| NO.439 2017/09/01 (09組27作） | ||
| 声 | ここからだから | 満 |
| 声が聞こえる 今も心に あなたの言葉が 道しるべ ふみちゃん |
ここからだから 振り返らずに 朝日の道を 前に進もう ふみちゃん |
満月の 黄色とろりと 濃い 今宵 ふみちゃん |
| 声を出そう！ 互いに耳をかたむけて こころ込めれば きっとすてきに響きだす ナツ … 「響きだす」 だよ 「響きだす」 |
ここからだから 君は笑顔で言うんだよ じわりじわりと涙があふれ うんうんうんとうなづくだけ ナツ |
満ちてゆく夜 眠りの粉は降り積もり 舟はようやく 夢へと漕ぎだす ナツ |
| こんにちは。今月もありがとうです。 一読したときには、「満月の黄色とろりと濃い今宵」 「満ちてゆく夜 眠りの粉は降り積もり……」 という 素敵な詩的な表現に、ひとめぼれして、うっとりと魅せられたのですが、何度も読み返しているうちに、 お二人共の「声」に込められた想いの重さも沁みてきて。 「あなたの言葉が道しるべ」 「互いに耳をかたむけて こころ込めれば きっとすてきに響きだす」 うん。だいじ。 ありがとうです。 すてきな秋になりますように。  |
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| 声という 有音無音の響きから 思いつながり 人はできてる 肉野菜 |
ここからだから いまからだから その姿勢その強さ 極めて正しい教訓として 肉野菜 |
満ち欠けの 秋の気分は物思い キンモクセイが 街にただよう 肉野菜 |
| 声という 重さも色もないものに なにより形を 呼びさまされる ふらっと |
ここからだから からだから 発せられてる 声をまず聴く ふらっと |
満月を 過ぎて濃くなる あの秋の空の下の 思いを想って ふらっと |
| 声という 有音無音の響きから 思いつながり 人はできてる 声という 重さも色もないものに なにより形を 呼びさまされる んー。すてきでした。無音の響き がとくべつにすき。そして、「なにより形を 呼びさまされる」 ここ、わかりますねぇ。 読む人が、読んだらすぐに 自分の記憶のなかにある「あの声」と、その先にあるなにかに思いを馳せそうな。 そうゆう力を持っている二つの「声」でありました。大拍手。 |
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| 声を聞くと 会いたくなって 会いに行くと 帰れなくなる 繋ぐ孫の手の ぬくもりが もっともっと 帰れなくする alice |
ここからだから これからだから ほんとの大人になるのは きっと ここからだから alice |
満月の夜は月光浴 明日はきっと元気になれる 月のない夜は たくさんの星の光あびて。 alice |
| 声が好きです 私に与えられた カードの中では きっと高得点 こまはは |
ここからだから めげずに立ち上がれ 遠くから聞こえる応援歌 今しばらくお待ちください こまはは … 「お待ちください」 だよ |
満ちて 溢れた涙 人知れず拭う 詰まらない生きざま こまはは |
| そして。こちらも、心の中の奥深くから、しぼりだされたものかもしれず。 「ほんとの大人になるのは きっと ここからだから」 「遠くから聞こえる応援歌 今しばらくお待ちください」 気持ちをこめて読むほどに、せつじつな想いや背景が、浮かんでみえてくるような。だいじなのです。ありがとうです。 |
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| 声高らかに ステージに立ち 今日も楽しく歌います 大きな舞台の練習の為に みらい |
ここからだからと説明しても こっそりズルする利用者さん スタート前ににっこり笑い 今日もレクを楽しむ日々 みらい |
満員電車に揺られてひと駅 普通電車はラクチンコース 降りて歩くと汗が流れ こんなに日々を過ごす私 みらい |
| 「声高らかにステージに立ち ……」 いいですね。「声高らか」って、ほんとにほんとに良いですね。言葉としての音もすきです。 みらいさんの描く歌のこと、ずーっとずーっと、だいじにされていて、すてきだなぁと思っています。 大好きな、楽しいことが、ひとつあれば、日々はたちまち華やいで、立体的になりますもんね。 またのシリトリ、お待ちしていますね。 |
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| 声とぎれ 息おもし 肌ほてり 我ひとり 湘南坊主 |
ここからだから ここかもだから そこかもだから どこでもいいから 湘南坊主 |
満島ひかり 小泉今日子 宮藤官九郎 監獄のお姫さま 湘南坊主 … 「お姫さま」 だよ |
| そしてそして坊主さん。「満」のシリトリの、この、そうそうたる漢字たち ☆ 秋から始まるドラマの番宣と思われますが、もうね、なんか行間から、愛があふれてこぼれています(*^-^*) ここのシリトリが始まって、坊主さんが来てくれて、そこからの17年間、ブレることなく、ずーっとずーっとずーっと、 坊主さんが、だいじにされてきた世界。 や。なんか、感慨無量。 そして、なんかね、漢字の字面ぜんぶが素敵。(監獄さえも、そんな気がする……) |
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声だけをたよりに向かう
さきざきの居場所 じぶんの むかうべき場所 soyo |
ここからだから。 いつだって いまいる場所が 「ここから」の「ここ」 soyo |
満ちたりた気分でみてる かぶそくも やましさもなく たのしみなことが遠くにみえる 夕景 soyo |