cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.275 2006/01/07 (11人42作) 
高鳴る 消せない
高鳴るよ
動き始めた宇宙には
君を呼び出す
呪文の音が

花外
ふろしきに
いっぱい抱負を包み背に
かんじき締めて
今年の一歩

花外
消せない
消えないものがある
君の瞳に
うつるだろうか

花外
高鳴る鐘の
音をきく
今年も君は
しあわせかしら

花外
ふるえてる
隙間風の温度には
少し君の
やさしさがある

花外
消せないね
幾たび雪が積もっても
二つ並んだ
足跡がある

花外
「しあわせかしら」 だよ

高鳴る
踊る
しめつけられる
恋する胸は忙しい

ふみちゃん
ふと
目があった
お空の月が
ほほえんだ

ふみちゃん
消せない過去も
抱きしめて
前だけ向いて
歩ければいい

ふみちゃん

高鳴る胸に
応えたい
2006年
どうぞ何卒

あ〜でるはいど
冬がすき
一番のワケは
小夏がお部屋に
いてくれるから

あ〜でるはいど
消せない壁の
ラクガキさえも
いつかは薄れて
ゆくものだから

あ〜でるはいど

高鳴る鼓動を
おさえられない
若いからとか
そんなんじゃなく

すみれのしずく
ファソドの音を
上手に弾けたら
つぎはファミレで
2006ねん

すみれのしずく
消せない足跡
つけられたまま
雪溶けを待つ
恋する人々

すみれのしずく
「2006ねん」 だよ 「2006ねん」

高鳴る鼓動
目の前の君に
今わたし
ドキドキしている

肉野菜
ふく風が
コートの端をはたはたと
ひるがえしたり
元日の朝

肉野菜
消せない光
またたく星空のごとく
永遠に輝き続ける
六十億の夢

肉野菜

高鳴るよ
胸のなかの
ファンファーレ
君に聞こえてしまいそうだよ

ふらっと
「ふたり」というとき
唇を漏れる
かすかな
息のやさしさ

ふらっと 
消せないのだとしたら
くっきり焼き付け
きれいな額に
入れて飾ろう

ふらっと

高鳴る鼓動
すみきった星空
瞬く星たちの
光とともに

かのこ
ふくれっつらでいると
ふしぎとこころもふくらんで
苦しくなって
ぱぁん とはじけた

かのこ
消せないえんぴつで
メッセージ
あなたのハートの
片隅に

かのこ
「片隅に」 だよ 「片隅に」

高鳴る気持ち
おさえられない
心臓を取り出して
宝箱にしまいたい

きょうこ
ふふふふふー
不気味に笑う
母娘2人
ここにあり

きょうこ
消せない想い出
消せない想い
せつないけれど
わたしの半身

きょうこ

高鳴る鼓動が
生きてる証拠
日々少しでも
感じ取りたい

スー・
ふふふ・・・となんだか
雰囲気で
笑ってしまう
空気がすきだ

スー・
消せない記憶と
消えちゃう記憶
無意識なのに
不思議な現象

スー・

高鳴る鼓動を
必死で隠して
あなたの肩へ
飛びつく

歌鳥
封筒の中に
とびっきりの
「好き」を詰め込んで
あなたへ届けます

歌鳥
消せないじゃなく
消したくないの
あなたと過ごした
大切な日々

歌鳥
高鳴るのは
きっと好きだったから
今更気付いても
仕方ないのに

歌鳥
普通に話せて
笑いあえること
それが何よりも
大好きだったんだよ

歌鳥
消せないものも
消えたものも
私にとって
必要だったと知った

歌鳥
高鳴る
ドキドキする
今年もあなたが
一番好き!

歌鳥
不覚にも
あなたの声に
笑顔に しぐさに 
全てに惹かれた

歌鳥
消せないよう
油性マジックで書いた
君のイニシャル
まだ壁に残ってるよ

歌鳥




高鳴るままに
降りつづく雪
一生で
いちばん白い冬になりたい

soyo
ふりしきる
雪のまにまの七草に
かくされていた
これからのこと

soyo
消せないはずの
迷い もろとも こぞのもの
いまここに
在るのはたぶん充ちるかくしん

soyo