cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.352 2010/06/01 (13人39作) 
迷いながらも
奇跡

迷いながらも向かうのは
後ろではなく
前へ
未来へ

ふみちゃん

奇跡なのかも
今日もまた
笑ってること
生きていること

ふみちゃん

るすばんの
うれしいような さみしいような
アイスキャンディー
なめる縁側

ふみちゃん
「縁側」 だよ 「縁側」
迷いながらも
来た道の
遥か後ろにある
分岐点
 
スー・
 
奇跡って
後からじゃないと分らずに
認めないまま
ただ突き進む
 
スー・
 
るの文字を
書けるようになったのは
さとちの違いを
理解した頃
 
スー・

「分岐点」 だよ 「分岐点」
こんにちは。シリトリつづけて10年記念の今回も、このおふたりではじまりました。ありがとうです。

「迷いながらも」 「奇跡」
はりきりまんのわたくしらしく、ちょっと力が入りすぎて、お題としては意味の強すぎる言葉だったかなぁ…と、
思っていたんだけれどもね
やっぱりこれでよかったなぁと思わせてくれたおふたりらしさなことでした。らぶ。

「うれしいような さみしいような アイスキャンディーなめる縁側」
なんかこれ、ふみちゃん&スー・ちゃん風味。この雰囲気がだいすきなのです。

ずーっとここにいてくれて、ありがとうです。どんなにか。・・・・・・。(
←言葉ではいえないのです。大きくて。)





迷いながらも
見つけつつある
6月ぶりの
愛し方とか

すみれのしずく

奇跡ふりまく
その名はジュゲム
きらいになれない
原因を知る

すみれのしずく
類をおなじに
してしまわないよう
呼吸をしながら
いきてゆきたい

すみれのしずく

「愛し方とか」 だよ
「迷いながらも 見つけつつある 6月ぶりの 愛し方とか」
すみれのしずくちゃんのすごいところは、たとえば、愛とか、そうゆう言葉。臆せずに正しくつかいこなしてて。
うまれながらのいさぎよさ・・・みたいなものを感じますです。

思春期も青春中も思秋期も、ずーっとずーっと、看板娘でいてくれて、ありがとうです。じまんなのです。
(すごいなぁ。10年って。かさねがさね。)





迷いながらも
それを楽しむ
無垢な心の
大人の関係

湘南坊主
奇跡という名の
めぐり会いにて
無垢な心も
洗われるかも

湘南坊主
るろうの旅の
行き着く先は
無垢な心を
発見する場所

湘南坊主
無垢な心シリーズの坊主様です。坊主様。

坊主さんのなかにある、あそびごころの無垢な部分が、さらにきれいにまっさらに洗われるという「めぐり合い」……
この場への愛のお言葉として受け止めました。(違うかもしれないけれど。きっといいよね(^^ゞ ありがとうです。ふふふー。

すこやかな日もやめるときにもおなじカラーのおなじトーンで絶妙で。

あ。そうですね。ここが古びた喫茶店なら、坊主さんの役割は、
店の真ん中辺にある柱時計のからくり時計。みたいな感じ?

ありがとうです。つくづくと。





迷いながらも
雨の路地裏
六月の湿度
楽しみながら
 
肉野菜

奇跡を
ぼんやり考えていた
大らかな深緑の
包み込むような奇跡を
 
肉野菜

るるるハミング
木漏れ日の小道
幸せの時は
幸せのままに
 
肉野菜

雨の路地裏/六月の湿度/大らかな深緑の包み込むような奇跡/木漏れ日の小道 

肉野菜さんのことばはいつもしっとりとして大きくて、こころづよくて雰囲気のあるただすまい。
絵ごころってゆうのかな。だいじなのです。なくてはならない存在感。うん。

肉さんに、はじめてお会いしたときに 「詩も、なにも、シリトリ以外では書いたことも、かかわったこともない」 というような意味の
ことをお聞きしたこと、いつもよく思い出すのです。
もしもそれがほんとうならば、ここはやっぱり「すごい」といえる場所かもしれず。
(へへん。←いばっておりまする。)


迷いながらも
走り出してた
そのスピードが
力となって

のほほんわか
奇跡のような
ありふれた朝
きっと一生
忘れないでしょう

のほほんわか
留守電の
5秒の声でも
照れた様子が
じんわり届いて

のほほんわか
迷いながらも歩いてきた
躓きながらも進んできた
その先に何かがあると
今も信じている

Swift
奇跡が起こったら
どんな気持ちになるだろう?
どうなるかなんて
誰にも分からない

Swift
る、ってコトバを
口にしようとすると
漠然とした難しさを
感じてしまう

Swift
「奇跡のような ありふれた朝 きっと一生 忘れないでしょう」
すてきだなぁ。のほほん、ほんわか、ありふれた朝。

ああ。そして。
「迷いながらも 走り出してた そのスピードが 力となって」
Swiftさんの 「・・・ その先に何かがあると 今も信じている」
あわせてなんども読んでみました。だいすきでした。

お二人が、ここにはじめて来てくれたのは去年の五月のことでした。
今もまだ、こうやって、通りすがりにここをみつけて、扉をたたいてくれる人がいるんだなぁって思ったら
にわかにしずかに力がわいてきたことでした。

そうそして。まだほんの一年少しのお付き合いだと言うのに
こんなにも、この場にとろっととけこんでいて。ありがたいです。だいじなのです。ありがとうです。こころから。






迷いながらもまた迷う
なにがアナタの為なのか
アナタの為になるのなら
それが私の為だから

ナツ

奇跡かぁ、
青い空ま四角に
切り取る窓を
横切る飛行機雲

ナツ

るんびに るんびに
唱えてみる
昔 母に教わった
おまじないの言葉

ナツ 

10年つづけてくるうちに、皆さんのシリトリの背景にあるもののことを
わずかなテガカリを頼りに、なんとなくおもんばかるとゆう癖がついてしまっているのだけれど。
ナツさんのシリトリに関しては、そのテガカリをほとんど持たずに、まっさらな、
先入観のまるでない目で読ませてもらってきている感じ。
そのことが、たいそう新鮮でもあって。
わたしのなかのナツさんはまさに「青い空 ま四角に切り取る窓を 横切る飛行機雲」 のような感じ。
るんびにるんびに遥かな感じ。何度あっても、さりげなく、さわやかな風が通りぬけてゆく感じ。

ここを見つけてくださって、忘れずに、いつもだいじにしてくれて。ありがとうです。ほんとうに。






迷いながらも
突き進むのだ
それが私の
モットーなのだ

歌鳥

奇跡を待つより
夢を叶えるための
努力の道を
私は歩もう

歌鳥

ルーレットくるくる
狙って 回して
当たって 外れる
人生もきっとルーレット

歌鳥

「迷いながらも 突き進むのだ それが私のモットーなのだ」
ふふふふふ。うんうんうん。なのだなのだそうなのだっ。だいすきなのだ。にっこにこ。

歌鳥さんの初投稿は2004年のことでした。おとなびた中学生でありました。
きまじめで。まじめでとても正しくて。突き抜けていて。がんばっていて。
(こうゆう言葉で、褒められても、うれしくないかもしれないけれど、歌鳥ちゃんは鳥だから。(え?)

そうやって、地道にすすむ日常が、シリトリにずっと残されていて。すごいこと!って思うのですよ。
歌鳥さんのページに並ぶシリトリを一挙に読むとあっとうてきです。信念が、あるんだよね。
ええと。ええと。ずーっとここにいてくれてありがとうです。
(ありがとうって、書きすぎていて、やすっぽく見えてきたかもしれないけれど、他にことばがみつからなくて)





迷いながらも 薄暗がりの
道辿りつつ 進みゆく
希望という名の
灯りたよりに

スイートポテト
奇跡など ある訳ないと
言いながら
この苦しみの
癒える日を待つ

スイートポテト
ルックスやきれいな言葉に
うっとりと
夢見るぐらい
してもいいよね

スイートポテト
迷いながらも
歩き続けて
ゆっくりと
休みながら

きょうこ
奇跡だね
あの時
あの場所で
きみに出会ったこと

きょうこ
るんるん
はずんで
浮かび上がって
飛んでった

きょうこ
迷いながらも
行く道に
まだみぬ花
ひろがる夢色
 
そばかす
奇跡は
おこるかも
しれなくて
わくわく
 
そばかす
るびをふる
よめない漢字
しらない世界に
ふみこむ勇気
 
そばかす
 
んーーーーー。うれしかった・・・。 だいじな時に遅刻して、汗かきながら駆けつけてくれた古いともだち・・・そんな感じの三人娘 (!)

シリトリの歴史みたいな三人さん。つかず離れず見ていてくれて。このあとも、ゆるくむりなくいつまでもどうぞよろしくお願いしたく。

「迷いながらも」 なんどでも 縦読み深読みごじゆうにお読みください。

ゆっくりとです。休みながらね。うん。ありがとぅ。









迷いながらも したためておく
もうすでに
手に入れている
聖域がある

soyo
奇跡かもしれないすべて
ひつぜんも
とうぜんも そう
なりゆきも だよ

soyo
るぴなすの雫も雨も 
水という水がうごいて
惜しみなくながれてそしてそうしたら 
また湧く泉水 それが水無月

soyo