cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.373 2012/03/01 (12人34作) 
世間 食べるとき 僕だ



世間知らずの
子供のように
無邪気に自由に
飛ぶすずめ

ふみちゃん

食べるとき
緊張
しすぎた
ファーストデイト

ふみちゃん
僕だけが
宇宙に浮かんでいるような
孤独な夜にも
星は輝く

ふみちゃん
世間に、ありがとよと
横目流してだんまり一杯
ああふいに
想い出してるそれをみている

すみれのしずく

食べるとき
約束みっつ
たいせつな
時間をありがとう

すみれのしずく
僕だけなんだか
やさしくないね
ありがとうさえ
雨に流れる

すみれのしずく

「流れる」 だよ 「流れる」
こんにちは。ひにひにきゅうに日が長くなり三月ですね。

−−−−− 僕だけが 宇宙に浮かんでいるような 孤独な夜にも 星は輝く −−−−− 
−−−−−  僕だけなんだか やさしくないね ありがとうさえ 雨に流れる −−−−− 

ふたりともほんとにすてき。だいすきでした。ありがとうです。(はぁと)                          
世間から
離れて山のみどり萌え
なおゆっくりと
梅の花咲く

肉野菜
食べるとき
確かにそれは幸せの
根っこかもねと
声にも出そう

肉野菜
僕だけの
夕焼け区切る電線の
風を切る音
なぜか懐かし

肉野菜
世間とわたしの
距離はどれだけ?
世間のなかにいるの?
わたしも

ふらっと
食べるときっと
金色の笑み
おひさまみたいな
蜜柑 しあわせ

ふらっと
僕だ
それは僕だ
そう言われたら
なすすべもない

ふらっと


食べるときづく
味覚の世界
目を閉じもっと
かけまわれ

tan

食べべるとき / 食べるときっと / 食べるときづく  
それぞれの、それぞれらしさの在り方の、だいじだいじなシリトリでした。
なんどでも読み返したいことであります。それは幸せ。ありがどうです。どれもほんとにすてきだなん


世間は狭い
ネットにメール
覚えてますかと
嬉れしい言葉

みらい
食べるとき
そっと隣でささやく言葉
それは魚だよと
肉を見ながら

みらい
僕だけが悔しい思い
胸一杯に
告白したけど
振られちゃった

みらい
いつも身近なテーマで書いてくださるみらいさん。
ネット上で知り合いに見つかっちゃうと あたたたっ…って思うことも多いものですが、みらいさんには、
うれしい再会があったのですね。そうゆうお話し、聞いてる側もうれしいものです。ありがとうです。こうゆうの、いいなぁー。

「それは魚だよ……」 読んだときには ???って思ったけれど、添え書きを読んでなるほどぉと納得しました。
お肉を クワズギライする人に、ひとまずひとくち食べてもらうための方便だったのですねー。
お仕事するみらいさんの姿を思い描けて幸せでした。いつもありがとうです。またお待ちしていますねー。




世間なみなら
体裁がいいの?
個性が光ってこそ
楽しいよね

そばかす
食べるときに
急がないのよ
いつも言ってるのに
ぱくっとくるね

そばかす
僕だけが
君をみてる
そんな気分の
春あさき朝

そばかす
世間体
気にする
ほどの
タマじゃなし

湘南坊主
食べるとき
ガツガツ
すると
はしたなし

湘南坊主
僕だって
選ぶ
権利は
あるじゃなし

湘南坊主
ふふ……っとひとり にこにこしました。まるで おふたりがすぐちかくで軽いおしゃぺりしているみたい(^^)v
「食べるとき」もね すぐそこでガツガツ食べる同じわんこを見ているみたい。
こうゆう 偶然の 視点の一致なんかが、シリトリの管理人的醍醐味なのです。たのしぃなぁ。
いつもいつでもありがとうです。
にこ。




世間なんて と思っていたが
いつの間にやら 仲間入り
窮屈だったり 隙間風ふいたり
流れてみるのもまた一興

ひだま・りー
食べる時 挑みかかる
食べる時 知らん顔する
食べる時 楽しい笑顔
食べる時 命をいただく

ひだま・りー
僕だけじゃない
私だけじゃない
みんなちがって
みんないい

ぱく・りー(ひだま・りー)
「興」 だよ 「興」
世間の風に吹かれ
ふきだまる
世間には惑わされたり
背中を押されたり

ナツ

食べる 時には
涙味 美味 無味
わしわし流し込もう
生きるんだよ

ナツ
僕だまぶしい空に
放つホームラン
見上げた瞬間
君はきっとそう思う

ナツ

世間が僕を見ている 
 世間がそう言っている
  世間に映る僕の影が 
   世間はそうだと囁く
人と触れ合う外界の 
        外にしかない世間
窓を開けた僕の後ろにつながって 
          世間がまだ笑ってる

さめ

食べるときの涙を 誰も笑いはすまい
悔しくて 悲しくて
何ものどを通らないのだ
つらい、ちくしょう、本当に

さめ
僕だけの君の横顔 僕だけの君の後姿
振り向いた君のまなざしが 粉々にしてしまった
甘い夢の此岸 暗い谷の向こう
現実の土地の上で 君が待つのを知った

さめ
「知った」 だよ 「知った」
さてさてそして 「世間について」。この三作はちょっとすごいね。こじんてきに はなはだ感じ入りました。
どれにもふかく共感しました。ありがとうです。ぱちぱちぱちち…大拍手。

「食べるとき」も重厚なのです。 (挑む / わしわし / ちくしょう、本当に) ね。うんうん。

さめさん。二度目のご投稿、ひきつづき届けて下さりありがとうです。とてもうれしいのです。
よかったらまたくださいねー。
(一行の文字数がやや多く、ずれ込むため、勝手に改行を加え8行シリトリにしてしまいました。事後報告ですみません。)





世間には
いちもくおいていきること
*
それをかくんにきめて春です

soyo
食べるときっと
あたたかくなる
湯豆腐があればいよいよ
つよくなるよね

soyo
僕だけは
ぜんぶしってる
そういってはばからないのは
真夜中のくま (はんどぱぺっと)

soyo