cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ


NO.307 2006/11/21 (17人52作) 
眠る
このごろ 書けない

眠る横顔
寒い夜
いるのにいない
君を見ている

ふみちゃん
このごろあのころ
想い出す
今は無い町
戻れない日々

ふみちゃん
書けない
けれど 捨てられない
あの子にもらった
ボールペン

ふみちゃん
眠るが最優先
たまには自分を
甘やかしてね
おだいじに

あ〜でるはいど
このごろ
丸過ぎ
やばいよ
小夏…

あ〜でるはいど
書けない今更
今年の抱負
残すとこあと
わずかかな

あ〜でるはいど
眠る
くる夜
ただ
なんとなく

すみれのしずく
このごろ
きゅんとかしゅんとか
してたら外は北風
ほんでまたきゅん

すみれのしずく
書けない漢字の
部首みたいにね
居心地わるげな
きみのよこがお

すみれのしずく
「なんとなく」 だよ 「なんとなく」
ふみちゃんの 「眠る横顔 寒い夜 いるのにいない 君を見ている」 大好きでした。

そして。「書けない・・・ボールペン」 「書けない・・・今年の抱負・・・」 「書けない漢字の部首みたい・・・」
こんな視点にうっとりしました。ありがとうです。みんななんてすてきなんだろぉ(ぽっ)。





眠る頃やってくる
ヤミトリのおかげ
今夜も夢を
すこやかにみよう

みなち
このごろごろした
もしやごつごつした
むしろごにょごにょした
感情をなんと言おう

みなち
書けないのではなく
きっと書かないだけなのだから
悩まずともいい
楽しめばいい

みなち
眠ることをモトメテイルカラダ
なのに冴え渡る脳内
そんなとき
あなたがホシクナル

okka
このごろばかさが増幅中
頭の先から爪先までも
馬鹿が充満カロヤカで
冬のお空で浮かんでいます

okka
書けない手紙に書く言葉
脳内ファイルに溜まります
自分ひとりが読者になって
王様の耳はロバの耳

okka
「耳」 だよ 「耳」
あぁ。そして。「むしろごにょごにょ」 みなちさんと、「馬鹿が充満カロヤカで」 な okkaさんです。
おふたりともに「このごろ大賞」さしあげたいです。気持ちだけですがご笑納くださいねー(^^♪ あぁ大好き〜。





眠るキミの目
大きすぎて
半開き
ふふ

湘南坊主
このごろ
乾燥気味なので
まばたき
多いかも

湘南坊主
書けないと
なげく眉毛は
前髪で
かくれんぼ

湘南坊主
ほんじつは、純文学的坊主さん。見ているものは「キミの目・まばたき・眉毛」 です。 
う〜ん。あいがいっぱい(^^♪ 大好きでした。いつもいつもありがとぉです。





眠る眠る
どこでもすぐに
おめめをとじる
人形のよう

かのこ
このごろすこし
大人びたきみに
子離れするのか
されるのか…

かのこ
書けないときは
あきらめて
書く気になるまで
いびきかきかき

かのこ
「書けないときは あきらめて 書く気になるまで いびきかきかき」 拍手です〜。
寝て待て的な考え方はそちらこちらにありそうですが、ここに来て「いびきかきかき」すばらしいです♪

「書けない」なんて、なんてヘンテコリンなお題にしてしまったんだろう・・・って、反省していたんだけれども
これを見て わぁぃ とたちまちよろこんだのでした。 「いびきかきかき」大好きでした。 わぁぃ。





眠る木を
透かして黄色お月さま
誰もいない野原
忘れない晩秋

肉野菜
このごろの
山緑木は慎重に
したたかなほどに
招き入れる冬

肉野菜
書けない日
なんとなく住所を忘れた日
ただ口もとだけ
思い出す日

肉野菜
「冬」 だよ 「冬」
眠る木を 透かして黄色お月さま・・・ あいかわらずに詩情ゆたかな肉野菜さん。
今回もまたたちまちにその風景を思い描いてしまうのでした。まぶたのうらに晩秋野原、お月さま。
まいどありがとうです。ほんとうに。





眠る
あなたに
今日も朝から
ラブコール

歌鳥
このごろ
あなたが
幸せの基準に
なりました

歌鳥

書けない
答えを
いつでも
探す

歌鳥
「このごろ あなたが 幸せの基準に なりました」
えへへへ(^^♪っと照れました。だってこんなにういういしくて。にっこにこ。

老若男女が自慢の一つのこの場所に、こうしてういういしい方がういういしさを隠さずにいてくださってうれしぃのです。
ありがとうです。こころから。




眠る前
気にかかる
夢で逢えるか
逢えないか

そばかす
このごろ
雨の音が
やさしく
やさしくなった

そばかす
書けない
気持ちの
うらがわを
すかしてみたい

そばかす
眠るころには
忘れてしまう
湿った声や
目の色なんか

ふらっと
このごろ声を
聞かなくなって
ふたり≠ナさえも
なくなっていた

ふらっと
書けないことは
なにもない
届けられずに
積まれゆくだけ

ふらっと
とくべつなことではなくて、おちついて、すんとしていていつもどおりのかざらなさ。
六つとも、だいすきでした。

「気にかかる*忘れてしまう」 「やさしくなった*聞かなくなって」 「すかしてみたい*積まれゆくだけ」
なんとなく、ことばづかいも似ているような あんしんな。




 
眠る子の
目尻に光る一粒の涙
そうだね
悔しかったね

スイートポテト
このごろは
書いては破る日記帳
書けないんじゃない
残したくない

スイートポテト

書けないと
日に日につのるこの想い
いつかはき出す
日が来るかしら

スイートポテト
うんうんうん。うんうんうん。って うなづきながら読みました。
きっと誰もがこっそりと いつかの自分に置き換えて うんうんうんってうなづきそうな気がします。ありがとぉです。
あしたから、こちらは本格的に雪が降りそう。よりよい冬になりますように。おたがいに。うん。




眠る姿は
隣にあるのに
夢の中には
入れなくて

団栗
このごろ君を
見かけない
あれはたぶん
よく似たひと

団栗
書けない手
言わない口
感じない頬
こんなの私じゃないっ!

団栗
「このごろ君を 見かけない あれはたぶん よく似たひと」
なにげなく読むとたぶんただそれだけの(見えたままの)四行なのに、
いったんここで立ちどまると、それはそれは深読みしたくなってしまうものなのでした。
君っていったい・・・。o ○ ・・・・と、想像力がよろこびました。ありがとうです。またお待ちしていますね〜。





眠るほっぺに
チューをした
あかいリンゴ
さらに色づく

つる。
このごろさあ
なんだかさあ
へんだよねえ
わかんないけど

つる。
書けないよ
君への気持ち
言葉が足りない
言葉にならない

つる。
お題のせいか、季節のせいか、せつないものが多いなか
「ほっぺにチュー」はあたたかで、ほんわり幸せただようようで。にこにこしました。
ありがとうです。ほわわわん。




眠る 夢 恋
ココロに
とじこめる
永遠・・

☆風海☆
このごろ
気になる
12月の
カレンダー

☆風海☆
書けない
モドカシサ
書きたい
ツヨイ想い

☆風海☆
「このごろ 気になる 12月の カレンダー」
うんうん。とてもわかります〜。カレンダーって、月ごとに薄くなるのにしたがって存在感は増すような。
思い出のたくさんうまれるすてきな師走になりますように。




眠るふりした
金魚

潜め

みっぴー
このごろちょいと
眠りが浅い
寒さのせいかな
それとも それとも…

みっぴー
書けない手紙
書けないメール
ならばどうかな
電話で告白

みっぴー
眠る人の傍らに
そっと早咲き春の花
灰になっても
色鮮やかで

みっぴー
「このごろちょぃと 眠りが浅い 寒さのせいかな それとも それとも…」
う〜ん。「それとも それとも…」 効いています〜。
きっと寒さのせいではないとおもうわたしは 「…」に一票を・・・(^^♪
ありがとうです。ぐっすり眠れますように。





眠る樹皮
眠る山肌
眠る屋根
うちがわはいま温みはじめる

soyo
このごろごろん
あのころころん
こころそのまま
ころがしており

soyo
書けないの?
うたわないの? と 
また窓に
冬の小鳥が集まっている

soyo