cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ

 



りくり



2022

09/01
来ないか来るか
エレベーター
その一瞬すら
待てそうにない

りくり

とある夏の日
ハッカの甘さ
返せないもの
並べてみる

りくり
水辺で応援
たらい競争
子育ても
前世染みて

りくり
08/01
道ならぬ恋
置き去りで
爆発物探知犬
来るか来ないか

りくり
 … 「来ないか」 だよ
報告します
しょんぼりの理由
最終公演オンラインなし
魂だけで行けるなら

りくり
探している
断捨離の理由
甘えすぎたか
猫に負け

りくり







2018
10/01
Tシャツ似合う胸
B’zの稲葉さん(はあと)
ZOZOスーツでポーズ
している場合じゃないぞ

りくり
分かれても
また舞い戻る
約束のない
ゆるいつながり

りくり 
… 「つながり」 だよ 「つながり」
つかんで 放した
気づく間もなく
8年前の日付に
あの頃の私

りくり







2017







2016









2015
01/01
ひととき手紙を書くことで
気になる事やあれこれを
棚卸しした気になりました
横書き欲しいな一筆箋

りくり

出発進行〜!
掛け声だけでも
元気が出るってもんです
2015GO!GO!

りくり

味付けよりも素材選び
イキのいい奴
寄っといで
釣り針磨いて待ってるよ

りくり ・・・ 「待ってるよ」 だよ 「待ってるよ」









2008

12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
11/01 粉を手にぬってみました
お母さん お母さん
私よ私  私ですよ
扉を開けて下さいな

りくり

欲しいものはないんです
今までたくさんもらったから
あげたいものだけあるんです
どれから先にと迷うほどに

りくり
あくび出るほど
シアワセな日常
缶詰にして
ずっと持ってよう

りくり






2007
07/01 る〜〜〜〜〜
意味なく走って
ぶつかって
笑いあいたい

りくり
さようなら
口にできるなら
ホントのサヨナラじゃない
気づくのに何年かかる

りくり
届くまで待ってて
ついつい口にしちゃう
サプライズ用意するのは
苦手なのです

りくり





2006
11/14 日曜は始まり
それとも終わり
わからないまま
流れていくの

りくり
赤と黄そして茶に緑
君のライブカメラに
映る風景ちょっとだけ
お裾分けされる幸福

りくり
ほっかむり
とてもむり
おかんむり
もっとむり

りくり


ほっかいろ
素敵なネーミング
エチケット袋の名称
露骨過ぎて書けない

りくり
11/07 情はね浅いほう
深いのは君にまかせた
どこまで潜ればわかる
君のいちばん

りくり
木々静かに
鳥を待ち
人々遥かに
幸いへ集う

りくり
飛べと言われて
飛べるなら
行けと言われて
行けるなら

りくり
10/24 橋の上で風に吹かれて
行こか戻ろか留まろか
きめかねて決めかねて
昼寝の落書き致します

りくり

ふりーずしてます
このところ
なんともかんとも
雌伏の時かも

りくり
葉隠れ富士山秋葉原
じゃぽんの呪文
キリトレニジゲン
聖天使城へ式神よ飛べ

りくり
04/04 桜の秘密の穴場を
タクシーの運転手さんに
教えてもらいました
最終電車に乗り遅れた夜

りくり
タイムマシーンがあったら
かくれんぼして遊ぼ
君にも一度見つけてもらうため
私はここです ここですよ

りくり
菜の花畑といっても
春のお散歩もしない
私には無縁ですが
黄色は嫌いじゃありません

りくり





2005
06/28 のびる締め切り
「ごめんなさーい」
それでもまぜてと
ヘッドスライディング

りくり
未来を憂うより
無駄な電気を消して
でも冷房だけは
許してちょ

りくり
六月ですよ
一年の半分を
切り取りましたら
後は自由にお使い下さい

りくり
02/08 てくのぼう
点がお先に行っちゃって
秋葉原でジャーンプ!!
生息地は未確認だって

りくり
からまわってます
いつも楽しそうに
上機嫌ポイント集めて
もらえる賞品なんだろな

りくり
不安でしかたない日
土を耕しシアワセの種を蒔く
芽吹くまでの時間
君なら何をするだろう

りくり
02/01
せつないったらありゃしない
全然変わらぬこの嗜好
近頃じゃ漫画もアニメも
子供押しのけマイチョイス

りくり
あわてない あわてない
つぶやけば「一休さん」
LPレコードで持っている
女と長生きアナーキー素敵

りくり
いらないこと抱え右往左往
人のすなること真似しない
「気にしたら負け」と言う
坂本龍馬に惚れちゅう

りくり





2004
06/29 約束してくれたから
忘れることにする
指切りした指の温もり
「く」と動いた唇の形

りくり
ぐっときたら
だまっとく
ぽっとしたら
佐藤錦

りくり
消さないでも
消えてく痕跡
忘れないのは
僕のエゴです

りくり

06/22 お願いしますトラウマン
プチプチみたいにひとつずつ
あの日の思い出
消して/消さないで

りくり
夜には夜の
昼には昼の
朝には朝の
言い訳百態

りくり
るんたった
スキップするよに行きますか
待つのキライなあなたの影は
そこの角で腕組みしてる

りくり
06/15 遺言なんて縁起でもない
なんてつぶやきながらも
そんなつもりで綴る日記
生きることは愛すること?

りくり
感覚的です
意味を追うのは止めにして
無心に掬おう
砂金のように

りくり
ギリギリだったあの頃
タイムマシンで救えたら
今の私もいないけど
肩を叩いてウインクだけなら

りくり
05/11 はらりと落ちる
強気仮面の下
弱気仮面現われ
らっきょなワタシ

りくり
ちょっとさみしい
そのひとこと
すねるわたしも
おとなげないなあ

りくり
ベンチでひるね
やってみるには
ねぞうわるすぎ
みがわりはっぱ

りくり
04/20 アナタがいたら
至らぬワタシも
芽を出し葉を出し
天まで伸びる

りくり
おちた こっとん
拾って こそっと
はたいて こっそり
尻ポケットに 畳むプライド 

りくり
みつけられないなら
作ればいい
世界は材料
君だけの万華鏡を

りくり
04/13 すきなものは
二番目に食べる
極端チョキチョキ
中庸ラブ

りくり
翼は肩甲骨に
たたんでおこう
飛び立つ日まで
虎視眈々

りくり
ピエロのメークして
まっさかさまに落ちても
笑って起き上がれるように
君しかできないおまじないを

りくり
03/02 花びらすべすべ
冷やっこい
布団にするなら
夏の夜

りくり

わくに嵌っています
脱け出す離れ技も
あなたが助手ならできそう
指名してもいいですか?

りくり
たたずむポストの
手紙全部より
3行メールに
書きたい言葉

りくり
02/03 暗号解読してくれる
理想の彼なんて
期待してない
理想の彼女

りくり
帰りたいのは今いる場所
おでかけお手軽確認手段
お汁粉にふる塩のように
甘さひきたて味わうべし

りくり
黒が似合うね
懲りないね
同時に言って
その先聞けず

りくり
暗号解読したら
たどりつけるだろうか
迷路一人でほどくのに
疲れたと言える場所に

りくり


01/27
まるで
知らん顔もいいなあ
なんて思って入れる
ハンパな時間のココア

りくり
よるに絵が描けたら
とびきり鮮やかな花火
切り取って栞にして
あなたの夢にしのばせる

りくり
ラーメン作って
コーンしなちく葱ワカメ
にんにくバターをのせて
風邪を撃退

りくり





2003
12/23
今年のうちに
不義理をなんとか
一番後回しの君が
本命なんだけど

りくり


12/02 道の霜柱ざくざく
足の裏 喜ぶ
道の吐息はくはく
手の平 温める

りくり
ニャ〜ッと鳴いても
かわいくないなあ
言いながら頭なでなで
矛盾の君よ

りくり

11/18 あるきましょう
雑念消えるところまで
哲学者にはなれなくても
ダイエットにはなるよ

りくり
ありがとう言うの
少し待ってて
卵 孵化したら
一番に見せる約束

りくり
気持を伝える困難
押しつけるなら災難
曲解辞書にあふれる
文字は孤毒

りくり
11/11 2人になると
元気になる私
3人だと迷うんだもん
どっち見たらいいか

りくり
でねでねでね
いっぱい話したいこと
あったはずなのに
君の瞳で溺れてる僕

りくり
いいね
キミのあいづち
ほめるとこは
それだけなん?

りくり
10/28
空とぼけてウインク
君に贈る今宵の月は
リボンじゃなくて
雲にしといた

りくり
沈んでいったらダメでしょが
アンタは私の救命ブイ
たとえ天地が逆さでも
絶対へろへろ笑ってて

りくり
限界ヘブン 
マシな気分
トロいぜ随分 
踊るぜ夜分

りくり
10/21
秋来ちゃった
まだ何も始めてないのに
カレンダーは残り2枚
頬杖ついてる場合じゃない

りくり
決めてないけど
決まってる
二人の位置
君に告げるは業腹

りくり
ひとつふたつ並べて
みっつよっつ引いてく
くりかえし教える指に
恋したことはヒミツ

りくり
10/14
やめられなくて
なんてことは何もない
切り取り線眺め
続ける理由ひとつふたつ

りくり
草の中で何が好き?
露草かなあ
じゃれることに
意味ある問答

りくり
アウトとイン
微妙な線引
わかる人だけ
出入り自由

りくり
07/23 視界のすみっこ 
リザーブシート
淋しいと思う日の淋しさ
デリートできたら

りくり
月より冴え冴え白い肩
僕のウサギになって
赤い目にさせないから
上等の草の野原へご案内

りくり
包んで見せよか 
鈍い君
渡す予定は
ないけれど

りくり
07/15 頬つつく優しい指
ちょっと待った
それって反則
気まぐれならば

りくり
あの時のこと
誰にもいわずにいたら
小さな鬼になりました
携帯ストラップで繋ぎます

りくり
天敵みたいに
気になる君
わかった降参
白旗あげる

りくり
07/01 雨の日
傘になって
鼻歌まじりの
君と歩こう

りくり
待ってるね
って言わずにおくね
来てくれなかったら
一人で泣けるように

りくり
もじもじするのスキスキ
君が気づいて肩押してくれる
そんな瞬間のために
生きてる

りくり
06/17 いっぱい
待ちましたが
誰も気づかなかった
ウスバカゲロウの嘘

りくり
ココロ転がし
手玉にとる
キミの美技に
見とれる余裕

りくり
顔が見たくて
にがお絵描いた
描けば描くほど
別人28号

りくり

06/10
もういらないよ
って言えたら
苦労はないよ
自分に悩める幸いな人

りくり

小さくても
わかること
大きくても
わからないこと

りくり
コドモの時は
きらいだった6月
今では大好き
雨も蛍も紫陽花も

りくり
06/03 消せない消しゴム
存在理由にちと疑問
だけど使える
「それとって」

りくり
本音ザクザク
いい音がする
ホラ音サクサク
けむに巻く

りくり
そのままがいい 
無茶いう君を
あやして
20年経つよ

りくり
05/27 簡単なこと 
なぜできない
責める自分の声 
消せない

りくり
残しておいて
天使の分け前
囁くように
鳴るグラス

りくり
だまされてみたい
たまには
極上の嘘さえ
信じない淋しさ

りくり
04/08 ラクダに乗って
月の砂漠へ行くなら
家来になります
連れてって

りくり
春の朝 味噌汁
菜の花 ちと苦味
ラジオを切り 麩を噛む
言葉に流されないように

りくり

見えてきたら
飽きちゃう
見つけるのも大変なら
飽きっこないよ

りくり
04/01 にほんに
うまれてよかったよ
ごはんとげーむと
きみにあえた

りくり


03/04 上昇気流に乗って
塗り替えた山の色
花も鳥も風も準備はいい?
春の点呼は始まったばかり

りくり
ラッキーと思うことにする
あなたに会えなかった日は
ハラハラせずにすんだもん
私が私でいられたもん

りくり
いたずらなあさ
まぶたに残る感触
魔法は消えても
思い出は消えません

りくり
02/25 くやしいな って
露ほどにも思えない
プカプカ暮し
空想の葉巻 じゃれる猫

りくり
つながるものは つなげて
はなれるものは 見送って
物分かり良すぎる心
小石投げて 波紋数える

りくり
咲かない花
鳴らない電話 
行かない場所
君を思う 罰のように

りくり
02/11 緑色の研究してる
樹木医の卵クン
葉緑素ないけど
こっち向いて

りくり
いつもとなりに
気づくといるね?
思いやること教えてくれる
さりげなさに感謝

りくり
これから始まる
未来の設計図
引いては満足して
一昨日に逆戻り

りくり
02/04
アルバムに貼れない
思い出数えたら
秘密のキャンディ
舌にのる

りくり
イジワルいわれて
忘れられなくなる
なんてこと
あったりなかったり

りくり
あなたにあえて 
うーん
よかったのわるかったの
こたえはこれから

りくり
01/28
しわも色っぽい
なんて軽口
おちょこの縁で
受け流す

りくり
もうだめ
カウント9で
立ち上る君に
ほれてしまった

りくり

01/21
口笛吹いて
呼ばれなくても
見えないシッポ
いつもふってる

りくり
あなたにあえて
おいしくなった
きがするって
いったらまずい?

りくり
たまらなくすき 
書いた文字さえ
薄れてくのに
消えない思い苦笑い

りくり





2002
11/26 行方を探したら
自分が見つかった
特赦で許そう
昨日までの私

りくり
忘れもの届いた
神様に
注文してたことも
忘れてたのに

りくり
あなたの声で骨抜き
といえるほどに
骨があったかどうかは
おおいに疑問

りくり
11/12
おとなしくしてたら
いいことあるかなあ
忘れられる方が先かなあ
猫しらんぷりがうまいなあ

りくり

びびるの得意でハッタリ苦手
めげるの得意でネッチリ苦手
重箱野郎に夢見るハリセン
粘っていいのは納豆ととろろ

りくり
地中深く埋めた種
秘密吸って芽を出す
大輪の花 咲かせたら
君に贈ろう 何気なく

りくり
11/05 助けて 
と素直に言える
強さもなく
冗談並べ空を見る

りくり
フタタビ
アイマミエルコトアラバ…
いいとこで おめざめ
夢に挾む栞 もう1枚

りくり
灰色漆黒それとも純白
小さな背にあてた
編みかけセーター
羽根になる

りくり
10/29
ほどほどにって 
なんか好かーん
しどけなくつぶやく
夜の影絵

りくり
3日後には
ここにはいないかも
そう思えば
ありったけの誠実

りくり
現し世も写せば
ただの1枚に
掌に収まる機械
摩訶不思議

りくり
10/22 怖いことないよ
どんなオバケより
怖いのは人間
用心なさい

りくり
ライブ卒業
思ったよりさびしくない
最後のファンになるより
大事な事に気づいたから

りくり
階段の途中
上ってるの下りてるの
わからなくする
ルールイハンノキス

りくり
10/08 占い良ければ信じて
悪ければ嘘と思う
そんな単純な君が好き
なんて言えない複雑な僕

りくり
舞台ドキドキ学芸会
乙姫なんて柄じゃない
タイやヒラメの舞い踊り
照れて昆布になりました

りくり
チケット譲って
後悔にのたうつ
独りで見るには
綺麗すぎるうろこ雲

りくり
09/17 あの頃はよかった 
そう言うたびに 
君に降り積もっていく何か
剥がれ落ちていく何か

りくり
夕方になると
胸の中の星の欠片
疼き始める
空に帰ろうと

りくり
凍った心 浮かべて
フローティング・キャンドル
揺れる炎で悪魔を呼べば
一発ギャグの名手召喚

りくり
09/10 100円玉ほかほか
何が孵った?
胸が痛むよな
期待と幻滅

りくり
お昼寝無残
起きたら朝それとも夜
寝つき悪いと
関係ないもん

りくり
猫科の顔して
犬科の性格
惑わせないで
シンメトリーマン

りくり
100円玉子
仲良く並んでね
献立に困ったら
助けてね

りくり


             
09/03 ヒマ歴18年
1流のヒマ人になりました
やばいです
せめて2流にしといて下さい

りくり
デジタル麗し
0と1
わりなき想いも
割り切って

りくり
たまらないよね
おばかさん
はいれるあながあっても
きづかない

りくり
ヒマ少々お分けします
と看板に書いたらば
やって来たオイソガ氏
歌いだすのはヒマジン

りくり
たまらないよね
いつのまにか乗ってくる
小さなオシリ
親離れはいつのこと

りくり
08/27 またくるねって
ふりかえらないひと
フリカエレってば
このこのー

りくり
ぢりぢりと
砂の上を歩く
太陽までは
あとどのくらい?

りくり
凛々と行く
君の背に添う妖精は
励まし要らずで
いつもヒマ

りくり
07/25
広がることで出会えた
1億2千万分の1
宝くじなんて
メじゃないラッキー

りくり
雨宿りしてたら
恋が降ってきた
帰り道すら
わからなくなる

りくり
へっちゃらって
おはじきに混ぜる
涙の粒
あなただけ気づいて

りくり
07/16
晴れてるのに
淋しくてしょうがない
家中掃除して汗だくだく
後は何して過ごそうか

りくり
意気揚々とトカゲ
日なたの道を歩きます
日陰の誘惑なんのその
シッポなしでもへっちゃら

りくり
最高だったから
樹脂で固めて保存
思い出にしては
いけないこともあるのに

りくり
06/18
なまえもん
どらえもんの
なかまじゃないよ
お弁当にはつめないで

りくり
ないしょ 
って ゆびきり
わたしとだけ 
って おもってた

りくり
木登り
シャクトリムシの真似
書きにくい特技なら
あるんだけどなあ

りくり
06/11
その人に
伝えなかった言葉
ピンクッションに
刺してみる

りくり
大好きかと思ったら
犬好きでした
そそっかしい人
好きですか

りくり
さぁ梅雨ですよ
覚悟はよろしい?
紫陽花の陰で見つけた
ナイショバナシ

りくり
05/28
そこから流れる声に
魅かれるのは
意味に疲れているから
虫になろう せっせせっせ

りくり
いっこずつつぶすプチプチ
鳥の声 よく乾く洗濯物
ドキドキする映画 カメラ
上手にあやせ>自分

りくり
力関係 決まってる 
おもりするのも楽じゃない
でも おもりされるの
ちょっと好き

りくり
05/21 とまらない
憐れみよりも怒り
慈しみを踏みにじれるのは
人の為に泣かない人だけ

りくり
がんばれがんばれ
ってどの世界のこと?
今はもう心の重心
とるだけで精一杯

りくり
元もとあるのです
ヒューマニズムが
知らんぷりする
生命のバグ

りくり
05/14
これっきりにして
神に頼むか
悪魔にするか
その願いは禁忌

りくり
みてるのかな
ねてるのかな
いないのかな
かみさま

りくり
靴くつろぐ玄関先
大きくなったねえ
あいかわらずだねえ
あっちこっちマーチ

りくり
05/07
すこしわかったふりする
猫頭のキミ
考えなければ
猫よりラクチン

りくり
違うね 痛いね
決めつけてすっとする
アナタの満足
そんなモン

りくり
告白なんて無理
苗字に続けて
名前を書いてみる
楽しい片思い

りくり
04/23 許してね は下がり目
許せない は上がり目
大事なことは少しだけ
あとはどうでもいい事さ

りくり
こっちこち頭
マッサージしてして
とりいだしたる
フラフープ

りくり
雨ふりなら
お気に入りの傘
涙あふれたら
素直の魔法

りくり
04/16 伝わったかな
いわなかった言葉
ポプリにして
また1ビン

りくり
シャツの白さ
色っぽくて
目をそらせば
あるはずのない虹

りくり
できたらいいな
思い出消しゴム
几帳面に消せば
見知らぬ私

りくり
04/09 よろこび上手な君のため
ずっしりおべんと作りましょ
赤トマト黄タマゴ緑パセリ
知識の坂をのぼれやのぼれ

りくり
海へ行く道
一人だと遠いのに
いっしょだと近いねえ
ほら汽笛も呼んでる

りくり
さわってみ
かいでみ 
なめてみ
初夏の朝イチバン

りくり
03/19 いっぱいでした
ココロの表面張力
あふれるのを見届ける
勇気があれば

りくり
03/12
よくみてよ って
ふくらんでる
はなのあな みて
なんだっけ?

りくり
失礼するほどの
関わりもなく
とろりと過ごす
春うらら

りくり
息つぎが上手なら
とっくの昔に終ってた
思春期なんてイテテのテ
今もそうだぞゾゾゾのゾ

りくり
03/05 耳をすませば
聞こえてくる
春縫い上げる
女神の針音

りくり
ふざけてバカ 
リンボーダンス
あたりまえの結論
すり抜けろ

りくり
美しいひき算
醜いたし算
抜目ないわり算
希望のかけ算

りくり
02/26 なにもないなら
作ればいい
淋しさ入れる器
口きく猫

りくり
気づかないふりして
得られるものなんて
たかがしれてる
君知るや普通の美

りくり
このごろゴロゴロ
猫になって
のっそりすばやく
あなたについてく

りくり
02/19 あの部屋へ行くには
大きくなりすぎ
小さくなる飲み薬
探して今日も日が暮れる

りくり
証 見せれば
御褒美もらえる
証 見せずに
自分でいる

りくり
そこそこでは嫌なんじゃー
いけいけも性に合わーん
ぎりぎりで行くぞー
決意するちんからもん

りくり

ちんからもん=方言で服や髪に
ついた糸くずなどを指す言葉
02/12 帰りたくなる 
ならない
薄情者はいつでも
今いる場所がHOME

りくり
ノートの白さにひるむ
ためらい笑いとばせたら
ラクガキのあの子と
かけていける

りくり
心にだけ書いたのに
届いちゃった
心から書いたのに
届かなかった

りくり
帰りたくなる 
そんな青です
道しるべのパン屑は
小鳥が食べてしまいました

りくり


01/08 たぶん相性の問題
閉じた扉の数だけ
純化していく結晶
不純物でかまわない

りくり
道端に咲いても
誰も来ない道なら
咲く意味あるの
実はなるの

りくり
ずるくなりたい
ずうずうしくなりたい
なんて思ったりする
ズッキーニ

りくり




以下 2000〜2001

  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
青はねえ 魂の色だよ
模様や濃さが違っても
同じ色ならソウルメイト
染色せずにいて下さい

りくり

秋の日 ハレの日 お面くるくる
たこやき ハッカパイプ リンゴあめ
はちまき ハッピ フォトジェニック
カメラ嫌いも 今日は返上

りくり

雨降りの窓
てるてるぼうずは6つ
降水確率は60
算数役立つ 遠足前夜

りくり

暖めてもらうより
暖めるほうがいいな
ぬくもりより確かなもの
探せないのは怠惰ゆえ

りくり

穴があいたよ そっこぬけ
のぞくと変だよ 大まぬけ
大好きだから おとぼけ 
大うそつきを 見抜け 

りくり

足跡残してくださいな
この森にいるのは私だけ
触れることもかなわぬのなら
あなたの気配が欲しいのです

りくり

あつくなっちゃダメ
さめるから
おりこうになっちゃダメ
わからなくなるから

りくり

あなたにあげる
この星全部
ネームつけは
私にまかせて

りくり

溢れています 
夢じゃない夢
半月湖に 漕ぎだして
水のなかの月 掬いたい

りくり

いそがしいは魔法の言葉
見つけた虫は逃げちゃった
満点テストは丸まった
そこにいるのにいない人

りくり

いらなくなった踏み台
もう背伸びはしないから
できる努力は全部したもの
大人で普通でいいやんか

りくり

一緒にいてね 迷うから
星すら見えないこの夜に
花の香りが道案内
おめでとうの声届いた?

りくり

痛くない
言いたくない
気づいて
気づかないで

りくり

ウソツキの木に
嫌いと刻んだら
すぐに キツツキやってきて
好き…と直して行っちゃった

りくり

  うしろむきがかわいい
あの人もあの猫も
ホントの気持ちは
右肩下がり

りくり

えっ?
しりとりって、これだったの
よろこぶワタシ
はねるカメ

りくり

絵本は哀しくなくちゃ
王子も大男も泣かないで
かわりに私が泣いてあげる
涙壺はいつもいっぱい

りくり

 
おめでとうの言葉
天使になって舞いあがる
ありがとうの言葉
リボンにして結ぼう

りくり

おやすみしたいから
カレンダーに赤丸
私の休日は
いつもライブ

りくり

音楽会聞くユーレイ
お代は無料 感無量
ステージに寝そべり
空中でワルツ

りくり
◇石田衣良の「エンジェル」の風景です

おじさんにおじぎ
同じようなメガネ
同じような服
違いを知る日はくる?

りくり

おやすみなさい心配
おきなさい野心
寝かしつけたいもの
起こしたいもの

りくり

軽くなるかな ふわりんこ
自分はなれて どこにいく
私はここです ここにいる
探したって 見つからないのに

りくり

肩には春の愁い
ファインダーには花びら
こころ落ち着けば
静脈すら美しく

りくり

固まってる
丸まってる
だまってる
今まってる

りくり

隠すしかない恋心
あんまり嘘をつきすぎて
何がしたいかわからない
何が欲しいか昨日に聞く

りくり

影はくっきり 
私はぼんやり
堂々めぐりで
恋してふにゃり

りくり

がさつでけっこう こけっこー
どこまで行っても自分なら
そんな繊細いらないよ
いいわけ小分け あっちいけー

りくり

かえろう って
すねんぼちゃん
ひきとめてくれるの
まってるの?

りくり

消えた切符 小人が拝借
大人なら向こうの入り口
理想溶かした世迷い言
夜明けの烏も笑うだろ

りくり

傷に塩ぬる趣味
よろしくない
傷を自慢する趣味
もってのほか

りくり

切符は栞にしました
旅行鞄は棚の奥へ
待ちぼうけ案山子
人間になるなら今

りくり

きつね色のトースト かじって
ふくろうの森へ 行こう
とかげ逃がして 案内頼もう
夜明けまで 3歩

りくり

ぎこちないのが
色っぽい
ものはいいよう
後悔させて

りくり

記念日なんて知らない
数字は数字 人は人
ぬりえした手帳
花のように開く

りくり

決めたからんだ
とんでった
ここ一番の
度胸なし

りくり

くださいなーって
言えたらいいのになあ
あなたの心売られてたら
絶対落札しちゃうもんねー

りくり

暮れる夏色 逃した魚は大きいぞ
網をなおして またおいで
思い出全部 しまわずに
並べなおせば 昨日もパズル

りくり

 
原色の布に綴られた
女たちの囁き 
男たちの雄叫び
博物館は沈黙するだけ

りくり

月光浴に行くなら
猫の集会飛び入り参加
屋根の上で踊れば
ブレスレットは夜の虹

りくり

 
声がするほう 行ったのに
誰もいないの ひとっこ一人
おいてけ掘りで 釣りすれば
カッパ哀れみ 魚をくれた

りくり

小道具使うのはビギナー
脳内宇宙をお散歩すれば
魔方陣からメフィスト
「今日は私におまかせあれ」

りくり

こわくないよ でておいで
子どもじゃなくて 自分にいう
だいじょうぶだよ 私はみかた
ホントはだれかに いってほしい

りくり

午前2時 ノンレム睡眠の私
帰宅するのはオーストリア娘
ポルトガル娘は放課後らしく
カナダ娘はお昼ごはんだって

りくり

探してるのは探偵さん
嘘なんかつきたくない
行方不明の言葉見つけて
事件起こす前に

りくり

   
清水が流れています
とどまれば澱むから
笹の小舟になれたら
ついていけるのに

りくり

白に若草の 
ギンガムチェック
デスクトップは
いつもハイキング

りくり

ジッパヒトカラゲ二
サレタイノ
サレタクナイノ
ドッチドッチ?

りくり

証拠残すような
ドジは踏まない
パーフェクショニスト
この痛みだけ忘れてる

りくり

しどろもどろ尺取り虫
おたまじゃくしが蛙になる日
まぶしくって言えなかった
記念にシッポください

りくり

質素が逆立ちして
素質になれば
いいのになあ
息子たちよ!

りくり

すぐそこにいるのに見えない人
あなたの気配に安らぎおぼえて
私は無防備になる
初めて会う自分を抱きしめる

りくり

すぱいす きかせたケーキ
あのひとに あげよう
おもいの デコレーション
なんてしないから うけとって

りくり

少しくらいなら近づいてみるね
そーっと そーっと
山アラシジレンマは置いといて
だって話したいんだもの!

りくり

スキップららら
ジャンプくらら
スマップほらら
ウソップあらら〜

りくり

ずきずきマンボ
ずれても笑顔
ずたずたワルツ
ずるさも魅力

りくり

すきまにて生息
偶然みたいな必然
信じなきゃ
やってられない

りくり

贅沢なのかな 
夫1子ども2 まーだ足りない
影絵遊び 見にきたお月さん
『悩むのが好きならしかたない』

りくり

ぜんぶすきです
cap verses
なんて いうと
てれちゃいますねー

りくり

ぜーはー かけこみ
なんでこうなるかな
よゆうのよっちゃん
まってくれい

りくり

制服好き
きまりも好き
嫌いなのは先生だけ
女子高最高 息子じゃ行けん

りくり

絶対 なんてない
絶句 よくある
絶交 あるかも
絶滅 気づかずに

りくり

席替えときめき
あの子のとなり
消しゴムのかけかたまで
かっこいいのはなぜなんだ

りくり

そうだったのか なあんだ
ひとり悶々 ひとり納得
小さく畳んだ自分 伸せば
明日はどっちだ? 

りくり

そのまま そよまま
ころころ 転がり
すっとんとん
火曜日小人のおでましだ

りくり

そこにいたって
いないのと同じ
誰かのことばで
語るのならば

りくり

そんな感じで いいのかな
あいまい ぼかしでなごやかに
逃げ口上は おしゃれなルックス
向かい合わずば 衝突もなし

りくり

たたき割れ 澱みの砦
空気の逃げ道 鬼を呼ぶ
やもり鳴く壁 揺れる月
本当の名は 木の裏に

りくり

たべてみたい オーロラ
クルクル巻いて わたあめ
忘れられた トロール
地球が まくら

りくり

大事なものなら隠さなきゃ
この胸の奥にある宝箱に
金の鍵は海の底に沈めて
人魚が届けてくれるから

りくり

たまに笑ってると
何たくらんでる?
と みがまえるキミたち
紅1点を大事にしたまえ

りくり

誰知我歓喜
誰知我希望
誰知我苦痛
雪音沈思 安息唯一

りくり

ちかくて とおい
おきて みるゆめ
おなじとき ちがうばしょ
わかちあうもの なあに

りくり

チョコレート好きに悪人なし
あの甘さなら意地悪だって
溶かしちゃうはず
なのにどうして変ですね?

りくり

宙ぶらりんです いつも
風にゆれて のんきそう
赤青黄 色紙の色ありったけ
きれいなみのむしと呼ばれたいから

りくり

ちらりずむがいいの
みせるならちょっとだけ
あなたのまえでだけ
おんなのひとになりたい

りくり

つねってみたい
うれしくて
最近ないな
そのテのうひゃひゃ

りくり

強くなりたい
なんて毛ほども思わない
弱虫1匹見つけました
あなたの図鑑にのせますか?

りくり

 
てぶくろに
入りたいけど
順番待つうち
気が変わる

りくり

てぶくろみたいに
こころにも
防寒具あったらいいな
特注お願いできますか?

りくり

でこぴんして
さっと逃げる
そんな日も
あったのに

りくり

とろとろ溶けてく
春のいちんち
のろまでよかよか
とんまでおじゃる

りくり

ドコニモイナイ
かたわれをさがすのは
ココニシカイナイ
自分を見つけた後で

りくり

唐突にやってくる
はみだし者気分
路地にかくれて
へのへのもへじ

りくり

鳥の掟も守れない
獣の掟も守れない
帰る場所など
あるはずもなく

りくり

ないものねだりに
倒れたスノードーム
願い降らせる
シザーハンズ

りくり

流れる雲
波のくりかえし
仲よしさんたち
懐しく怖いもの

りくり

なにもいらない
あなたしかのぞまない
小説なら薔薇 
現実なら馬鹿?

りくり

泣いちゃうよ って 
かわいい脅迫者
泣ける贅沢を
君は知らない

りくり

何もかもそろったね
あとはすべて君次第
迷い疲れはおいといで
いつまで待てるわけじゃない

りくり

にあわない
にがわらい
にあうとき
にやけむし

りくり

虹を越えた日
地面を這う日
どれも愛しい
365日

りくり

2杯目を用意しました
時計も隠しました
カーテンを降ろしたら
外の世界も消えました

りくり

似た者同士の
しるし見せっこ
なじめないのは
私がわるい

りくり

ぬくぬくに見えるんだって
傷つけられた事ないように
おちこむ姿はキマらない
からげんきの口笛さ

りくり

抜き足差し足忍び足
やってくるのは昨日の後悔
形見の南天 雪うさぎ
これにてお引き取り願おう

りくり

 
寝顔にCHU!
寝相グルグル 相似形
彗星に乗って
恐竜でロデオ

りくり

眠れずに見るディスプレイ
「つながりたい」と叫ぶ文字
痛いな重いなしょっぱいな
素直じゃない人どこに生息?

りくり

ねえ 早く なんて
心から思えること
あればあったで
また難儀

りくり

のんのんとクラゲ
癒し系スケルトン
ぽるぽるとクリオネ
かわいくても凶暴

りくり

   
ハートみがき きゅっきゅっ
こんなにきれいになりました
だれかに みせたいけど
ひみつのへやにかざります

りくり

ばったもん けるもん
おちょうしもん いくもん
ほんもん かもんかもん! 

りくり

バトル鉛筆 引き出しの隅
ポケットピカチュウ 机の奥
ファービー 電池抜き
遊戯王カード まだレア?

りくり

馬鹿話して夜明けまで
そんな贅沢夢のゆめ
子どもは大きくなっても
夫は大きくなりませぬ

りくり

花摘む人摘む
蜜食む夢食む
我が身汚すは
想いの深さ

りくり

母になっても変わらない
妻になっても変わらない
誰かのために変われないなら
自分のためにも生きられない

りくり

半分ならいらない
全部じゃなきゃいや
小さな姫君 騎士泣かす
約束なんてしないが吉

りくり

ばーって驚かすのが好きな人
驚かされるのは嫌い?
いつかあなたを驚かせたい
野望に研ぐ爪 月映す

りくり

ぱんとまいむの手の動き
見えない壁を積み上げる
はしごのぼれば
イーハトーブ入り口

りくり

花は花でいい
鳥は鳥でいい
私は私でいい
空耳上手はさびしがりや

りくり

薄荷パイプにつめた
思い出スースー
忘れたいなら忘れたら?
うそぶく君の肩笑う

りくり

はしゃぐ音が消え
はしゃぐ線が消え
はしゃぐ色が消え
さびしい算数 解はナシ

りくり

始めてよかったといえる?
始めなければ終らないのに
あなたの軌道を回る衛星
時間を超える機能は無し

りくり

ぱきっとなんでも半分こ
おせんべみかんチョコレート
分けっこできないお母さん
とばっちりだけイテテのテ

りくり

花は摘まれても
悲鳴をあげない
届かない声は
存在しない

りくり

火に恋する蛾
幸せ それとも不幸せ
離れようとするほどに
自分の中にバンジージャンプ

りくり

ひとりごとぽっぽっ
暖まるはずもなく
栞の紐からめば
蜃気楼 出現

りくり

ひとときの辛抱も
学ばなかった小鳥
自分の歌に酔いしれて
仲間の言葉を忘れました

りくり

秘密めかした場所で
憩うなら罪悪感ふりかけて
それもまた人生のスパイス
いいこちゃんならなおさら

りくり

日焼けあと じまん
絵の子ども 鼻が▲
星のシール 貼り忘れ
裏も表も 小麦之介

りくり

ピンクのほほ
すあまのきみ
その美しさに気づく日
無垢も消える

りくり

人っこひとり
いない場所で
照れる自分が
オオ、ハズカシイ

りくり

風化していくものたち
皆変わるのに
なぜ私は変われないのだろう
変身できる呪文はどこに

りくり

ぷかぷか浮かぶ ネットの海
遭難信号 もう届いた?
君が来るまで もう少し
空と遊んで 待つつもり

りくり

ふいに聞く
自問の声
消せずに
全部切り捨てる

りくり

不自然にもぐら起き出し
からくり時計を見上げてる
まだ間に合うもう間に合わない
嘆くより探せ 種の居場所

りくり

ふたりがすきだよ
どっち?どっち?
そんな難問わからない
あみだで決めよう そうしよう

りくり

文化的システム
きれいな気持
素直な言葉
花束にして100個!

りくり

プライドはどこ?
キーホルダーに。
廃品回収に。
鼻輪に。

りくり

ふしぜんだったかな?
そんな点検癖バイバイ
アバウト君の言うことには
気にしてるうちが花さぁ

りくり

冬の赤い実 風にゆれ
シャッター切らせてくれない
撮ったら やだよ
その目で 見てよ

りくり

へりくつさん じまんさん
うそつきさん がんこさん
さっさか はきだし
ああ せいせい

りくり

べつにいいんでないかい
軽く言うねえ
アンタのことだって
わかってないねえ

りくり

 
     
まさかうそでしょほんとなの
うるさがたを だまらせる
特効薬はないかしら?
やっかいなのは 傍観者の私

りくり

まゆげつながりも
チャームポイント
優しい声のキャプテンに
似合うつぎはぎユニフォーム

りくり

まばたきする間に
増えてく鸚鵡
同じせりふが
いと をかし

りくり

待ってます 丘の上で
通り過ぎる人の物語
想像しながら
約束なんてないのに

りくり

またあしたって
すてきな約束だったと
言えなくなってから
わかりました

りくり

窓があっても
開かなくちゃーいみないね
気持ちあっても
声にしなきゃーわかんない

りくり

魔法のじゅもんは
あなたの名前
ただ見るだけで
心が飛んでく

りくり

みーはーエンジン
やみくもげんき
ターボかけたら ばるばるるっ
じゅうしょはいつも うわのそら

りくり

みてみてワタシ
きいてきいてハナシ
すなおにいえたら
どんなにいいか

りくり

蜜と気づかぬ蜜だった
知っていたなら
一滴たりともこぼさずに
この手を器にしたものを

りくり

蜜すましは
蜜の上を すーいすい
苦虫どこだ
泣き虫とんでけ

りくり

無限大とろとろ
低血圧の朝
勇者になるぞ
おべんとバトル

りくり

胸にある言葉は
ぽつん ぽつん
文字にしたとたん
にじんでく

りくり

むらむらーっとする
もあもあーっといる
ぐわぐわーっとくる
それでも逃がす 言葉すくい

りくり

無防備にみえても
ガード固めて
プディングは
ふるえながら待つ

りくり

めだちたがり屋さん
そのエネルギー
ちょこっとちょうだい
この含羞草に

りくり

   
もう平気と強がる君
はったりばかりじゃ疲れない?
ウソとホントのブレンドかげん
レシピ通りにゃいかないさ

りくり

もしもは麻薬です
もしも娘がいたら
もしも激甘パパがいたら
もしも生まれてこなければ

りくり

もっと好きになれば
本当のこと言えたかも
かわいかったのは我が身
鈴のない猫はどこへ

りくり

やばいじゃん
inakaがinnkaに
白蛾が女王に見えちゃった
soyosoyoマジック きゅううん

りくり

   
愉快より
少し苦しい方がいい
あなたに近づく
根拠のない確信

りくり

   
よかんてやっかい おせっかい
(いけるぞ)(ダメかも)
予感アンテナ ぴっかぴか 
使いたい時 使えないけど

りくり

呼んでいる声聞こえても
知らんふりの意地悪君
500回嫌いになったのに
また1000回好きになる

りくり

 
らぶらぶなの あのひとに
ぽろぽろなの ひとことで
すかすかなの わたしだけ
ひやひやなの つなわたり

りくり

   
りくりこっと と呼ばれたよ
いっしょうけんめい 話したよ
少ない言葉に 気持いっぱい
ちゃっとは いつも世界の窓

りくり

理由はふたつ
ヒト嫌いだから
ヒト好きだから
蛙はずっと井戸ン中

りくり

 
     
     
ローマ法王も老いる
かっこいい大人の国は
かっこいい老人の国に
ダンじいのテーマは牧伸二

りくり

   
ワインをくいっビールをごくっ
たった1杯で酔っぱらう
つまんないの 安上がり体質
あの3日酔いさえなかったら

りくり

悪い子より
悪い大人を
罰して
神様

りくり

わからないこと数えると
地中むくむくもぐらになる
わかってること数えると
空中くるくるとんびになる

りくり

わかる気がする 今なら
去っていった人の気持ち
わかりたくなんかなかった
古新聞の束のような冷静さ

りくり

わ〜って驚かすの好き
驚かされるのも大好き
側転してる私を見ても
あきれないで あきないで

りくり

A
B
C
Mは遠く今はL
油断で着ぐるみ カビゴン化
夏バテ防止で 大誤算
ダイエットは 秋の宿題

りくり