cap verses 　/ 　そよ日暮らし
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NO.486　2021/08/01　(9組30作）
部屋	線香花火	なか

部屋の隅ホコリまとったくるみボタンごめんね長いかくれんぼふみちゃん　　…　「かくれんぼ」	線香花火の赤い玉月のバケツの水の上ぽとりと落ちて夏が過ぎゆくふみちゃん	「なかよし」の８月号の読みきりを繰り返し読んだなつやすみふみちゃん
部屋の中狭くてゴチャゴチャせわしなく窓の外　あんなに優雅に雲が流れるスー・	線香花火を見ていると儚い火花に吸い込まれ小さなマグマが集まってそこに感じる大きな宇宙スー・	なかよしはいつの間にやら居なくなりひとりぼっちが楽になり実る大きな夏の向日葵スー・　…　「向日葵」　だよ　「ひまわり」
部屋は私鉄のアパートでカンカン階段鳴りました一人の部屋の青い春つばさを休めてみたかったナツ	線香花火見つめてる小さな瞳の小さな宇宙遠い夏のかすかな記憶になりますようにナツ	なかよしで好きな人一緒にいると頼もしい人でも寄りかかりすぎたらダメネこころのディスタンス保とうナツ
こんにちは。なんかなんか、やさしくて、ぜんぶよかった。だいすきでした。「なかよし」3作、共感尽くし。シンと読んだり。スンとなったり。　「線香花火」は、(月のバケツ)　と　(小さなマグマ)　と、　　そして　(大きな小さな宇宙)。　たのしいなぁ。「部屋」はもう、映画みたいに、情景が浮かぶ流れることでした。夏だなぁって、しみじみ思う9作でした。感謝です。
部屋中に満ちるしあわせ追熟中の梅の香を思い出してるまなつのまひるふらっと	線香花火にいざなわれ遠く果てない夜空に浮かぶこころはかるくどこまでもゆくふらっと	なかみはなんだろあまいかなしょっぱいのかなかなしくなるかなふらっと
部屋に射す西日巡りて闇の中熱気帯びたる八月の宵肉野菜	線香花火ぱちぱちとその瞬間を区切ってる構わず空はゆっくりと月が西へと動いてる肉野菜　…　「動いてる」	なかなかの謎だらけですこの世界深く大きく小さく熱く肉野菜
ん～。「なか」の展開が、すばらしかった。「あまいかな　しょっぱいのかな　かなしくなるかな」　うん。これは。すごい。です。そして。すてきな詩的表現がちりばめられている肉野菜さんのシリトリ群ですが、今回は、「なかなかの謎だらけですこの世界」　ここに、ほんとにほんとにー！　って釘付けになりました。かっこいいー。

部屋のすみっコが落ち着く個性的なキャラのスタンプ LINEで孫と送りあうほっこり感は二乗倍こまはは	線香花火橙色の火玉ぽとん。と落ちて切なさしばし後を引くこまはは	なか七十七文字俳句のいろはプレバトで学びてにわか評論家こまはは
部屋の柱につけた背丈のしるし測るたび　おもしろいほど　上に　増えていく家族の歩み alice	線香花火　落ちないようにとそーっとそーっと　優しい音と光と香り遠慮がちで　ちょっと切なくて alice	中に　何を巻こうかな透き通るから　美しい彩り楽しんで　生春巻き alice
お二人の暮らしぶりや横顔が、ふわーっとみえてくるような、具体的なアイテムが登場していて楽しいですね。いいですねー。 LINEのスタンプは、わたしもだいすきー。そして、もう、今すぐに、生春巻きを楽しみたいです。冷たいものを巻き巻きしたい(^-^) 暑いなか、たのしいシリトリ、ありがとうです。
部屋でコーヒーを飲みながら読書して楽しく過ごす２４の瞳（Y・K）	線香花火を見る時夏を感じる２４の瞳（A）	なかの良い人とすごすとなんだかいつも気分が落ち着く２４の瞳（Y・K）
うん。理想的な過ごし方。わたしもとにかく珈琲がすき。	良い夏になりますように。また待ってます。	うん。それがなによりですね。気分が落ち着くって、すごいことです。
部屋に帰るとヒンヤリ涼しくて身体が休まり細やかではあるがホッとして良き２４の瞳（T・T）		なかなか思うようにいかない日々今日もまた感染者いい加減コロナ消えて日常を返して２４の瞳（T・T）
「ホッとして良き」すてきです。帰るのが楽しみなお部屋があるのは最強です。ね。	うん。ほんとうに。ほんとにほんとに。日常がかえってきたら、いろいろうまく行くと良いです。行きますように。(祈)
		なかなか出来る事ではない海を渡って大リーグで活躍する野茂選手が切り開いた道大谷選手の活躍から目が離せない２４の瞳（M・S）
	うん。ほんとうに。なかなかできることではない。ですね。「目が離せない」ことがある　ということだけでこちらもいきいき楽しくなるし。すごいことです。
部屋着であるく　ご近所散歩せかいはまるく　ルールはゆるく　からだはかるく　すずし風吹く soyo	線香花火永遠に　ぱちぱちしてるだれだれのだれのなかにもある夏の夜 soyo	なかのひとどうしで少し恋をしてそこがすべてでありたいというとうといとうといなかのまんなか soyo

NO.486　2021/08/01　(9組30作）
部屋	線香花火	なか

部屋の隅ホコリまとったくるみボタンごめんね長いかくれんぼふみちゃん　　…　「かくれんぼ」	線香花火の赤い玉月のバケツの水の上ぽとりと落ちて夏が過ぎゆくふみちゃん	「なかよし」の８月号の読みきりを繰り返し読んだなつやすみふみちゃん
部屋の中狭くてゴチャゴチャせわしなく窓の外　あんなに優雅に雲が流れるスー・	線香花火を見ていると儚い火花に吸い込まれ小さなマグマが集まってそこに感じる大きな宇宙スー・	なかよしはいつの間にやら居なくなりひとりぼっちが楽になり実る大きな夏の向日葵スー・　…　「向日葵」　だよ　「ひまわり」
部屋は私鉄のアパートでカンカン階段鳴りました一人の部屋の青い春つばさを休めてみたかったナツ	線香花火見つめてる小さな瞳の小さな宇宙遠い夏のかすかな記憶になりますようにナツ	なかよしで好きな人一緒にいると頼もしい人でも寄りかかりすぎたらダメネこころのディスタンス保とうナツ
こんにちは。なんかなんか、やさしくて、ぜんぶよかった。だいすきでした。「なかよし」3作、共感尽くし。シンと読んだり。スンとなったり。　「線香花火」は、(月のバケツ)　と　(小さなマグマ)　と、　　そして　(大きな小さな宇宙)。　たのしいなぁ。「部屋」はもう、映画みたいに、情景が浮かぶ流れることでした。夏だなぁって、しみじみ思う9作でした。感謝です。
部屋中に満ちるしあわせ追熟中の梅の香を思い出してるまなつのまひるふらっと	線香花火にいざなわれ遠く果てない夜空に浮かぶこころはかるくどこまでもゆくふらっと	なかみはなんだろあまいかなしょっぱいのかなかなしくなるかなふらっと
部屋に射す西日巡りて闇の中熱気帯びたる八月の宵肉野菜	線香花火ぱちぱちとその瞬間を区切ってる構わず空はゆっくりと月が西へと動いてる肉野菜　…　「動いてる」	なかなかの謎だらけですこの世界深く大きく小さく熱く肉野菜
ん～。「なか」の展開が、すばらしかった。「あまいかな　しょっぱいのかな　かなしくなるかな」　うん。これは。すごい。です。そして。すてきな詩的表現がちりばめられている肉野菜さんのシリトリ群ですが、今回は、「なかなかの謎だらけですこの世界」　ここに、ほんとにほんとにー！　って釘付けになりました。かっこいいー。

部屋のすみっコが落ち着く個性的なキャラのスタンプ LINEで孫と送りあうほっこり感は二乗倍こまはは	線香花火橙色の火玉ぽとん。と落ちて切なさしばし後を引くこまはは	なか七十七文字俳句のいろはプレバトで学びてにわか評論家こまはは
部屋の柱につけた背丈のしるし測るたび　おもしろいほど　上に　増えていく家族の歩み alice	線香花火　落ちないようにとそーっとそーっと　優しい音と光と香り遠慮がちで　ちょっと切なくて alice	中に　何を巻こうかな透き通るから　美しい彩り楽しんで　生春巻き alice
お二人の暮らしぶりや横顔が、ふわーっとみえてくるような、具体的なアイテムが登場していて楽しいですね。いいですねー。 LINEのスタンプは、わたしもだいすきー。そして、もう、今すぐに、生春巻きを楽しみたいです。冷たいものを巻き巻きしたい(^-^) 暑いなか、たのしいシリトリ、ありがとうです。
部屋でコーヒーを飲みながら読書して楽しく過ごす２４の瞳（Y・K）	線香花火を見る時夏を感じる２４の瞳（A）	なかの良い人とすごすとなんだかいつも気分が落ち着く２４の瞳（Y・K）
うん。理想的な過ごし方。わたしもとにかく珈琲がすき。	良い夏になりますように。また待ってます。	うん。それがなによりですね。気分が落ち着くって、すごいことです。
部屋に帰るとヒンヤリ涼しくて身体が休まり細やかではあるがホッとして良き２４の瞳（T・T）		なかなか思うようにいかない日々今日もまた感染者いい加減コロナ消えて日常を返して２４の瞳（T・T）
「ホッとして良き」すてきです。帰るのが楽しみなお部屋があるのは最強です。ね。	うん。ほんとうに。ほんとにほんとに。日常がかえってきたら、いろいろうまく行くと良いです。行きますように。(祈)
		なかなか出来る事ではない海を渡って大リーグで活躍する野茂選手が切り開いた道大谷選手の活躍から目が離せない２４の瞳（M・S）
	うん。ほんとうに。なかなかできることではない。ですね。「目が離せない」ことがある　ということだけでこちらもいきいき楽しくなるし。すごいことです。
部屋着であるく　ご近所散歩せかいはまるく　ルールはゆるく　からだはかるく　すずし風吹く soyo	線香花火永遠に　ぱちぱちしてるだれだれのだれのなかにもある夏の夜 soyo	なかのひとどうしで少し恋をしてそこがすべてでありたいというとうといとうといなかのまんなか soyo