cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.246 2005/04/05 (20人71作) 
みんないる おしゃべり

みんないるから
世界はまわる
今日もぐるぐる
泣いて笑って

ふみちゃん
うまれたばかりの
季節を祝う
吹雪の花が
天高く舞う

ふみちゃん
おしゃべり鳥が
のべつまくなし
春を告げてる
朝もやの中

ふみちゃん
みんないる
三人でいる
ここにみる
幸せの原点

そばかす
うらうらな
春の日に
うるうるにじむ
木蓮の白

そばかす
おしゃべりね
めじろの夫婦
桜の花を
ゆらゆらと

そばかす
みんないるから
怖くない でも
実はみんなが
幽霊だったら!?

あ〜でるはいど
うちの近所の
雀ッコたちゃ
今日も朝から
ちゅんちゅく元気

あ〜でるはいど

おしゃべり
しないと
生きてけないの
コレほんと

あ〜でるはいど
「おしゃべり鳥が のべつまくなし 春を告げてる 朝もやの中」
「おしゃべりね めじろの夫婦 桜の花を ゆらゆらと」

「うちの近所の 雀ッコたちゃ 今日も朝から ちゅんちゅく元気」
にこっ。
にこにこ。

ありがとぉ。





みんないるさと
桜がいうから
春はこんなに
せつないのかな

すみれのしずく
うるさいくらいに
匂いがたくさん
たくさんたくさん
春の匂いが

すみれのしずく
おしゃべりしながら
目線はあっち
柱の横の
黒い学ラン

すみれのしずく
みんないる
バスに乗り
眠りにつく
桜台行き

夏野花
うなずいた
言葉はなくて
桜は蕾で
くしゃくしゃ顔で

夏野花
おしゃべりは
母の特権
子の手のひら
花びらいっぱい

夏野花
「おしゃべりしながら 目線はあっち・・・・・・」
「おしゃべりは 母の特権・・・・・・」

このはじまりにどきどきしました。すてきなのです。ありがとぉです。





みんないるのに
あなたもいるのに
どうしてこんなに
淋しいんだろう

歌鳥
薄い味が特徴の
ママの味噌汁
最近何だか
恋しいよ

歌鳥
おしゃべりが
いっぱいはずんで
今日もまた
夜が早くやってきた

歌鳥
みんなにいるよ
きっといるよ
どこかにいるよ
思ってくれている人

つる。
旨い酒が飲みたい
だから君に居て欲しい
ずっとずっと
いつまでも ずっと

つる。
おしゃべりな季節
なぜか口が軽やか
あたたかい日差しと
やさしい風のせい

つる。
「薄い味が特徴の ママの味噌汁・・・・・・」
「旨い酒が飲みたい だから・・・・・・」
どちらもとても好きでした。
きゅんっ。





みんないる
写真の中で
若かりし母が
私に語りかける微笑

のはら
うるさいと
テレビに向かって怒る日は
子らを叱った
日々懐かしく

のはら
おしゃべりと笑いで過ぎた
若き日の友は今亡く
あなたの声が
今も聴こえる

のはら
「微笑」 だよ 「微笑」 「く」 だよ 「く」 「今も聴こえる」 だよ

みんないる
卒業写真のあこがれの
君は今でも
あの頃のままか

のはら
うまいねと
言う人のない故郷の
老いて一人の
母を思う日

のはら
おしゃべりとお茶で
過して急ぎ足
夕空仰げば
ゆうやけこやけ

のはら
こんにちわ。はじめてのご投稿をいただきました「のはら」さんです。
「うまいねと 言う人のない故郷の 老いて一人の母を思う日」 
これ、じーんと胸にひびいてくる人、多いはずです。ありがとぉです。
末永くお付き合いいただけるとうれしいです。またお待ちしていますね。






みんないる
かあさん、とうさん
じじ、ばば、おじさん
会いにきてくれたんだ

湘南爺
うれしいというきもち
まだどんなんだか
わからないけど
きっといまのきもち

湘南爺
おしゃべりは
まだできないけど
みんながはなしてることは
もうわかるんだよ

湘南爺
みんないるのって
うれしかった
久しぶりの
クラス会

桜月

うれしかった
おしゃべり出来て元カレと
恥ずかしかった
First kiss想いだして

桜月

おしゃべり ぺちゃくちゃ
うれしくて にこにこ
みんないくよね二次会 うんうん
となりの元カレに どきどき

桜月

さてさてさてさて。爺初体験の湘南坊主さん。あかちゃんになってみました三部作≠ナすね! あぁ。幸せなことでした。にこ。
どうぞどうぞ、すこやかに大きくなられますように!
そして。桜月さんは、クラス会に行ってきました三部作≠ナす。てれてれどきどき風味です。続きがあるならぜひ次回に♪
 






みんないるか
いるかいるか
うみのなかで
ちきゅうをおもう

かのこ
うそつき
どこにもいかないって
わたしのまえから
消えちゃった

かのこ
おしゃべりじまんの
とけいがね
こちこち刻む
しずかなとき

かのこ
谷川俊太郎氏の詩・いるかいないかいるいるいるか・・・や
工藤直子さんちっくな世界を思い出させてくれましたっ。
わたしがたくさん影響を受けた大好きなものたちとおなじすてきな空気感、わぁぃわぁぃとよろこびました♪
ありがとうです。だいすきでした。





さて。かのこさんの「みんないる」は、すこし視点が違うものなので、枠外にしましたが・・・



ここから下は、
「みんないる」特集 なのです(^^♪ 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

みんないる
いつもの教室
セピアの中に
そっと錨を下ろす

肉野菜

うなだれた
姿見つめし春の海辺
沖からの風
君を乾かす

肉野菜
おしゃべりに
紅茶はいかがと午後の庭
どこからだろう
さくらの花びら

肉野菜
 注) 「錨」はネコぢゃないよイカリだよ。
(いえ。わたしが最初、読み間違えたので(^^ゞ)


みんないる
こころのなかに しまってる
だいじなときに
きっとあえるね

スイートポテト
うつり気な 春の妖精
ひきつれて
雪解けの野に
片栗の花

スイートポテト
おしゃべりの 些細な言葉に
傷ついて
そんなときには
ココアが効くかな

スイートポテト

みんないるから
さみしくないよ
ひとりじゃないから
泣けなくなるよ

ケト
うそつきの顔
めーいっぱい
せーいっぱい
愛してる

ケト
おしゃべりな
きみに会えて
世界は少し
広くなったよ

ケト

みんないる
みんないるから
あんしんして
ひとりになれる

ふらっと

うまくいえないけれど
うたはうたえないけれど
うれしさが生まれたことは
うそじゃなくうたがいようもない

ふらっと
おしゃべりの合い間に
訪れる沈黙
あたたかな静けさのなか
ゆだねると決めた

ふらっと

みんないる 
けど なぜかさみしい
みんないる
から どこかさみしい

ふら・りー
美しく咲く桜も
いまを耐えている
そう
私がコエラレナイわけがない

ふら・りー
おしゃべりする口元が
桜色になったのに気づいた
こうしてみんな
春になるんだね

ふら・りー

みんないる
愛の文字に手繰られて
歌うよ歌う
みんなは歌う

花外
うれしいな
君にあうたび足取りは
はずんではずんで
スキップになる

花外
おしゃべりで
怒って泣いて微笑んで
愛の結び目
確かめている

花外
みんないる
私の心にみんないる
私はみんなに
守られている

花外


みんないるから大丈夫
そう言われても
みんないるから
だめなの、私は

みっぴー
うさこちゃんの住む森で
一緒に楽しく暮らしたい
ストレス満載
現実逃避

みっぴー
おしゃべりの
最高記録8時間
電話のむこうのキミ
独り占め

みっぴー

うつむいた キミのまつげが
長いこと
初めて知った
なんか どきどき

みっぴー
おしゃべりしたい
人がいる
一歩踏み出す
勇気下さい

みっぴー
みんないる場所
にぎわってる街
大騒ぎしても
帰りは ひとり

スー・
うまい!といって
うししと笑い
面白おかしい
タモリとゲスト

スー・
おしゃべりしてると
時間を忘れて
どんどん過ぎてく
魔法のように

スー・
みんないるから
そこにいるより
そこにいたから
みんながいるがいい

スー・
う〜んと伸びして
つま先までも
春の空気を
感じて踊る

スー・
おしゃべりやさん
ほんとはきっと
ひとりのときは
さびしがりさん

スー・
みんないる♪
うれしい春の日
お花見しながら
おしゃべりおしゃべり!

スー・
うちのなかでも
みんないるから
TV番組の
おしゃべりいらず。

スー・



みんないる特集 でした。

コメントつけずにごめんなさい。うるさくならないようにとの配慮です(^^ゞ
だってしずかに読みたくて。

じっくり何度も読むうちに、かんきわまってしまいました。
いやはやみんな大好きでした。

あ。ほかの 「う」 や 「おしゃべり」 も どうぞすみずみご覧くださいね。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







みんないる森についたよ
のんのんのん
はっぱおひさま
春の宣誓

soyo
うっすらと
霞のかかる四月馬鹿
右手勝手に
うそつく卯月

soyo
おしゃべりは
その日のためのおたのしみ
はっぱおひさま
詩をかく四月

soyo