cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.365 2011/07/01 (16人48作) 
ひとりでいるよ この時が
ドン



ひとりでいるよ
孤独の海に
ぽかり浮かんだ
月がささやく

ふみちゃん
この時が
さらさら
消えて
なくなる前に・・・

ふみちゃん

ドンマイと
緑が揺れる 陽射しが笑う
上を向き歩く
木漏れ日の道

ふみちゃん
ひとりでいるよと
背中にかいて
ひとりでいるの
さわがずじっと

すみれのしずく
この時が
いちばん自慢
ほんとは知ってる
雨もあがった

すみれのしずく

ドンキーホーテも
はじめてだった
たのしいわたしと
たのいしいきみと

すみれのしずく
「じっと」 だよ 「じっと」
ひとりでいるより
だれかといたい
そんな気持ちも
わかるんだけどね

スー・
この時が
またくるなんて思えずに
とぼとぼ歩く
ああ帰り道

スー・

ドンドコと
あちらこちらに咲き始め
梅雨でも元気な
カラフル紫陽花

スー・
こんにちは。七月なので、カンバンムスメの三人さんから始めてみました。みんな揃っていてくれて、うれしいのです。(わぁぃ。)
縦に読んでも横から読んでも味わい深くすばらしく。いつまでも歩いていたいお散歩コースとゆう感じ。
「ひとりでいるよ」 もそれぞれにだいすきでした。ものすごく。
ありがとうです。遠くから暑中お見舞い申し上げます。





ひとりでいるよ
交差点を渡る大人は早足で
向こうのビルに
向かっているよ

肉野菜

この時が
いつまでも続いていくよ
この暖かさこの匂い
今夕日が海に沈んでいくよ

肉野菜
ドンちゃんは
学校から家まで
石蹴りするよ
今日仲直りしたよ

肉野菜
ひとりでいるより
さみしいことも
あるよね
人 人 人波の渦

ふらっと

この時が
その時なのかな
ほんとうに
そうなのかな

ふらっと
ドントウォーリィ
きっと叶うよ
想い描いて
歩いてゆけば

ふらっと
ひとりでいるよと
頑なだったね
その瞳はいま
清らな童女

ナツ
この時がしずかに
来てしまったの
神様が定めたとき
なのでしょうか

ナツ
ドンとピストルの音
怖くて泣いてたのに
おゆうぎの輪から
ニコニコ手を振るね

ナツ
肉野菜さんの 「ひとりでいるよ」 大好きでした。
うん。そして、肉野菜さんの四行にコメントをつけてるような ふらっとさんの「ひとりでいるより」 が続くのでした。
人波にのまれたときのあのひとり感はかくべつですね …… いろいろな過去の場面がよぎるのでした。

そうそして。「この時が」も、しかりなのです。どちらからともなく呼応しているかのような ふらっとさんとナツさんなのです。
こうゆう空気がとても好きです。いいなぁ。 
ひとりでいるよ
よるまでまつよ
いいこにするから
かえってきてね

湘南坊主

この時がすき
この腕がすき
あなたの愛に
つつまれてる今

湘南坊主
ドンキーコングと
遊んだアノ日
今なきファミコン
昭和のホマレ

湘南坊主
「かえってきてね」 
ひとりでいるよるは、たまらず
そとにでかけて、もりぬけて
ほらあなくぐって、ひみつきち
あなたの声がすき、聞きたいな!

ひなた

この時が、ずっとずっと
ずっとずっと続けばいいのに
今死んじゃえば最高の人生?
でもね、それでも生きてゆくよ!

ひなた

「ドントウォーリー!」なんて
おどけて言ってくれるから
水たまりみたいなわたし
わらって、泣いた。

ひなた
坊主さんの 「ひとりでいるよ よるまでまつよ いいこにするから かえってきてね」
なんか なんか ぐっときました。小さい子どもの声がきこえて、まいってしまう。
やっぱり こんなときひらがなは最強だなぁと思ったことです。

そしてそして、二度目のご投稿となりました ひなたさんの 「ひとりでいるよ」も大好きでした。
このひとりは、ほかの皆さんのひとりぼっち感とは違い 監視から逃れたような謳歌すべき自由な「ひとり」のことですね。
いずれにしても ひなたさんの この感じ … 書きたい書きたいあふれる気持ちとゆうような このいきおいがうれしいのです。
ありがとうです。また楽しみにお待ちしていますねー。




ひとりでいるよ
電話の向こうで
たくさんの笑い声
彼を信じて一人待ち

みらい
この時が 
いつかくるとは
感じてた
幸せの瞬間を大切に

みらい
ドンドンと響いてくるよ
大きな音と小さな音と
ふたつの音が重なり合えば
もうすぐ楽しい夏祭り

みらい

ひとりでいるよ なぜ?
自分に問いかける
問題にぶつかって
糸口を見つけるために

24の瞳(H・I)
 
このときが最良
どんな時も
このときが最良
いつも いかなる時も

24の瞳(H・I)
ドンドンドンと
心がうごく
開け心の扉
一歩前進するために

24の瞳(H・I)

みらさいさんの 「ドンドンと響いてくるよ……」 好いですねぇ。
「ふたつの音が重なり合えば」のあたりとか、ちょっとぞくぞくするくらい大好きでした。
うん。そして。(H・I)さんのドンドンドンを続けて読むと、夏祭りの和太鼓が、心の扉を開くんだなぁ……と、
だから夏はすこしだけ、みんな開放されるのかもねとゆうような、そんなふうにも読めてくるのでした。
ありがとうです。大事なのです。 良い夏になると好いです、ほんとうに。ひとりひとりのみなさんも、津々浦々がすこしずつでも。






ひとりでいるよ 待ってるよ
あなたが好きだった朝顔が
今年も咲いた
花言葉は 「固い約束」

歌鳥
この時が
いつか来ること
分かってた
でもね 涙ひとひら

歌鳥
ドンっておなかに響く音
何かと外に出れば
夜空に輝く大きな花
そっか 夏が来たね

歌鳥

ひとりでいるよ
この日本が
今どうなっているのか
わかってない!

24の瞳(TAMA)
この時が
きたのか?
やめろ?
やめないどっち?

24の瞳(TAMA)
ドン
耳をすまして
夏の音が
きこえてくる

24の瞳(TAMA)

「どっち」 だよ 「どっち」
「ドン」っていうお題は、なにげなく選んだんだけれども、「ドン」って、こんなにも夏の音だったのですねぇ。
夏祭りの太鼓に続いて、打ち上げ花火。ドンドンドドン。「ドンっておなかに響く音」……いいですねぇ。
七月のお題がこれでほんとうによかったなぁと、ここへ来てつくづく思ったことでしたっ。

(TAMA)さんのドンは、耳を澄ませてきくドンなので、遠くの花火かもしれず、あるいは純粋に夏の扉が開く音なのかもしれず、はたまたもしくは……と、いろいろ想像して楽しみました。どれであっても ドンは夏の音、 そのことに気づかせてくれてありがとうです。素敵なのです。
ひとりでいるよ
吐息から生まれたとゆう原っぱを
歩いています
草が深いよ

soyo
この時が
この時々が刻まれて
琴という琴からさらによい音が
うらおもてなくうまれるでしょう

soyo
ドングリの森に暮らして
打楽器を
いくつもつくる
あたらしいゆめ

soyo







★ 追加しました(7月2日)
ひとりでいるよな
日曜日のお昼間   でも
隣の部屋の気配だけで
安心でした

ぷーくま
この時がずうっとと
願うわたしに比べて
あなたの心はあまりに平坦で
気が遠くなる心地

ぷーくま

ドングリを集めて
コンクリで殻をこすって
中の実が見えてきたら
楊枝で中身をほじりだすの  無心に

ぷーくま
ひとりでいるよと
天高い空を見上げて
ひときわ輝く星となった
君につたえる7度目の夏

ぬちうむい

この時がくるから
この場所があるから
この人たちがいるから
この時が好きさ

ぬちうむい
ドンチャン騒ぎ
ドンデン返し
ドンコウ列車
ドンドン

ぬちうむい
ひとりでいるよ
みつめているよ
濡れた葉の
しずくの先
 
そばかす
 
この時が
ゆめみてるよに
すぎてゆく
つぎのステップに立つ
 
そばかす

ドン!と
はじまる
笑顔が
はじける
 
そばかす

それぞれにそこはかとなくせつじつな おもいおもいがみえかくれして、だいじな夏になりそうな、そんなみなさん、追加しました。

忘れずに届けて下さりありがとうです。シーユー♪