cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.482 2021/04/01 (10組 33作)
似てきたね 誕生日 うごきだしてる
似てきたね
口癖だとか
仕草とか
私の中で生きている母

ふみちゃん
誕生日の虹
FMからは好きな歌
偶然という名の
プレゼント

ふみちゃん
うごきだしてる
土の下でモゾモゾと
可愛いふた葉
きっともうすぐ

ふみちゃん

似てきたね
日暮れと夜明け
いつか通った暗い道だね
手探りのなか続く夢だね

肉野菜
誕生日
生まれて生きてここまで来たね
心配したけど
平気だったね

肉野菜
うごきだしてるもろもろが
芽吹いてきてるありのまま
あかしろむらさきあおぴんく
春の世界が広がってゆく

肉野菜


似てきたね
日々の生活ルーティン
互いの調子が
手に取るように

スー・
誕生日おめでとうって
集まって普通に飲めた
あの日々が懐かしいよね
もどかしいよね

スー・
 … 「もどかしいよね」
うごきだしてる生命を
よーく観察してみよう
春の息吹があちこちに
眩しいほどに溢れ出してる

スー・


うーん。「うごきだしてる」 縦読みすると、なにかものすごく つよい春の意思? 生命力? そうゆうものに包まれますね。
ひとつひとつのシリトリが持っている力が、何十倍にもなるような。春の歓喜というような。(すごい。)
旬なシリトリをありがとうです。感謝です。
スーちゃんの「誕生日」、「もどかしい」 って、今の時代をあらわすのに、ぴったりなワードですね。うん。もどかしい。 
似てきたね
背中越しに
聞こえてきた
懐かしき声ふたつ

ぬちうむい
誕生日が同じなだけで
勝手に抱く親近感
手の届かない雲の上の存在の
憧れのスターが二人いる

ぬちうむい
うごきだしてる
ふうせんみたいなおなかに
てのひらそえて
たしかめあったねふたりして

ぬちうむい
「誕生日が同じなだけで〜」 ・・・ これを読んで、いま、自分の誕生日と同じな人を検索しに行ってきました(*^-^*)
子どもの頃から大好きだった絵本作家さんが、同じ日生まれでした。うれしくて、たのしいものですねー。感謝です。





似てきたね
自分の料理
親の後受け継いで
味付けまで

24の瞳(K・I)
誕生日が近づいて
祝ってもらうのと逆に
1つ年をとるにつれて
体がおとろえる

24の瞳(K・I)
「体がおとろえる」 のは、いやですねー。わたしは最近、内臓脂肪や筋肉量も計れる体重計を買いまして、
毎朝表示される「体内年齢」に一喜一憂しています(*^-^*)    お互いにがんばりましょうねー。






似てきたね
飼い主に
我が家のワンコも
そのようです

24の瞳(ナベ)
誕生日
歳をとるのは嫌だけど
なんとなく気になる
日でもあり

24の瞳(ナベ)
うごきだしてる
人の流れ
お花見宴会したいけど
今年もガマンガマン

24の瞳(ナベ)
うん。「なんとなく気になる」 ですね、誕生日。 「我が家のワンコも そのようです」 の 「そのようです」 とも あわせまして、
ゆるい感じの ちから加減がいいですねー。また楽しみにおまちしていますねー。 (お花見宴会、ざんねんですね。来年はできますように☆)





誕生日の日
「オメデトウ」の一言で
周りが笑顔になれる
特別な日

24の瞳(ナシ)

似てきたね
泣き笑いのツボとか
意地の張り加減とか
たぶんきっと ふくれっ面も

こまはは
誕生日は「ありがとうの日」
産んでくれて育ててくれて
祝ってくれてありがとう
いつも傍にいてくれてありがとう

こまはは
うごきだしてる
もごもごむくむくわくわく
みえないとこで
はや夏じたく始めてる

こまはは
ふたつの 「誕生日」。うん。ほんとうに。そうですね。
「周り」って、家族や仲間だけではなくて、たとえばお店の隣の席の、知らない人たちであったとしても、
ハッピーバースディな空気の中では、こちらもまわりもみんなうれしいものですもんねー。ほかにはなかなかないことですね。うん。すごいこと。
「産んでくれて 育ててくれて 祝ってくれて いつも傍にいてくれて」 うん。これも。愛があふれてる。感謝です






似てきたね
祖母と同じことしてた母
ふと思いだしてた
今私が母と同じことをしてる

alice
誕生日までの日々
それは想い出の階段
へこんでも ころんでも
いつか笑って語れたり

alice
うごきだしてる
桜色の風が舞う
こころに
春が降るように

alice

似てきたね
うしろ姿は瓜二つ
あしたの自分に
思いを馳せる

ふらっと
誕生日
手放しで喜ぼう
何度でも
お祝いしよう

ふらっと
うごきだしてる
季節のなかで
たちつくしてる
見届けようと

ふらっと
 … 「見届けようと」 

似てきたね
そこが似たかとため息ひとつ
まあ仕方ない顔見合わせて
笑ってしまおう

ナツ
誕生日だね今日は貴方の新しい
一歩踏み出す別れの日
背中はもう振り向かない
楽しくね慎重にね

ナツ
うごきだしてる分かってはいた
止める術など無くてもがいた
あたまのどこかであきらめている
お腹のどこかでおうえんしている

ナツ
 
「うごきだしてる」 それぞれに、しっかりとした背景があり、みんな何かを見守っている。そんな春です。
遠いけど、みんな近いね。 あたたかくって、とてもよかった。




なんどもなんども一緒に春を迎えて下さり、ありがとうです。みなさまへ。
( と、あらたまって、春の朝礼をしたくなるような空気感なの。いま、ここが。(*^-^*))












似てきたね 
しかたがないね  わたしたち
じぶんのなかの草原を守るためなら
なんだってする

soyo
   … 「する」 だよ 「する」
誕生日 とくべつとくべつ。
トリガーなのかな。 その日から 
よりあたらしく あたらしく
みたこともない風がふくよね。

soyo
うごきだしてる 乗りものみたいに
ほんにんは座ったままで春うらら
走る景色をながめたりして
おどる心をあたためている

soyo