cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ

 

          momoさんのシリトリ

2006

12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
06/27 納得なんかしていない
悩んでみても始まらない
なにやってるの?
何度も何度も・・・

momo
秘密など
あるはずもない青空に
瞳を閉じて深呼吸
今日も一日 がんばりましょう

momo
唇に
指先だけのキスをして
また会いましょう
いつかどこかで

momo





2005

12/20 はぁと模様のセーターは
さすがに照れて着れません
サーモンピンクのフリースに
袖を通して うふふのふ

momo
うれしいことがあった日は
ほっぺがきゅっと上がります
無理矢理下げてすましても
目が笑ってる うれしいな

momo
残る記憶も 消した日も
忘れたくない情景も
全部まとめてありのまま
今の私の出来上がり

momo
07/18
夏の空だね
夏になったね
お祭り 花火 かき氷
今年の夏も 暑そうだ

momo
あの時の 
記憶もきっと縮んでく
でも いつまでもいつまでも
心のどこか 忘れない

momo





2004


03/09 あなたから
笑ってほしい意地っ張り
仲直りまでの道のりは
たぶん右手の先ぐらい

momo
毒を持つ
根をたずさえて すずらんは
無口に揺れる
チリリと揺れる

momo
姿探して
アンテナ立てる
きょうも会えたね
いろはにほへと

momo
03/02
花びらが
街を静かに包み込む
きみが旅立ち
1年が経つ

momo
わくわくと
子どもだったね あの頃の
笑い声まで
戻ろうか

momo
たたずむ人の瞳には
いつもあなたがいるのでしょう
「ただいま」の声聞きたくて
「おかえり」をただ言いたくて

momo







2003

10/07

なのにわたしは微笑んで
一歩もここを動けない
ただいさぎよく
泣けばいいのに

momo
09/16 猫じゃらし
きみのやることなすことが
ぼくの鼻先くすぐって
クシュンと抜ける しあわせになる

momo


                
02/18 会わずに帰った夕暮れは
いつも以上にぎゅうぎゅうと
あなたばかりが詰まってる
「ふぅ」と溜め息 白い息

momo







2002

09/17 あのころが
だんだんだんだんとおくなる
ひらたくなったね
さびしんぼ

momo
夕方夕焼け由比ヶ浜
きらきら光る波を見て
きらきら光る恋人の
瞳はいつしか☆になる

momo
凍ったこころ
縮んだ勇気
今がチャンスだ
動き出せ!

momo
07/16 意気揚々と風を漕ぐ
瞬間移動もなんのその
いつでもきみは
そばにいるよね

momo

03/12


息を吐く
雲が生まれる散ってゆく
凍てつく季節
また逢いましょう

momo

03/05
ふざけてばかりで
見失う
笑顔だけでは
語れぬ想い

momo

02/19 あの部屋へ
陽のあたらないカビくさい
はじめの一歩を
刻んだ部屋へ

momo


02/05 まだ決めてない
まだ間に合うから
いつものように
笑ってください

momo
ページをめくる
いつの間にか私は
見知らぬ国の
巻き毛の少年

momo
午後になります
春色の服を着ていきます
おみやげは
あなたの好きなマシュマロマロマロ

momo




以下 2000〜2001

  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
あの店に
残した記憶たぐりよせ
息子と食べる
オムライス

momo

味つけは少し濃いめに
お弁当
味わいは忘れられない
思い出に

momo

雨降りが
ぽつりぽつりと染みてくる
水玉模様が
ただ青になる

momo

「溢れています」に続くのは
やっぱ愛だろ?
愛がいい
大きなひとつの愛がいい

momo

「甘い?」「辛い」
「強い?」「弱い」
「ほんと弱いね」「ばかにしないで」
そんな私はあまのじゃく

momo

「いそがしい」って言うたびに
一回百円受け申す
新しい靴欲しいから
わざと言わせてみたりして

momo

いっしょにいたい
あたたかい
ほおずりしたい
だきしめたい

momo

一緒にいてね
好きだから
あなたがいないと
寂しいからさ

momo

痛くない?
って聞かないで
痛さを何度も
思い出すから

momo

ウソツキも
正直者も同じ顔
守れなかった
約束のあと

momo

   
絵本めくっていいですか?
幾千万のきら星が
きみの心に灯ってる
おひさま 風 木々 笑ってる

momo

   
追って来るかな 
来ないかな
お願い見つけて
ひとりはキライ

momo

おもちゃじゃなくて
たからもの
触れてはいけない
母だって

momo

 
からまわりだと気づいたら
立ち止まってもいいよねぇ
助走をつけて もう一度
きみをさらってゆくために

momo

固まってしまった
きみが通り過ぎるまで
心臓と見つめる目だけが
生きものだった

momo

火曜日に
きみに会えるというだけで
指の先まで
埋めつくす恋

momo

肩並べ
歩いてゆこう
等間隔で
歩幅合わせて

momo

ガラス越し
蒼く広がる雪原に
佇む人の
つぶやきを聴く

momo

消えた波紋の水底に
眠る河童はみどりいろ
そろそろ息継ぎしないとね
起きろや起きろ 目を覚ませ

momo

消えたのは何?消したのは?
雪になれない雨粒の
願いは淡く 
落ちて流れて

momo

傷あとは
傷あとのまま永遠に
わたしのからだの
一部となって

momo

決めたから
って、言いたいの
決めてないけど
言っちゃうの      

 momo

記念日を
重ねた分の厚みだけ
見どころ満載
家族の絵本

momo

苦しまないユルガナイ
オビエナイ迷わない
大丈夫ダイジョウブ
ココロニほけんをカケテアルカラ

momo

   
原色のセーターを着て
原色の心になって
原色の眼差しをして
原色の恋をするのだーっ

momo

携帯に
「きょうの飯なに?」
「肉じゃかだよーん」
親子の会話、ここにあり

momo

 
声が聞こえる日記から
歌が聞こえるすき間から
彼 彼女たちのぬくもりに
また会いましょうと心から

momo

午前2時です シンデレラ
はだしで踊る シンデレラ
ガラスの靴は いらないの?
わたしがもらっていっちゃうよ?

momo

 
探してる
赤と黄色の靴下は
片方ずつの
淋しさ抱いて

momo

   
白い耳たぶ
ちいさく噛んで
きみへの想いを
刻んでみたい

momo

自由なの
過去も未来も妄想も  
なんでもありの
この時間

momo

質より量です
今のとこ
お米があれば
とりあえず安心

momo

すぱいすと
くしゃみの関係
きみの皮肉が
ちと痛い

momo

すきまには
何を埋めればいいのだろう
ん〜、とりあえず
カフェオレかしら

 momo

少しくらいと口に入れ
やっぱりやめときゃよかったと
何度も悔いる
レバーはキライ!

momo

「ずっと」は少し重すぎる
「きっと」もやめておきましょう
「もっと」と素直になれたとき
「やっと」向き合うきみとぼく

momo

制服の
きみしか知らない
わたしがいくつ
歳を取っても

momo

ぜんぶ満たせば
足りるのですか?
あなたは何を
探しているの?

momo

 
そうやって
囚われている時間だけ
惑うこころは色を変え
静かな静かな人になる

momo

そこにいた
気づかなかった
さよならも
言えなかった

momo

そのままも
変わってゆくも気にせずに
雲のかたちは
無限 パノラマ

momo

旅支度
温泉 青空 葉っぱの匂い
笑顔 お土産
ああ、眠れない

momo

   
ちらりはらりゆらりふわり
空に舞って舞って消えた
何処へ行こう何も持たず
何も持たず風に乗って

momo

   
つんとして
あごをさし上げ前を向く
バリアを張った
あなたは素敵

momo

つねったくらいで
夢からは覚めない
どこにいても
きみを見ている

momo

強くなりたい
それは本気で本気じゃなくて
弱い自分を
かくまっていて

momo

てぶくろの穴ぼこ
そこだけがスースーして
余計に冷たさ感じるの
繕ったほうがいいよねぇ

momo

   
とんがった
ハートが痛い午後3時
空を見てれば
ラピュタに逢える?

momo

どこですか?
どこにあるの?と聞くばかり
たまには
自分で探そうね

momo

 
ないものねだりしないって
何度も何度も言い聞かせ
その繰り返し 揺り返し     
しょうがないねぇ おばかさん

momo

泣いちゃうよ
泣きたくないとこらえても
涙に嘘は
つけそうもなく

momo

何もかも
一人でしょって笑ってる
あなたの涙をくださいな
私が泣いてあげるから

momo

名ばかりの
母かもしれない
ごめんねと
こころの中で言ってみる

momo

2杯目を
カンパリソーダで決めてみる
赤に隠れた憂鬱と
ほろ苦加減がちょうどいい

momo

虹の浮かんだ
雨上がり
マイナスイオンが
見えるみたいだ

momo

日曜の
時の止まった朝が好き
あともう少し
もう少しだけ

momo

似た者同士を決め込んだ
きみの意外な底力
置いてかないで
おいら タジタジ

momo

     
ねえ 早く
秋は「ふふふ」と一晩で
寒がりなこと
思い出させる

momo

   
     
はかないと
涙するには遠すぎて
笑ったつもりが引きつって
不器用なまま 相も変わらず

momo

花に寄せ
匂いに惹かれ色を恋う
いつか褪せても
思い出すから

momo

半分個なんてしてあげない
だって大好きなんだもん
「大人げない」は禁句です
ひとりで食べちゃお ふふふのふ

momo

バタンと閉める
風の後押し強すぎて
予想以上の
距離が生まれて

momo

馬鹿だなぁ
馬鹿ですよ
そんなわたしが
好きなんでしょ?

momo

膝つき合わせて話そうよ
じっくりのんびり語ろうよ
寂しいときは 寂しいと
言ったもん勝ち あなたに会える

momo

日々という
時間時間の粉雪は
白 青 灰色
時折 ピンク

momo

ひとりごと
気づいてふっと今を抱く
どこをさまよい求めても
きっと私にしかなれない

momo

ひとときを
ギュッと縮めて飲み込んで
ほんのり熱い
はぁとになーれ

momo

ふわふわと
寝ぼけ眼の幼子を
がっと抱き寄せ
キッスの嵐

momo

ぶっきらぼうに
やさしくて
さびしがりやな
きみがすき

momo

ぷーーーっ!と頬を膨らませ
アピールしているきみだけど
残念、怒りは伝わらないよ
だって可愛いピンクのうさぎ

momo

ふしぜんな
笑顔を見せるきみ宛てに
ねぇ気づいてよ
淋しいのよー!

momo

冬を待つ
恋に焦がれる少年の
願いは
ホワイトクリスマス♪

momo

ブロックが
ひとつ足りない
窓をふやして
風を入れよう

momo

プライドに
負けないだけの真実を
生きているかい?うさぎさん
自信ありげな月夜は更けて
自問自答の午前2時

momo

「へっちゃらです」と意地張って
うちに帰ってへこむなよ
時には弱みも見せないと
強い女と思われるぞ〜

momo

平気でいられるわけもなく
平気なふりをするほどに
平気に慣れていきそうで
平気がじんわりつらくなる

momo

弁当の
カラカラ桶に浸す音
嬉しいんだなぁ
大きくなれよ

momo

ベランダで
空を見上げて大あくび
雲を吸い込み
2センチ浮いた?

momo

     
まるまって
膝を抱えて小さくなって
目指すは
たゆたう羊水の中

momo

街並みが
変わりゆくさま見続けて
変わらずにいる
ほんのひとかけ

momo

まゆげ
ハの字でいい感じ
笑ってくれた
うん かわいいよ

momo

魔法のじゅもん 
やもりのスープ
時空を越えた
むささび王子

momo

蜜月旅行で
ケンカして
意地っ張りなの
ばれました

momo

   
「ムボウビだね」と声をかけ
うしろ姿に「スキです」を
しょってるような
きみのムボウビ

momo

無理をして
笑ってみたり おどけたり
まったくきみは
素敵な人ね

momo

胸にしまった感情は
いつか色をなくすだろう
はじめから何もなかったように
透明な重さだけ残して

momo

目印は
一重まぶたとピンクのシャドウ
前世の記憶をかき集め
見つけてごらん わたしはここよ

momo

   
     
     
指先が
触れたくらいのせつなさが
ちょうどいいのと
恋をするひと

momo

愉快に踊る
葉っぱたち
期間限定
新色あります

 momo

 
呼んでいるのはあの頃の
声変わりなどする前の
キャキャキャと笑うまんまるの
母を探していた頃の君

momo

   

ライオンハートな猫たちが
ダンデライオン首に巻き
ライオンキングになりたいと
月に向かって吠えました

ライトのようにまんまるな
今夜の月はいじわるで
ライオンハートな猫たちを
孤独なウルフに変えました

来世はきっと叶うだろう
ダンデライオン首に巻く
ライオンハートなオオカミは
綿毛に願いを込めました

momo

   
     
     
     
     
わからない 
わかる わかって わかるなら
苦労はしない 迷わない
わかったふりも しないのに

momo

わたしにないものがあなたにあって
あなたにないものがわたしにあって
ほしがらないけど すきなのよ
かなわないけど うれしいの

momo

 
A
B
C
  February March
それから April
冬が過ぎれば
春が来るのね

momo