cap verses / そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



ケ ト


2014
01/01
もう少しだけを繰り返し
そのおかわりは何回目?
腹八分目の幸せも
いいものだって思うけど

ケト
サインを交わして通じ合う
バッテリーのような夫婦に
なれますでしょうか
慣れますでしょうか

ケト

我慢ばかりが上手くなり
大人になったつもりでも
そうしているとまるで
まったく子どものようなのに

ケト







2007
03/01 春、待ちながら
夜空を見てる
あなたの心が
溶けるその日を

ケト

またさがしてる
もうどこにも
ないものだって
わかっているから

ケト
どちらの道を
歩むにしても
十年後の交差点で
また会いましょう

ケト





2006

10/17 うそつきと
言われてみたい
うそつきと
笑われてもいい

ケト
うわさのような
さりげなさで
この気持ち届け
なんて傲慢

ケト
寄り添う言葉の端々に
以前と同じきみが居て
染み込む言葉の隅々に
まだ知らないきみが居る

ケト
10/03 コロンの香り
染みついた
ロマンの影を
追いかけていた

ケト
きみが
みつめる
とまどう
僕のめ

ケト
心にいつも優しさを
抱いて生きろと言いました
瞳にいつも憧れを
映しているような人でした

ケト
02/07 しあわせかしら
泣き言ばかりの
あのひとはいま
しあわせかしら

ケト
2006年
ことしはきっと
いい年になる
いい年にする

ケト
片隅に
残して下さい
ほんのわずかな
私の記憶

ケト





2005


11/01 簡単なのに
言えないでいる
いつまで黙って
いられるだろう

ケト
放っておいてと
言う割に
丸めた背中が
寂しげで

ケト
残りはあと
一個だから
じゃあ
半分こしようか

ケト
07/18 すべてをかけて
守るだなんて
言っていいかい
重くないかい

ケト
夏の空
見上げて
蝉になる
夢を見る

ケト
あの時あの場所で
あの人にあの言葉
伝えてしまえば
良かった

ケト
06/28 のびるのびる
どこまでのびる
こころざしなら
てんまでとどけ

ケト

未来を託す
つもりで肩を
叩いてみる
不安にさせたらごめん

ケト
六月六日が
晴れますように
てるてる坊主
ふたつ並べる

ケト
05/17 五月あなたの
生まれた月は
こんなに輝く
みどりの世界

ケト
満月よりも
新月の夜
闇に隠れて
会いに行こう

ケト
11時半になったなら
叩き起こしてくれるかい
大事な用事が
あるはずだから

ケト
05/10 さよならは
たぶん
いちばん
好きな言葉

ケト

ちょっとだけ
寂しいかも
知れないけど
大丈夫

ケト
でも忘れたり
しないから
きみのことも
ぼくのことも

ケト
04/19 微笑みに
微笑みを返す
並木道
今日もわたしの朝がはじまる

ケト
くだりのでんしゃに
とびのって
あいにいけたら
しあわせなのに

ケト
今も聴こえる
あの鐘の音は
日暮れの寂しさ
紛らわすもの

ケト
04/05
みんないるから
さみしくないよ
ひとりじゃないから
泣けなくなるよ

ケト
うそつきの顔
めーいっぱい
せーいっぱい
愛してる

ケト
おしゃべりな
きみに会えて
世界は少し
広くなったよ

ケト
03/29 薬の代わりに
ハーブティーで
更けゆく夜を
眺めるのもいいさ

ケト
月の光の
それよりずっと
明るい外灯の
下で待つ夜

ケト
朝目が覚めて
昼駆け出して
夜夢を見て
君に会いたい

ケト
03/01 俺は身勝手で
短気だけど
隣に居てくれたら
幸せにするよ

ケト
やさしさだけを
詰め込んだ
カバンひとつで
いざ行かん

ケト
サクラ色なら
眠れぬ夜も
優しい気持ちで
愛せるかしら

ケト
02/22 あなたにアゲル
つもりだったけど
あなたは欲しくナイ
みたいだったから

ケト
きもちがイマイチ
伝わらないから
手をつないでも
いいかなって聞くよ

ケト
のびてゆけ
どこまでも
下を向かずに
大きくなあれ

ケト
02/15 携帯電話
なかった頃には
会うことがもっと
特別だったのに

ケト
こっそりぬすむ
ハートのエース
探すのはまた
明日にしませんか

ケト
いっぱいいっぱい
ありがとう
そしてさよなら
それぞれの春

ケト
02/01 せつない思い出
いつまでも
残しておくのも
いいと思った

ケト
あわてない
おちついて
言い聞かせて
走り出す

ケト
いらないものは
なにひとつない
もうこの手から
こぼれるものも

ケト





2004
12/21 確実に
言えることは
なにひとつ
ないけれど

ケト
甘いケーキを
用意して待ってる
少しでいいから
早く帰ってね

ケト
サンタさんに
お願いしたい
プレゼントは
きみ、なんて

ケト
12/14
スピードに
乗れるほどの
勇気はまだ
なかったとしても

ケト
理由なんて
聞かなくたって
分かってるから
見つめている

ケト
教室でみんなで
確かにそこに
居たということだけ
それだけが大切

ケト
12/07 赤いマニキュア
塗った指先
鍵盤の上で
踊るクリスマス

ケト
きらりと今
たしかにたしかに
ひとつだけ静かに
落ちた流星

ケト
見えるのに
色んなことを
見ないふりする
きみが笑った

ケト
11/30 まるくなる
ベッドの中
きみに会う
夢の中

ケト
悪魔のような
天使のような
秋雨の日の
てるてる坊主

ケト
動かなくなる
動けなくなる
この場所以外の
居場所は知らない

ケト
11/16 あなたのそばは
わたしのものでは
ないのねもう
わたしのものでは

ケト
にらめっこした
こわいかおにも
にやけるほどに
こいをしている

ケト
決めた
だから
つらく
ないよ

ケト
11/09 世界一の
幸せ者だって
大声で言える
今なら

ケト
やさしさの
伝わる温度
痛いほど温かい
大きな手のひら

ケト
サラダボウルに野菜
溢れるほど放り込んで
潰れるまで混ぜて私
何がしたかったんだろう

ケト
11/02 10月の終わりを
冷たく告げるのは
笑顔の減った
彼女の足音

ケト
お似合いと
笑われた日の
くたびれたシャツの
しわまで愛しく愛しく

ケト
苦手とか嫌いとか
言うその口を
塞いで外へ
連れ出したい

ケト
10/26 靴の色が
映える街並み
赤いパンプスなら
よくお似合い

ケト
れんげたんぽぽ
束ねて贈った春の
あなたの笑顔ばかり
思い出している

ケト
ありがとうなんて
ずっと言わない
きっと言わない
だって言えない

ケト
10/19 届かない
ここからは
遠すぎて
近すぎて

ケト
波音静かに
響くベランダ
独りだから
和む星空

ケト
きらきらして
見透かされた
恋心
奪って

ケト
10/12 布を紅く
染める紅花
唇を紅く
染める口紅

ケト
光の差す方
光の差す方
目指してきたけど
間違ってなかった?

ケト
耳に付いてる
真珠のピアス
海辺を歩くには
寒すぎる季節

ケト
10/05 じゃましないから
見てるだけだから
少しでいいから
そばに居させて

ケト
トンネルはそのうち
どこかで終わる
だから大丈夫
怖くなんかない

ケト
君の夢を
見た朝は
いつもより
早起きで

ケト
09/28
だめだよ、と
言われるほどに
いたずらっぽく
笑いたくなり

ケト

ちゃんとして、と
言われるほどに
胸の痛みは
増すばかり

ケト
しっかりね、と
言われるほどに
行き場をなくす
わたしの言葉

ケト
09/21 夕焼けこやけで
日が暮れて
今日はサヨナラ
泣くな泣くなよ

ケト
すばらしい
景色を見ても
テレビ越しなら
寂しいばかり

ケト
恋とか愛とか
振り回されて
泣いて笑って
幸せな日々

ケト

夕焼けの似合う
すばらしい
恋とか
しようよ

ケト


09/14 しらないふり
できっこない
しってるふりなら
なんとかかんとか

ケト
叶わない言葉
連ねて空しくて
隣のきみの寝顔
盗み見る毎日

ケト
ダミーのリングに
イミテーションダイヤ
ニセモノの恋には
よく似合う代物

ケト
09/07
ドラえもんは
居ないけど
絆創膏なら
貼ってあげられる

ケト
おなか出して
眠ってしまって
朝くしゃみして
笑われても幸せ

ケト
あの夏が
通り過ぎた
ものならば
忘れよう

ケト
07/20 ポケットの中
からっぽのまま
欲しいものは
もう手にいれたさ

ケト
食べかけの
ホットケーキ
何気なく
囓りつく

ケト
みたいみたいと
言うばかりの君
比べない真実
見つけてほしかったな

ケト
07/13
砂浜に残る
足跡は消えない
どこまでもそれは
遠くのびてゆく

ケト
おはようで始まる
今日を過ごす
おやすみで終わる
明日を待ち望む

ケト
この手にしたもの
いくつあったか
数えるほどに
愚かではない

ケト
07/06 わたしから
あなたへ
送った言葉
返事はない

ケト
形あるもの
目に見えるもの
それこそもっとも
不確かなもの

ケト
ぴょんっと
飛び出す
かえる
おはよう

ケト
06/29 約束したから
守ろうと思った
約束したから
守れると思った

ケト
ぐっとくるような
言葉はひとつも
浮かばないけど
元気出してよ

ケト
消さないでって
言った落書き
思い出には
なれない気持ち

ケト
06/22 お願いします
お願いします
だからどうか
お願いしますっ

ケト
夜になっても
眠れなかったら
朝になってから
眠ればいい

ケト
るすばんの夜
きみに電話をする
弱さ見せる強さ
そんなのいらない

ケト
06/15 遺言はただいつも
笑っていて下さいと
それだけでした
そういう人でした

ケト
感度良好
視界は絶好
出発には最高
迷ったら絶交

ケト
ギリギリの恋
見放した君
両手放しで
諦めた僕

ケト
06/01 ふたりきり
これから何を
作っていこうか
ふたりの時間で

ケト
すきなんて
言ったら笑う
すきなんて
言われたら泣く

ケト
見えないのなら
見なくていいもの
見たくないこと
見てはいけない

ケト
05/25 睦まじく
寄り添って
これからは
ふたりきり

ケト
居間でひとりで
トランプゲーム
つまらなくても
笑ってみます

ケト
背中合わせて
いちにのさんで
向かい合ったら
君しか見えない

ケト
05/18 まっててくれる
きっときみなら
まっててくれる
こんなぼくのこと

ケト
日が暮れる
寂しくなるから
手をつないだら
帰ろうか

ケト
わがままも
今日だけ許して
明日になったら
大人になるから

ケト
05/11 はらりはらりと
落ちる花びら
はらりはらりと
舞うなみだ

ケト
ちょっとさみしい
そんなとき
きみがいたなら
よかったのにな

ケト
ベンチでランチ
約束の時間
5分過ぎたら
ほっぺにパンチ

ケト
04/27 写真いつだったか
撮ったような気がして
フィルム探すけど
あれたぶん夢だったね

ケト
春風のなか
立ちつくす君
空を見上げて
座り込む僕

ケト
すきだったひとと
きすしたこうえん
だんだんぜんぶ
わすれてしまう

ケト
04/20 アナタ
確かに
そう
言ったのに

ケト
おちたらそのまま
放っておこう
いつか芽がでて
おおきくなるさ

ケト
みつけられない
みつけたくない
みつけられたら
みつめあうだけ

ケト
04/13 すきなもの
だから
だいじに
したいもの

ケト
翼はなくとも
この足がある
それだけで僕ら
自由になれる

ケト
ピエロの笑顔が
こわいと思った
ホラー映画は
ずっと苦手

ケト
03/23 国語の時間
眠るきみの髪が
頬にかかる瞬間
恋に堕ちる瞬間

ケト
まわる風車
わすれな草
るすばん電話
わたしのすきなもの

ケト
新学期の
女の子の
笑い声が
廊下に響く

ケト
03/16 男らしくと
言われた途端
身動きとれない
あなたが好きです

ケト
どこかにきっと
幸せがある
ここにもきっと
幸せはある

ケト
カーテン揺れる
風が吹く吹く
心も揺れる
春が来る来る

ケト
03/09 あなたが歌った
言葉の通り
あたし自身を
愛せるように

ケト
毒々しい程
真っ赤な花に
よく似た恋です
例えるとすれば

ケト
姿見つけて
嬉しくて
単純だけども
幸せすぎて

ケト
03/02 花びらくらい
軽やかな
リズムを刻む
愛の歌をきみに

ケト
わくわくして
眠れないのは
満月の夜
何かありそうで

ケト
たたずむ姿が
あまりに綺麗で
声なんてとても
かけられないよ

ケト
02/24 嬉しくて
嬉しくて
嬉しくて
気を失いそう

ケト
光の差し込む
眩しい朝には
コートはいらない
何にもいらない

ケト
つなげて
つながる
伝わる
温度

ケト
嬉しくてそっと
トナリのきみに
伝えたメッセージ
桜の花びら

ケト
光のような
名前のあなた
今もやっぱり
元気でいますか

ケト
つなげて充電
電源コード
エンプティでは
はしゃげないもの

ケト
02/17 歌うように
言葉を綴る
あの子が今
こっちを見てた

ケト
感じ方なら
人それぞれ
共有出来る人は
少ないから出会いたい

ケト
カナリア色の
セーターの裾
ひっぱるきみの
手がかわいくて

ケト
02/10
廊下の端の
教室の
窓際の席に
君が居たんだ

ケト
礼儀正しく
姿勢を正す
緊張してる
見抜かれてる

ケト
彼女に会ったら
伝えておいて
あの日のあのこと
ごめんなさいって

ケト
02/03 暗号のよう
笑顔と笑顔
それだけで何か
伝わる二人

ケト
帰りたいなら
帰ればいいさ
君の一番
好きな場所へと

ケト
黒々とした
皮のコートの
後ろ姿を
思い出してる

ケト
01/27 まるまる太った
まんまる満月
明日もいいこと
ありますように

ケト
よるがくるのが
待ち遠しくて
はちみつれもんで
時間をつぶす

ケト
ラーメンでいいなら
作ってあげるから
とりあえず座って
もう泣かないで

ケト






2003
12/23
今年のうちに
とにかくなにか
ひとつだけでも
頑張らなくては

ケト
とうとう最後まで
素直じゃなかった
別れの言葉すら
見つからずもどかしく

ケト
くすくす笑い声
背中越しに聞こえて
僕は自転車の
ペダルをこいでいた

ケト
12/16 恋しい気持ちを
悟られないよう
振る舞うのは
結構大変なのよ

ケト
さようならしか
言うことがない
あんなにこんなに
好きだったから

ケト
お願いします
大事な時ほど
神様や星に
祈ったりしない

ケト
12/09 背中にそっと
手をのばすけど
やっぱりいいや
なんでもないの

ケト
たからかに
響くあなたの
声で今年も
冬が始まる

ケト
針の痛さ程の
悲しみなら別に
気にならない
気にしてない

ケト
12/02 道しるべにも
ならない足跡
追いかけたって
届かない人

ケト
ニャ〜んだかニャ〜
最近色々騒がしくって
昼寝するヒマも
ないんだもんニャ〜

ケト
リズムをきざむ
あたしの鼓動
あなたの歌に
溶け込んでゆく

ケト
11/25 並んで
歩こう
手と手
つなごう

ケト
かなしい夢を
見た次の日は
おもいっきり
晴れればいい

ケト
だからね
えっとね
ごめんね
なんてね


ケト
11/18 あるようなないような
曖昧で矛盾した
恋心とは違う
愛情をふと感じた

ケト
ありがとうだけ
伝えたくて歌います
どうか届きますように
どうか届きますように

ケト
気持ちを込めて
「愛しています」
照れくさくてまだ
言えそうにない

ケト
ある意味
君には
永遠に
勝てない

ケト
ありがとうと言う君の
頬が少し赤く染まる
それを見て私は
涙をこらえるのでした

ケト
気持ちを誰かに
伝えたくても
言葉に全てを
託してはだめ

ケト
11/11 二人より三人
三人より四人
みんなも呼んで
騒ぐのもいいじゃない

ケト
でもねやっぱり
君が好き
言えたら今頃
何してただろ

ケト
いいねえ君は
いつも元気で
笑っているけど
辛くないかい

ケト

11/04 赤くなった
指先にそっと
息を吹きかけて
冬かな、と思ったり

ケト

指輪に誓った
思いを忘れず
この場所で再び
会おう私よ

ケト
風船が
空の果ての
果ての果てに
飛んでいくよ

ケト
赤いルビーの
指輪は遠く
知らない国へ
風船が運ぶ

ケト

10/28
空に見つけた
飛行機雲も
もうすぐ消えて
見えなくなる

ケト
沈んでいった
太陽の代わり
月明かりを頼りに
会いに行くよ

ケト
限界だけは
自分自身で
決めないように
しようと思う

ケト
空を見上げて
考えている
心配事は
尽きないですね

ケト
沈んでいった
夕日の先の
あなたの国では
朝が始まる

ケト
限界なんて
諦めなければ
存在しないと
あなたは知ってる

ケト
10/21
秋の空ほど
私の心
変わりやすくは
ないのだけれど

ケト
決めて欲しいの
決め手に欠ける
優柔不断な
あたしだから

ケト
ひとつふたつと
順調に増える
思い出は悲しく
ない方がいい

ケト
10/14
やめられなくて
どうしても
とまらなくて
食欲の秋

ケト
草の色の
ハンカチーフ
なくしたのは
たぶんあの日

ケト
アウト?セーフ?
言われた通り
従いたいから
あなたが決めて

ケト
10/07 ずしりと感じる
あなたの愛情
重すぎると簡単に
つぶれてしまうわ

ケト
右手をあげて
彼女が右手を
ご覧下さいと言った
京都を走るバス

ケト
なのにわたしは
どうすることも
できずにいつも
ないてばかりで

ケト
09/30 知らないふり
出来ないから
頬紅く染めて
手をつないで

ケト
見せずにそっと
去っていくのも
いいと思うの
涙だったら

ケト
九月下旬の
気候のような
涼しい目をした
あなたの優しさ

ケト

しらじらしい
愛してるなんて
言わなくても
知ってるのに

ケト
見せずにいてね
心の中は
知らなくたって
いいこともある

ケト
九月の夜に
夏の残りの
花火をしに
海に行こう

ケト
09/23 裏の裏の裏の裏
どうして素直に
表って言えないのかな
まわりくどいのはイヤ

ケト
上の空です
この頃いつも
どこかの誰かを
想っている

ケト
紫のマフラーを
首に巻いてちょっと
大人な気持ちで
出かけてきます

ケト
09/16 猫ネコにゃんにゃん
犬イヌわんわん
蝉セミじぃじぃ
私 え?ワタシ?

ケト
実は内緒に
してたんだけど
あたしったらなんだか
恋してるみたい

ケト
音楽が流れる
踊りませんかと
声をきいたの
月の綺麗な夜

ケト
09/09 読まずに捨てる
つもりだったのに
封を切ってしまったの
未練がましいと笑ってよ

ケト
ただそばにいる
それだけの幸せ
ただ泣いている
それだけの悲しみ

ケト
だってもさっても
ないんだからね
言い訳なんて
聞いてあげない

ケト
09/02 黄色いグローブ
大事にみがく
きみの夢は
あのマウンド

ケト
風が止んだら
あの灯台へ
水平線を眺めて
色んなこと忘れよう

ケト
むずかしいこと
しったふりして
かっこつけないで
しぜんなままで

ケト
07/23 視界いっぱい
広がる空に
憧れた頃
憧れた心

ケト
月のせいかな
星のせいかな
夜のせいかな
泣けてくるのは

ケト
包んで優しく
そぉっとそぉっと
安心しきって
眠りにつくまで

ケト
07/15 頬染めて
名前を呼んで
走ってきた顔
忘れない

ケト
あの時と同じコト
まだ考えてる
あぁでもなくて
こうでもないって

ケト
天は二物を与えずと
よくよく彼は言うけれど
愛せるコトと愛されるコト
才能なんて言ってはダメ?

ケト
07/08
夏だもん
暑くても
側に居て
いいでしょ?

ケト
嘘だけど
嘘じゃないのよ
読みとっちゃってよ
言葉の裏側

ケト
なんてことはない
また明日が来たら
今日の悲しみは
過ぎていくだけ

ケト
07/01 雨の日に
「雨だね」なんて
改めて言って笑って
爽やか気分

ケト
待ってるね
あたしに出来る
精一杯の
応援のつもり

ケト
もじもじしないで
こっち向いて
もっともっと笑って
はい!チーズ

ケト
雨の日
晴れの日
いつだって
会える

ケト
待ってるね
待ってるからね
お願いだから
忘れないでね

ケト
文字の羅列を
あなたへ送る
ラブレターには
なれないけれど

ケト
06/24 まる あげる
きみの頑張り
100点でも
足りないから

ケト

ご婚礼10周年の時に
皇太子さまが雅子さまへ贈った言葉を思い出しつつ 

恋しい恋しい
おいしいスイカ
こちらはなんだか
夏の日のよう

ケト
消えないで
胸に灯った恋心
まるで蛍の
光のように

ケト
06/17 いっぱいになる
ココロの中
ただただあなたの
顔が見たくて

ケト
ココロコロコロ
転がすほどの
余裕は持たずに
恋に堕ちよう

ケト
顔が見たくて
走ってここまで
来てしまったの
もう戻れない

ケト
06/10
もう いらないよ
どうにもならない
頑ななだけの
気持ちなのだから

ケト
小さくて小さくて
聞き逃すとこだった
タメ息のような
ごめんね

ケト
コドモだからと
甘やかさないで
隠した本音が
つい零れそう

ケト
06/03
消せない消さない
消したくない
蜃気楼みたく
消えてかないで

ケト
本音はいつでも
準備万端
今日こそ君に
伝えてみせる

ケト
そのままがいい
真っ直ぐな瞳
真っ直ぐな気持ち
忘れちゃ、いかんぜ

ケト
消せないこんなに
忘れたいのに
いつまでも思い出
引きずっては歩けない

ケト
本音ぶつけて
泣くだけ泣いたら
分かり合える
仲間がいいよね

ケト
そのままがいいなら
まずは自分を
好きになること
さぁ始めよう

ケト
05/27 簡単な言葉で
さらさらと愛を
唄ってみようか
ねぇ照れないで

ケト
残しておいてね
あたしの分も
それだけできっと
帰ってこれる

ケト
だまされてみたい
だましてみたい
油断した隙に
だまされたみたい

ケト
簡単に手に入る
愛ならいらない
まだまだ恋に
恋する年頃

ケト

残しておいても
あなた以外の
思い出ならば
どうしようもない

ケト
だまされたなんて
思ってないよ
あなたはずっと
そのままがいい

ケト
05/20
全世界中
見渡しても
私の居場所は
やっぱりここ

ケト
花びらのように
ひらひら舞って
可憐な寂しさ
見せたりしない

ケト
嘘もつけない
君の前なら
どんな唄でも
ラヴソングになる

ケト
05/13 憧れほどの
想いはないから
見つめる視線は
頼りなく泳ぐ

ケト
なみだ隠して
満面の笑みで
そうすればきっと
優しくなれる

ケト
くるくるまわる
とんぼの眼より
移り気なのは
あたしなのかも

ケト
憧れていた
なみだ隠して
くるくるまわる
バレリーナ

ケト



      


05/06 ひかりがさしてる
くものきれめ
あれは天使の
はしごというよ

ケト
つぶらな瞳の
まっすぐな視線
ウソも本音も
見透かされそう

ケト
生意気だとか
素直じゃないとか
言われ慣れては
いけないのかな

ケト
04/29 部屋にひとりで
閉じこもってないで
遊びに行こうよ
雨でもいいじゃん

ケト
留守番だって
一人で出来るよ
だけど寂しいから
ちょっと早く帰ってね

ケト
こころうごかす
あなたのことば
あたしのえがおも
そうだと良いな

ケト
部屋の明かりを
付けたり消したり
朝も夜もあたしの
思うまま

ケト
涙腺が壊れて
こんなに泣き虫に
なったんだなきっと
君と会ってから

ケト
こころうごかす
確かな想い
伝えそこねて
そのままだけど

ケト
04/22 いちばん乗り
教室で
君が来るのを
待ち伏せ

ケト
壁なんてどこにも
本当はないんだよ
君と僕の間にも
国と国の間にも

ケト
手をつなごう
何があっても
離ればなれに
ならないように

ケト
04/15 チャンスは1回
ほらよく考えて
自分の気持ちに
素直になって

ケト
似合うねとか
可愛いとか
照れながら言う
そこがいい感じ

ケト
桜の花の咲く時期は
いつかのあなたを思い出す
辛くも悲しくもないけれど
こんなに切なくなるのは何故

ケト
チャンスを逃し
タイミングをはずす
不器用な君が心配
そばに居てもいい?

ケト
似合うね
やっぱり
笑顔が
いちばん

ケト
桜の花も咲かぬ間に
彼が遠くへ行くという
噂話を耳にして
時間の流れを知りました

ケト
04/08 ランドセルの後ろ姿
見つけると嬉しくなる
春が始まっている
新しいあたしが始まっている

ケト
春の朝には
よく似合う
紺のブレザーと
チェックのスカート

ケト
見えてきた
ホントに
伝えたい言葉は
これだったんだ

ケト
04/01 日本人で良かったと
言葉を連ねる度思う
想いを誰かに伝える為の
試行錯誤が楽しみな日々

ケト
結論なんて
すぐ傍にある当たり前
僕が君を好きだとか
君は唄が好きだとか

ケト
くしゃみひとつで
とびでるハート
おどかさないでよ
ミステリーの途中

ケト
03/04 上昇気流に
笑顔をのせる
変な鼻歌
うかれた気分

ケト
ラッキー!
やったぁ!
その瞬間の
笑顔が大好き

ケト
いたずらなあさ
早起きしたから
せっかくだから
どこか行こうか

ケト
02/25 くやしい、なんか
いつも負けてる
勝ち逃げなんて
ヒキョーじゃないか

ケト
つながるものは
つなげてしまえ
ひとつになれたら
嬉しくなるから

ケト
咲かない花でも
見捨てないで
諦めないで
想うことが大事

ケト
02/18 会わずに済むならその方が
気が楽だから改めて
「さようなら」とか
言わないでよね

ケト
いつもとなりにあるものは
いつもいつでも大事なもの
片時だって離しちゃいけない
後悔したくないんだったら

ケト
うらやましいなと
言われる程
強い女のコじゃ
ないんだけどな

ケト
会わずに居たけど
ココロの隅では
やっぱりあなたが
好きです、なんて

ケト
いつもとなりに
居たものだから
仕草も表情も
似てしまったかな

ケト
うらやましいなと
素直に言える
あなたのことが
うらやましいな

ケト
02/11
緑色はなんとなく
あのコのイメージ
柔らかい感じに
惚れてしまったんだな

ケト
いつもとなりに居てなんて
言ったことがあったっけ?
あなたがここを離れないのは
寂しいんじゃなくて怖いから

ケト
これからの二人は
想像もつかないけど
あなたのせいなら
笑いジワ増えてもいい

ケト
02/04 アルバムめくれば
あなたの笑顔と
あたしの笑顔と
みんなの笑顔

ケト
イジワルなこと
あんまり言わないで
好きだからもっと
好きになりそう

ケト
あなたにあえて
本当に良かった
いつまでも変わらずに
あなたらしく居て

ケト
01/28 しわをのばした
白いYシャツ
制服だって
もうすぐサヨナラ

ケト
もうだめなんて
言ったらダメだって
諦めたら終わりって
いつまでも走っていく

ケト
あなたにあえて
教わったことは
あれとこれとそれと
それから愛とか

ケト
しわくちゃわやくちゃ
ぐちゃぐちゃいいわけ
ほしいのはあなただけ
とおくからみてただけ

ケト
もうだめかも
少しの別れでも
こんなにも胸が
ぎゅっとぎゅっとなる

ケト
あなたに敢えて
立ち向かっていく
負けるのは承知
あなたは永遠の目標

ケト
01/21 口笛吹いてみせて
あのうたを唄って
今日一日だけ
わがままをきいて

ケト
あなたにあえて
とってもとっても
幸せって思う
ただ単純に

ケト
たまらなくすき!
その目と眉毛と声と
あたしの髪を
そっと撫でる手

ケト
口笛吹いて
ちょっと散歩
となりの君は
口笛下手くそ

ケト
あなたに逢えて
良かったなんて
照れくさいから
紙くずに走り書き

ケト
たまらなくすきと
言える人に
会ったんだよ
去年の夏の話

ケト





2002

12/17
きっと空から降ってくる
明日の雪はすぐにでも
止んで地面に溶けるでしょう
それこそあたしの気持ちのように

ケト
あなたに会えて
自分の小ささとか
かけがえのなさとか
初めて知った

ケト
苦しいことも
悲しいことも
辛いことだって
忘れちゃダメさ

ケト
12/10 メールの文字を
じっと見つめて
隠れた気持ちを
探ってみる

ケト
広がる世界に
放り出されても
独りぼっちなんて
言わないで

ケト
かならず私は
あなたのハートを
射止めちゃうから
覚悟しててよ

ケト
メールが届いた
「月がきれいだよ」
離れていても
同じ空を見てる

ケト
広がる広がる
波紋のように
言葉と心で
みんなをつなげ

ケト
「かならず」
私の口癖でした
叶わない夢が
あると知るまでは

ケト
12/03 信じてしまう
ウソだとしても
あなたの口から
出た言葉なら

ケト
乾杯しようよ
些細なことだって
二人の時間なら
毎日が記念日

ケト
迷子の迷子の
子猫ちゃん
行くあてがないなら
うちにおいでよ

ケト
11/26
行方知れずの
言葉の真意を
今夜は独りで
見つけてみせる

ケト
忘れもの
してませんか
いつか落とした
ため息のような

ケト
あなたの隣の
席の隣の
隣の隣が
あたしの席

ケト
行方は未だ
分からないまま
行く末はまだ
決めかねている

ケト
忘れものじゃなくて
置いていったのさ
これは君への
プレゼントだってば

ケト
あなたの笑顔が
イチバン好き
ホッカイロより
あったかいから

ケト
11/19 知りたかったのに
もう聞けない
あたしなんかを
愛してくれた理由

ケト
たくさんたくさん
愛してくれてありがとう
たくさんたくさん
涙が溢れました

ケト
波が打ち寄せる
真冬の海岸も
悪くないって
言ったのはあなた

ケト
知りたかった
野を駆ける者の正体
月夜の晩にばかり
悲しそうに鳴くのは何故

ケト
たくさんの
言葉の中から
あなたへ贈る
ひとつの言葉

ケト
波が打ち寄せる
真冬の海岸は
寂しくなるから
あたしは嫌い

ケト
11/12
おとなしくして
待っているから
きっときっと
迎えにきてね

ケト
びんに詰めた
ささやかな愛
広い地球の
どこかのだれかへ

ケト
地面の下の
マグマを突き抜けて
裏側に着いたら
そこには君が居て

ケト
おとなしくして
いられるものなら
とっくのとうに
そうしてるってば

ケト
ビー玉もらった
あなたのラムネの
びんに入ってた
がらくたキラキラ

ケト
地声で唄う
あなたの歌
嫌いだったんだ
けど 懐かしい

ケト
10/29
ほどほどにしておこう
こんな気持ち
ハマったら最後
君しか見えない

ケト
三日後の月は
満月だといいなぁ
理由も根拠も
確かなものはないけど

ケト
うれしくって
うれしくって
でも素直に
笑えなくって

ケト
ほどほどに
お酒も恋も
ほろ酔い加減が
ちょうどいい

ケト
三日後、先輩、誕生日ですね。
あたしを置いてもう、ハタチですか。
あ〜ぁ、あたしのことなんて、
とっくに忘れちゃったかな。

ケト
うわの空
青い空
向こう側で
何してますか

ケト
10/22
怖いことなんて
ひとつもない
ほらもう泣かないで
皆そばに居るから

ケト
ライブで流した
涙の温度は
いつもより少しだけ
高かった気がする

ケト
階段をのぼりつめた気でも
実はまだまだ先があるように
あたしのゴールも見えていないし
あなたのゴールも見えはしない

ケト
10/08 占いなんて信じないよって
大きな声で笑う君の
隣にこれからも
居たいのです

ケト
舞姫
国語で
習って
いるとこ

ケト
チケット半券
大事にとっとく
素敵な映画だったから
君と二人で行ったから

ケト
10/01 プラチナ級の
愛情捧げます
あたしはあなたを
笑顔に出来ます

ケト
わかりますか
この道の先に
何があってどうなるか
お願いだから教えないで

ケト
れんこんが好き
お父さんの煮る
れんこんが好き
お父さん大好き

ケト
プラチナとか
ダイヤもいいね
だけどくれるなら
あなたの「好き」を

ケト
わかりますって
知ったかぶりして
過ごしていこう
無知な毎日

ケト
連絡下さい
そしたら走って
すぐに行きます
えぇ すぐにです

ケト
09/24 残る足跡
踏み踏み辿る
追い越しちゃったら
あとは自分次第

ケト
髪形変えたよ
気づかなくていいよ
気ぃ遣わないでよ
君らしくもない

ケト
ぼくだってぼくだって
そのうち大きくなってやるさ
そしたら君のこと
何があっても守ってみせるさ

ケト
09/17 あのころのあたしなら
少なくとも今よりもっと
子供だった知らなかった
悲しみも切なさも

ケト
夕方になるまで
ひとりぼっちでいよう
陽が沈んだ時寂しかったら
たぶん会いに行くよ

ケト
凍ったこころ
溶け始めたら
もう会えなくなる
君なしで笑える

ケト
あのころを思い出して
そっと笑っても帰らない
あなたは二度と帰らない
知ってたよ 知ってた

ケト
夕方の空気を
身体中に染みこませて
振り返りながら帰る
去年は二人で歩いてた道

ケト
凍ったこころ
コロコロ転がす
グラスの中でも
溶けないんだね

ケト
09/10 100円の幸せ
帰り道の肉まん
君と半分こ
幸せ半分こ

ケト
お昼寝に夢中
窓際のひだまり
寄り添って二人
あったかいね

ケト
猫になりたい
ごろごろしたり
好きな彼にすり寄って
頭を撫でてもらいたい

ケト
09/03 ヒマだからって
いいわけ持って
僕のベスパで
君の家まで

ケト
デジタル時代の
感情表現
(^^)∞(^^)
ずっと二人で

ケト
たまらないよね
穴の開いた心には
あなたの愛も
たまらないよね

ケト
08/27
またくるね
お別れじゃないからね
また夏がくるからね
そしたらまたくるね

ケト
ぢりぢりと
灼ける胸の内
誰も知らない
あたしも知らない

ケト
リンリン鳴いてる
電話をとったら
「俺だよ」なんて
なんかいいかも

ケト
07/25
広がる世界
見つめる先に
あなたはひとり
あたしもひとり

ケト
雨宿りした
軒下に
てるてる坊主
寄り添ってふたつ

ケト
へっちゃらだって笑うから
慰めるつもりだったけど
知らんぷりして笑った
昨日も今日もそうしてた

ケト
広がる輪の中
あたしも入れて
手をつないでもっと
大きな輪になれ

ケト
へっちゃらへっちゃら
どーってことないよ
慣れてるから
なんできみが泣くのさ

ケト
07/16 晴れのち曇りの日曜日
予報はずれの雨も降り
雨宿りする僕と君
すぐそばにある温かみ

ケト
意気揚々と歩き出し
いつかきっと走り出し
疲れたところで折り返し
気が向いた時また開始

ケト
さいこうに
君のこと
好きだって
言える自信

ケト
07/09
外の世界を見に行った
あなたは帰ってこないかも
分かってるけど待ってみる
泣きたくなる程独りぽっちで

ケト
痛みを抱えて
だけど絶対
泣いたりしない
泣いたりしないよ

ケト
開いて閉じて
この小さな手
次は何が
出来るかな

ケト
外は相変わらず
周りも相変わらず
あたしも相変わらず
夏には会えるよね

ケト
痛いことは
避けてきました
だけどこの恋は
少しだけ痛い

ケト
開いてみたら
案外簡単なことに気づく
あたしたちの心のドアに
カギはかかってなかった

ケト
07/02
夜の隙間を
覗いたように
触れた優しさ
温かさ

ケト
神はあたしを
あまりに無力に
創りあげた
苦しまないように

ケト
ひとときを
深く 深く
感じながら
一呼吸

ケト
夜の中
悲しみに
似てるのは
儚げな神 ⇒

ケト
神を信じ
自由を求め
巡り会った
たったひととき ⇒

ケト
ひとときの
のどかな幸せ
責めないでと
戸を閉める夜 ⇒

ケト
06/25 ただみていたい
ただきいていたい
ただかんじたい
この世界というものを

ケト
がまん強く
辛抱強く
そんな君は
少し寂しげ

ケト
大げさだって
笑ってみせて
17歳の
人生観を

ケト
ただみていたい
それだけで
時間が過ぎるのを
忘れるほど幸せなのに

ケト
がまんがまんと
言い聞かせたけど
やっぱりあなたが
好きで好きで

ケト
大きな手に触れたから
大きな心に触れたから
大きな愛に触れたから
泣いてしまったの

ケト
06/18 なまえも知らない
あの人の
笑顔と涙は
知ってしまった

ケト

ないしょの約束
あなたと約束
あの頃子供だったけど
今でもまだ憶えてる

ケト
木の箱にしまった
あの写真を取り出して
別れたあなたを見ても
今なら笑える気がして

ケト
名前を付けてくれたのは
明るくて優しかった母
力強く守ってくれる父
ありがとう 大好きです

ケト
木曜日は
雨だといいな
ねェ二人で
相合い傘しよう

ケト
06/11
その人はきっと
あなたが好きなのよ
だから冷たくしたり
からかってみたり

ケト
大好きな風景
田んぼ夕焼け
飛行機雲が
好きだった君

ケト
さぁてと
そろそろ
許して
あげるかな

ケト
その人の
後ろ姿を見た
少し切なくて
やっぱりカッコイイ

ケト
大好き
それだけ
言いたかった
じゃ、さよなら

ケト
さぁ?知らないよ?
君の心は
君が一番
知ってるはずだろ?

ケト
06/04 今からでも
遅くないから
いつになっても
終わりはないから

ケト
画面いっぱい
広がる景色に
心奪われ
あなたはサバンナ

ケト
カギを忘れてきたけれど
帰りたい場所なんかない
帰れないから進もうか
これもひとつの勇気だろうか

ケト
今から今より
あなたのことを
もう少し多めに
好きになって良い?

ケト
画面の中の
あなたはずっと
笑顔のままね
泣けてくるほど

ケト
カギのかかった
君の心の
涙を見てしまった
罪悪感

ケト
05/28
そこから
ここから
どこから
心から

ケト
いっこずつ
焦らないで
君なりの答えを
出せばいいじゃん

ケト
「力まかせに」
「やぶからぼうに」
隣のあなたの
代名詞

ケト
そこからここまで
たった1メートル
一歩踏み出して
おでこにちゅってして

ケト
いっこずつあげる
嬉しいことと楽しいこと
悲しいことと苦しいことは
僕が持ってくから

ケト
力の限り
出来る限り
笑いましょう
歌いましょう

ケト
05/21 とまらない涙を
無理にとめることもない
止まない雨も
明けない夜もないから

ケト
がんばれがんばれ
そう言ってる声が
聞こえたから
泣けてきたんだ

ケト
元ちとせの歌声に
すっかり惚れて
しまったようです
お父さんたら

ケト
とまらないで
ハイスピードで
走っていけ
全部忘れるくらい

ケト
がんばれがんばれ
無理なんかするなよ
笑ってないでさ
時々は泣きなよ

ケト
元はと言えばあたしが
君を怒らせたから
そんなの分かってるけど
ごめんなんて言えない


ケト
05/14
これっきりだと
分かってるから
つないだ手を
いつまでも離せなくて

ケト
みてるよ
いつも
君のこと
好きだから

ケト
靴音ならして
走って行こう
遠くじゃなくても
行けるとこまで

ケト
これっきり
さよならをして
これからは
一人っきり

ケト
靴に羽根を
生やして飛べたら
行くとこはひとつ
空の上のあなたの元

ケト
05/07 すこしわかった?
わかってくれた?
ホントにわかった?
もう一回言う?

ケト
違うようで
実は同じ
色違いで
揃えた靴

ケト
告げて行くから
連絡くれよ
新しい住所・電話番号
暇な時でいいからさ

ケト
すこしわかった
泣いてた理由
空を見上げて
無力さを悔やむ

ケト
違うものなんか
ひとつもない
二人の間の
この風も音楽も

ケト
告白します
あたしたちはもう
一緒に居すぎて
見えなくなったと

ケト
04/30
贅沢できるなら
あたしのお願いは
ずっとずっと君が
笑っていてくれること

ケト
犬が好き
猫が好き
君が好きな
僕が好き

ケト
土にまみれて
思い切り笑って
泣きたきゃ泣いて
それって素敵だよ

ケト
贅沢でもなく
高価でもない
いつも通りの
いつものあたし

ケト
土に還って
私が私でなくなって
それでもきっと
愛している

ケト
04/23 許してね なんて
言わないから
きっと忘れないで
あたしのこと忘れないで

ケト
こっちおいでよ
そんな風に
落ち込んでるの
見たくないよ

ケト
雨のにおいが
分かるようになった
昔あの人が
教えてくれたんだ

ケト
04/16 伝わったかな
きっともうここには
戻ってこないから
ありったけの愛を

ケト
シャツのすそを
掴んで放さない
あたしの心を
掴んで放さない

ケト
できたての想い
あなたにあげる
壊れやすいから
そっと 包んで

ケト
伝わったかな
心にずっと閉まってた
ほんの小さな気持ち
君の笑顔がすき

ケト
シャツのしわを
見つめていたら
悲しくなった
あたしは独りかと

ケト
できたばかりの
あのお店には
星のかけらや片思い
ステキなものがあるそうです

ケト
04/09 よろこび
かなしみ
生きてる証
また明日がくる

ケト
海へ行こうと言ったのは
いつもは泣かない君だった
あたしは何も聞かないから
じゃあ行こうか

ケト
さわった途端に
消えそうな
彼女の想いは
伝わったかな

ケト
よろこびはいつも
気づかないところに
転がっているのです
あ、百円めっけ

ケト
海へ入って
溶けて溶けて
涙も溶けて
また笑える

ケト
さわってもいい?
あったかい君の手
さわってもいい?
やっぱり・・・だめ?

ケト
03/19
いっぱい幸せ
くれてさんきう
遠くに行っても
笑顔、大事に

ケト
近くて遠くの
君のココロは
不安定に
心地良く揺れる

ケト
ぞくぞくする
わくわくする
君と居れば
いつも楽しい

ケト
いっぱいいっぱい
愛しいトコロ
見つけてしまって
照れるしかなくて

ケト
近くに行っていいですか
隣においてくれますか
いつも見つめてくれますか
夢にまで出てくれますか

ケト
雑巾みたいに
ボロボロになるまで
頑張ったって
胸をはれる今日

ケト
03/12
よくみて よくみて
のぞきこんだ 
あなたの世界は
幸せな色をしている

ケト
失礼なこと
言ったかも知れない
きっと言ったに違いない
そしてごめんねが言えない

ケト
息をしている
見つめている
誰かを想う
あたしは生きてる

ケト
よくみてよ
ちゃんとみてよ
もっとみてよ 
あたしだけをみてよ

ケト
失礼します
そろそろ時間
帰りたくないなんて
幼いセリフ

ケト
息づかいさえ
伝わってくる
2人の距離は
痛い程近く

ケト
03/05 耳をすませば
ますます愛しく
聞こえてくるのは
小さな歌声

ケト
ふざけてばかりの
君の本音を
聞いてはいけない
悲しくなるから

ケト
美しいもの
かけがえのない
君の笑顔
明日も会いたい

ケト
01/08 たぶん あたしはこれからも
すぐに泣いたりするけれど
あなたの心の隅っこに
置いてやってね 忘れないでね

ケト

道からはずれて
知らず知らず
あなたの道に
足跡を残した

ケト
ずっと遠くに逃げて行く
誰も連れずに独りっきりで
淋しくはないし
そのほうが楽

ケト
たぶんこの道の
先は明るいから
うつむいてないで
ほら 前を向いて

ケト
道が見えたらよかったね
迷わず進んでいけたのに
道が見えなくなったから
ここで泣くしか出来ないよ

ケト
ずぶぬれになった
ココロとカラダ
たぶん明日は
晴れるでしょう

ケト
たぶんあたしが欲しいのは
あなたでもなく
宝石でもなく
一杯のココアだったり

ケト
  ずるいなんて
言われたって困る
君の笑顔の方が
100倍ずるいや

ケト




以下 2000〜2001

  12345678910111213141516 12345678910111213141516 12345678910111213141516
味気ない言葉をくれました
さりげない言葉をくれました
意地っ張りで頑固な
あなたの愛の言葉でした

ケト

味なんて忘れちゃった
初めてのキス
ただ手も唇も震えて
2人とも笑ったね

ケト

溢れています カラダ中
今にも洪水しそうなくらい
泣かせたくないなら
「大丈夫?」なんて聞かないで

そのままそっとしておいて
散々笑って怒って愚痴って
酔ったイキオイでごまかしたけど
ホントは涙がこぼれそうなの

蜜の味でもすればいい
塩辛い涙は滲みるだけ
拭った目元はばっちり腫れて
翌朝カガミとにらめっこ

ケト

足下から
そっと目線をはずす
色んな表情が見えた
広い世界があった

ケト

味がしないキャンデー
夢の中の出来事
きっと甘くない恋のオワリも
夢でかたづけてしまえたら

ケト

溢れて いま すこしずつ
この想いたちが
言葉になろうとしている
大切なあなたに伝える為の

ケト

足を伸ばして
拾おうとした
落とした消しゴム
渡されて照れる

ケト

溢れています
溢れています
出逢えた喜び
君への愛情

溢れています
溢れています
別れの悲しみ
君への感謝

ケト

いっしょにいたい
これからずっと
すなおなきもちを
つたえつづけたい

ケト

いっしょにいたいね これからも
冬が来て 春になっても
いっしょにいようね これからも
風が吹いて 雲が流れても

ケト

いらなくなった
居なくなった
気がつけば1人
また独りきり

ケト

痛くないわけない
思い出が傷になる
今さらだけど
伝えたい気持ちが溢れています

ケト

いらなくなったなら
そっと捨てていって
1人きりじゃなきゃ
泣けないんだから

ケト

いらなくなった
ぬいぐるみたち
ダンボールに詰めて
少し大人気分

ケト

いらなくなった
この言葉たちが
居場所を探して
泣き続けている

ケト

いっしょにいたい
いつも2人で
出かける時はお弁当と
トナリに君の笑顔 

おもちゃの宝石
キラキラ反射
写真を燃やした
タバコの火

日々の思い出と
とめどなく流れる涙は
遙か遠くのあの人を
思い出させて眠れない 

ケト

ウソツキでひねくれて
意地っ張りで頑固で
不安定で脆いあたしを
抱きしめてくれてありがとう

ケト

ウソツキ
自分をごまかして
哀しくないふり
強いふり

ケト





追ってくるかな
来るハズがないんだ
気持ちだけここに置いてくよ
後で拾ってやってね

ケト

追ってくるかな
どうしたら会えるかな
どうして待っているのかな
こんなにも傷ついた後に

ケト

追ってくるかな 君は
走って逃げちゃうよ
ほら 見えなくなる
追ってきてよ ねえ 早く

ケト

おもちゃ箱にずっとしまっておいた
君にもらったガラス石の指輪
まだほんの子供だった頃に
君にもらった純粋な恋心

ケト

おもちゃなんて
いらないから
がんばったねって
あたまをなでてよ

ケト

おじさんに道を尋ねてみました
彼の指さす方は
あたしが歩いてきた道
後悔していたことを知っているのね

ケト

おじさんに
声をかけられ立ち止まる
初めての土地だと言う
孫に会いに来たと笑う

ケト

おじさんに
「おはよう」と声をかけた
くしゃっとした笑顔
息の白い朝の風景

ケト

おやすみしたい
暖かいベッド
毛布一枚の
チープな幸せ

ケト

おやすみしたい
このまま永遠に
目覚めた時に
寂しさに襲われるくらいなら

ケト

おやすみしたい
昨日の夜の
夢に君がでてきたから
続きを 是非

ケト

固まってしまうほどの
寒い冬がまた来るね
二人で過ごした聖夜は今年
独りで炎を見つめる日

ケト



切符を買って飛び乗って
やっと見つけたなぞなぞの
「その気持ち」のコタエを
伝える為に 逢いに行くよ

ケト

切符を買って
改札くぐって
ここまで来たのに
もう帰りたい

ケト

切符を握って
背中に大きな荷物
旅立つ君の背中は
もうこんなに大きくなって

ケト

決めたからっ
もう知らないんだ
好きなトコロへ行っちゃえば?
あたしが何度泣いたか知ってる?

ケト

決めたからには
後悔しないと
言い続けて
泣き続けて

ケト

決めたから
あたしの心は決まったから
父さんだって兄さんだって
口出しなんてさせないよ

ケト











寒いからってあなたの手を
独り占めしていたあたしは
もうこんなに大きくなったのに
やっぱりあなたの温もりが
欲しいです・・

ケト

寒いから仕方ないよ
猫背になっちゃう
この身長がもったいないけど
北風には勝てないの

ケト

寒いから
息を切らして走る
なんだか全部
忘れられそうな気がしてた

ケト

質感のまったく違う
あなたの肌は陶器のよう
それはまるで
生きていた事実を否定するような

ケト

質問をしていいですか?
あなたがもう居ないってホント?
・・・安らかな眠りを
          そして愛を

ケト


すきまをのぞけば
去年のあたし
髪もあんなに短かったっけ
変わっちゃったなあ

ケト

すきまが開いた
今の「あたし」に
あなたが足りない
埋まらない

ケト

すきまを隠して
誰にも見つからないように
好きなトコロへ行っちゃおう
独りぽっちも楽しいもんよ

ケト

すきまが開いたみたいに
ちょっぴり切ないのです
「つぶやきぼーど」
お休み中なのね・・・

ケト




そのままで愛されたいと
ワガママなあたしは言っていた
なのにあなたに逢ってから
あたしは変わりたいと思ったの

ケト

そのままゆっくり湖の底
沈んでいけたら悲しみも
心の傷もそのうちに
忘れることが出来ただろうに

ケト


足りない足りない
どこかで落とした
ハートのかけら
優しい気持ち

ケト






強くなりたいと
変わりたいと
願った時期もあった
君の為にだよ

ケト

強くなりたいとあなたに
話したことがあったっけ
優しく頭をなでてくれた
思い出になってしまったね

ケト








「泣いちゃうよ」って言ったら
「ごめんね」のキス
ごまかしてるの?
愛してるの?

固まってしまった君に
魔法をとくおまじないのキス
目が覚めても
「どうやったの?」って聞かないで

ひとときの愛に
「愛した証」 キスをひとつ
いつか離れてしまうけど
それはまだ 先の話だよね・・・

ケト

泣いちゃうよりも
もっと笑っていたい
今までより優しくなりたい
いつの日にか ⇒

固まってしまいそうだけど
ドキドキだけ止まらない
「一緒に居たい」って
照れながら言った あの日⇒

ひとときの夢
巡り会う運命なんてさ
最初からなかったんだ
だけど 信じたかったな ⇒

ケト

泣いちゃうよ
忘れたつもりでいたのに
すれ違った他人からは
懐かしいあの人の香

ケト

泣いちゃうよ
泣いちゃうよ?
泣いちゃうよって言ってるじゃん!
慰めて欲しいのっ

ケト

似た者同士が良かったなって
思うのは出かけた時
趣味が全然違うでしょう?
でも そんな2人だからいいんだね

ケト

虹色の君の夢は
夢のままでいてほしかった
離れて欲しくなかったから
なんてエゴイスト

ケト

似た者同士になりたくて
君の趣味に似せてみた
けどね
あたしの中の「あたし」は消せなくて

ケト

似た者同士は続かないって?
誰に言われた?そんなこと
気にするなんてらしくないよ
ほら、こっちおいで

ケト

虹を渡って
あなたの元へ行けたなら
寂しくはないのに
もう泣かないのに

虹を渡って
君の元へ行けたなら
独りにはしないのに
幸せに出来るのに

ケト

虹のふもとで
虹を束ねて
あなたへプレゼント
え?あたしにも?

ケト




ねえ 早くなくていいから
ねえ ゆっくりでいいから
あたしたち これからも
一緒に歩いて行こうよね

ケト

ねえ 早く ここまで来て
ねえ 早く この手をとって
あたしのトナリはずっと
君の為にあけてあるのよ

ケト








秘密だよ
だから君にも言えないの
ううん君には言えないの
君に恋しちゃったなんて

ケト

秘密だよ
あんなに泣いた夜のことは
誰にも言わなかったもの
あなたが居なくて怖いなんて

ケト

ひとときを とても長く
感じていた あの時は
いつの間にか過ぎていたね
もう呼べない 君の名

ケト

日々に疑問を抱いた
君の質問に答えられない
「生きている意味は」なんて
あの頃のあたしと同じことを考えてる

ケト

日々 精進・鍛錬
なんてネ
あたしにはイチバン
縁のナイ言葉かも

ケト

日々の暮らしで満たされて
いつからか進化をやめたあたし
日々の暮らしを諦めて
今日も進化を続けるあなた

ケト

冬が来たのは
昨日あたり
「おはよう」の次の言葉が
「寒いね」になった

ケト

プラン変更
今年の正月は
おいしいもの食べて
お家でまったり

ケト

冬の始まり それは
ひとつの恋の終わり
哀しいかな 季節は巡り
あの子もまた 恋をする

ケト

プラグを挿して
ライトをつけて
おいしいケーキも揃えて
あとは 君の帰りを待つだけ

ケト


平気でいられるわけがない
あんなに哀しいさようなら
いつでも顔は見れるけど
そっけない2人になってしまう

ケト

平気で笑っていれるのは
哀しいことがあったから
いつも寂しさ抱えてる
そんなトコロを見せたくなくて

ケト

ベランダで見上げた
空と雲と太陽は
やっぱり遠いわ
あたしはあたしでいよう

ケト

ベランダで 洗濯物が
乾いていくのを見ていました
干している母の背中を
ふと 思い出したのです

ケト

ベランダで見上げる空は
いつもより近い 君の笑う場所
でも
あたしの言葉は 届かない場所

ケト

ベランダで育ったひまわりは
庭の仲間たちより
うんと太陽に近かったけど
ついに1人ぽっちでした

ケト




街にひとつの花屋があって
そこの通りはいつも春
冬が苦手なあたしの心は
蝶のように誘われる

ケト

街の夕暮れが
イチバン好き
あれほど寂しく
暖かいものはない

ケト

まばたきの早さで
時間が流れていった
過去というものは
全てがまばたきの速度

ケト

まばたきするみたく
息をするみたく
当たり前のことって
けっこう大事なことだね

ケト

まばたきするたび
変わる世界と
君の表情に
惑わされっぱなし

ケト

まばたきする間に
「その気持ち」を考えた
君の言葉はいつも
なぞなぞのようで分からない

ケト

まばたきした時
一瞬 あの人が
見えた気がして
走り出した

ケト

蜜蜂小さな身体を震わせ
隠した武器で強がって
ここまでおいでよ 君のこと
両手でそっと包むから

ケト



胸に秘め事ひとつ
難しい恋の選択肢はふたつ
忘れたい過去はみっつ
傷つかない為の言い訳は増えて

ケト

胸に十字架を描いて
両手をぎゅっと握る
あの人の無事を祈る
会えなくていい どこかで生きていて

ケト

胸にはいくつもの傷跡と
忘れられない恋心
また傷つくと知ってても
忘れたくない恋心

ケト

胸に飛び込んで
泣いた君を初めて見た
立場逆転 しょうがないなあ
よしよしってしてあげるから

ケト

胸にしまった言葉はついに
最後まで出てこなかった
あなたにイチバン伝えたかった
「愛」という名前の本音

ケト




もっと好きになって
ずっと好きなままで
きっとそばで笑って
そっとキスをして

ケト

森に埋めてきた
あの日のあたしを
あの日の心を
今なら迎えに行ける

ケト

もっと好き
昨日より今日より
明日はもっと
もっと愛してる

ケト

森の深くまで歩いて行けば
もしかしたらあなたに逢えそうで
子供じみた期待が
まだこの胸から離れない

ケト

もっと好きになりそう
苦し紛れのイイワケも
照れた笑顔も
君の全部を好き

ケト

森で生まれた妖精は
あたしには見えないの
穢れたわけじゃない
素直な気持ちを失くしただけ

ケト




愉快に笑っていたけれど
あなたは あたしを置いて
好きなトコロへ行っちゃった
夢だもんねぇ 叶えなさいよ

ケト

愉快なお話を
どうか聞かせて
思わず泣きそうになるから
早く電話をちょうだい

ケト








理由はふたつとなく
実はひとつもなく
君が納得するような
出任せの言い訳もなく

ケト

理由はふたつ
ひとつはなんとなく
ふたつめもやっぱりなんとなく
なんとなく2人がいいなって

ケト

理由はふたつしか
思い浮かばない
だけど必要なのは
理由より「その気持ち」

ケト










わかる気がする
わかってる
泣きたい気持ちも
愛しい気持ちも

ケト

わかる気がする
そんな気持ち
理由はないけど
悲しいんだね

ケト

わかる気がする
うなずいてみる
こぼれた涙も
拭ってあげる

ケト