cap verses  /  そよ日暮らし




NO.229 2004/10/26 (16人55作) 
ありがとう



靴下の
穴から顔出し
笑わせる
指の先まで君は優しい

ふみちゃん
れいぎ正しい
夜の虫
コンコンと窓を
ノックする

ふみちゃん
ありがとうの
気持ちの種が
咲かせた花の
名は笑顔

ふみちゃん
「靴下の穴から顔出し笑わせる 指の先まで君は優しい」
あぁ。ふみちゃんったら・・・。やさしさがどんどんうまれる魔法のような・・・。ありがとぉです。イチコロでした。にこにこ。






靴選びと恋人選び
見た目で決めず
よく吟味して
失敗したら激痛ヨ

あ〜でるはいど
練乳と蜂蜜
たっぷりみたいな
甘い甘い甘い
思い出あるよネ

あ〜でるはいど
ありがとう
感謝しなくちゃ
父に母に
生きてる今に

あ〜でるはいど
「靴選びと恋人選び・・・失敗したら激痛ヨ」 あー。なるほどぉ・・・。にっちもさっちも行かない痛み・・・。さすがです〜。
うん。そして。「ありがとう」がなんとなくずいぶん真摯なものとして届いてきました。ありがとぉです。大好きでした。






靴下が大好きなあたしを
軽くひょいっと持ち上げて
いっしょに靴下選んでくれる
そんなナイトはいませんか

すみれのしずく
れっきとした
あたしの気持ち
どんなえらいひとにも
胸はって言いたい

すみれのしずく
ありがとうって
お礼を言ってしまうような
すっごい笑顔に
出会った10月

すみれのしずく
「10月」 だよ 「10月」
「ありがとうって お礼を言ってしまうような すっごい笑顔に 出会った10月」
あぁいいなぁ。「100万ドルの笑顔」とか、いろんな言い方あるけれど、「すっごい笑顔」ってすっごい好きです♪素敵です。





靴の色が
映える街並み
赤いパンプスなら
よくお似合い

ケト
れんげたんぽぽ
束ねて贈った春の
あなたの笑顔ばかり
思い出している

ケト
ありがとうなんて
ずっと言わない
きっと言わない
だって言えない

ケト
「お似合い」 だよ 「お似合い」
「ありがとうなんて ずっと言わない きっと言わない だって言えない」
うーん。ケトちゃんのシリトリ的魅力がぎゅぅっと凝縮されているような四行でした。大好きでした。せつなぃ〜。






靴音に
もしやと思い振り向けど
きみではなく
いるはずもなく

肉野菜
れんれんと
続く山並み
今は登山口だけど
まずは一歩から

肉野菜
「ありがとう」
おばあちゃんが
教えてくれた
魔法の言葉

肉野菜
「靴音に もしやと思い振り向けど きみではなく いるはずもなく」 
ぱちぱちぱちち。秋の夜長はさびしいですねぇ。いるはずもなく。うんうんうん。
「ありがとう」もほんとうにだいじなだいじなものでした。とても好きです。おばあちゃんに見せてあげたいな・・・。






靴の向かう先に
幸せが待ってる
まってる まってる
足早になる

そばかす
連続しておこる
幸せの連鎖
それを夢みて
種を蒔く

そばかす
ありがとう と
ただ一度だけ
言うよ
心こめて

そばかす
冒頭のふみちゃんのところでやさしさを生みだす人・・・って思ったけれど、
そばかすさんは幸せを生みだす人と言う感じがするのでした。みっつともに。いつものように。にこにこ。
「・・・幸せが待ってる まってる まってる 足早になる」 大好きでした。ぱちぱちぱちち。






靴下は、穴があいても
捨てられない
だって、仕事の
同士だもん

ノエル
練習も
テレビを真似てしてたよね
目指せ!世界の
アッタク    No.1

ノエル
「有難う」って
言うだけで
ポカポカあったかい
気持ちになるね。

ノエル
靴下の穴から
かわいい小指が
こんにちはして
はじかしい

メリー
レンズのむこうの
あなたの瞳
わたしのどこ見て
シャッター押すの?

メリー
ありがとうなんて
面と向かって言われたら
あなたにキスを
しちゃうかもかも

メリー
「ありがとうって言うだけで・・・・」 / 「ありがとうなんて面と向かって言われたら」
縦読みするとなんかにこにこしちゃうのでした。ありがとぅです。←ぽかぽかあったかくなるために連発しているわたしです(^^♪
こうしてみるとノエルさんとメリーさんって双子みたいなお名前ですねぇ。






靴擦れは
道を歩いた証しかな?
昨日の歩幅
確かめている

花外
レモンの香
心の最初のつぶやきは
レーアーチーズムースが
食べたい

花外
ありがとう
四行シリトリありがとう
皆さんいつもありがとう
そよさんいつもありがとう

花外
「靴擦れは 道を歩いた証しかな? 昨日の歩幅 確かめている」
「昨日の歩幅 確かめている」 ここのところが大好きでした。どんな道かな あんな道かな・・・あれこれ想像してみたり。
あ。そして。「ありがとう」をありがとうです。照れましたっ(^^ゞ






靴とばし
公園のぶらんこ
青空にとんだ
私のきもち

かのこ
れんげ畑のまんなかで
ピンクひといろ
お姫さま気分
こっそり味わう

かのこ
ありがとうって素直に言える
ありがとうって素直に聞ける
それが大事
うんうん!

かのこ
「靴とばし 公園のぶらんこ 青空にとんだ 私のきもち」 
なにやらムショウにそれをしてみたくなりました。ぶらんこに今すぐ乗りにいきたくて・・・。
ありがとぉです。青空かのこさんでした。






靴下
大きいね
一杯だよ
足じゃなくて

夏野花
れんがのおうち
だんろのなか
おんなのこがね
のぞいてる

夏野花
ありがとう
ぱぱままさんた
くっきーこうちゃで
あたたまる

夏野花
一足早く くりすますの物語ですね。三部作です。だいすきでした。だんろのなかをのぞく少女が可愛くて。
「ぱぱままさんた」 ひらかなで書くと幸せ感が増しますねぇ。ありがとうです。ぽかぽか。





靴のカカトの
カツカツいう音
あたまに響いて
非常に苦手。

湘南坊主
レントゲン撮る時の
「はい、息止めてぇ〜」と云う声に
逆らいたくなるのは、
ボクだけかしらん。

湘南坊主
ありがとうと
ごめんなさい
このふたつの
ことばだけで。

湘南坊主
「苦手」 だよ 「苦手」
「・・・逆らいたくなるのは、ボクだけかしらん。」
 ・・・それは、どうでしょぅねぇ・・・。わたしはとても素直なきもちで従いますよ(^^♪
というふうに 今日もほどよく力の抜けてる坊主さんでした。「ありがとう」もだいすきでした。ありがとうです。





靴のかかと 
三回鳴らし
レモンドロップ
ありがとう

みきょう
レコードを
ありがとう
靴紐結んで 
思い出話

みきょう
ありがとう
かかと踏んでる
運動靴
列に並ぶ 玄関口

みきょう
またまた技ありみきょうさんです。こんにちわ。みっつのお題をちりばめてある三作ですよ。
「レモンドロップ」 いいですねぇ。カルピスに並ぶくらいの初恋の味(^^♪ きゅん。






靴がない ピアノの発表会用の
小6なのに 足のサイズは24
初めてのパンプス
足の痛みは少し大人の気分

みっぴー
れんこんの穴をのぞいて
「私の未来はまだまだ明るい」
そう言って笑いとばすぞ
90くらいのおばぁになっても

みっぴー
ありがとう
言う回数が増えました
私もちょっと
素直になってきたかな

みっぴー
靴投げて
明日の天気を占おう
川にぽとん 落ちました
どんぶらこ 流れていきました

みっぴー
ありがとう
目を見て
言われりゃ
照れちまう

みっぴー
「小6」 だとか 「90くらい」 「どんぶらこ」 そんなアイテム 大好きでした。たのしぃなぁ(^^♪
「ありがとう 目を見て 言われりゃ 照れちまう」 照れてる様子がそのままの言葉づかいが魅力なのです。拍手です。






靴はともだち
走ってはしゃいで
一緒に歩いて
靴はともだち

スー・
れんしゅうしなくちゃ
連続回転
連発したって
平気なくらいに

スー・
ありがとうって
笑顔で素直に
やさしくいえる
人は天才

スー・
靴のかかとが
すりへっちゃって
それでもまだまだ
履いて歩こう

スー・
れんげの冠
やさしい色の
夕暮れとともに
途切れる記憶

スー・
ありがとうの声
届いているよ
心の底から
じんわりと響く

スー・
靴のつまさき
擦り切れるほど
練習しました
ありがとう 靴さん

スー・
靴を脱ぎ捨て
れんきゅうの海
ありがとう〜と
空に叫んだ

スー・

さてさてそして、たくさんのスー・ちゃんですよ。お待ちしていました〜♪
「れんげの冠 やさしい色の 夕暮れとともに 途切れる記憶」 これ 大好きでした。
「夕暮れとともに 途切れる記憶」 なんどもなぞってみたりしました。
「靴のつまさき・・・・」これも。年季の入ったバレェシューズが目に浮かびます。ありがとぉです。






靴よっつ
ばらばらに干す
秋晴れの
ひなたむだなく使いたいから

soyo
れもんより
みるくがいいな
こんな日は
ちょっとの酸味に泣けてくるから

soyo
ありがとう
言っても言ってもたりなくて
べつのかたちを
さがしてたんだ

soyo