そよふぉとノート 2003年 07月〜 |
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いつもの道の道ばたに、ある日とつぜん咲いた花。 調べると、ジャコウアオイという花でした。いい匂い。 ジャコウアオイジャコウアオイ・・・とつぶやいて 名前をしっかり覚えると 翌日からは、そちこちの畑の脇に咲きひろがってゆきました。 そしてますますいい匂い。 ・・・・ある日とつぜん咲くわけなくて ほんとうは きっと昨日や去年の夏やその前も ずぅっと咲いていたはずの ある日とつぜんみえた花 こんなふうに いつかの夏に あたらしく はじめてめぐりあうために そこにあるのに見えなくて こっそり咲いている花が きっとまだまだありそうで にわかにわくわくしちゃう七月なのでした。 にこにこ。 ところで これは そこかしこに咲くヒメジョオン なんとなく写し続けていたようで 気がつくと ヒメジョオンコレクションと呼びたいくらいにたくさんの ヒメジョオンの写真の束ができていました。 このごろとくにとてもすき。 |
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あかく すける 新葉 頬を よせる ふたり ふたり ひとり ひとり ひかる ひみつ ひとつ ひらり ひらく とびら ひろく ひろく ひらく ひかん しない みらい ひくく ひびく ことば ひなた ひるね びより ん? |
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ここは だれも こない 森の おくの こかげ くまや たぬき あそぶ ひろば みどり みどり ふかく濃くて ここちよくて こわくなくて こころぼそさなんてきえて なつは ぜんぶ 知りつくして あつくるしさ かんじさせず うまく みちを あけて くれる あるく あるく ゆるく ひかる |
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風と話す 夏の野花 ゆらり揺れて ゆれてもどり ゆめのつづき 草の温み 夏の匂い 風の呼吸 どこにいくの ここにいるよ いつまでなの いつまでもさ なんだそうか いつまでもか |
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ゆっくりと、はじまる葉月。 すいすいと咲く、オオハンゴンソウ。 咲くべき今日を、えらんで咲いて、 さらに濃い目のきいろとみどり。 その節は、とてもお世話になりました。 おちつかなくて、ことばきれぎれ。ありがとう。 |
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