたの心捕らえたと
思えた途端
又行き止まり

スイートポテト

あまいお菓子と
ブラックコーヒー
無口な時間が
過ぎていくとき

スイートポテト
サンタさんから
プレゼント
幾つになっても
夢は見たいね

スイートポテト
12/14
スピード上げて
追いつきたいな
縮まらない距離
あなたと私

スイートポテト
りんごをひとつ
テーブルに置き
見ながら紅茶
飲む 昼下がり

スイートポテト
教室の隅に
ぽつんと
壊れた椅子
ひだまり・・・・

スイートポテト
12/07 赤鼻の トナカイの歌
ハミングしている
くりかえし くりかえし
そんな十二月

スイートポテト
きらり きらきら
きもちいいほど
きらめくせいざ
きたぐにのふゆ

スイートポテト
見えるのに
見えてないふり
しつづけている
これも 愛だね

スイートポテト
11/30 まるくなる背筋伸ばして
朝の路を歩こう
「おはよう」と声掛け合って
白い息が ほら 弾んでる

スイートポテト
悪魔のささやき
聞こえぬように
いい曲聞いて
眠りにつこう

スイートポテト
動かせなかった
あなたの心
ブラックコーヒー
のんで忘れよ

スイートポテト
11/16 あなたのそばは
とりまきいっぱい
そっとはなれて
みているわたし

スイートポテト
にらめっこだなんて
何年ぶりかな
笑いすぎたら
涙が出るよ

スイートポテト
決めた事だと
意固地にならず
柔らか頭で
考えてみて

スイートポテト
11/09 世界一だね
ママ手作りの
やさしさ山盛り
野菜のサラダ

スイートポテト
やさしさと
強く言えない弱さとは
似ているけれど
全然違うよ

スイートポテト
サラダみたいに
さっぱりしてて
負担にならない
人が好き

スイートポテト
11/02 10月の 終わりの日です
しんしんと
冷え込んでます
心地いいです

スイートポテト
お似合いだなんて
お世辞でしかない
解っているけど
ちょっと うれしい

スイートポテト
苦手意識を
バネにして
モノにしちゃえば
こっちの勝ちネ

スイートポテト
10/19 届かない 
言葉だけじゃぁ だめなのね
たまには むぎゅっと
胸に抱こうか

スイートポテト
波に揺られて
どこまで行くの
木の葉に乗った
小さな蟻さん

スイートポテト
きらきら星を
小さな指で
ぽつりぽつりと
弾いてくれる子

スイートポテト
10/12 布引きの滝
ハーブ園
足を伸ばせば
有馬温泉

スイートポテト
光の速さで
移動できたら
今すぐあなたに
会えるのに

スイートポテト
耳に残った
メロディーが
自然に口から
出るティータイム

スイートポテト
10/05 じゃんけんぽん
あっちむいて ほい
つられて 上みて
青い空 みっけ

スイートポテト
トンネルごっこの
足の向こうで
逆さのママが
手を振ってるよ

スイートポテト
君の成長
眩しくて
その事 とっても
うれしくて

スイートポテト
09/28
だめだよと
笑って止める 目が好きで
小さないたずら
また したくなる

スイートポテト
ちゃっ ちゃっ ちゃ
秋の青空
白い雲
箒で掃いたの だぁれ

スイートポテト
しっかり者と
思われるより
おっちょこちょいで
ちょうど いい

スイートポテト
09/21 夕焼けを 
みつめていると
心の中まで
温かくなる

スイートポテト
すばらしいと言いたいけど 
ぐっと こらえて
もう暫く 感動のなかに
包まれていよう

スイートポテト
恋とか愛とか
いくつになっても
ときめきだけは
持ち続けたい

スイートポテト
09/14 しらない事って
知ってる事より
多いんだよね
知らなかった!

スイートポテト
かなわないけど
かまわない
競争なんて
したくないもん

スイートポテト
だいすき が
また増えて
だいすきだらけの
幸せ者

スイートポテト
09/07
ドラえもんなら
わかってくれる
母親でさえ
知り得ない事

スイートポテト
おなかを抱えて
笑った後は
なんでも許せる
私がいるよ

スイートポテト
あの夏 出会った
避暑地の友と
も一度 会いたい
夏の終わりに

スイートポテト
07/13
砂浜にパラソル立てて
小さなテーブルと椅子
波と戯れる あなた
ここで見ている幸せ

スイートポテト
おはよう!
追い越しざまに
声をかけられた
今日は ラッキー!

スイートポテト
この手にいだく
ほんとの出会い
忘れられない
本となる

スイートポテト
07/06 わたしから
手渡すつもりの プレゼント
渡せないまま
今も この手に

スイートポテト
形こそ いびつだけれど
その品は
初めて 挑んだ
陶器の カップ

スイートポテト
ぴょんぴょんと
小さなカエル 足元で
カップ持ってる
私を 見上げる

スイートポテト
06/29 約束 ゆびきり
あなたの小指
見えた気がする
赤い 糸

スイートポテト
ぐう ちょき ぱあ
長い車中も
ジャンケン遊びで
気が紛れ

スイートポテト
消さないで
小さな 灯
この世に産まれた
かけがえのない命

スイートポテト
06/22 お願いしますと
にこやかに
お揃いの服 幟旗
選挙の度の イメージ戦

スイートポテト
夜の帳が下りる頃
かすかな光がそこここに
子供が育てた幼虫が
蛍になって 乱舞する

スイートポテト
「る」からはじめる言葉を探し
「留萌」の町まで来てみたら
きれいな夕陽に出会ったよ
真っ赤に染まった町だった

スイートポテト
06/15 遺言に
書くことなどは なにもなく
真白な紙を
入れておこうか

スイートポテト
感情の 起伏激しい
彼女(ひと)だけど
穏やかな日は
穏やかな 顔

スイートポテト
ギリギリの
決断なんて できなくて
考えること
止めた梅雨の日

スイートポテト
06/01 ふたりきり 初夏の丘
たんぽぽの 
綿毛をとばす
子供に かえる

スイートポテト
すいぽてと
わたしのことを
名付けた人は
じんちろさん

スイートポテト
見えない糸で
結ばれてるから
安心して
付いていけるね

スイートポテト
05/25 睦まじく 
寄り添うふたり 幸あれと
鐘鳴り響く
丘の教会

スイートポテト
居間だとか
客間だなどと 呼べないが
家族の集まる
この部屋が好き

スイートポテト
背中ほど
寡黙じゃなくて いいけれど
少しは言葉を
かけて欲しいな

スイートポテト
05/18 まっててくれる
ちぎれんばかりに
しっぽをふって
お尻もふって

スイートポテト
日が暮れるまで
あそんできたね
眠る子の髪
お日様の匂い

スイートポテト
わがまま娘を
待っててくれる
母の住む町
日が暮れる

スイートポテト
05/11 はらり はなびら
ひとひら ひらり
あおいしばふに
あいたくて

スイートポテト
ちょっとさみしい
夕暮れ時に
開いて ほっこり
そよ日 そよかぜ

スイートポテト
ベンチで見ている
母親の
視線の先に
笑う おさなご

スイートポテト
04/27 写真さえない
別れた人の
顔もしぐさも
忘れられない

スイートポテト
春風吹けば
こんなもやもや
飛ばしてくれる
そんな気がする

スイートポテト
すきだったひと
いまでもゆめで
あえばわたしも
18の おとめ

スイートポテト


すきだったひとの
写真 一枚
破ってハラリと
春風に あげる

スイートポテト
04/20 アナタは狐
ワタシは狸
だまし騙され
共白髪

スイートポテト
おちたハンカチ
拾ってくれた
古典的恋
落ちちゃ いないね

スイートポテト
みつけられない
ふみつけられない
小さな善意は
キラリ 光るよ

スイートポテト
03/23



まわる回る
くるくるくるると
景色を替えて
春は足ばや

スイートポテト
新学期スタート
制服に身を包み
緊張した笑顔
あの子も この子も

スイートポテト
03/16
男だからとか
女のくせに なんて
言わない時代に
なって よかった

スイートポテト
どこかに 隠れて
じっとしている
小さな春を
見つけに行こうか

スイートポテト
カーテンを
春色に変えて
もうすぐ
新学期

スイートポテト
03/09 あなたに会えて
よかったと
言ってもらえる
私 だろうか

スイートポテト
毒ある花の
美しさに
惹かれる事も
たまにはあるよね

スイートポテト
姿より顔より
声より便りより
肌のぬくもり
欲しい夜もある

スイートポテト
03/02 花びらが降る
ふる里の川岸の
桜の古木
今年も花降れ

スイートポテト
わくわくと 嬉しい想い
わき出して
ハイテンションの
我 恥ずかしく

スイートポテト

02/17 歌を待つ
春の歌
地面のぬくもり
膨らむ木の芽

スイートポテト
感じてごらん
春の気配を
雪解けの音
北風の吐息

スイートポテト
カナ入力から
始めたけれど
いまではすっかり
忘れちゃったな

スイートポテト
02/10 ろうばいのかおり
はるのおとずれ
とどけばいいな
きたのくにまで

スイートポテト
れ、れ、れ。
恋愛よりも
難しいかな
夫婦であること

スイートポテト
彼女だなんて
いい年超えた
おばさんにゃ
縁のない呼び方

スイートポテト
02/03 暗号みたいな 
ふしぎなことば
いっしょうけんめい
喋る 二歳児

スイートポテト
帰りたいとは
言わないけれど
心もそぞろ・・・ね
もう帰ろうか

スイートポテト
黒ぼうしちゃんって
絵本があった
長女が好きで
よく読んでたね

スイートポテト
01/27 まるぅくなって
ゴロゴロいって
こたつが大好き
こねこちゃん にゃの

スイートポテト
よるの雪
しんしんと包む
野も山も
さとの古屋も

スイートポテト
ラーメンの湯気の向こうに
ひげづらの 君がいて
あったかいね
涙が でそう

スイートポテト






2003
12/16 恋しい気持ちを
そっと包んで
あなたに手渡す
クリスマス・イブ

スイートポテト
さようなら〜と
手を振って
何度も何度も
ふり返る

スイートポテト
お願いします
これからも
ここで楽しく
過ごさせて

スイートポテト
12/09 背中で眠る
幼子の
寝息と甘い
お乳の匂い

スイートポテト
たからかに響く
もずの声
冬の木立に
こだまする

スイートポテト
針跡でこぼこ
それでもうれしい
三月かかった
キルトが出来た

スイートポテト
12/02 道行く人が
ふり返るのは
私じゃなくて
持ってるバッグ

スイートポテト

リズムをきざむ
振り子の音に
いつか私は
夢の中

スイートポテト
11/25 並んで 写した
二人の写真
今も二人で
アルバムを繰る

スイートポテト
かならず きっと
くるとおもうよ
けれど このごろ
サンタも多忙

スイートポテト
だからね
たからだ
だいじな
からだね

 (だからね、宝だ。大事な 体ね)
スイートポテト
11/18 あるいていかなきゃ
みつからないもの
そこにも ここにも
いっぱい あるね

スイートポテト
ありがとう
迷路みたいに絡まった糸を
ほぐしてくれそうな笑顔
うん 元気になれそう

スイートポテト
気持ちを伝える一枚の葉書
真っ赤に熟れた柿の実の絵
あったかいね やさしいね
返事に描こう お昼寝の猫

スイートポテト
11/11 二人で座る 
小さなソファー
お昼寝するには
狭すぎる

スイートポテト
できたらいいねが
実現したら
次に膨らむ
夢の種

スイートポテト

いいねいろだね
れんしゅうしたね
もうすぐどきどき
はっぴょうかい

スイートポテト
11/04 赤い羽 胸につけたら
ちょっぴり恥ずかしくて
ちょっぴり浮き立つ
秋晴れの 午後

スイートポテト
指輪ひとつしていない
節くれ立った指に
そっとはめてみたよ
ビーズのリング

スイートポテト
風船が 手を離れ
白い雲目指して飛んでいった
届くといいね 
いってらっしゃーい

スイートポテト
10/28
空の色より
なお青く
波一つなし
水鏡

スイートポテト
沈んでいった
太陽に
ひと日の幸を
感謝する

スイートポテト
限界は
自分で作ってしまう物
実在しない限界の
壁は自分でこわす物

スイートポテト
10/21
秋の哀しみを
背負っているのは
馬車に踏まれる落ち葉
冬の匂いの 風

スイートポテト                   
決めてみたけど
やっぱり迷う
心模様は
紅葉散る 秋

スイートポテト

ひとつふたつの
数え歌
みっつ夜露に
いつ月上がる
睦みあってる 
なついてくれる 
やつれ果ててる 
ここの爪草 
とうにお月様雲の中。


スイートポテト
10/14
やめられなくて
手が出る お菓子
その一口が
肥る もと

スイートポテト
草原を ゆく風
さわわ さわわと
風の道
天使が通り過ぎていく

スイートポテト
アウトワカレガ
ツラクナル
アワヌトココロガ
サミシガル

スイートポテト
09/30 しらんぷり
しったかぶり
しらじらしいね
しようがないね

スイートポテト
見せずに魅せる
奥ゆかしさに
憧れたりする
秋の深まり

スイートポテト
九月の終わりに
やっと秋だね
北海道では
はや冬支度

スイートポテト
09/23 裏通りの小さなお店
ウインドゥの向こうに
昼寝の子猫と
昼寝のおばさん

スイートポテト
上手だねって
なにげに言っただけなのに
気分はすっかり画家になり
今日も描いてるクレヨン坊や

スイートポテト
紫・・・薄紫なら着られるかも
でもやっぱり苦手だな
綺麗だなって思うけど
身に纏うのはためらう色・・・紫

スイートポテト
09/16 猫じゃらし
ゆらゆらゆれて
風の子が ほら
遊んでいるよ

スイートポテト
実、実、見ぃつけた
しいのみ、ドングリ、あけびの実
発見いっぱいハイキング
葉っぱの陰にほら、きのこ

スイートポテト
音色楽しむ秋の夜
夜な夜な虫のコンサート
短い秋を歌います
短い生を歌います

スイートポテト
09/09 読まずに捨てる
たくさんの広告
作った人には
悲しい現実

スイートポテト
たのしいおはなし
いっぱいきかせて
ふたりのじかん
つかのまの とき

スイートポテト

だいこん とんとん
刻む音
お鍋が ふつふつ
煮える音

スイートポテト
09/02 黄色いTシャツ
今年も見たよ
感動 感涙
善意 広がる

スイートポテト
風にちょっぴり
秋の気配が
空もだんだん
青さを増すね

スイートポテト
むじゃきなえがお
幼子達に
囲まれている
今が幸せ

スイートポテト 
07/23 視界の端に
誤解をさけて
ろくでなしめと
涙でつぶやく

スイートポテト 
(数字語呂合わせな4行詩)
月の満ち欠け
心の鏡
今日は満月
待ち人来たる

スイートポテト
包んで貰える幸せに
うっとりするのもいいけれど
包んであげるふろしきに
なれたらもっと素敵だな

スイートポテト
07/15 頬そめて 
晴れの舞台に いざ立たん 
胸のときめき
いよよ 高まる

スイートポテト
あの時 あなたに
会えなかったら
明日を夢見る
あたしは 居ない

スイートポテト
天使のような
清らな寝顔
ずっと幸せ
続けと祈る

スイートポテト
07/08
夏だもん 
中身で勝負
見せようか
舞い姿

スイートポテト
嘘だけど
騙されたふり
していたい
もうすこしだけ

スイートポテト
ナンテン 満点
満天の星
銀河を超えて
愛を貫く

スイートポテト
07/01 雨の日は
普段出来ない事しよう
文を書くとか
窓を拭くとか・・・・

スイートポテト
待ってるね きっとだよ
ぽつんと1人残されて
佇む駅舎 
それもいいかな

スイートポテト
もじ、もじ、もじ。
はっきりしない子
内気な子
愛おしいけど じれったい。

スイートポテト
06/24 まる あげる
おっきなおっきな 
まる あげる
ひとりでるすばん できたのね
 

スイートポテト
恋しい悲しい愛おしい
苦い苦しい狂おしい
日長一日 来ぬ人を
松保の浦に焦がす恋

スイートポテト
消えないで
今がチャンス!
虹、あじさいのしずく、雨蛙
デジカメ持つ手が 震える

スイートポテト
06/17 いっぱい あそんで
いっぱい たべて
いっぱい ねむって
すくすくそだつ

スイートポテト
ココロ コロコロ
片仮名にすると
しっかりふんばり
転がらないね

スイートポテト
顔が見たくて
用もないのに
今日もコンビニ
覗いて帰る

スイートポテト
06/10
もういらないよ
もうはらいっぱい
もうはいらないよ
ごちそうさま  

スイートポテト
小さくて 気付けなかった花々に
光を当てて 見守って
野の花達のささやきを
本にまとめた ひとりのはらに

スイートポテト
コドモじゃないって
背伸びをしても
意地張るようじゃぁ
まだ 子供

スイートポテト
もう いらないよ
小さくて
履けなくなったボクのくつ
コドモはどんどん大きくなるね

スイートポテト


06/03
消せない思い出
消えるまで
何度も何度も
会えるよね

スイートポテト
本音は誰にも
知られたくない
そんな鎧は
もう いらないよ

スイートポテト
そのままがいい
いい味でてるよ
飾らぬ君が
一番 素敵

スイートポテト
05/27 簡単 簡単
自信をつけたら
さあ
本番だ

スイートポテト
残しておいて
私のスペース
たくさんの中の
ひとり分だけ

スイートポテト
だまされじょうずな
大人な恋は
ドラマに任せて
真剣勝負!

スイートポテト
05/20 ぜんぜん平気って
言ってみたけど
やっぱり心は
尻込みしてる

スイートポテト
花ならそっと咲く花が
鳥なら小さく鳴く鳥が
風なら五月の晴れた風
月なら三日月おぼろ月

スイートポテト
嘘もつけない
無邪気なあなた
母なればこそ
それすら不安

スイートポテト
05/13 憧れの
北の大地に咲く花の
写真と詩の
『のはら』 はばたけ   

スイートポテト

なみだ隠して
微笑んでみる
私も少しは
大人になれた

スイートポテト
くるくるまわる 
かざぐるま
ごがつのかぜは
きらきらのかぜ

スイートポテト
05/06 ひかりのなかに
いるひとよりも
ひかりをてらす
ひとがすき

スイートポテト
つぶしたくない
ちいさなことば
すぽっとあてて
みまもりましょう

スイートポテト
生意気だけど
憎めない奴
寝顔はまだまだ
赤ちゃんみたい

スイートポテト
ひかり溢れて
手を振る丘に
二羽のことりの
唄空に満つ ⇒

スイートポテト
つぶやきひとつ
月夜の丘は
はるかかなたの
望みよ せつな ⇒

スイートポテト
生意気言って
照れてる君に
にっこり笑った
楽し 母の日 ⇒

スイートポテト
04/29 部屋の片隅に
ぽつんと置かれた
読みかけの本
カーテンから そよ風

スイートポテト
「る」からだなんて
できっこないよ
しりとりではいっつも
きらわれものの「る」

スイートポテト
こころうごかす春のうた
森に林に野に満ちて
小川のせせらぎ鳥の声
コートを捨ててさあ出かけよう

スイートポテト
04/22 いちばん後から
出発しても
こつこつ歩けば
ゴールは来るよ

スイートポテト
壁を作っているのは
自分自身
壁なんかほんとは
ないのかも知れないのに

スイートポテト
手のひらに
舞い散る花びら
受け止めて
春爛漫を心ゆくまで

スイートポテト
04/15 チャンスはいつも
逃しているけど
ゆっくり行くのも
人生たのしい

スイートポテト
似合うねって言われて
困った顔した
あなたはニキビの
お年頃

スイートポテト
桜咲く春の
景色にあこがれて
雪解け早める
北のお日様

スイートポテト
04/08 ラッコがらっぱふいている
原っぱ葉っぱが青くなり
小さなつぼみが花開く
春だよ 春だね 春が来た

スイートポテト
春の朝 林の中では
小さなつぼみが
そっと花びら開いたよ
ことしもよろしく 片栗の花

スイートポテト
見えてきた 
懐かしい風景
ふるさとの町は
変わらず暖かい

スイートポテト
04/01 にほんのりぼん
かたくむすんで
あなたとわたし
こころひとつに

スイートポテト
結論だなんて
まだ早い
今は色々
模索する時期

スイートポテト
くしゃみひとつで
始まった春
桜が咲いて
北へ 北へと

スイートポテト
03/11 気持ちはすでに
伝えたからは
後には引けぬ
いざ進むのみ

スイートポテト
疑問符付けて喋るくせ
そろそろ止めてみないか
自信なさそうでいて
うむを言わせぬ言い方だよ

スイートポテト
はじまったばかりの
あなたの命
幸多かれと祈る
父母も祖父母も

スイートポテト
02/25 くやしいな
忘れていた事
思い出しても
後の祭り・・・

スイートポテト
つながるものは
4行シリトリ
短い言葉で
心 つながる

スイートポテト
咲かない花も
丹誠込めて
愛情一つで
見事花咲く

スイートポテト
02/18
あわずに さよなら
ネットのともだち
それでも なんだか
せつない こころ

スイートポテト
いつもとなりに
いるひとだけど
いないととたんに
いてほしくなる

スイートポテト
うらやましいなんて
おもいっこなしよ
たねまきしなきゃ
はなはさかない

スイートポテト
02/11 緑色したおともだち
木の葉のお家のかえるくん
緑が池のかっぱくん
そっと芽を出す 葉っぱちゃん

スイートポテト

いつもとなりにいたはずの
わが子の巣立つ春まじか
嬉しくもあり
寂しくもあり

スイートポテト
これから はじまる
まほうの じゅもん
みるみる ゆきどけ
さきほこる はな

スイートポテト
02/04 アルバムの
最初のページに貼ってある
セピアの写真
おさな子の吾

スイートポテト
イジワルと
小声で云って走り去る
あなたの仕草が
嘘に見えた日

スイートポテト
あなたにあえて
三十余年
どこか似てきた
夫婦の不思議

スイートポテト
01/28 しわを伸ばして
白髪を染めて
若作りなど
したくないけど

スイートポテト
もうだめかなと思ってたけど
言葉にしなくて良かったな
ほら、新しい芽が
一つ二つとでてきたよ

スイートポテト
あなたにあえて
ドキドキしたけど
あえて平気な
顔をしていた

スイートポテト
01/21 口笛吹いてタップを踏んで
シルクハットでご挨拶
ピノキオの小さなかわいい
「良心」ジミニークリケット

スイートポテト
あなたにあえて
うれしいことに
わたしのむねが
はずんでいるよ

スイートポテト
たまらなくすきになって
たまらなくなったすとれす
たまらなくなったぐちなきごと
たまらなくうれしいいま

スイートポテト





2002

12/17
きっと空から見ていてくれる
そちらの世界は無限大
きっと今夜は見ていてくれる
そっと1人のクリスマス

スイートポテト
あなたにあえてまたひとつ
きらりとひかるほうせきの
かがやきににたよろこびが
わたしのこころにふえました

スイートポテト
くつしたの中にお手紙
「さんたさんありがとお」
わが子の寝顔にパパにっこり
そぉっと置いた プレゼント

スイートポテト
11/26
行方不明な手袋が
動物たちの家になり
どんどん膨らむお話は
薪ストーブが似合います
  
スイートポテト
忘れ物?落とし物?
何だか気になる
赤ちゃんの
ちっちゃな靴下片っ方

スイートポテト
あなただなんて
照れくさすぎて
呼べないままで
ずーっと夫婦

スイートポテト
11/19 知りたかったの
髪切った訳を
サッパリしたいって
どういう意味よ

スイートポテト
たくさんのお芋
うれしいけれど
そんなに食べたら
困っちゃう・・・・

スイートポテト
波立つ心を
静めてくれた
ふくらみ加減な
今日の月

スイートポテト
11/12
おとなしくして ベッドでねむる
おねつの朝の myルーム 
Winの熊ちゃんなくしたけれど
ピンクの熊ちゃん 傍にいる

スイートポテト
びっくり箱の
ピエロの人形
あっかんべぇして
また箱の中

スイートポテト
地面の上に木の葉が積もり
木の葉の上に白い雪
北の国には 雪降る夜に
冬の妖精 舞い降りる

スイートポテト
10/29
ほどほどに 酔うほどに
ふわふわと まどろみて
けふの良き日の
花嫁の父の涙よ

スイートポテト
三日後の月は
今より少しふっくらしている
私の心の中は
今よりどれだけ丸くなれるか

スイートポテト
うれしい気持ちを
隠そうなんて
しなくていいよ
泣いてもいいよ

スイートポテト
10/22
怖いと思わず
駆け出せるのは
見ている人が
其処にいるから

スイートポテト
ライブの熱気に
当てられたから
当分大きな
音はいらない

スイートポテト
階段くるくる
螺旋に登る
行き着く先には
お手紙の主

スイートポテト
10/08 占い信じてみようかな
特に望みはないけれど
誰待つ訳でもないけれど
人恋しさについほろり

スイートポテト
舞う 落ち葉
風の声
どんぐり劇場
開幕中

スイートポテト

チケット2枚
ちょっとドキドキ
渡す時には
もっとドキドキ

スイートポテト
10/01 プラチナの指輪
プラタナスの並木
思い出ゆらゆら
落ち葉舞う頃

スイートポテト
わかりますか。
いいえ わかりません。
男と女は
わから無さが魅力。

スイートポテト
Re:ってメールで届いたら
心がほんわか温かい。
ありがとう!の返事でも
読んだよ!の返事でも。

スイートポテト
09/24 残る思いを断ち切れなくて
月夜の晩の一人酒
名残惜しそに月傾けば
いつしか吾も夢の中

スイートポテト
髪の乱れを
かき上げて
ウインクひとつ
残して消えた

スイートポテト
ボールに 坊主に
ボランティア
「ぼ」のつくものは
みんな 丸いね

スイートポテト
09/17 あのころの
はやりの歌を聴いている
瞼閉じれば
15の私・・・・

スイートポテト
夕方のもの悲しさは
あかね雲
色を変えつつ
こころ染め行く

スイートポテト
凍った心暖めて
すっぽり腕で抱きしめて
それでも埋まらぬ空っぽの
別れの朝の後ろ髪

スイートポテト
09/10 100円ひとつで
色々買える
100円ショップは
夢屋さん

スイートポテト
お昼寝した日は
得した気分
昼からサクサク
動けるような

スイートポテト
猫さんお散歩
路地から路地へ
秘密の通路も
するりと潜る

スイートポテト
09/03 ヒマを持て余すほどの
暇はいらないけど
ちょっとバタバタした後の
アイスコーヒーは LOVE

スイートポテト
デジタルな時間より
アナログの時間の方が
性に合っているらしい
団塊の世代

スイートポテト
たまらないよね
あくせくしても
それよりのんびり
たのしくやるか?

スイートポテト
08/27
またくるね
口約束のゆびきりと
小さなため息
咲く月見草

スイートポテト
ぢりぢりと
真夏の太陽肌を焼く
後悔してない
今年の私

スイートポテト
りんりん りんりん
もうすぐ秋だね
虫さん達がオーケストラの
練習始めた月の夜

スイートポテト
07/25
広がる景色
切り取るカメラ
今一瞬の
シャッターチャンス!

スイートポテト
雨宿りさせてね 
カエルさん
雨が止むまで
ここに居させて

スイートポテト
へっちゃらそうな
顔をして
心臓バクバク
すくむ足

スイートポテト
広がる心を
自由に泳がせ
いんたーねっとで
こんにちはぁ

スイートポテト
雨宿りして
知り合った
可愛いあの子は
今 どこへ

スイートポテト
へっちゃらだよと
強がり言って
ハンカチぎゅーっと
握った あの日

スイートポテト
07/16 晴れた空にぽっかりと
白い雲が浮かんでる
雲の上から手を振って
元気坊やが呼んでるよ

スイートポテト
意気揚々
気分上々
真夏の太陽
生きようよう

スイートポテト
さいこうにうれしいこと
あたらしいいのち
あなたとわたしの
いのちのつなぎて

スイートポテト
07/09


外面ばかり気にして
いい子ちゃんを続けてる
もっと内面を
磨いてやらなきゃ・・・

スイートポテト
「いたみ」変換したら
「伊丹」だなんて
お馬鹿なPC
愛しい奴

スイートポテト
開いて閉じて
月見草
夜露の蜜は
どんな味

スイートポテト
外ではしゃいで
帰ってくれば
やりすぎたかなと
心に 痛み

スイートポテト
痛みに耐えかね
心閉ざして
涙溢れる
さあ目を開いて

スイートポテト
開いた心は
スッキリ空っぽ
泣いてるなんて
以ての外

スイートポテト
06/25 ただみていたいのは
赤ちゃんの寝顔
かたまって咲く小さな花達
抱きしめたいのは・・・あなた

スイートポテト
がまんするのは大事な事
でも、がまんしすぎて
心を閉ざすくらいなら
わがままいっぱいして欲しい

スイートポテト
大好き大福
ケーキにクッキー
今なら水無月、水ようかん
甘い物には目がない私

スイートポテト
06/18 名前も知らない花だって
ちゃんと名前はあるんです
私の事を知らぬまま
さよならして行く誰かさん

スイートポテト
ないしょの事って
秘密の卵を
持ってるみたいで
居心地悪い

スイートポテト
木、双子の木
ジャガイモ畑の
あの木に会いに
さあ行こう

スイートポテト
06/11
その人は
笑い上手なふりをして
心ゆくまで
一人泣く人

スイートポテト
大好き
ダイスと
大豆と
大介

スイートポテト
さあ 朝だ
元気に起きる
日曜の朝は
僕が一番

スイートポテト
06/04 今からそわそわ
どきどき わくわく
北海道が待っている
もういくつ寝ると 夏休み

スイートポテト
画面って文字を
じっと見つめた
メロンが二つ
並んで見えた

スイートポテト
鍵は掛けない
私の心
いつでもオープン
さあ いらっしゃい

スイートポテト
05/28
そこからでてきて
一緒に遊ぼ!
どろんこ遊び
すなあそび

スイートポテト
いっこずつ
かみさまから
あずかったいのち
どれもだいじだ

スイートポテト
力をぬいて
心も軽く
緑の風に
吹かれて歩く

スイートポテト
05/21 とまらない夜汽車に乗って
知らない町へ行ってみたいな
終着駅は北の果て・・・
まとまりのない果てしなき夢

スイートポテト
がんばれ がんばれと
自分を励まして
進むしかない
青い空を見上げて

スイートポテト
元気をだして
さあ行こう
振り返らずに
前を見つめて

スイートポテト
05/14
これっきりと
心に線を引いてみる
そんな自分が
少し哀しい

スイートポテト
みてるかな
どうなのかな
ぼくのことみててね
おかあちゃん

スイートポテト
靴と鞄
化けたのが靴
包むのが鞄
漢字って面白い

スイートポテト
05/07
すこしわかった だけなのに
ぜんぶしってるふりをして
せのびするのは
やめようよ

スイートポテト

違うよって、
一言が言えなくて
怒らせたまま
別れてしまった 

スイートポテト
告げ口を真に受けて
友情を疑うなんて
私・・・・どうかしてたわ
ごめんなさい

スイートポテト
04/30 贅沢でも 華美でもない
飾り気のない自然のままな
そのくせ気品に満ちている
白根葵のような人

スイートポテト
犬がしっぽをふるように
思いを伝える小道具が
今、本当に欲しいと思う
小さないさかいの 後

スイートポテト
土に育まれ芽を出した草たちが
一斉に太陽に向かって
体を伸ばしはじめる
5月の風はすぐそこだよ!!

スイートポテト
04/23 許してね その両腕で
抱きしめて
貴方の胸で
泣いて夜明かし

スイートポテト
こっちん こっちん
時計がうたう
貴方の来るのを
待つ胸時計

スイートポテト
雨の夜は
静けさだけに包まれて
一人ぼっちが
心地よいとき

スイートポテト
許してね
こっちへ来いと呼ばれても
雨に打たれて
動けない私

スイートポテト
こっちに来たら 傘の中
雨降りデートで
素直になれた
「許してね」って言えそうだ

スイートポテト
雨、雨、雨の日曜日
許してねって言うように
あっちこっちの花たちが
うなだれ 止み間を待っている

スイートポテト
04/16 伝わったかな?つたない思い
つーっと流れる涙に乗せて
つぶやくように囁いた
「らいちゅきれす・・・・」
  
スイートポテト
シャツに風をはらませて
海の見える丘に立つ
麦わら帽子を右手で押さえ
君は私に笑顔を見せた

スイートポテト
できた できた でんしゃができた
できたね ねんどで でんしゃだね
どこからみても みえないけれど
2さいのぼくには でんしゃだね

スイートポテト
04/09 よろこびを はこんできたのは
しょかのかぜ 
みどりのにおいと
こぼれびのいろ
 
スイートポテト
海へ行こう
光溢れる五月の海へ
青さを増した五月の海へ
君と二人で

スイートポテト
さわっ さわっと囁くよ
今年生まれた緑の葉っぱ
小人がお喋りするような
小さな声が聞こえるよ

スイートポテト
よろこびあふれて
喜び合って
よろず良き世の
よすが かな

スイートポテト
海へびくんの 独り言
「ひとりぼっちはつまんない
みんなと仲良く したいのに」
しょっぱい涙が ぽろりんこ

スイートポテト
さわっさわっとかぜがふく
きみどりいろのかぜのなか
しろいぼうしのおんなのこ
くるまいすからてをふった

スイートポテト
03/12
よくみてよ 
ここんところの ふるいしみ
きみがこぼした
みそしるのあと
 
スイートポテト
失礼と
さらりとかわす 憎い人
憎いながらも
なぜか気になる
 
スイートポテト
息詰まる
バトルの後の 冷戦は
缶コーヒーで
まずは引き分け
 
スイートポテト
03/05
耳をすませば風の音
瞼閉じれば虹の色
指でなぞればさらさらと
思い出だけがこぼれ出る
 
スイートポテト
ふざけてばかりじゃつまらない
黙っているのもつまらない
無邪気がとりえの人だけど
なんだか疲れる春の午後
 
スイートポテト

02/26
なにもない この部屋を出る
思い出と まとめた荷物
鞄に詰めて
振り返らずに
 
スイートポテト 
気づかないふりをしてみる
あれっと言う顔をして
振り返るあなた
まっすぐな視線が痛い
 
スイートポテト
このごろ ときどき
どきどき ばくばく
いまどき はやらぬ
かたおもい ってか
 
スイートポテト
02/19
あの部屋へ帰りたい
聞き慣れた歌に浸りたい
温かいベッドと履き慣れたスリッパ
二人でいる事に疲れた夜
スイートポテト 
証、あかし・・・
求められても
信じて貰うしか
証しようのない愛
スイートポテト
そこはふかいたにのそこ
ここはふかいうみのそこ
みたこともないいきものが
そこのそこにもここのそこにも

スイートポテト
02/12
帰りたくなる日暮れの空を
じっと見つめているだけで
ふるさと遠く北の町
涙が一粒ぽろんと落ちた

スイートポテト
ノートの隅に気まぐれで
あなたの名前を書いたのを
慌てて消して誤魔化した
そんな昔が懐かしい

スイートポテト
心にうそはつけません
嫌いと言ったその日から
あなたの事が気になって
泣き泣き綴る日記帳

スイートポテト
01/08 たぶんだいじょうぶ、って
かなりしんぱいなんだよね
でも、だいじょうぶ
ちからいっぱいやれたから

スイートポテト

道があったはずなのに
一晩ですっかり雪の原
誰かの歩いた足跡を
確かめながらの通学路

スイートポテト
ずいぶん昔の事なのに
今でもはっきり覚えてる
寝ぼけ眼で起きた朝
枕の横のプレゼント

スイートポテト




以下 2000〜2001


  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
溢れていますか?
湧き出る水のように
愛情いっぱいの 
優しい言葉を。

スイートポテト

味気ない 会話の後の
冷め切ったコーヒ−みたいな
愛を失った2人が
行き着く先は・・・・どこ?

スイートポテト

 
糸トンボとんでいる
もう夏は終わったよ
ありがとう思い出いっぱい
心のカバンに詰め込んだ

スイートポテト

いっしょにいたい
あたまとおなか
たっくんしんどい
おやすみしたい

スイートポテト

糸、運命の赤い糸
貴方と私をつないでた
喧嘩ばかりの恋人時代
切れずにいたのは赤い糸

スイートポテト

いらなくなった なんて
壊れたおもちゃみたいに
捨ててしまったけれど
君に あいたい・・・

スイートポテト

痛くない、なんて
強がり言って
じんじん痛む
心と傷と

スイートポテト

ウソツキ キツツキ キツネノオヤコ
ウッソウトシタ ミヤマノモリデ
ウトウトウットリ ミトレテイルヨ
ホソイミカヅキ ホシフルヨゾラ

スイートポテト

   
     
追って来るかな 来ないかな
来て欲しいのか 嫌なのか
自分で自分が判らない
「好き」って事しか判らない

スイートポテト

おもちゃのくにの
おもちゃのきしゃで
たびするわたし
ゆきつくさきは・・・どこでしょう

スイートポテト

おやすみしたい
きょういちにちは
あしたのための
りふれっしゅきゅうか

スイートポテト

おじさんに会いたいな
サンタのおじさん。
僕のお家、知ってるの?
僕の欲しいもの、知ってるの?

スイートポテト

固まって白くてまるい泥ダンゴ
保育所時代の宝物
おもちゃの箱の白い箱
ころころ今日も音がする

スイートポテト

仮面の下に 貴女の素顔
泣いているのか 笑顔で居るか
誰も知らない 貴女の素顔
そろそろ仮面を はずしてみたら

スイートポテト

仮面ライダークウガでしょ。
仮面ライダーアギトでしょ。
たっくん、どっちも好きだから。
どっちかひとつって。・・・こまったなぁ

スイートポテト

決めたからって 突き進む事はない。
おかしいな ちょっと違う
立ち止まり 考えて
引き返すのもありだよ。

スイートポテト

切符は片道
もう帰らない
必死な思い
恋の道行き

スイートポテ

 
     
携帯電話で繋がっている
友情なんて嘘八百
クリアボタンで
はいさようなら

スイートポテト

   
     
寒いから 
くっついていよう
影がひとつに
重なるぐらい

スイートポテト

寒いから 両手で包む あなたの手

   

証拠を出してって 言われても
恋の証拠は 出せないわ。
こんなに貴方が好きなのに
黙って分かって欲しいのに。

スイートポテト

質問します
私の事、好きですか
私の事、心配ですか
ずっと私を見守ってくれますか

スイートポテト

知りたくて何度も手紙書いたけど
ポストに入れる勇気が無くて
結局こうして見てるだけ
なんにも知らずに片思い

スイートポテト

知りたくて貴方の産まれたこの町を
地図を頼りに歩きます
きれいな河と深い森、
小学校のツバメの巣
少し貴方が見えてきた

スイートポテト

知りたくて 幼なじみの智君が
今はどうしているのかと
セピア色したこの写真
見るたび思う君のこと

スイートポテト

すきま風、入らぬように
ぴったりこんと くっついて
あつあつかっぷる
風邪引きコンビ

スイートポテト

   

せつこはねぇ・・・たっくんの独り言
ほたるとねぇ、お星様になったんだねぇ
どろっぷのかん あったねぇ
たっくん なみだでてきたの

スイートポテト

   
そのままの あなたが すきです
かざらないことば
まっすぐな まなざし
あふれる あい

スイートポテト

   
足りていますか
満たされていますか
出し惜しみしないで
愛を下さい

スイートポテト

   
     
強くなりたい。
自分の言葉で
はっきり「NO」と
言い切ってみたい

スイートポテト

   
     
どこですか 幸せを呼ぶ 青い鳥
見つからないまま 月日が過ぎて
夢見ることも わすれな草の
鳥かごさえない 私です

スイートポテト

どこですか。
宇宙へ続く汽車の旅。
5枚綴りの切符を握り、
最初に降りる駅はどこ。

スイートポテト

 
泣いちゃうよ 
お空の上で
かみなりくん
おねしょした

スイートポテト

   
似たもの同士  けんかをしても
すぐに二人は仲直り
目と目で話すないしょの話
OKウインク  ほほにキス

スイートポテト

虹の橋はかなき恋の夢と消え
虹消えて我に微笑む人と行く
虹立ちぬカップ持つ手を止めて見ゆ
虹きらり子供の心に帰る一瞬(とき)

スイートポテト

 
     
ねえ  早く行こうよ
お山がまっ赤に染まってるよ
どんぐりがいっぱいだよ
かわいいきのこも待ってるよ

スイートポテト

   
     
バタンと閉める心のドアを
ノックするのは止めておく
君が自分で心を開き
僕を招いてくれるまで

スイートポテト

   
ひとときの やすらぎ
いっぷくの ハーブティー
涙が固まって胸に詰まっていたけれど
すこうし 溶けてきたような

スイートポテト

日々更新される日記
人生山あり谷あり
著者と共に泣き笑い
心の絆が結ばれる

スイートポテト

秘密だよ、って渡された
小さく折った便せんに
「大好きです」って
嬉しいひ・み・つ

スイートポテト

秘密だよ どんぐりひとつ くれた君

降りそそぐ陽の光あび
眩しげに小さきあくび
新米の母に抱かれて
退院の嬰児よ 永久に幸あれ

スイートポテト

降りそそぐ 夏の日差しに
凛と立つ ひまわりの花
今は亡き 君が愛せし
ひまわりを 君に手向けん

スイートポテト

冬の楽しみ
クリスマス、冬休み、お正月、
雪遊び、凍ったつらら、白い息。
子供にとっては何時でも楽しい

スイートポテト

ぷりんのぷりんす
ふらんすうまれ
ぷらりおさんぽ
ぽろりんなみだ

スイートポテト

武器なんかいらない
防具なんか捨てろよ
ありのままの君を
僕が守るから・・・

スイートポテト

武器を持ち 身構える幼き兵士
飢え、肉親の死、破壊される町
この国にも戦争があった
56回目の 懺悔の日が来る

スイートポテト

ぶんぶんは たっくんのだいじだいじ
でもね もういらないよ
だって もうおおきくなったもん
しょうがくせいは おとなでしょ?

スイートポテト

ぶらんこ ゆらり りぼんが ゆれる
めぐちゃん にっこり ぼく どきり
みっつのときの おもいでは
いまも まぶたに そのまんま

スイートポテト

ぶっきらぼうにつったって
ひとりぼっちもいいなんて
すずめもからすもおっぱらい
ためいきついてるかかしさん

スイートポテト

ぶっきらぼうに「すきだ」なんて
急に言うのは卑怯だわ
涙が勝手に出てしまう
「嫌だわ 嫌だわ」嬉しいけれど

スイートポテト

ベランダで
しゃぼんだましたの
おっきいのやちっちゃいのが
くるくるふわふわおしゃべりしてるね

スイートポテト

ベランダで洗濯物が踊ってる
真っ白白のTシャツと
紺の縞々Tシャツが
子犬のワルツを踊ってる

スイートポテト

平気で平気で 暢気で暢気で
試験はいっつも0点で……
モヘジさんの友達
しおのさんの出来あがりぃ

スイートポテト

「絵描き歌です。」  なんだそうです。

     
魔法のじゅもん
ちいさいころの
母の てのひら
「痛いの 痛いの とんでいけー」

スイートポテト

街は何時眠る
2時?3時?4時?
早起きさんが 起きてくる
眠そうにあくびこらえて

スイートポテト

魔法のじゅもんをとなえたら
泣き虫娘もお転婆も
正義の味方に大変身・・・
子供の頃を懐かしむ

スイートポテト

まばたきする 一瞬
あなたの顔が近付き
ほほに キス
流星の中で・・・ 

スイートポテト

みっつみちくさみっちゃんが
よっつよんでるよこちょうで
いつついつものいいへんじ
むっつむちゅうでむねがなる

スイートポテト

蜜蜂が刺した
1が刺した 2が刺した・・・・
6が刺した 7が刺した
8が刺したーーーー
あ、あれは熊蜂だったっけ

スイートポテト

3つ蜜柑があったとき
母は1つを弟に
残りを3人で分けました
未だに残るわだかまり・・・

スイートポテト

胸にしまっておきたいな
あなたに会えたうれしさや
あなたと交わした言葉たち
わたしの大事な宝物   

スイートポテト

ムボウビ デ コワイモノシラズ ナ
ムク ナ キミ ニ ミツメラレテ
ボクノナカ ノ オオカミゴコロ ハ
イキバ ヲ ウシナッテイル

スイートポテト

ムボウビ・・・そうね。
貴方の前では。
なにもかも かなぐりすてて
億万光年のかなたへ 飛ぶ。

スイートポテト

     
森の奥で誰かが
秋の歌を歌うよ
はらりひらりぱららら
ころりぱらりるるるる

スイートポテト

森中が 錦に染まる 吾も君も

もっと好き、もっともっと
こーんくらい好き 
まーるくした手が真横に来るほど
ぼくは誰よりママが好き

スイートポテト

 
     
指にこっそり紅をさす
ちょっと濃いめの紅をさす
夏の思い出忘れるための
秋の初めの儀式です

スイートポテト

ゆびきりげんまんやくそくしたよ
こんどはばあちゃんぼくんちにきてね
たっくんとばあばのおやくそく
こんどはいつになるのかな

スイートポテト

愉快な仕草でみんなを湧かす
おどけたピエロのお兄さん
舞台の袖で涙拭いてた
誰も知らない・・・秘密だよ

スイートポテト

     
     
理由はふたつ 言い訳ひとつ
殺し文句は 数知れず
付いてゆきます
惚れたから

スイートポテト

   
     
れんげの花のくびかざり
そっと私にくれたのは
お下げの似合うあつこちゃん
いまごろどうしているかしら

スイートポテト

   
     
わかる気がするだけかもしれない
あなたが悩んでいることの
ほんとの辛さや切なさ
今はそおっと見守る私

スイートポテト

   
A
B
C