cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ

 

みなち

2011

03/01
素材
逸材
会いたいものには
きっと会えるよ
 
みなち
笑ってください
陳腐な戯言
何十章も
続きます
 
みなち
二番煎じの
そのまた茶殻の
淹れ忘れ冷めた
ようなお茶 でも
 
みなち
02/01
ありがとうの
後のそれから
ずっとずっと
つづきますよう

みなち
 
ひとつで
いいから
まっすぐ
届け
 
みなち

消えてしまった
夏の素麺
ユキウツの灯で
温麺食べよう
 
みなち
01/01
つづけよう
なんでもいいし
ひとつで
いいから
 
みなち
ふわふわっとじゃ
心もとない
しゃっきりゆこう
すこし休んだら
 
みなち
いまここに
こうして変わらず
居ますです
ありがとことしもよろしくねん
 
みなち











2010

12/01 糸つむぎ
反対側の

想う

みなち
ぽっかぽか
とてちてた
こもり日和の
ふんわふわ

みなち
あふれる
あふれる
おふろが
あふれる

みなち
10/01 颯爽と
夢から醒めて
風を見る朝
今日もはじまる
 
みなち

どよどよと
夢から醒めて
空を見る朝
今日は雨かな
 
みなち

水色の
長靴あるからだいじょうぶ
雨の日だって
どこまでだって
 
みなち

09/01 明日は明日
いい風が吹く
それでも今日は
このどよどよと

みなち
包まれている
刻まれている
熱されている
喜ばれている

みなち@ぎょうざ

笑えるんだよ
なきはらしたら
今さらだけど
ほんと なんだよ

みなち

08/01
いさぎよく
夏を
受け止めて
凪ぐ

みなち
広がる
水の輪に
指の
意志を見た

みなち
風に
のるには
重い
想い

みなち





2009


12/01 冬の公園
誰もいなくて
ひとり占めできて
うれしかった
 
みなち
どんな時でも
何があっても
味方だと
いった はずでは
 
みなち
 
ずっととなりに
いられたらやだ
どうぞ
どうぞ自由に
 
みなち

10/01 アルバムを
静かに眺めて
流れるときの
ゆたりん
 
みなち

気持ちひとつで
変わる世界は
思っていたより
ずっと
 
みなち

多すぎて
もてあましながらも
捨てきれず
抱え込んでる
 
みなち

09/01
罪を
つまみに
サケ飲む
ワルモノ
 
みなち

沈黙
してても
たのしい
ウソツキ
 
みなち

作品
ならべてご満悦
流離う先に
何をとらえる
 
かっぱとみなち

07/01
種から
茎から
葉っぱから
きらきら
  
みなち
 
降りそそげ
それぞれ
たくさん
ほどよくそそげ
  
みなち
風に吹かれて
たちどまると
しりごみしてまう
ので歩こ
 
みなち
 
06/01
日々夢を見て
日々あきらめて
そこはかとなく
流れる日常
 
みなち
   2001年に書いたものを
    再びそのまま。
 
会えてよかった
きらきらしてた
会えてよかった
会えて、よかった
 
みなち
 
生まれるときは
まっさらになる
知恵も掟も
おいてゆく
 
みなち
05/01 ゆきつもどりつ
いちにちいっぽ
自ら歩いて
つかみゆくもの

みなち
君は君でも
色が変わるから
何度もころりと
だまされてしまう

みなち
なにもかも
なくしたわけでは
ない
けれど

みなち

04/01
そわそわ
するのは
 春
だから
 
みなち

だきしめたくて
あれこれそれも
たくさんの好きに
囲まれる暮らし
 
みなち
そのままだから
足しても
引いても
君は君
 
みなち

03/01
春まちわびて
ふと星を見て
このまま冬でも
いいかと思う
 
みなち

眠っていたい
夢のつづきを
いついつまでも
追い続けたい
 
みなち
優しく
見えるならそれは
あなたが
優しいからなのです
 
みなち

02/01
ちからをこめて         
念じたとして
届くわけもない
叶うわけもない    
 
みなち

          Re:ちからをこめて
             もしかしてつい
             叶ってしまう
             ことを夢見る
                    
             みなち
はたらくのなんか
好きじゃない
できればずっと
眠っていたい

みなち

やさしいと
言った君が
さらに
やさしくて参るのです

みなち

01/01 勇気という
言霊に まず
おじけづいてる
くらいだから
 
みなち

てぶくろ
何度も
落とした
あの冬

 
みなち
あなただけなの
ほんとは意外と
そうでもないの
しー

みなち






2008

12/01
迷うほどに
複雑な気になる
大切か否か
ただそれだけだよ

みなち
  
あなたとともに
あるいていると
くたびれたのも
わすれてしまう

みなち

きっとの
き は
きらきらの


みなち

11/01
粉だるま
なら
溶けなくて
いい
 
みなち

 
 
欲しいと
言えば
もらえたの
かな
 
みなち

あくびと
ねこと
ひだまりの
ゆか
 
みなち

10/01 お元気ですか
それは残念
そばに私が
いないというのに
 
みなち

ちっぽけなこと
けっぽらなゆめ
まっちげなくさ
ぽっかりとはれ
 
みなち

魔法でなんとか
ぜんぶうまいこと
おさめたいとか
もう、思わない
 
みなち
09/01
おぼえてる
ことだけを
つい本当と
思いがち
 
みなち

いつのまに
そんなにも
雪だるま式な
願いごと
 
みなち

ぷって
笑ってやる全部
今のこんな
ちっぽけなこと

みなち

08/01
名前をつけて
だっこして
笑っていたらもう
いつのまに
  
みなち 
夏の思い出
大きな夕陽
線香花火 全部
あのまま
 
みなち

見つめ合う
笑い合う
不思議に思い合う
それが合う
 
みなち

07/01
道に
未知が
満ちて
充ちる
 
みなちる 
走る
はかはか
逸る
せかせか
 
みなち

よろこび
かなしみ
おどろきのち
凪いでゆく日々
 
みなち

 
06/01
ふんわりやさしく
畳んで仕舞う
すぐに取り出して
おけるところに
 
みなち
実がなるまでの
気がとおくなる
過程工程
仮定?肯定!

みなち
慣れるといいな
いつかはきっと
なんでもなくなる
願をかけよう
 
みなち

 
05/01
空の続きを
いつまでも追う
その先を想い
どこまでも追う
 
みなち

好きですか
ならば
たくさん
さしあげましょう
 
みなち

夢がいっぱい
闇にころがる
色とりどりの
かぷかぷの実
 
みなち
04/15
影には
影の
言い分が
あり
 
みなち
ゆびわ
くるくる転がして
光る陽だまり
じっと見つめる
  
みなち
ひらくまで
見届けて
とじるまで
見守って
 
みなち
03/01
消えるときまで
おしずかに
見守りください
もう だいじょうぶ
 
みなち
こわかった
だから
ここまで
これた気がする
 
みなち

 
くるまる という
言葉があまりにかわいくて
何度も
声に出してみる
 
みなち

 
02/01 羊みたいに
穏やかに
と覗き込んだら
目がこわかった
 
みなち
いまはもう
冬も
おわりに
むかっているところ
 
みなち

となりにいるから
緊張します
おなかのきゅるきゅる
聞こえたかしら
 
みなち

01/01 はじまりはじまり
まるで
何かの
呪文のように
 
みなち

消えてゆく秋
いつくしむ空
夢みてる月
いまはもう冬
 
みなち
 
承知の上で
納得の中
いらない疑問は
下のまた下
 
みなち






2007
12/01 ところでさっきの
話のつづきは
どこへいつのまに
しまいこんでしまったの
 
みなち

悪魔のささやき
まるで
ピノキオの
サーカス
 
みなち

どのくらいと
つい確かめる
浅はかなのは
承知のうえで
 
みなち

11/01
こころも
案外
歳を
とるらしい
 
みなち

困らせる
つもりも
困るつもりも
なくて
 
困りんぼみなち 

時がたてば
というけれど
それはいったい
どのくらい
 
みなち 
03/01 春、待ちながら
たんたんたんと
織り成す日
きらり

みなち
またさがしてる
見つけたら
きっと
喜んでくれる

みなち
どうしたらとか
どこへゆくとか
不安だらけの
どれみふぁそ

みなち
02/01 とんでいきたい
とんとんいきたい
うまくいきたい
いきいきいきたい

みなち
冬の夜の
群青の空で
悠々唄う
乙姫の声

みなち
さがしてさがして
みつからなくても
さらにさがして
さがしつづける

みなち






2006

12/19 月あかりの
もとで見た
あの海を
忘れない

みなち
せつない日の出来事は
きれいに包んで
心をこめてリボンをかけて
大切にする

みなち
一歩進んで
二歩また進む
後ろ向きでも
カニ歩きでも

みなち

12/12 わすれもの
少し残して
またここに来る
口実にする

みなち
かんたんなのに
わかってるのに
前に出せない
クララの一歩

みなち
熱に
てのひら
やさしく
ひんやり

みなち
12/05 ここにこうして
存在すること
まぎれもなくて
心強いです

みなち
すきまは埋めずに
そのままにして
すーすー風は
自由をくれる

みなち
アイテムだらけで
迷ったらただ
てのひら熱だけ
待つのひたすら

みなち
11/28 なんとなく
なんてことなくなにげなく
ここにいるのが
居心地よいの

みなち
耳にくれた
トホウもない数々の
楽しい音を
大事にします

みなち
冬は
白くてきびしくて
春まで長くて
でも楽しくて

みなち
11/21 眠る頃やってくる
ヤミトリのおかげ
今夜も夢を
すこやかにみよう

みなち
このごろごろした
もしやごつごつした
むしろごにょごにょした
感情をなんと言おう

みなち
書けないのではなく
きっと書かないだけなのだから
悩まずともいい
楽しめばいい

みなち
11/14 日曜の
赤いまる
指折り数えて
ほっくり眠る

みなち



11/07 情を
せっせと
今日も
育てます

みなち
木々も気も
ぜんぶ
やさしげ
童話村

みなち
飛べるから
少し先見て
すすんで
ごらん

みなち
10/24 橋わたるときは
上向いて
空が広いこと
思い出してね

みなち
ふりかけみたいな
アイテムほしい
たださらさらと
おいしくしたい

みなち
葉の色を
いくつも並べ替えてみる
紅く黄色く
空に映えるよう

みなち
10/17 うそつきですから
うそつきらしく
うそをまとって
うそうそ生きます

みなち
うわさわさわさ
うんわぁ大変
避けて通れぬ
ことがなおさら

みなち
寄り添うように
咲く花を摘み
綺麗に活けても
なにか哀しい

みなち
10/10 秋の夕暮れ
なんて
まるで
整いすぎの美しさ

みなち
ぶぁっかじゃない?とか
罵倒するものも
ひとつくらい
もってないと

みなち
平気とは
よく言ったもの
たいらなきもち
そうでありたい

みなち

10/03 コロン
コロリラ
コロンブス
転がり転がれ転んでしまへ

みなち
きみと見た
いくつもの道
いくつもの夢
いくつもの宙

みなち
心にも
得手と不得手がありまして
そちらを向くのは
得意になれない

みなち
08/14 はじける水と
はじける強さ
思い出してる
噴水の虹

みなち
ひとつぶだけで
だいぶ幸せ
包み紙まで
綺麗にたたむ

みなち
帰り道
いつも
さびしくて
もっと

みなち
08/01 カンパイを
認めて
暑さに
カンパイをする

みなち
メロンと
ソーダと
窓辺と
水玉

みなち
キリンを見にいく
約束をした
指きりなしでは
無効でしょうか

みなち
07/25 ビールとか
ビールとか
ビールとか飲むと
元気になるの

みなち
ばったり会って
嬉しくて
「またね」がさらに
嬉しくて

みなち
川は
さらさら流れる分
ひとつも留まることが
なくていい

みなち
02/14 あの子が
元気でにこにこしてたら
それだけでいい
それだけでいい

みなち
いまはまだ
むずかしいけど
いつかは絶対
超えてゆけるはず

みなち
天然素材は素晴らしく
立派で素敵で正しいけれど
どうしようもないプラスチックの
どうしようもないこの感じが好き

みなち
02/07 しあわせかしら
あの日小さな肩震わせて
声を殺して泣いてた
あの子

みなち
2006ねん
とてつもないほど
未来的
いま

みなち
片隅にでも
おぼえておいて
ここにこうして
確かにいた事

みなち





2005

12/06 とろけるくらい
もうほんとうに
言葉なんて
追いつかなくて

みなち
神社の境内
長く延びる影
夏か冬かの
記憶すらない

みなち
病になるから
続けては
読んではいけない
大好きなあの本

みなち
11/22 白いか黒いか
はたまた蒼いか
言い表せない
心模様

みなち
ぞくぞくするほど
心にくるもの
感じたらすぐ
おすそわけするね

みなち
ポイントごとに
共鳴できる
その感覚を
大切にして

みなち
11/15
傷つけてごめんと
謝られたことが
それまでのなかの
一番の傷

みなち
イイもワルイも
なくてただ
夕陽は空を
赤く染めゆく

みなち
目的なんて
何もなく
彷徨う時間の
ゆらゆらが好き

みなち
11/08 りんごをかじる
音に見惚れて
夕陽の赤に
想い重ねた

みなち
関係をどう
考えあぐねて
あるべくしてある
意味だけたどる

みなち
ぬくぬくとただ
時を過ごす
何一つ
他にはいらない

みなち
11/01 簡単なのに
そうできないのは
弱さではなく
神さまの支持

みなち
放たれる矢の
行く先に
たまたまあった
小さなりんご

みなち
残り時間は
あと少しでも
急に
歩幅を変えたりしない

みなち
10/25 パズルのピースが
ひとつ多くて
余り指数を
もてあましてる

みなち

つぶやく事を
見逃さないで
全部拾って
パネルに飾る

みなち
もうひとり
いればいいのに
そうすれば
簡単なのに

みなち
10/18 僕だって泣きそうになる
けれど精一杯
笑いながら
あの角をまがることにした

みなち
一つだけ
なんて難しい
選ぶことも
壊すことも

みなち
こいびと
こびと
いとしい
ものたち

みなち
10/04 だいだいに
染まる空みて
あたたまる心ころころ
トンボすいすい

みなち
世界でいちばん
行きたい場所が
即答できれば
それだけでもう

みなち
ティーポットから
こぽこぽと
そそがれる
金色の幸せ

みなち
09/27 高い空 この下でまた
笑って泣いて
小さくてでも
大切な世界

みなち

引き出しては
また仕舞いこむ
繰り返すうちにできた
自分流の癖

みなち
贅沢でもない
欲張りでもない
ただただ
素直でまっすぐなだけ

みなち
09/13 持っているはず
心の奥の
奥の億の
勇気の引き出し

みなち

って
いつも
歌ってる文字

みなち
おかえりと
言う君がいて
ただいまと
穏やかに言える僕

みなち
09/06 忘れない
あの日笑って
歩いたあの道
やさしい色の空と眼差し

みなち
ひまわりの花
うつむいて想う
たくさんの陽と
仲良しだったね

みなち
歩き出す
勇気ひとつぶ
もともとしっかり
持っているはず

みなち
05/24 ラーメンの
ネギを残らず勝手にくれて
かわりに煮たまご
もってくなんて

みなち
忘れずに かつ
引きずらず
うまく残しておきたい
思い出

みなち
待ちきれず
受けきれず
中途半端に
嵩だけ増える

みなち
05/17 五月の空と
月を写す水田と
ほんの短い
いい時期の今

みなち
満月の
明るすぎたり
完璧すぎたりするところ
苦手なくせにやはり惹かれる

みなち
11時半に取り交わす
たよりないのにでも甘い
約束事を
どうか忘れず

みなち
05/10 さよならもまた
素敵な事かも
すこし悲しい
くらいがお似合い

みなち
ちょっとだけ
大人になれたら
十分なのです
意味はあるのです

みなち
でもやっぱりね
さよならはきらい
だってせっかく
あえたんだもの

みなち
04/26 さびしいなんて
贅沢すぎる
ここにこうして
みんないるじゃん

みなち
さくらの花びら
押し花にして
香りも想いも
封印させる

みなち
目覚まし
耳澄まし
頭冷やし
ほれほれ

みなち
04/19 微笑んで
思い返せる事が今
とてもうれしい
そしてさびしい

みなち
くらげみたいに
ゆらゆらと
肩肘はらない
生き方がいい

みなち
今も聴こえる
言葉の海を
すいすい渡る
君の波音

みなち





2004


12/07
赤い空とか
飛ぶ魚とか
泣いてる君は
ツクリゴトのよう

みなち
きらりと光る
たった一瞬
まるで気のせい
もうだいじょうぶ

みなち
見えるのに
目をあけて
前をむいて
これでいいのに

みなち
11/30
まるくなるほど
どれだけの
時間が過ぎたかを
ふと思う

みなち
悪魔の
強さ激しさと
脇役でいる
哀しさと

みなち
動線ばかりが
めだつ日々
もてはやされるその影に
静かに佇むものきらり

みなち
05/18 待っててくれる
そう信じてる
場所があること
ちゃんとあること

みなち
日が暮れる
10分前
長い影と一緒に
またね

みなち
わがまま
いっぱい
うけとめて
ららら

みなち
05/11 はらり
ほどの
軽さを
備えたい

みなち
ちょっとさみしい
ちょっとすずしい
今年最初の
半袖の日

みなち
ベンチといったら
もう
コーヒーしか
うかばない

みなち
03/02 花びらみたいに
舞う雪を
空を見上げて
手のひらで待つ

みなち

たたずむり
という
じっとしている
生き物がいるらしい

みなち
02/24 嬉しくて
嬉しくて
跡形をなぞる
何度も何度も

みなち
光さす
窓辺に一輪
甘く
咲く花

みなち
つなげて
編んで
心模様に
色味をつける

みなち
02/17 歌声なら
きっと忘れない
すべて
薄らいでいくとしても

みなち
感蹴りして
もやもやは
遠くに
とばすといい

みなち
カナコリ
冷たいのに
そんなに
キラキラしてずるい

みなち  
カナコリはつららのことです。父しか言わない言葉かもしれない。 
02/10



彼女が去り
その目は
ただ
面影を追う

みなち
02/03 暗号は
あの時のまま
変わらないから
いつでもどうぞ

みなち
帰りたい
でも帰ったらもう
二度とここへは
来れない気がして

みなち
黒のクレール
静かに流れて
合わせたように
はらり降る雪

みなち
01/27 まるでいつも
すぐそこに
いるみたいな
距離感

みなち
夜ならば
酔いにまかせた
思考だから
ラク

みなち
ラーメン
食べたい
どうやら
本気らしい

みなち






2003

12/23
今年のうちに
ことしと言おう
あと何日かで
去年になる今

みなち
とう
数えるうち
きりかえる
つもり

みなち
くるぶし
ぐらいの
しあわせで
いい

みなち
12/17 恋しい
ですか
では
おだいじに

みなち
さようなら
悲しくても
泣きながらでも
ちゃんと言ぉ

みなち
お願いします
たくさん笑って
そしたら
きっと

みなち
12/02 道という あるようでない
不確かなもの
外れることを
おそれたくない

みなち
にゃ〜と聞き
思い出すソレ
笑う笑う
出し惜しみなく

みなち
リズムを
きざむ
とんかつに
添える

みなち
11/18 ある
ひとつの
決意をする
すこしぎこちなく

みなち
ありがとう
あえたこと
何回でも言う
ありがとう

みなち
気持ちを
ぱたりぱたり
折りたたんで
きちんとしまう

みなち
11/11 ふたり
いつも
なんだか
にてる

みなち
で?
だからなに?
飲み込まれた言葉
促す勇気ください

みなち
いいね
この
温度と距離と
ややこしさ

みなち
11/04 赤い
指輪を
買った
あの縁日

みなち

風船が
そらへそらへ
歌うように
とんでいく

みなち
10/28
空ほどに
広いものであれ
空ほどに
続くものであれ

みなち
沈んでいった
気持ちを拾って
今 裏側で
きっと輝く陽

みなち
限界と
線をひくのは
いつも自分の
あまあまなココロ

みなち
10/21
秋の
新しいチョコと
誰しもが
乙女になれる空

みなち
決めて
おさきに
行き先と
生き方

みなち
ひとつふたつと
かさなって
層になり厚さを増し
やがてやさしい雨になれ

みなち
05/13

くるくるまわる
かざぐるまを見て
どうしてこんなに
泣けてくるんだろ

みなち
05/06
ひかりまぶしぃ
新緑に
つられて一緒に
きらめきたくなる

みなち
つぶやき
そっと
奥底に
しまう

みなち
生意気が
似合う彼女は
すこし苦手で
すこし憧れ

みなち
04/15 チャンスのような
穏やかな
植木屋さんな
人生が好き

みなち / 『チャンス』 古い映画です。
似合うねと
言われた分だけ
似合うから
不思議

みなち
桜さくさく
こんなにも
心騒がす
罪な花。花。

みなち
04/01 二本の足で
歩ける事で
いつのまにやら
えらい気になり

みなち

くしゃみひとつで
吹き飛ばされる
浮き沈みつつ
春はすぅすぅ

みなち
03/04 上ぐつ
いよいよ
こんなに
でかい  

みなち
ラッキー
ひとつぶ
おまけの
価値観

みなち
いたずらな朝の
風の音を
遠くに聞いて
目覚まし止める

みなち
02/25 くやしいなんて
キモチどこかに
置き忘れてきて
有耶無耶になる

みなち
つながるものは
つなげていきましょ
少しズレても
意味とかなくても

みなち
咲かない
華と夢と粋と
やわらかになる
風よふけふけ〜♪

みなち
02/18 あわずにすむから
こそ の気遣い
たくさん教えて
くれてありがと

みなち
いつも
となりに
いくつもの
とらんぽりん

みなち
うらやましいな
ラミパスみたいな
もとにもどれる
呪文もってて

みなち
02/11
緑色
きれいにまとって
あわてない山
さわがない森

みなち
いつもとなりに
これからも
ほっとする空気のように
理想だけでも

みなち

02/04

あなたにあえて
おもしろいのは
覆される
常識論 ほぉ〜

みなち

01/21
口笛ふいて
飄々として
重い荷物を
軽くする人

みなち
あなたにあえて
こまったことに
たくさんふえた
笑い皺 しわ〜

みなち
たまらなく好き
想う気持ち
ためとくと
いいかもよ

みなち





2002

12/17 きっと空から
見たら
小さい
でも意外とでかい
 
みなち
あなたに
あえて
日記が
かけた

みなち

11/12
おとなしくして
おりこうにして
どきんどきんは
そのくらいにして

みなち
びすけっと1枚
あったらあったら
ジョリーにあげずに
食べます。当然。

みなち
地球儀
くるくる
まわすみたいに
旅してみたい

みなち
11/05
助けて     
なんて     
簡単に      
言わないで

みなち
再び渦に
まきこまれ
愚かな自分に
同情したり

みなち
灰色な空なら
灰色らしく
アンニュイ気分で
おとなしくして

みなち

10/29
ほどほどに
そばにいて
なんとなく
仲良しでいて

みなち
三日後に
わかる結果なら
あと二日
のんびりしてやるさ

みなち
鬱屈している
そんな君は
これっぽっちも
似合わない

みなち
10/22
怖い夢
みたあとは
しばし小さな
こどもに還る

みなち
ライブ終わって
飲んだジン
高ぶる気持ちと
光る雨

みなち
階段で
待ち遊び
デパートは
嫌いだったの

みなち
     
   階段で
本気で競った
ちよこれいと と
ぱいなつぷる

みなち
10/08 占いの
ラッキーパーソン
食い入るように
見て騒ぐ朝

みなち
舞い
はためき
そよぐ君
まるで天女の衣のように

みなち
チケットいつも
かならず2枚
買ってしまうは
誰に期待して

みなち
10/01 プラチナにともる
街の灯を
全部自分の
味方につける

みなち
わかりますか
どのくらい
大事なものを
失ってるか

みなち
れれれのおじさん
もくもくと
きょうもひたすら
おそうじのふり

みなち
09/24 残る
香りは
儚き
想い出

みなち
髪を結んで
あげた君の
後ろ姿が
ただ愛しくて

みなち
ぼくドラえもん
言わなくても
普通
わかります。

みなち
09/17 あの
ころころ
まるい人は
もしや。 

 お店の鏡に写った自分だった・・。


みなち
夕方の
この空の色
せわしないよな
ほっとするよな

みなち
凍ったこころ
滲んだけしき
忘れたふりして
深呼吸する

みなち
09/10 100円玉の
落ちる速さに
煽られていた
   あのころ

みなち
お昼寝から
目がさめて
すこしさびしい
白い夕方

みなち
猫が
抱けない
凍った
こころ

みなち
09/03 ヒマだから
きてみたよって
なんてうれしい
心遣い

みなち
デジタル世界を
アナログちっくに
見つめていけたら
それは すごいな

みなち
たまらないよね
まったくね
億万長者に
なってみたいね

みなち
08/27
またくるね
そんな素振りでヤツが去る
今年のキミは
熱かった

みなち
ぢりぢりと
焦がすなかれ
気持ちまで
苦くなる

みなち

07/25
広がる水輪に
ちゃちゃいれて
うずまき模様に
さようなら

みなち
雨宿りしていっても
いいですか
ほんのほんの
すこしのあいだ

みなち
へっちゃら
へーきの
へちゃむくれ
へっ

みなち
07/16
晴れやかに
生きましょう
たった一度の
こんな世の中

みなち
意気揚揚と
咲いてひまわり
すべてを
笑顔にかえていく

みなち
さいこうと
さいていを
くりかえし
ひとつのぼる

みなち
07/09


外へと
追いやられたはずの
鬼はもしや
意気揚揚・・・?

みなち
痛みとか
悔しさとかそういうの
むこうの国では
無いと いいね

みなち
開いてみて
そこはいつも
やさしい想いが
あふれてるから

みなち
07/02
夜ならば
暗い言いわけ
できるから
ラク

みなち
神さま
おねがい
あの子を
笑わせて


みなち
ひとと きりきり
ものと かりかり
そんなまいにち
とかしてじゃぼん

みなち


06/25 ただ見ていたい
流れる雲と
沈む夕日と
君の横顔

みなち
我慢するのが
美徳というなら
我慢すること
我慢してみて

みなち
大きいという
名をもってしても
針の先ほど
小さき心

みなち
06/18 なまえも
おうちもわからない
あのねこさんは
どうしただろう

みなち
内緒にしとくと
なんとなく
いつもわくわく
するから不思議

みなち
木を運ぶ
壮大な物語
枯らさないと
誓うプライド

みなち
06/11
その人の
なんてことない
しぐさに
ずきゅん

みなち
大好きなんて
ほんとうは
出し惜しみして
言うものかもね

みなち
さぁ
どっちでしょ
右か左か
ほんとかうそか

みなち
05/28 そこから
いっこずつ積み上げて
力つけていけばいい
それっっ

みなち

05/21 とまらないで
坂道を全部下りきるまで
足をぴんと伸ばして
自転車と風になる

みなち
がんばれがんばれ
ひとりじゃないから
みんないるから
ずっといるから

みなち
元山さんは
結婚しても
ずっと
もとちゃん(あいたいよー)

みなち
05/14
これっ
きりきりしてると
もったいないぞっ
     ね。

みなち
みてるうちにも
にょきにょきと
のびていきそな
そのおとしごろ

みなち
靴音
雨音
うんうん
好き好き

みなち
05/07 すこし
わかった
くらいじゃ 
足りない

みなち
違うから
おもしろい
顔も声も
心模様も

みなち
告 の 字
じっと見ていたら
なんだか 牛タン 
食べたくなった

みなち
04/30 贅沢ですか
もしかして
ひとりにひとつの   
尊い命

みなち
犬のように
庭かけまわり
猫のように
まるくなりたい

みなち
土曜日の
夜が好き
ドリフに会えなく
なった今でも

みなち
04/23 許してね
まだ
こんなにも
好きなこと
  

許してね
まだまだ
今後も
忘れないこと


許してね
他人事
みたいに
背をむけて



許してね
こんな
おかあさんで
てへ


許してね
こんなに
しつこく
送ったりして


みなち
こっちこちに
かたまって
もうどうせなら
石になれ

みなち
雨が好きなんて
内緒にしとく
早く晴れて とも
言わないでおく

みなち






04/16 伝わったかな
くたくたに
使いふるした
言葉だけれど

みなち

04/09
よろこびと
かなしみは
越えたのちに
深く濃く

みなち
海へ行こう
海へ行こう
そうだそうだ
海へ行こう

みなち
さわっやかに
ミントが香るようで
その人が
去ったあとには

みなち
03/19
いっぱい
いいこと
ありがとう
にこっ

みなち
近くまで
きたからなんて
見え透いた
ウソ

みなち
ぞ。
って 
なんか
つめたいぞ。

みなち
03/05 耳をすませば
天空の
呼んでいる声
きこえるかしら

みなち
ふざけてばかり
はしゃいでばかり
うっかりぽっくり
塞ぎこんだり

みなち
美しさとか
青さとか
とりとめもなく
眺めていたい

みなち
02/26 なにもない筈はない
でも
そう言うのなら
それもいいかな

みなち
気づかないふり
見ないふり
寝たふりしてたら
ほんとにぐーすか

みなち
このごろ
すとん と
肩の荷
おりた

みなち
02/12
帰りたくなる
あたたかな
きれいな水の
あの へやへ

みなち
ノートにはさんだ
落ち葉から
漂う あの日の
風と木漏れ日

みなち
心にとめて
その笑顔
これからどんなに
離れ行くとて

みなち
02/05
まだ決めてない と
言う君の
瞳きらきら
静かに光る

みなち

ページを
提示できません
そう言わないで
提示してっ

みなち
午後に行きたい
場所は あの ほれ
名前の気になる
木のこかげ

みなち
01/08 たぶんいいこと
あるだろう 
たぶんやさしく
なれるだろう 

みなち
道子さーん
年賀状ありがとー
今年こそ今年こそ
絶対あいましょー


みなち
「ずっとねずっとね
ずっとおっともだち♪」
この歌 一生
好きだと思う

みなち
たぶんとかきっととか
あやふやな答えばかり
それがなんとなく
精一杯な毎日。 たぶん。

みなち
道草って
楽しくて
気がつけば
日が暮れて

みなち
ずっとそのままで
いてほしい
変わっていくのは
季節だけで十分

みなち




以下 2000〜2001

  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
あなたにあげる
らくだのまつげ
いろんな風から
まもってあげる

みなち

味加減
甘酸っぱいのか苦いのか
想い出はいつも
美化される

みなち

あめふりに
思い出すのはきまっていつも
ブルーの傘で歩いた日のこと
静かな町の石畳
ちょっとうつむきかげんな横顔

みなち

あの店に
忘れし青いハンカチと
君と語った
淡い思い出

みなち

足指じゃんけん
ぐーちょきぱ〜
ぱ〜がなかなか
できないあたし

みなち

いつきても
居心地のよい空間で
いつものおしゃべり
いとおかし

みなち

いっしょにいたい
意味なんてただ
追い求めても
きゅん となるだけ

みなち

糸は果たして
赤いのだろうか
見えないものなど
信じたくない

みなち

痛くない
なんて言いつつ
甘えたい気持ち
裏腹かけひき
あまのじゃく

みなち

美しすぎるものは苦手です
震えるほどの緊張感
おいてけぼりの焦燥感

みなち

うさんくさくてうっとおしい
うざったいうえにうるさすぎ
うそにうちのめされながら
うらぎりのうずにうつうつ

みなち

 
エピローグは
常にハッピーであれ
どれほどの慟哭も
さらり流してしまえるように 

みなち

   
おやすみまえの物語
今宵はかえるの出番です
雨くれ飴くれあぁ愛をくれ
だてに舌が長いわけじゃない

みなち

おやすみしたい
おやすみすれば?
だれもとめない
ほんにんしだい

みなち

追って来るかな
追い越されるかな
負けず嫌いな
似た者同士

みなち

おじさん にんにく
おいしいけれど
そんなにたべると
にんにきにきにき

みなち

おもちゃ屋ではなく
「おもちやさん」に
なる! と意気込む
君の頬 ぷくっ

みなち

かえろうそろそろ
待つ人のいる
せまい我が家も
ゆったり空間

みなち

仮面をつけたら
大胆に
飛べたかもしれず
三日月の夜

みなち

からまわりしてる想いかかえて
ただ待ちつづけてもてあます
叶わぬ願いとわかっていても
自分の重さにあきれながらも

みなち

影がすらりと伸びたころ
お手々つないだ帰り道
遊び足りない君をなだめて
夕焼けの空にしばし見とれた

みなち

肩にもたれてみた夢は
とろりせつない物語
夢からさめたその朝の
とけない空気うけとめて

みなち

傷ついたレコードで
聞いていたあの曲は
いつもきまって
サビのとこでとんじゃうの

みなち

決めたから
すっきりと
ふっきれて
いいきもち

みなち

切符を買うのに
たくさん並んで
買えた頃には
発車しちゃってて

みなち

     
げらげら笑って
ふと見渡すと
うけていたのはあたしだけ
笑いのセンスもないっすか

みなち

携帯可能な
大きさまで
縮んでこっそり
ついて行きたい

みなち

 
     
探しつづけて
迷いつづけて
乱れながらも
癒し癒され

みなち

寒いから
窓も泣く
すっきり拭って
開け放つ朝

みなち

 
白をください
もうすこし
今日のお空は
あまりにグレイ

みなち

知りたくて
もっともっと
でもすこし
こわい気がして

みなち

証拠それすら
みあたらなくても
きもちひとつで
うなづけるもの

みなち

質を問う
そこにあるべき
ものなら必然
答えてなおも
ふらつく心

みなち

しどろもどろの恋でした
流れを阻む時の渦
あなたの前ではへまばかり

みなち

じりじりと
こがすほど
よくやいてみた
想う心はきつね色

みなち

スキップららら
おさげゆらして
はなうたるるる
はずむこころろ

みなち

すきまにまきす
はいっちまっただ
大掃除まで
しらんふり

みなち

スパイスを
きかせたあなたのユーモアに
笑うつもりが
泪ほろほろ

みなち

ずるいかもしれない
たちきる勇気もない
ただこのまま
ゆらめいて甘えていたい

みなち

せっかちだから
早く答えが
ほしくてついつい
さきばしる問い

みなち

制服のリボンを
きゅっと結ぶ君
これからはじまる
今日を戦え

みなち

ぜんぶ好き。と
無邪気に言えた
あの時代がもつ
パワーがまぶしい

みなち

その「名」にこめた
深い意味
知ってか知らずか
君そのもの。。。

みなち

そこにいたはず
あなたのかげ
ここまでおいでの
まがりかど

みなち

 
たまに笑って
見せる目もとの
やさしい小皺に
ほぐれてほわり

みなち

旅立つ人へ
おくる言葉は
精一杯の
「気をつけて」

みなち

 
     
つんとして
不機嫌よそってしらんぷり
ほんとはとっくに
許してるのに

みなち

椿とて
冬中さらした
葉は痛い

みなち

強くなりたい
そう願うとき
弱さはすでに
封印される

みなち

てぶくろでつつみこむ
さっきあなたと
握手したしあわせ

みなち

でもきっと
選んだ道は正しいはず
今はちょろっと
苦しい時期でも

みなち

 
とろとろと
とろろする
キラキラして
ねばっこい性格

みなち

ドコニモイナイ
アナタノカワリ
モイチドネガイ
アイノオカワリ

みなち

どこですか
ほんとのきもち
小細工しないで
でておいで

みなち

流れゆく
無数の星のゆくすえは
かなわぬ願い
夢の断片

みなち

ないものねだりと
わかっています
その髪その足そのしぐさ
ひとつでいいから私にわけて

みなち

泣いちゃうような
シーンでも
笑えるほうが
きっといい

みなち

にっこりわらって
せっかく会えたから
不機嫌な時間は
スパイスよりも辛い

みなち

似たもの同士
眠りこけてる
きっと夢まで
同じ色

みなち

 
     
眠れよいこよ
眠るなわるいこ
寝不足に響く
赤い不協和音

みなち

ねえ 早くきて
空を見て
忙しい手を
ちょっと休めて

みなち

 
     
花さかじーさん はたらきすぎで
さいきんつかれがたまります
心癒してさしあげたいから
野の花一輪とどけましょう

みなち

バタンと閉める
ドアの音して
微妙に伝わる
不機嫌加減

みなち

パズル解くようなリズムで
足早に
抜け出したいのは
この迷路 

みなち

ぱっぱっぱ
さよなら不機嫌
ぱりぱりぱり
やきたておせんべ

みなち

馬鹿なふりして
しなやかに
水割り揺らす
バカラのグラス

みなち

火をおこす
念じるように唱えるように
古代の夢と
今の覚醒

みなち

秘密だよ なんて
どうしても
言葉はなぜか
ひとり歩きする

みなち

人はどうしてこんなにも
人を想って
人に傷つき
人に感動し続けるのだろう

みなち

日々夢を見て
日々あきらめて
そこはかとなく
流れる日常

みなち

ふいに聞く
君の産声
痛み苦しみ
みんな消え去る

みなち

武器としてひとつ
もし選ぶなら
涙はよそう
敵うはずなし

みなち

ぶっとばして
ぼこぼこにする
君をそんなに
悲しませたヤツ

みなち

降りそそぐ
光の中で笑う君
心に刻んで
シャッターを切る

みなち

不自然なほど
青い空
ふしぜんなほど
そこにいるあなた

みなち

ぶっきらぼうに渡された
傘は静かに物語る
雨をも包みこんでゆく
悲しくもほろ苦い想い

みなち

ベティという名の妖しい女
くるくる巻き毛がいろっぽい
よりどりみどり男をえらび
今日もさびしさまぎらわす

みなち

ベランダで
シャボン玉
ふわふわと
虹になる

みなち

 
ぼたん雪
積もりゆく肩が冷えても
ただ待っていたかった
あの冬の日 

みなち

   
またあした と
言って別れることがどれだけ
しあわせなことか
気付き佇む

みなち

まばたき 
ときどき
しないと大変っ
まぶしい光が射すほどで

みなち

まゆげを描いたその色で
ほくろをひとつつけましょう
なにがなんでも変えてゆく
運勢までも自分流

みなち

魔法のじゅもん
唱えたように
操れた気になる
月のみちかけ

みなち

みなちのみの字は
こう書くの
こうやってこうやって
こう書くの
(おしりふりふり)

みなち

みっつめの願いはきっと
あたしなら
独り占めして
大空を飛ぶ

みなち

 
むくむくと沸き起こる
闘志だとか意気だとか
そんな自分も
大切にして

みなち

ムボウビは
ときに
最大の
武器

みなち

胸に関しちゃ
ノーコメント
あえていうなら
量より質

みなち

めるものきゃんでぃ
くちからとばす
やねまでとんで
そのまま きえた

みなち

   
森と
人と
なかよしで
いたい

みなち

もっと好きで
いたいから
少し嫌いに
なってみるのさ

みなち

 
     
指きりげんまん
うそをつかれても
きっと私は
針など飲まさん

みなち

愉快なヤツって
言い方なぜか
背中のあたりが
こそばゆい

みなち

 
     
     
理由はふたつ
答えはみっつ
わりきれない分
道はあるはず

みなち

   
     
蓮華たくさん
咲いてる場所へ
ときどき
逃げたくなる心

みなち

   
ロッテンマイヤー
メガネの奥で
こっそり笑って
ひっそり涙

みなち

   
悪いけど
これ以上は無理ざます
痛いのきついのせつないの
限度をこえてあふれそう

みなち

わかる気がする
気がするだけで
なんにもわかって
いないのだけど

みなち

 
A
B
C
  free とは
果てしない砂丘
囲いのない開放感
気を引き締めて流されないで

みなち