cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



             
みっぴーさんのシリトリ

2010


12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
01/05 ふたり黙って 寒空の下
ポケットの中 手をつなぎ
座ってるだけで
幸せなのだ

みっぴー

「まだ遊んでる」
くすっと笑う
波打ち際で
足元ぬらして

みっぴー

探してしまう
その姿を
あの香りに
出会うたびに

みっぴー






2009

11/01
ぐるぐるまわる
ちきゅうはまわる
なやみごとなど
ちっぽけやなぁ

みっぴー

きらきらひかる
ながれるほしに
ねがいをかける
ずっととなりに

みっぴー

くらくらしてる
きみのひとみきらきらで
おれのこころぐるぐるで
くらくらしてる

みっぴー

10/01
アルバムぱらぱら
記憶の中で
君の笑顔が
きらきら光る

みっぴー

気持ち
伝われ
距離が
なんだ

みっぴー

多すぎても少なすぎても
伝わらない
慎重に慎重に
言葉を選ぶ

みっぴー

09/01
罪つくり
小悪魔 妖精
そういって笑う顔が
心の隙間に入ってくる

みっぴー
沈黙するしか
できないんですよ
あいまいな心
言うくらいなら

みっぴー

作品をつくりだす
その手に
ずっしりと
刻まれた歴史

みっぴー

08/01 君だからこそ
こんな想いをするのだと
叫びたいけど
今は沈黙

みっぴー
かずかずの武勇伝も
全部ひっくるめて
ひきうけましょう
まかせとけ

みっぴー
だいじょうぶ  だいじょうぶ
ゆっくりひびくそのこえが
わたしのなみだをとめないのだと
きづいてくれているのかな

みっぴー

07/01
種からぽこりと
本音が生えたら
楽になるかな
辛くなるかな

みっぴー

降りそそげ
雨も
光も
全てを流せ

みっぴー

風に吹かれて
ふわふわ行こか
行き先決めずに
それもええやろ

みっぴー

06/01
日々ぐるぐると
自問自答
カンチガイ女に
ならないように

みっぴー
会えてよかった
それだけを
感謝するだけ
大好きだから

みっぴー

生まれる気持ちに
名前をつけても
行き着くところは
結局同じ

みっぴー

05/01
ゆきつもどりつ
時計をみつつ
遠目の姿に
平静装う

みっぴー
君は君だと
言ってあげるよ
だから笑顔を
見せてください

みっぴー

なにもかも
わかったふうに
見せかけて
実はノミの心臓だったり

みっぴー
04/01 そわそわと
花開く日を待ちわびて
カメラ片手に
定点観察

みっぴー
抱きしめて
くにょりとなったぬいぐるみ
大丈夫かなと
目で問うてくる

みっぴー
そのままだから
懐かしくて
さびしくて
やっぱり好きで

みっぴー
そわそわ ちらり
そわそわ ぱたり
そわそわ きらり
そわそわ ふわり

みっぴー







2008

12/01
迷うほどに
真実は
研ぎ澄まされて
目がそらせずに

みっぴー
あなたとともに
いたいから
私の墓標は
生きた珊瑚に

みっぴー

きっと
かなう
信じて
やまぬ

みっぴー

11/01 粉雪の舞う空高く
跳び上がり
別れの涙は
見せぬ旅立ち

みっぴー
欲しい物 目的 想い
それぞれの
夢乗せ進め
大海原へ

みっぴー
あくびする
大口目掛けて砂糖菓子
ふわりと溶ける
午睡の合間

みっぴー

粉砂糖 かけたるごとし
富士山の
頂近くに
綿菓子の雲

みっぴー
欲しいと
願う
死ぬまで
きっと

みっぴー


10/01 お元気ですか
後が続かず悩んでひと月
伝えたいのは
あの一言だけなのに

みっぴー
ちっぽけなこと
心にずっしり
今まで通りで
いいと言うけど

みっぴー

魔法でこれが
解決するなら
魂までも
売ってしまおか

みっぴー

09/01 おぼえてる
あの海
あの空
あの涙

みっぴー
いつのまにか
いいな
だけでは
すまなくて

みっぴー
ぷっつりと
音信不通
生きてるなら
それでいい

みっぴー
おぼえてる
悔し涙と優しさと
母の思いと
甘えた背中

みっぴー

ぷっくり
ほっぺた
ぷにぷに
はっぴー

みっぴー
08/01 名前をつけて
大事にしておく
こころの中に
封じた秘密

みっぴー

夏の思い出
ありすぎて
絵日記だけでは
描ききれないよ

みっぴー
見つめ合う
その一瞬で
こころ
スキップ

みっぴー
名前をつけて
そっと呼ぶ
私だけが
知ってる名前

みっぴー

夏の思い出
いっぱい作ろう
秋になっても
泣かないように

みっぴー

見つめ合う
ファインダー越し
どきどき気持ちは
見せないように

みっぴー

07/01 道にのびる
影が闇に
とけないうちに
言ってしまおう

みっぴー

走ることで
全て忘れられるなら
何度でもいつまでも
一緒に走るから

みっぴー
よろこび
よいどれ
ようきな
よこがお

みっぴー
走る姿に
届けとばかり
叫ぶ
その名を

みっぴー

06/01 ふんわりと
佇む雰囲気 あこがれて
そうなれるのは
いつのことやら

みっぴー
実のところ
住んでるのだ
きみが心に
内緒だけれど

みっぴー
慣れるといいな
いーや やっぱり
慣れるのいやだ
さびしくても   好きだ

みっぴー
05/01 空を見上げる
海の中から
きらきらの
幸せ時間

みっぴー
好きですかって
聞きたいけれど
笑って
飲み込む

みっぴー
夢がいっぱい
あるってのは
しあわせな
ことだよね

みっぴー
空の青
海の蒼
とけて互いの
色にそまる

みっぴー
好きですか
ええ 好きですよ
これからも ずっと
命が燃え尽きるまで

みっぴー

04/15 影をふんでも
するりと逃げる
それはまるで
君そのもので

みっぴー
ゆびわが
ひかる
えがおと
ともに

みっぴー
ひらくまで
まってる
かたくなな
こころ

みっぴー

ゆびわ。
ないけど。
わかってる。
それくらい。

みっぴー

03/01 消えるときまで
見ていたい
角がなくなり一粒になり
消えていく雪

みっぴー

くるまる
くるくる
まるまる
ふとる

みっぴー



くるまる
ふとんに
ひなたの
なごり

みっぴー
02/01 羊に
うもれて
眠る
しあわせ

みっぴー

いまはもう冬
オリオン座の
星雲見上げて
白い息 はく

みっぴー

となりにいるから
ことばなくても
しんらいできる
そのそんざい

みっぴー

01/01 はじまりを告げる君
そのことを
素直に祝えず
笑顔はあとで泣き顔になる

みっぴー
消えていく秋
降りだした雪のなかに
わたしを
その白に埋めて

みっぴー
承知のうえで
すごしてきたのに
現実になると
心で泣いてる

みっぴー





2007
11/01 こころのなかを
みせないくせは
困らせたいから?
ときどき どきどき

みっぴー
困らせようと思うほど
余裕はないさー
ときおり
こころを 見せてもいいでしょ

みっぴー
ときにはちょっと
甘えてみてよ
こころがよめずに
困らせる

みっぴー
こころから
逢いたいと
想う気持ち
飛んでいけ

みっぴー
困らせてあげよか?なんて
言われたら
堕ちてもいいかな
悪魔のささやき

みっぴー
ときには
へこむさ
いまだけ
なかせろ

みっぴー

09/01 大声で笑えることが
こんなにも
幸せだとは
ありがたいとは

みっぴー
41 73 5 5
暗号みたいな数字達
「良い波 GO GO」
海への誘い

みっぴー
情熱の塊みたいな
君たちを
見ている自分の
心にも花

みっぴー
大声で 叫ぶ言葉は
風に消え
想い伝える 術
また探す

みっぴー
41・42・43・44…
君のいいところ
100個言ってみたら
君は君の事 好きになれるかい

みっぴー
情けなくなるほど
とても
気になって
寝ても覚めても夢でも君で

みっぴー
07/01 るり色を思わせるような
空の色と海の輝き
染まるくらいに
泳いでいたい

みっぴー

さようなら またね
なんて かっこつけないよ
でも なにもいえずに
そでぐち つかんだ

みっぴー
届くまで
そわそわ気分
着いたよって
メールまだかな

みっぴー






2006

11/28
耳元で
私の名を呼ぶ
亡き人の優しき声は
現(うつつ)?幻?

みっぴー

11/21 眠るふりした
金魚

潜め

みっぴー
このごろちょいと
眠りが浅い
寒さのせいかな
それとも それとも…

みっぴー
書けない手紙
書けないメール
ならばどうかな
電話で告白

みっぴー
眠る人の傍らに
そっと早咲き春の花
灰になっても
色鮮やかで

みっぴー


11/14 日曜は
あっという間にすぎていく
ゆううつになる
午後10時

みっぴー
赤ペンで
日付に
丸つける
強く強く

みっぴー
ほっといて よ
かまってよ が
交互に顔出し
どうしよう

みっぴー


ほっこり
まったり
ゆったり
昼下がり

みっぴー
11/07 情に
もろいと
だめ
ですか

みっぴー
木々の
そよぐ
音に
ほっ

みっぴー
飛べたら
いいな
海の向こう
空の上

みっぴー
10/24
ふりつもる
ゆきに
すべて
かくそう

みっぴー
葉っぱ
ひらひら
おいかけ
ふわふわ

みっぴー
橋の上で
すれ違う
十時の君は
秋の装い

みっぴー
ふりかえって
想い出話
こんなのも
たまにはいいかも

みっぴー
葉っぱ
ふみしめ
かさこそ
遊び

みっぴー
10/17 「うそつき」と
笑うあなたが
ほんとはうそつき
心のままに泣けばいいのに

みっぴー
うわさなんて
気にするな
あなたはあなた
信じている

みっぴー
寄り添うように
咲く花が
新郎新婦を
見てるみたい

みっぴー

うわさに
なりたい
なんてことは
ないしょ

みっぴー

10/10 秋の夕暮れ
見上げた空に
茜雲
達成感と寂しさと

みっぴー
ぶきようでぶっきらぼう
とおもうけど
こころのおくに
ひそむやさしさ

みっぴー
平気だよ
言って笑って
かみしめる
奥歯

みっぴー
10/03 コロン と
ころがる
てのひらで
どんぐりころころ

みっぴー
きみとであわなければ
気付かなかったことが
たくさんあるはず
ありがとう すべてに

みっぴー
「心にもないことを」
なんて笑ってみるけど
その一言が
心に残ってうれしいの

みっぴー
08/14 はじける泡に
顔近づけて
きゃーきゃー笑う
夏休み

みっぴー
ひとで つかんで
ひとみ きらきら
ひとに なげるな
ひとでなし(泣)

みっぴー
帰り道の
うだうだトークが
たまらなく
楽しくて

みっぴー
はじける
笑顔に
ココロが
はじけそう

みっぴー
ひとつ ふたつ
書きはじめたら
楽しくてやめられない
祝300回

みっぴー
帰りたくない
そう思わせる
島の魅力に
やられっぱなし

みっぴー

ひとりで楽しむ
三時のお茶は
ちょっと優雅に
背筋のばして

みっぴー

08/01 カンパイを
二度三度
何度でも
楽しくて

みっぴー
メロン
まるごと
かじりたい
願望

みっぴー
キリンの
睫に
マスカラ
つけたい

みっぴー
07/25 ビールは
オリオン
それから
キリン!

みっぴー
ばらばらに
なりそうな心
しっかりと
つながなきゃ

みっぴー
川面を走る
朝の風が
キミの髪を
ふわり揺らす夏

みっぴー

ばんそうこうを
鞄から出し
「大丈夫?」なんて
手渡された日にゃ

みっぴー

07/18 日々
当たり前に
すごせることが
一番の幸せかも

みっぴー
夏がきた
大好きな夏
なのにいつも
さびしい気持ちになる

みっぴー
どんまいと
言葉に出さず
微笑んで
それだけでいいから

みっぴー

夏やね
浴衣きて
花火しよ
それから それからねぇ…

みっぴー

07/11 自信なんて
なかったのに
いつから私は
かわったのだろ

みっぴー
休日の
空は
なぜか
明るく見えるね

みっぴー
ぞんぶんに
泣いて
笑って
眠ればいいかな

みっぴー
07/04 今はただ
そっとしといて
憶測も いらない
ほんとのこと わかるまで

みっぴー
影踏んで
遊んでいたのは
遠い過去
今は隣に並んでる影

みっぴー
遠くても 心はきっと
つながっている
君のメールは
そう思わせる

みっぴー
今はこの
運命(さだめ)のようなつながりを
ひそかに楽しみ
感謝している

みっぴー
影響をうけやすいのか
あれこれと
興味の引き出し
増えつづけている

みっぴー
遠くにいるから
反対に
ずっと身近に
感じていられる

みっぴー


遠さには負けない
昔のあのコピー
「距離に負けるな好奇心」
私の支えになっているから

みっぴー
06/27 納得した
ふりはしない
後悔するのは
いやだから

みっぴー
秘密は
一生
秘密の
ままで

みっぴー
唇に
のせた
その色
夏らしく

みっぴー

秘密基地に
隠した宝は
きらきら光る
小さな石たち

みっぴー
唇をかみしめ
広い空 あおぐきみ
わたしにできることは
その涙を見つめることだけ

みっぴー
06/20 数学が
得意なあなた 苦手なわたし
教えてもらうのが
実は嬉しい

みっぴー
門の前で
さりげなく
帰る時間を
あわせたりして

みっぴー
ろっかていの
ちょこれーとには
おもいでが
ぎっしりぎっしり

みっぴー
06/13 どうする?
どうしよう?
うかんではきえる
雨の日の過ごし方

みっぴー
つづくよ つづくよ
いつまでも
あなたがわたしをみているかぎり
わたしがあなたをみているかぎり

みっぴー
どうしていつも微笑んで
答えてくれないのかな
「なぜ私なの?」
せめて言ってよ「好きだから」とか

みっぴー

06/06 気分がイマイチ
乗り気じゃなくても
鏡に向かって
にっこりスマイル

みっぴー
確認したいの
わかっているけど
言葉でちゃんと
伝えてほしい

みっぴー
きっと
開くよ
夢への
とびら

みっぴー
気分一新
頭の先から足の先まで
イメージチェンジ
うまれかわるぞ

みっぴー
確認をするまでもなく
好きなんだ
どう考えても
好き好き好き

みっぴー
きっと通じる
心の中で
あたためていた
この気持ち

みっぴー
05/30 山 見上げて
深呼吸
雲 とばすほど
何度も 何度も

みっぴー
ツユクサに
ついた雫も藍色に
染まりそうな
昼下がり

みっぴー
花揺れて
鳥は鳴き
風そよぎ
月を待つ

みっぴー
山で過ごした
四度の夏で
生まれ変わった
そんな気がする

みっぴー



04/04 桜色の貝殻を
そっとひろって
微笑む その
横顔が好き

みっぴー
タイムマシーンに乗って
あの日に戻る
生まれたばかりの私を見て
よく来たね、と言ってあげたい

みっぴー
菜の花畑の
黄色に埋もれて
金運アップを
願ってみたり

みっぴー
桜が咲いたら
逢いに行くから
素直になるから
そう決めたから

みっぴー
タイムマシーンで
私の知らないきみを
見たいような
見たくないような

みっぴー

桜モチーフの
ペンダント
桜餅ほおばる
きみの鎖骨に春

みっぴー


桜が咲いたよと メールを書こう
桜が咲いた日 メールがきていた
なんだか つながってるね
ふふ

みっぴー


02/21 ポイントは
ここと目元を指でさす
閉じた瞼に
春色 ふわり

みっぴー

ライバルが
いてそうな気はするけれど
私は私
言い聞かせてみる

みっぴー
ストレートに伝えた気持ちに
嘘はない
深呼吸して
にっこり笑う

みっぴー
02/14 あの子にね。
チョコをあげるの、一粒の。
選びに選んだ、
とっておきのを。

みっぴー
いまなんじ?
何してる?
地球の裏の
君から電話

みっぴー
天然の
水族館で
波にたゆたう
魚に変身

みっぴー
あの子から
もらったチョコの一粒に
こめた想いを
口どけで知る

みっぴー
いま一度
会いたいと思う
夢ではなくて
どうかこの世で

みっぴー


02/07 しあわせかしら
その問いに
満面の笑みが
すべてを語る

みっぴー
2006ねん最初のメールに
「逢いたい」と
「会う」じゃなく「逢う」の字に
  どきっ…

みっぴー
片隅にかくした想い
少しずつ
少しずつ
見透かされていくような

みっぴー

2006ねんの
夜空を見上げ
2005ねんの
白い息をはく

みっぴー






2005

11/29 かさなる
影に
願いを
ひとつ

みっぴー
海で誓った
夢の続きは
波に砕けて
空で輝く

みっぴー
たぶんね
大丈夫
これからも
きっと

みっぴー

海で
待ってる
真珠に
なっても

みっぴー

11/15
傷口に
そっと触れる
やさしさで
涙ぽろぽろ

みっぴー
「イイ顔は?」
目がなくなるほどの
素敵な笑顔
レンズの向こう

みっぴー
目が美しい人は
心も美しい
だから結婚したいと思った
動かぬ母の瞼に口づける父

みっぴー
傷心旅行じゃないけど
リフレッシュするの
これからの自分のために
生まれ変わるの

みっぴー

目をそらさずに
まっすぐこっちを
見つめる
その微笑 大好き

みっぴー
11/08 りんごジュース ぽっ と置いて
「これ飲んで、元気になってな」
そんな気遣いされたら
惚れちゃうよ 先輩。

みっぴー
関係を
問われても
そんなの
言えっこないよん

みっぴー
ぬくぬくの
マフラーまいて
ぬくぬくの
こころ

みっぴー
11/01 簡単なのに
むずかしい
一歩踏み出す
それだけなのに

みっぴー
放っておいてと言いながら
本当は
さびしがりやの
あまのじゃく

みっぴー
残り時間が
気になって
どうかお願い
時間よ止まれ

みっぴー
簡単なのに
ややこしく
考える癖
今もそのまま

みっぴー
放課後の
夕陽に染まる教室で
泣いたあの日も
遠い思い出

みっぴー

10/25 パズルのピース
君に預けてもいいかな
心を埋める
ガラスでできた最後のピース

みっぴー
つぶやく君の口元に
そっと耳を寄せるから
も一度ちょうだい
その言葉

みっぴー
もうひとり
この世の中に
自分が
いるような

みっぴー

つぶやく
呪文
誰にも
内緒

みっぴー

10/11 すいすいと
世の中を
渡ることの
むずかしさ

みっぴー
バスにうつる
自分の眼を
じっと見つめる
外は雨

みっぴー
打て
捕れ
勝て
阪神

みっぴー
スイス 行く?
行きたい
行きたい
連れてってー♪

みっぴー
バス停で
偶然会った
目的地までの
小さな幸せ

みっぴー
打ちっぱなしで
黙々と
もやもや全部
飛んで行け

みっぴー
09/13 持っているはずの力を
出し切れず
悔し涙の
遠い夏の日

みっぴー
ランチ満喫
幸せ気分
月に一度の
プチ贅沢

みっぴー
「おかえり」の声もない
ドアの向こう
黙して座るミッフィーに
「ただいま」と言ってみる

みっぴー
09/06 忘れない
ひまわりの花 咲く
この夏を
想い出 心に 今 歩き出す

みっぴー
ひまわりの花
揺れる揺れる
夏の終わりを告げる風
空も高く

みっぴー
歩き出す
君の後ろを小走りに
ついていくだけ
お祭りの夜

みっぴー
忘れない
忘れたくない
いつまでも
その声 その笑み その眼差しを

みっぴー
ひまわりの花を抱えて
得意げな
満面の笑み
写真におさめる

みっぴー
07/18 すべてをかけて
守ってみせる
そんな言葉
いつか言いたい

みっぴー
夏の空にきらり輝く
虹のアーチ
天国に届いているのなら
母に会いに行くのに と

みっぴー
あの時
こうしていれば
こう言っておけば
後悔してもはじまらないけど

みっぴー

夏の空を彩る花火も
浴衣の君も
俺にとっちゃ
大輪の華

みっぴー
あの時の
君の言葉が離れない
だから今でも
君が好きなの

みっぴー
07/12 好きだよ の
言葉のかわりに
君の左手
そっと握る

みっぴー
苦しくて 辛いのならば
泣いたらいいよ
全身でちゃんと
受け止めるから

みっぴー
旅に出よう
予定を立てずに
気ままに
風まかせ

みっぴー
好きだよと
言えない気持ちを
メールの隙間に埋めてみる
届け届け 海を越えて

みっぴー
旅に出れば
心の肥やしが
増えていく
糧にして 育てよ 私

みっぴー
06/21 探し続けた
その姿
今は隣で
笑ってる

みっぴー
わたしらしさって
何でしょう
いつまでたっても
答えはでなくて

みっぴー
倉敷
黒壁
思いを
はせる

みっぴー

わたしを
産んでくれて
ほんとうに
ありがとう

みっぴー

06/14 足跡 残る
裸足で 歩いた
波打ち際に
きゅ と 鳴く砂

みっぴー
「間違いでは?」
そう言われても
譲れない
時々顔出す 頑固な私

みっぴー
大切だもの
手放せない
欲張りかしら
大切だから

みっぴー
足跡と後姿に
自信を持って
年 重ねよう
未来に向けて

みっぴー
間違い電話
ごめんなさいって切ったけど
ほんとはわざと
かけたの きみに

みっぴー


間違い探し わかるかな
あの日とこの日の
写真の違い
「心の距離が 縮んでいること」

みっぴー

06/07 この場所に
いつか来ること
夢見てた
予想通りの海・空・珊瑚

みっぴー
「石頭」
小さな声でつぶやいたのに
聞こえたみたいで
にらまれた

みっぴー
日々平凡に
すごせる事が
何よりの
幸せなのかも

みっぴー

「石垣島に戻るのかい?」
タクシーに乗ったら言われたよ
これで何度目?
私の顔は石垣島の系統らしい

みっぴー

05/31 「恋人?」と
聞かれて
心の
中で照れる

みっぴー
ジャンプした
「空の果てまで飛んでやる」
叫んで隠す
悔し涙を

みっぴー
来てみれば
チャットのイメージ
そのままで
ほっと安心 初のオフ会

みっぴー


来年も 再来年も
いつまでも
お幸せにと
願う記念日

みっぴー
05/24 ラーメン
かまずに
食べちゃった
けほ。

みっぴー
忘れずに
いたい
死んでも
その言葉

みっぴー
まちきれず
たべた
ケーキの
いちごだけ

みっぴー


「忘れずに!!」
すぐやることを
手のひらに
書く

みっぴー


忘れずに おべんと
かばんに いれたかな
おでかけ わくわく
晴れてよかった

みっぴー

05/17 五月の空は まぶしくて
その清らかさに
負けたらあかんと
背筋をのばす

みっぴー
『満月ポン』
店先で見ると思い出す
アンディ・ラウ似の先輩
元気でいるならそれでいい

みっぴー

『満月ポン』は関西(大阪?)では知られているポン菓子のおせんべいです。
11時半に待ち合わせ
何年ぶりに逢うのかな
すごくどきどき
思わず小走り

みっぴー
五月で一年たちました
なんとか一年続きました
まだまだひよっこですが
これからもどうぞよろしく

みっぴー
満月の
灯の下
吹く風
ふわり

みっぴー

04/05
みんないるから大丈夫
そう言われても
みんないるから
だめなの、私は

みっぴー
うさこちゃんの住む森で
一緒に楽しく暮らしたい
ストレス満載
現実逃避

みっぴー
おしゃべりの
最高記録8時間
電話のむこうのキミ
独り占め

みっぴー

うつむいた キミのまつげが
長いこと
初めて知った
なんか どきどき

みっぴー
おしゃべりしたい
人がいる
一歩踏み出す
勇気下さい

みっぴー
03/29 薬みたいな存在
安心できていいけれど
癖になりそうで
ちょっとこわい

みっぴー
月を見て
手が切れそうだと
つぶやいた
そんなキミの感性が好き

みっぴー
朝は弱い
でも7時32分発の電車に乗ってる
あの子の姿を見たいから
がんばる

みっぴー


朝一番
深呼吸でもしたいけど
しばしおあずけ
花粉の季節

みっぴー
03/22
もぞもぞと
起きなあかんと思いつつ
惰眠むさぼる
早春の朝

みっぴー
むりにとは
言わないけれど
いつの日か
聞かせてくれたら 心の重荷

みっぴー
たいくつや〜っ
すねるわたしに
ごめんねと 言って
ケーキを差し出す相方

みっぴー


たいくつな毎日を
楽しい毎日に
かえていこう
わくわくを見つけて

みっぴー
03/08

「ね」 と言って
微笑んだ
そのえくぼに
心がはまった

みっぴー

時間を経ても 鮮やかで
忘れられない 人の名を
思わぬところで 見つけてしまい
  ああ      どきどき

みっぴー
みつけたよ 直径1ミリの春
植木鉢の中から
芽を出そうとしている
チューリップ

みっぴー
ねむい眼を
こすりながらも
話していたい
夜明けまで

みっぴー
時間とともに
想い出は
薄れていったり
色濃くなったり

みっぴー
みつけた宝は
心の中に
かぎをかけて
しまっておくの

みっぴー

時間過ぎても
のんびりと
待つ時もまた
楽しくて

みっぴー

03/01

「俺流、俺流」っていうけれど
個人のやりかたなんだから
誰もがみーんな「俺流」やん
いちいち取り上げなくっても、ねぇ

みっぴー

やさしさって何ですか
そばにいることがやさしさですか
遠くから気にかけることは
やさしさとは言えませんか

みっぴー
サクラ色の封筒に
櫻の花びら 詰めました
少しだけれど
春のおすそ分け

みっぴー
俺が好きなのはこの子
宴席の話題とはいえ
それでも嬉しい
私はあなたが好きだから

みっぴー
やさしさに触れて
思いがけず涙する
大変だったね
掌のぬくもりもまたやさしさ

みっぴー
サクラ色のほっぺたは
ふわふわ ぷにぷに
マシュマロみたい
食べちゃいそう

みっぴー
02/22

あなたにアゲル
ありがとう
あなたにアゲル…
イメージトレーニング終了

みっぴー

きもちも
一緒に
箱詰め
しちゃえ

みっぴー
「の」の字に見える
ロールケーキ
このひと時も
くるくる丸めて

みっぴー

きもちを寄せた
記憶は彼方
気楽な関係
築いていこう

みっぴー
のんびりと
海を眺めて
コーヒーを飲む
穏やかな午後

みっぴー
02/15

携帯電話に宝物
あの日に撮った君の写真
そっとながめて
毎日幸せ

みっぴー

こっそりぬすむつもりだった
なにを?
キミのこころを
そんなの、正々堂々とぬすんでよ

みっぴー

いっぱい試食
いっぱい購入
年に一度のVDは
チョコ好きには最高の日

みっぴー

携帯電話をにぎりしめ
ただひたすらに知らせを待つ
サクラよ咲いて
弾む声を聞かせて

みっぴー

いっぱいチョコをもらう君見て
なんだか渡しそびれてしまったよ
引き出しに隠したチョコに
気付いてくれたらいいけれど

みっぴー
携帯電話の向こうに
あの笑顔がある
「よぉ、久しぶり」
鼓膜まで照れるこの声

みっぴー


02/08 てくてく歩いて
気持ちも前向き
背筋をのばして
気分はデューク更家

みっぴー
「殻に閉じこもるのは
キミの悪い癖」
そういうあなたも
閉じこもるくせに

みっぴー
不安でたまらないから
手をつないでいいですか
10秒だけ
それで大丈夫

みっぴー

からっぽの箱をあげよう
楽しいことや
幸せなことで
この箱をいっぱいにして

みっぴー
不安でしょ?
経験あるからわかるけど
乗り越えるのも
大切なこと

みっぴー
02/01
セツナイ キモチヲ
ダイテ ネムロウ
イツカ カナラズ
ハナガ サクハズ

みっぴー
あわてないでいいから
ゆっくり ゆっくり
そんなに
生き急ぐ必要はないから

みっぴー
いらないものを捨てたら
ココロが軽くなるといいますが
実践した人、教えてください
ココロは軽くなりましたか

みっぴー
「せつない」は
「切ない」と書きます
ココロが切れそうなくらい
痛むから?

みっぴー
あわてない あわてない
一休み 一休み
子供なのに
悟りを開くの早すぎ 一休さん

みっぴー
いらないと思っていたのに
いざ 手にとると
残しておきたくなってしまう
なんて意思の弱い私 あぁ

みっぴー
せつない気持ちを
食べてくれる動物はいませんか
悪夢を食べてくれるバクのような
ココロが 苦しいのです

みっぴー







2004

12/21 確実に進めるように
石橋を叩いたけれど
やっぱりこわくて
渡れない

みっぴー
あまいものに目がないわたし
年末年始は大ピンチ
毎日毎日
体重計とにらめっこ

みっぴー
サンタさんから
手紙がきたよ
日本語だよ
練習したのかな

みっぴー
12/14
スピードを出しすぎたり
アクセルをふめなかったり
ハンドルをきり損ねたり
恋の運転はむずかしい

みっぴー
離陸して
眼下に広がる蒼い海に
夕陽きらきら
別れを惜しむ

みっぴー
教室の机一面 絵を描いて
彫刻刀で彫っちゃった
卒業式に置き土産
そんな彼女は 今 教師

みっぴー

リースも飾った
ツリーも飾った
ケーキもあるよ
いつでも来てね サンタさ〜ん

みっぴー
教室の
窓から投げた紙飛行機
想いと一緒に
飛んでった

みっぴー
12/07 赤い服着たサンタさん
赤いお鼻のトナカイに乗って
赤い目をしたうさぎのために
赤い人参あげたとさ

みっぴー
きらり一粒 その涙
あわててキミは隠したけれど
脳裏に焼きつき 離れない
勝気なキミの ほんとの姿

みっぴー
見えるのに
勇気がなくて
つかまえ損ねた
赤い糸

みっぴー

きらりと光る
君のよさを
認めてくれる人がいる
忘れないで そのことを

みっぴー

11/30 まるくなる
だんごむし
指ではじいて
ころころろ

みっぴー
悪魔ですって?
お言葉ですけど
私は 小悪魔なの
ご愁傷さま

みっぴー
動かない…
画面としばらく
にらめっこ
納期の後で何故止まる?んもう。

みっぴー
まるくなる
しばしうたたね
ほっこり幸せ
こたつと私は一体化

みっぴー
悪魔の手招き
暖かオーラを放つから
ふらふらと
こたつにもぐる

みっぴー
動けません
寒いときには
やっぱりこたつ
ぬくぬく大好き

みっぴー
11/16 あなたの蕎麦は
おいしいよ
温かくてほっとする
まるであなたみたいだね

みっぴー
にらめっこ
笑わないでおこうと
にらんでみたら
「こわい」って言われた

みっぴー
決めたよという横顔は
凛として
ほれぼれするほど
美しく

みっぴー
あなたのそばは
居心地よくて
誰にも譲りたくない
譲れない

みっぴー
にらめっこ
にらめっこ
にらめっこ
…くっ 負けた

みっぴー

11/09 世界一 安心できる
その手で
私の手を
ふんわり包んでほしい

みっぴー
やさしさに
どきっ→クラっ
変化をすると
恋ってものになるらしい

みっぴー
サラダにのったミニトマト
油断してたらあいつにとられた
大好きだから 残してたのに
返してよー くすん

みっぴー
世界一の幸せな顔
見せてくれて ありがとう
涙はあかんよ
笑ってちょうだい 花嫁さん

みっぴー
やさしさにあふれる母の手
今は無く
前髪をそっとあげる感覚だけが
額に残る

みっぴー
サラダ 初めて つくったよ
レタス キャベツ
ピーマン トマト
おいしかったね ごちそうさま

みっぴー
11/02 10月の空はどこまでも
青くて雲がひとつもなくて
だからこそ
心に穴があくみたい

みっぴー
お似合いの二人
こちらまで
嬉しくて
にこにこ

みっぴー
苦手な作業をやってても
あとであなたに会えると思えば
時間のたつのが
なんだか早くて

みっぴー
10月なのに 雪が降ったよ
さっそくみんなで雪合戦
すぐに 制服 雪まみれ
修学旅行 北海道

みっぴー
お似合いですよの言葉には
魔法の力があるようで
家に戻って
落ち込むこと多々

みっぴー

10/26 靴がない ピアノの発表会用の
小6なのに 足のサイズは24
初めてのパンプス
足の痛みは少し大人の気分

みっぴー
れんこんの穴をのぞいて
「私の未来はまだまだ明るい」
そう言って笑いとばすぞ
90くらいのおばぁになっても

みっぴー
ありがとう
言う回数が増えました
私もちょっと
素直になってきたかな

みっぴー
靴投げて
明日の天気を占おう
川にぽとん 落ちました
どんぶらこ 流れていきました

みっぴー

ありがとう
目を見て
言われりゃ
照れちまう

みっぴー
10/19 届かないメール
出せないメール
気になるから離れるってことも
あるんだよ

みっぴー
波の音
聞きながら眠る
窓をあけて
月灯りを部屋に入れて

みっぴー
きらきら で
まっさきに頭に浮かんだのは
光る衣装の松平健…
マツケンサーンーバー♪

みっぴー

波間にたゆたい
空を見ながら
ぼんやりと
海に浮かぶ幸せなひととき

みっぴー
きらきらの笑顔
撮ろうとしたけど
心の中で
独り占めすることにした

みっぴー
10/12

耳に残る波の音
目を閉じれば広がる空
肌が思い出す気温
記憶の中の海

みっぴー
布団
ほこほこ
陽だまり
ぽかぽか

みっぴー
光に向けたガラス玉のぞく
海の中から
空と太陽を見たような
きらきら

みっぴー
耳に「あのね」内緒話
くすぐったそうに 笑うちび達
「あのね」「あのね」
内緒話が ぜーんぶ聞こえてるよ

みっぴー
10/05 じゃあまたね
言ってみたけど離れがたくて
また座り込んで話しこむ
じゃあまたね その繰り返し

みっぴー
トンネルの 出口は遠くて
見えないけれど
焦らずに 自分を信じて
前に行くだけ

みっぴー
君宛に書いたメールを出し損ね
書き足し 書き足し
やっと送信
二か月分の近況報告

みっぴー
じゃ、おんぶして。
えっ?ていう顔したけれど
しゃーないなーとおぶってくれた
えへへ。楽ちん。

みっぴー

君と過ごす日々も
そこそこ楽しいな

あらためて思う9年目

みっぴー
09/28
だめだよなーこんなんじゃ
と思いつつ
布団でごろごろ
休日の朝

みっぴー
ちゃんと見ててね
これからの
私の生きざま
胸をはって歩くから

みっぴー
しっかり食べて
しっかり眠って
しっかり泣いて
元気になろう

みっぴー
だめだよと
言ってもらえる
うちが花
…なのかな

みっぴー


09/21 夕焼けを
だまって
ぼんやり
見る幸せ

みっぴー
すばらしい
よくできました
がんばった
たまには自分もほめてあげなきゃ

みっぴー
恋 とか 好き とは
違うと思っていたのに
やっぱり 心が
きゅん と するよ

みっぴー
夕焼けと 夜空が混ざる
この時間
「誰そ彼(たそがれ)」とは
言い得て妙で

みっぴー


09/14 しらないあいだに
君の素敵な一面が増えた
ちょっと嬉しい
ちょっと淋しい

みっぴー
かなわない
にこっと君に
微笑まれたら
くらげになっちゃう

みっぴー
だるまさん
黙ってないで 笑ってよ
両目を描いたら
口も描いちゃえ

みっぴー
しらない場所で
暮らす君
元気でいるかな
声が聞きたい

みっぴー

09/07 「ドラえもんと結婚したいわー」
尽くしてくれそうだからって。
そんなん考えたことなかった。
ドラえもんは主夫向きなのか?

みっぴー
おなかに すいかが
入ったみたい
食後の まぁるいおなか
ぽんぽん

みっぴー
あの夏に一週間だけ恋をした
夏期講習 隣の席
借りた消しゴム 返せないまま
渡せなかった手紙と思い出の中

みっぴー
ドラえもん
川で流れて
どざえもん
ロボットなのにショートしないね

みっぴー

あの夏祭りの金魚の代わりに
君がくれたもの
携帯にぶらさがってる
涼しげなガラスの金魚

みっぴー


あの夏は 就職活動にあけくれ
自分の夢のため 突っ走った
夢は破れてしまったけど
後悔はしてない 一番輝いてた夏

みっぴー


あの夏
はじめて 着た浴衣
少しは
女らしく 見えるかな

みっぴー
07/20 ポケットに手を入れたまま
右側を歩く君
私の右手がさびしいから
君のポケットの中で手をつなぐ

みっぴー
食べることに一生困らない
そういわれた口元のほくろ
鏡に映したみたいに
君は左に 私は右に おそろいだ

みっぴー
みたい?
みたくない
みせなくていいから
そのでっぱったおなか

みっぴー
ポケットから
カンガルーの赤ちゃん
ごそごそ かくれちゃった
耳だけ見えてるよ

みっぴー
食べたいけど やせたい
食べなくても やせない
食べたいけど やせたいけど
食べちゃった

みっぴー


食べたいね
おいしそう
鰯 鯵 鰹 鮪 鯛 蛸 蟹
水族館にて

みっぴー

07/13 砂浜 素足 波打ち際
ビーサン両手にぶら下げて
行きかう波で 埋れゆく足
さんごと一緒に海に還る

みっぴー
おはようの
ひとことだけなのに
なんだか
てれてしまうよ

みっぴー
この手に触れてもかまわないのは
世界一の男だけ なんだってさ
山本リンダが歌ってた
言ってみたいね〜 そんなセリフ

みっぴー

おはようメール
起きたかコール
嫁でも彼女でもないけど
ま 連れやし ええか

みっぴー
この手に触れるのは これで最後
も一度 そっと握ってみる
冷たいね 動かないね
ぽとり 涙

みっぴー
砂浜を ぷらぷら
わんこと ぷらぷら
雲間から おひさま
にっこり おはよう 

みっぴー
おはよう と言うには遅いので
おそよう と言ってみる
寝坊な休日 のびをして
つかめるかな 太陽 この手に 

みっぴー
この手にある宝物
砂山の中に埋めた
残るか消えるか 波まかせ
思い出の砂浜

みっぴー
07/06 わたしから
勇気を出して
送ったメール
アドレス不明で舞い戻る…

みっぴー
形にできない『心』を
言葉にかえて
形にしてみる
届け 届け

みっぴー
ぴょんとはねた髪の毛が
なんだかしっぽみたいで
寝癖までかわいく思える
これが恋というものかな

みっぴー
06/29 約束だよ
ゆびきりげんまん
初めて触れた
小指にどきどき

みっぴー
ぐっと握った君の手が
案外華奢なのに気がついた
「大きくて男みたいでしょ」
言ってたけど 僕には充分女の子

みっぴー
消さないでおくことが
心の平穏になるのなら
そのままでいいよ
何もかも ね。

みっぴー
約束したやん 出席するって
なんでおらんの?
私の結婚式に
そして この世に

みっぴー
ぐちっていいよ
泣いていいよ
すっきりしたら
笑顔を見せて

みっぴー
消さないでおきたい 記憶から
忘れたくない ただその想い
日記に残された 痴呆との戦い
叔母の名前だけ書き残した 叔父

みっぴー

ぐみ むにょむにょ
噛んでも くにょくにょ
楽しい感触
もう一個 ちょうだい

みっぴー

06/22 お願いします
ひたすら祈る
願いは通じた
阪神優勝!

みっぴー
夜のドライブ 岬まで
天然のプラネタリウム
降るような星空 
宮古島 忘れない

みっぴー
るすですか? こんこん
君が心の殻を破って出てくるのを
ずっと待ってる 受け止めるから
ダチョウの殻くらい固くてもね

みっぴー
06/15 遺言 一度しか言わないよ
私が死んだら
遺骨の一握りは両親のお墓に
あとは 沖縄の海に散骨してね

みっぴー
感涙にむせぶこと
感謝すること
感化されること
これから何回あるのかな

みっぴー
ギリギリ歯軋り
何かやなこと あったかな
うるさいけれど
起こすのもかわいそう

みっぴー
06/01 二人きり
胃がきりきり
もうこれっきり
ああ すっきり

みっぴー
スイッチが入ってしもた
ごめん もう隠されへん
境界線の向こうの君
壊さぬようにふうわり抱きしめた

みっぴー
見えない星を探すように
空を仰いで迷子になる
神さまの梯子は降りて来ない
私はまだ地上でさまようのか

みっぴー
二人きり
こんな出張 二度とない
一日だけでも 幸せだ
お願いだから 時間よとまれ

みっぴー
すなおじゃないから こまらせた
プレゼントしたブレスレットが
腕から消えたその日
君の気持ちがわかった ごめん

みっぴー
見えない気持ちを見ようとしたら
見たくないものまで
見えてしまった
見なきゃ良かった

みっぴー

すいか しょりしょり
せみ みんみん
山の雲まで
種 飛ばそう

みっぴー

05/25 睦まじく すだれで遊ぶ番いの雀
ちゅんちゅんちゅん
しばし息止め 邪魔せぬように
穏やかな昼下がり ぷちハッピー

みっぴー
居間で 茶の間で
玄関で
くーくー お昼寝
風がそよそよ

みっぴー
背中に赤く
てのひら模様
初夏のプールで
ふざけっこ

みっぴー
夫婦にこにこ 仲睦まじく
串柿並ぶよ お正月
お鏡の上 橙乗せたら
バランスとれない おっとっと

みっぴー
居間は ここ
寝室も ここ
食事も ここ
2DKはつらい

みっぴー
背中の丸さ 手の組み方
傘の持ち方 何から何まで
老兄弟が ここまで似るとは
一葉の写真 親戚中で大爆笑

みっぴー










背中からぎゅっ 腕をまわして
ひっついてお昼寝
ぼうふらみたい と
おこたでぬくぬく 笑う母娘

みっぴー
背中に向かって 歩いて止まって
もうすぐ もうすぐ
あの子の手をとって逃げよう
だるまさんがころんだ

みっぴー
背中 しょんぼり 帰る君
明るく「またね」言ってたくせに
しっかりしぃや 叩きたくもあり
大丈夫やで 抱きしめたくもあり

みっぴー
背中だけが知る このコトノハ
好きだ好きだと いふ想い
君の心に届くまで
幾重に積もる コトノハの雪

みっぴー
05/18 まっててくれる?
「当り前やん 何年でも」
大げさやな
買い物に行くだけやのに

みっぴー
日が暮れる
向こうは何時かな
住んでる場所の距離はあるけど
せめて心は近いままで

みっぴー
わがままでがんこで
強がりで甘えたで
泣き虫で淋しがり
まるで子供やん わたし

みっぴー
まっててくれていることが
日常になっていて
いなくなってはじめて
ありがたさがわかる親不幸者

みっぴー
日が暮れるのを
飽きもせず眺めていた
海と空の区別がなくなり
そのまま私も闇にとける

みっぴー
わがままと
自己主張
ころあいが
むずかしい

みっぴー

日が暮れるときは
なぜかさびしくなるね
こんなにも
夕陽がきれいだというのに

みっぴー
ちょっとだけわがまま言わせて
手をつないでもいい?
不安で仕方ないから
大きなその手で包んでほしい

みっぴー

日が暮れるよ
夕焼けがきれいだね
それだけのメールで
心ほっこり

みっぴー

05/11 はらりはらりと落つ涙
くしゃっと前髪 なでる手に
さらに涙が
はらりはらり

みっぴー
ちょっとさみしい
ぽつんとつぶやくあの人
ごめん
わたしはいつもわがまま

みっぴー
ベンチで寝てる パパ連中
家族サービス お疲れさん
空いてるところがあるならば
俺も寝たいと 友の彼

みっぴー

ちょっとさみしいと
初めて感じた
灯かりの消えてる
たそがれの我が家

みっぴー
ベンチで本を読みながら
まだ来ていない彼を待つ
3ページ分だけ待ち人来たらず
ケータイのない高校時代

みっぴー

ちょっとさみしい
ううん めっちゃさみしい
なんでここにおらへんの?
写真の母に問うてみる

みっぴー