cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ

 

ぽあろさんのシリトリ





2014
06/01
種をじょうずに
とばしたいけど
ぷぷぷができない
はじめのスイカ

ぽあろ
 
ちょっとムリ
君の真意を測るのは
作り笑いの
裏を読むのは

ぽあろ
あなたのことを
ふらっと思い出しまして
帰ってきました
そよ風にのって

ぽあろ


あなたのコートを
六月だから
クリーニングに
出しました

ぽあろ






2013


04/01
ちっぽけな
君の両手が握るのは
夢、明日、希望、
えっとそれから

ぽあろ

本を読んであげましょう
ぐっすり眠れるようにね
あー、まだまだ眠っちゃだめだよ
ちょうどいいところなんだから

ぽあろ
天使のような寝顔を
見つめて微笑む君の横顔
二つとも眺められる僕は今
どんなに崩れた顔なんだろう

ぽあろ




2012

2011

2010

2009





2008

12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
08/01
生餌をつけて
釣り糸垂らす
小海老で鯛は
釣れるかな

ぽあろ

ナッツの思い出
南の島の
浜辺あたりに
置いてきた

ぽあろ

三つ目、合うと
よろこぶけれど
三択クイズじゃ
いばれない

ぽあろ

名前をつけて
あの星に
恋しい時に
呼びかけるから

ぽあろ

夏の思い出を
夏が来る前に
語りだしたら
もう若くない

ぽあろ

見つめあうのが
好きなのに
照れてしまって
目をそらす

ぽあろ

07/01 道にまよえば
いいじゃない
そのうちどこか
いきつくさ

ぽあろ
走ることを
忘れたおとな
ピーターパンが
映らない

ぽあろ

よろこびのうた
こえたからかに
さあうたおうよ
きょうはカレーだ

ぽあろ






2007






2006

06/06 気分は上々
胡椒を少々
ステーキ牛々
財布は窮々

ぽあろ
確認したい
あなたの真意
違い字だらけの
ラブレター

ぽあろ
きっと僕らは
この日のために
出会ったんだね
この子のために

ぽあろ





2005


10/18 僕だって
せつなさの
ひとつふたつは
もっている

ぽあろ
火 突然巻き起こり
人 次々逃げ出した
タバコ一つが火事のもと
ゆるみ一つが火事のもと

ぽあろ
こいびとのまま
いつまでもふたりで、って
そうは問屋がおろさない
うれしいうれしい「もうひとり」

ぽあろ
03/08 寝耳に水、って
言いにくい
寝耳にミミズ、って
ちょっとイヤ

ぽあろ
時間には限りがあると
知った時
ピーターパンは
大人にかわる

ぽあろ
三つ蹴ったよ
赤子が毬を
ママの笑顔を
見つけたよ

ぽあろ
02/22 あなたにアゲル
わたしのコドク
虹の模様に
染めぬいて

ぽあろ
きもちはかるく
きむちはからく
きむちはあかく
きもちはあまく

ぽあろ
農業に憧れし母の
ささやかな
夢の続きが
ベランダにありて

ぽあろ
02/15 携帯電話がつなぐのは
君の孤独と僕の孤独
つながることは幸せだけど
孤独でなくなるわけじゃない

ぽあろ
こっそりぬすむ
君の視線は
いつもこっちを
みてなくて

ぽあろ
いっぱい にはい さんばいと
がんばってのむんだね
そういう意味じゃないんだよ
三々九度は

ぽあろ
02/01
せつないと
流す涙の雫には
虹は出ないぞ
笑顔で照らせ

ぽあろ
あわてない
急かし急かさる世の中も
時計の進む
速度は同じ

ぽあろ
いらないと
いいきれなくてたまってく
包みの紙と
遠い想い出

ぽあろ
01/04 この冬こそは
貫いてやる
決意の少年
半ズボン

ぽあろ
2004年の
思い出たちを
そばにあつめて
すすりなく

ぽあろ
2005年が
来るといっても
路のポプラは
あわてない

ぽあろ





2004

12/21 確実に
できることだけ
やってたんじゃ
つまんないよ

ぽあろ

あまいあまい
ミルクティ
まるいまるい
ひるさがり

ぽあろ
サンタさん 
お願いです
あの子に幸せを
ボクに勇気を

ぽあろ

アマ、いい感じに
フロア舞い
「いやあ、まいった」と
甘いプロ

ぽあろ

12/14
スピードを増す
窓景色 飛んで行く
急ぐココロよ
君に 間に合え

ぽあろ
りっぱなりんご
りりしいりっぷ
どっちもあかい
どっちもあまい?

ぽあろ
教室の窓の外には
いつもいつも
みんなの校庭
ぼくたちの空

ぽあろ

今日、しつこいぞと
教師つっこむ
巨牛連れ出し
教室出よう

ぽあろ
12/07 赤は愛情 ばらの花
赤は情熱 フラメンコ
赤は躍動 運動会
それなのに 止まれって 止まれって

ぽあろ
きらりとひかる 川水面
さらりとそよぐ 秋風に
ふわりととんだ いちょうの葉
ひらりとつかむ 坊やの手

ぽあろ
見えるのに
見えないふりを しておこう
君の手帳の
ハートのマーク

ぽあろ


見栄、
ルノーに乗っている
六畳一間の
アパートなのに

ぽあろ
11/30 まるくなるには
カンナとヤスリ
とんがってるけど
ざらざらだけど

ぽあろ
悪魔のつぶやき
最近、人間どもに
出番を奪われて
ひまなんだよなぁ

ぽあろ
動いてみれば
かんたんなのに
あしたのそらも
よく見えるのに

ぽあろ






2003


12/16 恋しいと
思えば疎し
疎ましと
思えば恋し 君が気になる

ぽあろ
さ 酔うなら酔うで
とことん酔いなよ
そんな日もある
明日はまた明日

ぽあろ
お願いします
見つけだしてください 私のホンネ
みっつ目の角を
左に曲がった辺りにあるはずです

ぽあろ
11/18 アルギニン
なんか強そうだね
アレルゲンの
兄弟じゃないけどね

ぽあろ
アリが当選
虫たちの選挙
セミやホタルは
不在者投票

ぽあろ
気持ちをじっくり
キムチをじっくり
どちらも程々にね
すっぱくなるよ

ぽあろ
ある言葉から
恋は芽生える
歯の浮くような
台詞でなくても

ぽあろ
ありがとうって
うまく言えずに
困らせてばかり
でもうまく言えなくて

ぽあろ
気持ちを揺らす
君の言葉が
憎いのだけど
恋しくて

ぽあろ
11/11
言い値で買った
いい寝巻き
いい寝心地だから
言い値でいいね

ぽあろ
二人だけ
広い世界にいるような
そんな気にする
満天の星

ぽあろ
でん でん でん
赤ちゃん太鼓をでんでんでん
僕も一緒にでんでんでん
パパはトイレからでんでんでん

ぽあろ
いいね、この景色
いいね、この空気
でもね、この中に
君がいたら、いいね

ぽあろ
11/04 赤信号
青虫ひとつ止まってる
並んで止まる
黄帽子の子が

ぽあろ
指輪のデザイン
どれがいいのか
わかんない、って
言えぬ雰囲気の宝石屋

ぽあろ
風船を離したとき
どうして子供は
あんなにも泣くのだろう
失恋と同じなのかな

ぽあろ
赤い帽子が飛んでった
赤い夕日の校庭で
赤いカバンの女の子
駆ける後ろに赤とんぼ

ぽあろ
ユー、琵琶法師
ミー、吟遊詩人
中世の絹の道で
夢のセッションあったとさ

ぽあろ
フウ、栓が抜けた
フウ、線が引けた
フウ、選に入った
フウ、戦が終わった

ぽあろ
10/28
空と雲と
どっちになりたい?
僕はその
もうかたっぽがいいな

ぽあろ
沈んでいった
お空の底へ
赤子離した
風船が

ぽあろ

限界だあ
って表情を
する猫はいない
犬もいない

ぽあろ

シーズンで煎った
お茶っ葉が
湯飲みの底に
沈んでいった

ぽあろ

10/21
秋に生まれたから
秋が好き
春に生まれてたとしても
秋が好き

ぽあろ
キメ、って細かい方が
いいとは限らない
ちょっとざらざらな
シュークリームもいい

ぽあろ
ひとつふたつと
浮かぶ言い訳
君の視線に
沈んでいった

ぽあろ
04/29 部屋と部屋
隔てる壁の薄さほど
近づけてない
隣人の君

ぽあろ

「る」、ってさ
シリトリで出ると困るよね
ほら君の番だよ
「ルール」?そりゃ困った

ぽあろ
ここ老後貸す、と
父が見せてくれた
みんなに内緒の
小さな菜園

ぽあろ





2002

06/11
「爽」の日、って
決めていたのに
また「パピコ」ですか
イチゴがいいのにな

ぽあろ
ダイス きっと睨み
姐さん 勝負に舞う
ひと筋 額に汗
賭場の 空気凍る

ぽあろ
さぁかすだん すてきだね
さぁろいん すてーきだね
さぁきょうは ごるふだね
さぁてぃいん ごるごだね

ぽあろ

その人に 会いたくて
あの人で 傷ついて
どの人か さまよって
この人に 会えました

ぽあろ
「大好きだよ」
「私のほうが大好きだもん」
「じゃあそれでいいよ」
「えーっ」

ぽあろ
さぁ行こう 準備万端
食べ物飲み物 車に積んで
デジタルカメラ 電池もオッケー
あとは行き先 きめるだけ

ぽあろ
06/04 今からはじめる
にらめっこ
今すぐ笑っちゃ
意味ないじゃん

ぽあろ
蛾 面倒そうに
飛んできて
画面の女優の
顔の上

ぽあろ
カギはひとつ
キーホルダーはみっつ
なのにどうして
また買ってくるのさ

ぽあろ
カギを出し
カギを差し込み
ひねろうとしたら飛び出す
戸の先の君

ぽあろ
05/28 倉庫から出てきた箱一つ
底から出てきた妖精が
倉庫空っぽにしちゃったよ
そこから先は また明日

ぽあろ
一個ずつふえると思った
想い出は
実は二個ずつ
ふえてたんだね

ぽあろ
力をこめて
きっぱり言うよ
ちゃんと聞いてね
力をこめて

ぽあろ
02/26 なにもないところに
なにかがうまれるとき
なにかがきこえるんだ
みみをすませば

ぽあろ
気づかないふり
押入れのおくで
リボンがかかってるね
あしたはぼくの誕生日

ぽあろ
この吾郎 ご無沙汰でしたが
また戻って参りやした
しっかと心入れ替えてきやした
どうぞまた ごひいきのほどを

ぽあろ
02/19 あの部屋へ あと三十歩
ドアの向こう ドレスに包まれ
待つ君を 迎えに行くよ
燕尾服 引きずりながら

ぽあろ
証(あかし) 二人の愛の証に
一緒にチューリップを植えよう
え? なんでかって?
歌にあるだろ あかしろきいろって

ぽあろ
そこにいつもいる
そこはいつもある
そこでいつもまつ
だから どこへでもいっておいで

ぽあろ
01/08 たぶん気づいていた
けれど気づかぬふりをしていた
やっぱりいつかは離れてしまうんだね
三番目のボタン 取れちゃってたよ

ぽあろ
道なき道
ってそれ道じゃん
題名のない音楽会
ってそれ題名じゃん

ぽあろ





以下 2000〜2001

  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
あなたにあげる 折れたエンピツ
割れたケシゴム やぶれたノート
書けないペンと ボロのふでばこ
だって今日から 新学期だもん

ぽあろ

甘ぇフリ してるんじゃないの
ホントはけっこう シビアなんでしょ
優しい言葉を かけておいて
捨てちゃうんでしょ 雨降りの中

ぽあろ

あの店に また今度
行こうねと 言うけれど
君と僕 今日もまた
新しい あの店探し

ぽあろ

いない いとしい いのりたい
いたい いきたい いけばいい
いこい いろよい いいじだい
いわい いしだい いざこよい

ぽあろ

いつ ジョニィ 退役してくる?
この広い広い アリゾナの空の下で
私がこんなに 待っているのに
軍隊なんて なけりゃいいのに

ぽあろ

 
うん これこうてい もしくはあいづち
うーん これなやみ もしくはがんばり
ううん これひてい もしくはためらい
うっ これはうめき もしくはまんぼ うっ

ぽあろ

   
     
おやすみと 言って眠れず
おやすみと 言われて眠る
魔法だね 君のおやすみ
今日もまた 囁いてよ ね

ぽあろ

おもちゃ屋さんに なりたかったな
薄暗い店の 奥の奥の奥
ほこりまみれの 箱の山の中
めがねとひげの似合う おじさんに

ぽあろ

 
から 周りにまだついている
生まれたての ひよこたち
おっかなびっくり 歩いていても
ちゃあんとママが 見ているからね

ぽあろ

蚊 えろう弱ってるやないか
どこぞで 線香でも吸うたんやな
血ぃ吸う元気も 無さそうやから
ほっといて わしらもかえろうか

ぽあろ

影も あくびも なんとなく
少し 重めに なったよな
気にも なるけど とりあえず
楽に いこうね これからも

ぽあろ

肩寄せ合って 小さなコタツ
じっと黙って 時ばかり経つ
カタンと鳴って あさの配達 
そっと笑って しあわせ二つ

ぽあろ

軽くなるかな あしたのココロ
軽くしようよ コロコロリンと
軽くなかった きのうのココロ
どっかいっちゃえ コロコロリンと

ぽあろ

傷つけたなら 許してね
なんて台詞に 傷ついた
傷ついたりは しないもん
そんなに弱く ないのにさ ぐす

ぽあろ

ギヤマンの 瑠璃色の壷
ギリシアの 小宇宙が渦巻く

ぽあ

 
     
元気なあの子 今日はなんだか
元気がないよ ほらそば行って
元気だしてと 囁いてごらん
元気になって 君と踊るよ

ぽあろ

   
     
探しても探しても
君の心が見つからなかった
君の心の中にいるなんて
ちっとも気が付かなかったから

ぽあろ

   
白いベールの 向こう側
君の瞳が 見えたとき
どっちが先に 泣くのだろう
白い波の ずっと向こうで

ぽあろ

尻炊くって?
ああ テールスープか
尻タックって?
ああ ズボンが後ろ前か

ぽあろ

師 ドローもドロー
弟子を相手に まさかの苦戦
勝てなくなったと 囁かれても
なんだかちょっと 嬉しそう

ぽあろ

証拠を並べて 何になる
僕が知りたいのは 事実じゃない
君がそういうなら 信じるさ
事実でなくても 真実だから

ぽあろ

じぶんじゃないけど って
それ自分のこと
じまんじゃないけど って
それ自慢ばなし
じしんじゃないけど って
それ貧乏ゆすり
自分の自慢に自信が持てない
それ正直者

ぽあろ

スキップらららが うまく出来ない
坊やがひとり スキップのけいこ
まだケンケンの まんまだけれど
つくり笑顔の らららだけれど

ぽあろ

スパイするのも ひとやすみ
やすらぎのスパ 椅子で寝る
すっぱいスルメ 買いに行こ
近所のスーパー いいっすねえ

ぽあろ

ずいぶんな ことをいわれて
ずっしりと きがおもいなら
ずぶとくは ないのだけれど
ずるっこで いいときもある

ぽあろ

政府 苦渋の決断
家政婦 食いしん坊
妖精 福を呼び
オットセイ 腹式呼吸

ぽあろ

せーせーした
あいつがいなくなったからじゃない
あいつにいつもふりまわされてる
じぶんがいなくなったから

ぽあろ

ぜんぶわかった つもりだった
ちっともわかって いなかった
君のことも 僕のことも
ぜんぶ二人の ことだったんだ

ぽあろ

「そこに居たの」と
気づかれるより
じっとあなたの
影でいい

ぽあろ

そこにいたんだ 気づかなかったよ
いるならいるって 教えてくれよ
きみにナイショの こともあるんだ
すねるなって ほら 見せるから ね

ぽあろ

 
旅の空 ぐるり見渡し
深呼吸
ふと目が止まる
そこは君の空

ぽあろ

たまに笑って ぽちに笑って
みけに笑って しろに笑って
それなのに どうして僕には
ちっとも笑って くれないのさ

ぽあろ

 
     
つんとして ひとごみのなか
ぼくをまつ そぶりもみせず
いつもとは ちがうきみだね
もうすこし みてていいかな

ぽあろ

つんつん されて こまったら
ついつい きみに おくりもの
つもりに つもり しはらいが
つきづき なんと にまんえん つらい

ぽあろ

 
てぶくろはめて ゆきのなか
てにはいっぱい ゆきのたま
てぶくろったら ゆきまみれ
てをあたために ゆきましょう

ぽあろ

でれでれしてます いまのぼく
でもでもだって しあわせで
だんだんじっかん わいてきて
どんどんでれでれ しちゃうんです

ぽあろ

 
とけいが とまって とほうにくれて
とぼとぼ とびらへ とまどいながら
ともだち ともども とろとろせずに
とびだせ とつげき トテチテタ

ぽあろ

と ハンバーガーと コーラ
と エンピツと ケシゴム
と ギュードンと ミソシル
と キミと ボク

ぽあろ

ドコニモイナイ
イドニモコナイ
コドモニイイナ
イドニモコイナ

ぽあろ

名も知らぬ街 迷い込んだか
見ぬ人見ぬ家 見知らぬ景色
風がひとすじ 海の香がして
潮騒をきく ここぞふるさと

ぽあろ

流れに乗って 遠くまで行く
流れに乗らず ここに留まる
乗るかどうかは 問題でない
君の気持ちが そこにあるかい?

ぽあろ

ないものねだり ないからたのし
あってむなしい こともあるかも
なんてつよがり ばっかりいって
えらぶることも ないものねだり

ぽあろ

にあわないって
そういえば言ったことないな
お袋のセンスがいいのかな
僕の人がいいのかな

ぽあろ

荷物をいつもかかえて
任務をいつもせおって
逃げ場のない日常なんて
偽物でないはずはない 
二重否定で消してやる

ぽあろ

にあわないよ おおきな家は
今で十分 庭はないけど
小さなベランダ 花でいっぱい
窓開けようよ におわないから

ぽあろ

     
眠れる森の美女 ちょっと寝すぎで
目覚めてみると ほっぺたに枕の跡
まぶたが腫れて 髪もぼさぼさで
ほら朝だよ さっさと支度して

ぽあろ

   
     
花を手に 恥らう君を
僕は見る 頬を緩めて
試着室 花嫁衣裳
ゆっくりと 休日の午後

ぽあろ

ハートのクッション
うらがえしてもハート
逆さにすると これなんだ?
ってとぼけたくなる プレゼント

ぽあろ

パチンコいきたい
パートはいかない
パーッといきたい
パンシロンいらない

ぽあろ

馬鹿って 自分で思うのは別にいい
馬鹿って 人に言われるとなんか嫌
馬鹿って 君にその顔で言われると
なんか嬉しくなる やっぱ馬鹿なのかな

ぽあろ

人と人 
言葉と言葉
顔と顔
心と心 なぜむずかしい

ぽあろ

火をみつけたことが
人類の発展を助けたんだってさ
だったら僕らは
いつ火を見つけたんだろうね

ぽあろ

日々 ヒーヒー暮らしながら
日々 作られる心のヒビを
日々 ヒヒヒと笑って埋めていきたい
そんな微々たる願いをつむぐ 日々

ぽあろ

ふぅ 胃に効くね この薬
でも 薬に頼っちゃいけないよ
暴飲暴食 つつしんで
繊維ももっと 摂りましょう

ぽあろ

ふし ぜんぜんついてない
だめだねえ 若い歌手は
ふし ぜんぜんいたまない
いいよなあ 若いやつは

ぽあろ

ぶるーなきぶん
ぶどーをたべて
ぶーむにのって
ぶーんとどっかとんじゃえ

ぽあろ

別に うん 別に
おこってないよ
うん 別に うん
おこってないってば

ぽあろ

   
     
窓越しに二人で見てた
指輪二つ
今彫られてる
君と僕の名

ぽあろ

魔法のじゅもんを 唱えるだけじゃ
何もおきない かわらない
新しいキミ 探してごらん
すごい魔法が うまれるよ

ぽあろ

窓にむかって ちょこんと座る
電車の外を 景色が飛んで
トンネルくぐり まぶしくなって
海が見えたよ 窓を開けよう

ぽあろ

魔法のじゅもんは ここにある
ルールはかんたん 4行で
はじまりの音 まもったら
コトバの魔法が ほらここに

ぽあろ

ま 湯気が上がってるよ
蒸しタオル やっぱ床屋はいいね
まゆげの下 お剃りしますか?
聞かれるたびに 緊張するんだよね

ぽあろ

股下の サイズのメモを
お出かけの 君に託そう
できたての Gパンはいて
またあした デートしようよ

ぽあろ

みぃ みぃ みぃって
子猫のように君は甘えるよね
何か隠してなければよいけれど
何もないのも心配だけど

ぽあろ

   
むっと唸って はっと目をやる
ふっと得意げ 君が微笑む
料理の腕 あがったと思いきや
おっと気付いた 母の微笑み

ぽあろ

無防備な恋 すぐにくずれる
守り固めて つまらない恋
くずれたのなら また積めばいい
いつの世だって 恋は無防備

ぽあろ

 
めをとじて なにもみえず
って あたりまえやんか
って もんくいうやつでてこい
って いうのこわいから めをとじる

ぽあろ

   
木蓮 桃の木 萌え出でて
物憂い モデルも もようがえ
木綿の もんぺを もらったら
モップを 持ち込み もうひとがんばり

ぽあろ

もち すきだなあ
きなこもち おいしいなあ
ちからもち なりたいなあ
やきもちも ちょっとうれしい 
こころもち 

ぽあろ

 
     
     
     
     
リトマス紙って なに色だっけ
赤から青に 青から赤に
ちょっとのことで くるくるかわる
君ともそんな 駆け引きしたね

ぽあろ

   
     
     
ろれつがまわらないよ
こんなはずじゃなかったのに
君に言い寄る勇気が欲しくて
お酒を飲んだはずだったのに

ぽあろ

   
悪い寒気 だから悪寒
悪い代官 だから悪代官
でも悪い人と 
悪人ってなんか違うよね
悪い女と 悪女も  あなたはどっち?

ぽあろ

悪気はなかった? わかってるって
君が悪いなんて おもってないって
怒ってる? いやそうじゃないよ
君の泣きそうな目を 
どうにもできなくて。。

ぽあろ

 
A
B
C
Friend だった 二人の仲は
ひょんなことから 金曜に終わり
Lover になって 急に世界が
輝くだなんて かなりおおげさ

ぽあろ