cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.328 2008/06/01 (18人55作) 
ふんわり
慣れるといいな
ふんわり香る
春の気配の
ようにやさしい
あなたの笑顔

ふみちゃん
実りますように
人生をかけて
あなたが願った
大切な夢

ふみちゃん
慣れるといいな
あなた不在のこの世界
がんばるからね
いつか会えるその日まで

ふみちゃん

ふんわり えがく
夢のつづき
光のなかに
ひとすじ のこる
 
そばかす
 
実 あおく
風 ひかる
光 ゆれる
6年目の夏
 
そばかす
慣れるといいな
あたらしく花咲けるところ
土になじんで
雨と光あびて
 
そばかす
こんにちは。今月もまた、こんなにも、想いのつまっただいじなシリトリいただきました。
背景を思い描いて眺めれば、眺めるほどに重みがどんどん増すような。
ありがたいです。だいじです。たからものです。ありがとぉです。
ふんわりな
タオルケットに包まって
揺れるカーテン
気持ちのいい初夏
 
スー・

実をみっつ
見つけましたよ散歩中
みんな仲良く
未来がギュッと
 
スー・
慣れるといいな
いろんなことに
オドオドなんて
したくないんだ
 
スー・
ふんわりやさしく
畳んで仕舞う
すぐに取り出して
おけるところに
 
みなち
実がなるまでの
気がとおくなる
過程工程
仮定?肯定!

みなち
慣れるといいな
いつかはきっと
なんでもなくなる
願をかけよう
 
みなち

 
ふんわりフレアと
砂蹴るウェッジソール
語呂合わせも
できない夏姫

すみれのしずく

実は・・の
夏の打ち明け話
あぁわたしは
限りなく、よわい

すみれのしずく
慣れるといいな
靴擦れさえも
青い水色の
夏が待ってる

すみれのしずく
今回、皆さんから「むずかしかった〜」とのご意見が多数届いた「慣れるといいな」
わたくしも、例に漏れず、たいそう苦労したのだけれど・・・
こういう難題のときにこそ名作が生まれるということも過去には多かったので
こっそり楽しみにしていたのでした。そうしたら ほらね。

慣れるといいな いろんなことに オドオドなんて したくないんだ
慣れるといいな いつかはきっと なんでもなくなる 願をかけよう
慣れるといいな 靴擦れさえも 青い水色の 夏が待ってる


ほらね、やっぱり思ったとおり・・・と、ひとりにこにこしたわけでした♪

・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
それにしても。すみれのしずく嬢の
「語呂合わせもできない夏姫」 「靴擦れさえも」 「青い水色の夏」
この感性はいったい・・・
(すてきすぎる〜)。




ふんわりとふくらんだから
ふたりして
このしあわせを
わけっこしよう

ふらっと
実はいま
ちょっと困っているんです
くすくす笑いが
止まらなくって

ふらっと
慣れるといいな
いまの自分に
いまがいちばん
いいから きっと

ふらっと
ふんわりふわふわ
風に乗ってどこまでも
たんほぽの綿毛
飛び交う野原

みらい
実際に起こること
えっなんで
こんなことがあるのかな
不思議な出来事目の前に

みらい
慣れるといいな
大きな猫が寄ってきて
ふぅ〜と一声威嚇した
小さいときのトラウマよされ

みらい
ふんわりとふくらんだから ふたりして このしあわせを わけっこしよう
ふんわりふわふわ 風に乗ってどこまでも たんぽぽの綿毛飛び交う野原

ふたりつづけて「ふらっと みらい」 大きくとらえるシリトリとあわせて読むとシリトリネームの風味も増して
すてきだなぁってあらためて。 はつなつのふんわり感をありがとうです。いいきもち。




ふんわり薫る
0日目の月
目には見えない
かがやきもあると



実は、好きだよ
夜降る雨も
心震わす
寒い5月も

慣れるといいな
あなたがいない
これから続く
あたしの道に

「道に」 だよ 「道に」
実は、好きだよ 夜降る雨も 心震わす 寒い5月も
大好きでした。ほんとうに。
じつはすきだよ よるふるあめも こころふるわす さむいごがつも
なんどでも 音読したい四行でした。ありがとぉです。

「ふんわり薫る 0日目の月」 ・・・これにも「はっ」と、ひとめぼれ。




ふんわり
いたわり
すんなり
はりきり

湘南坊主
実のりの
たべもの
あしたの
はつもの

湘南坊主
慣れると
いいなと
ひとこと
コメント

湘南坊主
ころんでもただではおきない そんな風情の坊主さん(^^ゞ 
今回もまた、あそびごころがたまらないです。

ふんわりいたわり すんなりはりきり

ふんわりきりとり こんもりもちさり のんびりくるまり ・・・ (真似してみました・・・ん?ちがう?) 
かんたんそうにみえるけれども、意味を持たせてつくってみるとむずかしぃです (でもとてもたのしぃー)。

いつもいつでもありがとうです。あれこれと。




ふんわりと
おたまじゃくしを鍵盤に
泳がせている
君の指先

花外

実はねお母さん
紫陽花のね
でんでんむしの
ため息を聴いたの

花外
慣れるといいな
まけないで
風を掴んで青い空を
飛びたぃさぁ〜

花外
ふんわり
ふたりきり
雲の上揺れながら
邪魔されない恋 

Kei-kura
実は熟しあやしき茜色
誘われ戸惑いながら
伸ばした手は届かず
ちくりと痛み走る 

Kei-kura
慣れるといいな
時をかさね
心ころんところがって
つたえられますように

Kei-kura
「走る」 だよ 「走る」
さてさてさてさて、うれしいことに、お二人が揃って帰って来てくれました。
おかえりなさぃ。ありがとうです。お待ちしていましたよぉ。

花外さんの 「慣れるといいな」四行目にやられましたん。「飛びたぃさぁ〜」 いいなぁいいなぁ きもちがいいな。うれしぃな。
Kei-kuraさんは恋の季節の三部作。「実は熟しあやしき茜色・・・」 どきどきしつつ読みました。
シリトリは、出入り自由となっております。どうぞまたお気軽に出たり入ったりしてくださいねー。




ふんわりした
ぬいぐるみを
ぎゅうっとかかえて眠る
寝顔の笑顔

ゆきの


実になれ実になれ
いろんなものを
栄養にして
おいしい実になあれ

ゆきの
慣れるといいな
狎れてはいけない
気持ちをひきしめ
さりげなく

ゆきの
ふんわりと包まれている
ここちよさ
目覚まし時計よ
まだ 鳴らないで

スイートポテト

実は・・・・・と
顔色見ながら言いよどむ
謝ることって
難しいよね

スイートポテト
慣れるといいな
新しい街
ここで暮らすと
決めたんだから

スイートポテト
ふんわりとした眠りの風景、だいすきでした。
ふんわりとした眠りこそ、しあわせの象徴かもよと思ってみたり。

ゆきのさんの三つは、寝顔の笑顔を見ているときに続いて出来たものかもしれず、そう思ったら
「実になれ実になれ いろんなものを・・・」や、「気持ちをひきしめ さりげなく」が、よりふかく味わいぶかく読めるのでした。
スイポテさん。うんうんほんとに。謝ることって難しいよね。とくに近しいあいだがらでは。うんうんうんとうなづきました。




ふんわりつつむ
彼女の歌声は
私の呼吸を
やさしく整える

ナツ
実をつけないよう
花首は早めに落としましょう
来年も花いっぱにしましょう
バラはただ黙って揺れる

ナツ
慣れるといいな早起きに
毎朝3つのお弁当
いままで全部を並べたら
地球一周しちゃうかも!

ナツ
ふんわり風に傘もたせ
あちこち花とおしゃべりし
交わす笑顔がふるふると
水玉のせた雨のお散歩

沙音
実をついばんで首かしげ
許しをこうような
可愛い仕草
つい綻んだ笑みの口許

沙音
慣れるといいな風の声
時々ごぉっと脅かして
それでも歌うよう
空かき混ぜて悲しげに

沙音
うーん。どれもこれもが大好きでした。
ナツさんの その歌声を聴く耳や、黙って揺れるバラを見ている視線、それから地球をひとまわりするお弁当箱!
どれもこれもに惹かれました。
そしてそして沙音さんのお散歩景色。一緒に歩いているように同じものが見えてきました。
ふたりとも、ここを見つけてくださって、つづけてご参加くださってありがとうです。うれしぃなぁ。





ふんわり雪の冠かぶり
「素敵でしょ?」 
春のいらずら
笑うレンギョウ

mako

実って はじけて
こぼれて 芽生える
恋の種
絶賛発売中

mako
慣れるといいな
甘いたまご焼きと薬指
不思議な響きの
自分の名前

mako
ふんわり雲を眺めていると
何だかどうでもよくなって
流されてみるのも
悪くないかも 

mako

そして最後になりました。makoさんも、つづけてのご参加、とってもありがとうです。
四行ごとの物語から、すこしずつ 横顔みえてくるようで、たのしみなのです。
恋の種?! せつじつに買いたい人もいることでしょう(^^ゞ  
慣れるといいな・・・いいですねぃ。「甘いたまご焼き」ってところにとても愛をかんじるのでした。すてきっ。

個人的には (・・・ってゆうか、ぜんぶ個人的なコメントではありますが(^^ゞ)
何だかどうでもよくなって 流されてみる というくだりが大好きなのでした。

ではではどうぞ来月もまたよろしくお越しくださいねー。






ふんわりと
ひらかなだけが 降りてくる
こもれびに似た
それはよろこび

soyo
実際は
もっとシンプル
ひらかなで
すべてをいえるようなできごと

soyo
慣れるといいなと
おもうそばから
のどもとを
すとんと過ぎたね あのころの傷

soyo
「よろこび」 だよ 「よろこび」







★ 追加しました(6月2日の夜に)。
ふんわりと
佇む雰囲気 あこがれて
そうなれるのは
いつのことやら

みっぴー
実のところ
住んでるのだ
きみが心に
内緒だけれど

みっぴー
慣れるといいな
いーや やっぱり
慣れるのいやだ
さびしくても   好きだ

みっぴー
はい お待たせしましたっ。みっぴーさんを追加しましたっ。
あいかわらずの親しさの話し言葉が魅力なのです。らぶー。

実のところ 住んでいるのだ きみが心に 内緒だけれど


これ、いいなぁ。ありがとうです。またお待ちしていますね〜。