cap verses / そよ日暮らし

 

そよふぉとノート

2002年 07月

ふたごの木。 2002.07.01










フトヒルムシロ。 2002.07.01



沼でみかけた フトヒルムシロ。

水の中に生きる草。








風に揺られる水にまかせて ひがないちにち揺られ続けているらしく







沼にもまもなく七夕が やってくるので 織姫や彦星なんかのオハナシを
ひそひそうわさしているところ。








フトヒルムシロ 漢字で書くと 太蛭筵 と 書くらしく

蛭たちがお昼寝するとき のっかって ムシロがわりにするらしく

いろとりどりのお布団は

さぞかしきもちよさそうで

蛭になるのもいいなと思ってみたりして。うん。






ヒメジョオン。 2002.07.03









 追悼。 2002.07.03



今日の写真は わたしの作品ではありません。

若林浩樹氏のギャラリーより拝借させていただきました。





 チングルマ。 2002.07.09










 ミネカエデの種たち。 2002.07.10





むずかしそうな顔をして 道端会議のミネカエデ。





 ぼんやりと。 2002.07.12









 夏がくるから。 2002.07.14








 虹。 2002.07.17








おひるすぎ あまりにも激しい雨が降りました。

あまりにも タイムリーに降りました。


ラベンダーの匂いまで 流されそうなはげしさに

からだがぎゅぅっとちぢまりました。


雨あがり 約束どうりに七色の 大きな虹がやってきて

ややこしくなく

むずかしくなく

かんたんに

さらさらさらと

ひらひらと

夏の扉があきました。

2002年文月の17日のことでした。








 黙。 2002.07.18







ひとりでに すべての音が消えました。












 風。 2002.07.19













 こんなふうにできました。 2002.07.23


ここ2週間ほどのあいだ

ひとつのことに夢中になって過ごしていました。




昨晩 それが出来上がり

先ほど 行くべき場所へと旅立ちました。





∞さんのシリトリ詩集。

手作りマイブック という便利なものを使って こんなふうにできました。


















こんなパネルもできました。








注文してあった このバネルの納品に立ち会ってくれたのは

この日たまたま こちらに旅行中だった おき@にごうさんご夫婦でした。

ありがとうでした。









さて。 はじめてお会いした おき@にごうさんの印象は


前に描いてくださった自画像だけを頼りにしていたのに






このままに 思い描いていた雰囲気とは ちょっとちがって

エキゾチックな雰囲気の 素敵素敵な方でした。






一方 にごうちゃんは 前にわたしの息子が描いた



この絵と そっくりおなじなわたしに たいそう安心したそうで

うん。


はじめましてな出会いは いつもたいそう照れますが 

そんなこんなで たいへんたのしい昨夜と今朝でした。



夫さんの たけぞ氏は この辺りの空気にすぅっととけこむ ネイチャーな匂いの方でしたよ。





 雨あがり。 2002.07.24










 花蓼。 2002.07.26















ところで今日

生きた蛇を踏みました。

素足にサンダルで、うごめく蛇を踏みました。

あまりのショックに このことを、話題にしすぎていたようで

いいかげんに聞き飽きたコドモたちに

「かわいそうなのは蛇なんだけどね」

と さとされました。

どうしても 日記に書きたい出来事でした。






 海辺のさかいめ。 2002.07.27〜28



海辺でキャンプをしてきましたよ。

10世帯 総勢40人ほどの 大にぎわいな夏の日は

のんびりすごす というような風情にはならなかったけれども

あいまあいまでヒトリ仕様な呼吸をととのえつつ

わいわいがやがやたのしみました。







印象にのこったことは

いろとりどりな家族模様と

さかいめのころの風景







これは

夕焼けがいきつもどりつ押し寄せる波打ち際の宵のさかいめ。









こちらは朝の4時45分ころ。

オヒサマのけはいに気づいた蒼空が 今日のメアテを決めてるところ。









これは 海との別れが名残惜しくて

いぢいぢしている6歳娘。





「また汚したら おいて帰るからね〜」





 夏日。 2002.07.30










 メマツヨイグサ・月見草 2002.07.31











月見草とか待宵草とか呼ばれています。

ほんとうのなまえは メマツヨイグサ アカバナ科。

宵待草と呼ばれるようになったのは

竹久夢二さんが書きまちがえたからなのですね・・・。





待てど 暮らせど 
こぬひとを 
宵待草の 
やるせなさ 
 
こよいは月も 
出ぬそうな
  
大正七年 / 竹久夢二






ぱちぱちぱちち。せつないね。











ところで今朝

スズメバチの巣を駆除しました。

砕け散った巣の破片なんて見たくないかもしれないけれども・・・








こんなふうな正確な六角形に感動したので載せちゃいました。

体内定規があるのかな・・・。







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