そよふぉとノート 2002年 07月 |
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沼でみかけた フトヒルムシロ。 水の中に生きる草。 風に揺られる水にまかせて ひがないちにち揺られ続けているらしく 沼にもまもなく七夕が やってくるので 織姫や彦星なんかのオハナシを ひそひそうわさしているところ。 フトヒルムシロ 漢字で書くと 太蛭筵 と 書くらしく 蛭たちがお昼寝するとき のっかって ムシロがわりにするらしく いろとりどりのお布団は さぞかしきもちよさそうで 蛭になるのもいいなと思ってみたりして。うん。 |
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今日の写真は わたしの作品ではありません。 若林浩樹氏のギャラリーより拝借させていただきました。 |
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むずかしそうな顔をして 道端会議のミネカエデ。 |
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おひるすぎ あまりにも激しい雨が降りました。 あまりにも タイムリーに降りました。 ラベンダーの匂いまで 流されそうなはげしさに からだがぎゅぅっとちぢまりました。 雨あがり 約束どうりに七色の 大きな虹がやってきて ややこしくなく むずかしくなく かんたんに さらさらさらと ひらひらと 夏の扉があきました。 2002年文月の17日のことでした。 |
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ひとりでに すべての音が消えました。 |
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ここ2週間ほどのあいだ ひとつのことに夢中になって過ごしていました。 昨晩 それが出来上がり 先ほど 行くべき場所へと旅立ちました。 ∞さんのシリトリ詩集。 手作りマイブック という便利なものを使って こんなふうにできました。 こんなパネルもできました。 |
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注文してあった このバネルの納品に立ち会ってくれたのは この日たまたま こちらに旅行中だった おき@にごうさんご夫婦でした。 ありがとうでした。 さて。 はじめてお会いした おき@にごうさんの印象は 前に描いてくださった自画像だけを頼りにしていたのに このままに 思い描いていた雰囲気とは ちょっとちがって エキゾチックな雰囲気の 素敵素敵な方でした。 一方 にごうちゃんは 前にわたしの息子が描いた この絵と そっくりおなじなわたしに たいそう安心したそうで うん。 はじめましてな出会いは いつもたいそう照れますが そんなこんなで たいへんたのしい昨夜と今朝でした。 夫さんの たけぞ氏は この辺りの空気にすぅっととけこむ ネイチャーな匂いの方でしたよ。 |
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ところで今日 生きた蛇を踏みました。 素足にサンダルで、うごめく蛇を踏みました。 あまりのショックに このことを、話題にしすぎていたようで いいかげんに聞き飽きたコドモたちに 「かわいそうなのは蛇なんだけどね」 と さとされました。 どうしても 日記に書きたい出来事でした。 |
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海辺でキャンプをしてきましたよ。 10世帯 総勢40人ほどの 大にぎわいな夏の日は のんびりすごす というような風情にはならなかったけれども あいまあいまでヒトリ仕様な呼吸をととのえつつ わいわいがやがやたのしみました。 印象にのこったことは いろとりどりな家族模様と さかいめのころの風景 これは 夕焼けがいきつもどりつ押し寄せる波打ち際の宵のさかいめ。 こちらは朝の4時45分ころ。 オヒサマのけはいに気づいた蒼空が 今日のメアテを決めてるところ。 これは 海との別れが名残惜しくて いぢいぢしている6歳娘。 「また汚したら おいて帰るからね〜」 |
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月見草とか待宵草とか呼ばれています。 ほんとうのなまえは メマツヨイグサ アカバナ科。 宵待草と呼ばれるようになったのは 竹久夢二さんが書きまちがえたからなのですね・・・。 待てど 暮らせど
こぬひとを 宵待草の
やるせなさ
こよいは月も
出ぬそうな
大正七年 / 竹久夢二
ぱちぱちぱちち。せつないね。 ところで今朝 スズメバチの巣を駆除しました。 砕け散った巣の破片なんて見たくないかもしれないけれども・・・ こんなふうな正確な六角形に感動したので載せちゃいました。 体内定規があるのかな・・・。 |
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