cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.358 2010/12/01 (13人39作) 

ぽっかぽか
あふれる
糸の先
ゆれる天使が微笑めば
もうすぐ街に
響く鈴の音

ふみちゃん

ぽっかぽか
小春日和の縁側の
干したお布団
日の香り 

ふみちゃん

あふれる光
こぼれる笑顔
あたたかな部屋の
外は粉雪

ふみちゃん

糸をたくさんくるくると
くるくるくるくるくるくると
集めて巻いてカラフルに
ただそれだけで気持ちぽかぽか

スー・

ぽっかぽか
お風呂やお鍋やお布団や
マフラーなんかも似合っちゃう
そんなスキさが毎日あふれる

スー・

あふれる感じ この感じ
そわそわ待ってる数週間
色づくその日を待ちながら
準備万端ぽっかぽかな夜

スー・

ねぇねぇねぇねぇ。ありがとうです。
12月になったのですね。皆さんとともに、またあたらしい冬を迎えたわけなのですね (なんか かんげき)。

もうすぐ街に響く鈴の音  /  ……くるくるくるくるくると集めて巻いてカラフルに
やっぱりね。ぽかぽかのぬくいぬくもり感じ取るには冬じゃなくっちゃねぇ。
と、おふたりの今回並んだ全作品を読みながら、しみじみ思ったことでした。

スー・ちゃん、さりげなく 三作品がシリトリですね。おしゃれー。





糸ぐるま 
想い出紡ぐ
からころ ころりん
糸紡ぐ

スイートポテト

ぽっかぽかの
ゆたんぽ
あさになっても
まだほんわか

スイートポテト

あふれる笑顔に
元気を貰い
冬の寒さも
乗り切れる

スイートポテト
糸つむぎ
反対側の

想う

みなち
ぽっかぽか
とてちてた
こもり日和の
ふんわふわ

みなち
あふれる
あふれる
おふろが
あふれる

みなち
「ふわ」 だよ 「ふわ」
糸がつながり
輪がひろがる
幸せの奇跡
つづけ つづけ

そばかす

ぽっかぽかの
湯気のむこうに
ひろがる笑顔
こころも潤う

そばかす

あふれる想いを
言葉にすれば
おもいおもいに
積もる思い出

そばかす

「つづけ」 だよ 「つづけ」
糸ぐるま 思い出紡ぐ からころ ころりん 糸紡ぐ
糸つむぎ 反対側の 月  想う
糸がつながり 輪がひろがる 幸せの奇跡 つづけ つづけ


どうだいどうだい (すごいでしょう)。
シリトリストな皆さんの、このつながりのすてきさがわたしのモチベーションをさらに高めてくれるのでした。
あぁ。シリトリってすてきだなん。まんぞくまんぞく。ありがとうです。とてちてた。




糸の結びめ
結わえたように
心はかたく
浮きつつもある

すみれのしずく
ぽっかぽかと
かんがえてみた
じぶんのために
してみることとか

すみれのしずく
あふれるベルベット
ざわめく想い
わたしだったら
こう唄いきる

すみれのしずく

糸ひとつ
五線紙の上そっと落ち
ため息に揺れる
メロディーライン

肉野菜
ぽっかぽかの
湯上りの頬に
山からの風が
火照り静める

肉野菜
あふれるか
踏みとどまるか容量が
少し足りない
だから苦しい

肉野菜

うー。今回もまた吟遊詩人の匂いを放つお二人なのです。ほれぼれと、ためいきがもれるのでした。
ぽっかぽかと かんがえてみた じぶんのために してみることとか
あふれるか 踏みとどまるか容量が 少し足りない だから苦しい

ありがとうです。

すみれのしずくちゃんの「糸」、縦に並んだ四字熟語もお気に入りです。→ 「糸結心浮」 
熟語の意味は読む人の数だけあるっていうことで。いろいろありで。
心はかたく浮きつつもある。うん。
糸は絡まっても
必ずほぐれるの
癇癪おこさず根気強くと
メガネの奥の母の記憶

ナツ

ぽっかぽかの日の
かえりみち
真っ赤な夕日が
追いかけてくる

ナツ

あふれるんだこの想い
はずかしいから
そっぽ向いたら
サザンカの花ほほ笑む

ナツ

「癇癪おこさず根気強くと……」 記憶の母にあこがれました。
「癇癪おこさず」 いいなぁ。ひらかなばかりでものを言うような子育てをしてきたけれど、たまには漢字な言葉で
大事なことを伝えたらよかったなぁと常々思うこのごろだったのでー。癇癪おこさず。うんうん。
こういうシリトリ、うれしいの。だいじなのです。ありがとうです。





糸通し
そっと手渡す
針とキルト布
座布団カバーできあがり

みらい

ぽっかぽかの
陽差しをあびて
今日も1日
ほっこり気分

みらい

あふれる思いを大切に
そっと心に温めて
お年寄りとのふれあいが
とっても安心出来る時

みらい

糸で二人を
つないでください
離れぬように
あなたについていけるように

歌鳥
ぽっかぽか
冬の陽だまり
白い光が
今日も部屋を照らしてく

歌鳥

あふれる笑顔
あなたといるだけなのに
幸せで 嬉しくて
ついついにこにこしてしまう

歌鳥

こんにちは。なんかねぇ、おふたりが、安定した穏やかな心持ちで日々を過ごされている感触が伝わってきてうれしかったの。
「ほっこり気分」で「陽だまり」でそして「とっても安心」で「ついついにこにこしてしまう」ってー、うれしいなぁ、もぉ。

ありがとうです。良い冬になりますように。




糸が、たるんで声聞こえない
切れてはないから
一歩サガルヨ
「あーホンジツモセイテンナーリ」

okka
ぽっかぽかな寝床が
待っている!
そう思うと夜更かしも
いいもの

okka

あふれる枡酒迎える唇
きらめく水面 うごめく涙腺
凍れる月影 ニュートリノ
突き抜け素通り涙は消えた

okka

糸を引く
よだれのように
純真な
恋がしたい

湘南坊主
ぽっかぽかの
陽だまりで
よだれをたらして
夢に旅立つ

湘南坊主

あふれる肉汁に
よだれを流す
あふれる愛は
涙を涸らす

湘南坊主

そしてそして。 okkaさんです。わぁぁぁぁぃ。
あふれる枡酒迎える唇 きらめく水面 うごめく涙腺 …… そうそう。これこれ。おっかさんのこの感じ。
言葉があふれでてくるような圧倒されるこの感じ。これが大好きなのでした。うれしぃなぁ。
ねぇ。ほらね。坊主さんも、よだれをたらしてよろこんでます。ふふふ。
(↑坊主さんのよだれシリーズにつけるコメントがほかに見当たらないらしい(^^)v すみませんー)






糸という糸をつないで
どこまでも
編みつづけたの
それがよかった (よかったんだね)

soyo

ぽっかぽか するの (するよね)
つらぬいて
まもりつづけて
きたの (すごいね)

soyo

あふれるものが
あふれたあとの
ひたひたとした
水が (いまここ)

soyo

「いまここ」 だよ 「いまここ」