cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ



NO.219 2004/07/06 (22人67作) 
わたしから ぴょん

わたしからだと
しらなくていい
そんなやさしさ
あげれたらいい

ふみちゃん
形がぼんやり
にじみゆく
薄暮の町は
夜の入り口

ふみちゃん
ぴょんと
小さな水溜り
飛ぶような顔で
壁を越えたい

ふみちゃん
あぁ。今週も、どれもあまりにふみちゃんらしくてありがとうです。うれしぃの。
「わたしからだと しらなくていい そんなやさしさ あげれたらいい」 
「ぴょんと 小さな水溜り 飛ぶような顔で 壁を越えたい」 
暗記して、ことあるごとに呪文のように唱えたい・・・と思うシリトリなのでした。好きだなぁ。もぉほんとぉに。





わたし辛口
あなた甘口
ほどよく溶け合う
まろやかになる

あ〜でるはいど
形から入る
それも悪かナィ
ってコトで何か
始めましょ♪

あ〜でるはいど
ぴょん吉みたく
いつもいつでも
一緒にいてね
ね? 小夏

あ〜でるはいど
わたしから
からすぎる
あいを
あなたに

すみれのしずく
形のちがった
貝殻を
見つけて拾って
歩く砂浜

すみれのしずく
ぴょん吉よ
あなたは
なぜに
そんなにわらう

すみれのしずく
「砂浜」 だよ 「砂浜」
なんとなく、このごろいつも似てしまう、感性の仲良しさんたち(^^♪ 辛口とぴょん吉つながりなのでした。
あ〜でるさんの 「わたし辛口 あなた甘口 ほどよく溶け合う まろやかになる」 これ、すごくすごぉく好きでした。
その組み合わせって、永く楽しくうまくいくためのベストなかたちかもしれないですねぇ。
すみれのしずくちゃんの 「形のちがった 貝殻を 見つけて拾って歩く砂浜」 よみながら 気持ち海辺にワープしました。
裸足で歩く黄昏の 夏の砂浜 素敵です。たんたんと綴られていてすごく好き。






わたしから
あなたへ
送った言葉
返事はない

ケト
形あるもの
目に見えるもの
それこそもっとも
不確かなもの

ケト
ぴょんっと
飛び出す
かえる
おはよう

ケト
「おはよう」 だよ 「おはよう」
「・・・それこそもっとも 不確かなもの」 ふむふむふむって読みました。
確かなものと不確かなものについて、かんがえてもかんがえても、その場その場でちがう答えが出てきますよね。
むずかしぃです。ほらまたここで すでに混乱してきたり(^^♪ 
このあとも ずっと一生 たまに手のひらに載せて 考えていく事なのでせう・・・だからこんなシリトリを、ありがとぉです。

また待ってまぁす。





わたしから
手渡すつもりの プレゼント
渡せないまま
今も この手に

スイートポテト
形こそ いびつだけれど
その品は
初めて 挑んだ
陶器の カップ

スイートポテト
ぴょんぴょんと
小さなカエル 足元で
カップ持ってる
私を 見上げる

スイートポテト
「この手に」 だよ 「この手に」
みっつでひとつの ちいさな物語になっていました。あの人に陶器のカップを贈りたいのに・・・・。
こんなふうな静かなお話し、いいなぁと思うのでした。カエルの存在感とかも。うん。
いろんな風にシリトリで遊んでくださり、ありがとうです。またいろいろな試みをみせてくださいね。たのしみなのです。
暑い毎日、ご自愛ください。






わたしから
あなたまで
かけてみたいな
愛の虹

湘南坊主
形式美
カタチぶれたら
ただの
なに?

湘南坊主
平壌(ぴょんやん)
やんちゃな
やなやつ
やっかいだし

湘南坊主
わたしから
もぎたての
トマトみたいな
愛 あげる

そばかす
形もなく
捕えどころもなく
あいまいだけど
確かにあるもの

そばかす
ぴょんと とびだし
にっこり わらう
ひょんな とまどい
すっかり きえた?

そばかす
あぁ 愛が、いったりきたりしています(^^♪ 
だってねぇ。 愛の虹 とか もぎたての トマトみたいな 愛 なんだもん。
いいなぁー。すてきだなぁー。さすがぁー。おとなぁー。・・・というふうに
嬉々として ひとりはしゃいで読んだのでした。にっこにこ。






わたしから
先に言っても良いですか
あなたのいいとこ
ひとつ残らず

肉野菜
形には
まだなっていませんでした
芽が出る直前
あなたの夢

肉野菜
ぴょんぴょんと
はねるははねる子供達
プールサイド
待ちきれないと

肉野菜
わたしから
伝えたかったこと
あなたから
いわれてしまった

わとら
形あるもの
崩れ落ち
形なきもの
生まれいずる

わとら
ぴょんぴょこ踊る 
カエルやうさぎ 
池にうつるは 
月の影

わとら
さてさてそして、返歌のようなシリトリは、まだつづくのです。
「わたしから 先に言っても良いですか あなたのいいとこ ひとつ残らず」
「わたしから 伝えたかったこと あなたから いわれてしまった」
にこにこぉ。・・・ほんとうは 全然ちがう意味を持つ 「伝えたかったこと」 かもしれないのだけれど
けれどもここではどうしても ほのぼのとした返歌にみえてしまうのでした。ふたつとも とっても好きな空気感です。






わたしからいつか
あなたに贈るなら
たぶん 雲を
つかむようなもの

ふらっと
形がなくて
匂いもなくて
あたたかさだけ
あるのはなぁに

ふらっと
ぴょんぴょん跳ねる
元気なものを
掴まえるのに
ぴょんぴょん跳ねる

ふらっと
わたしから
あげたもの
あなたから
もらったもの 愛…

かのこ
形あるもの
それだけしか
見えなかった若いころ
今はちがう

かのこ
ぴょんと寝ぐせ
はじけた髪も
しゃんと直して
にこっとな

かのこ
あ。なんか、むかうところが似ているのかも・・・なんて思ったふたつのシリトリなのでした。
「ぴょんぴょん跳ねる 元気なものを 掴まえるのに ぴょんぴょん跳ねる」 ふらっとさんと
「ぴょんと寝ぐせ はじけた髪も しゃんと直して にこっとな」 の かのこさんです。
読めば読むほど思いのふかさが見える気のするシリトリでした。とても好きです。ありがとうです。






わたしからきし意気地なし
今更 口に できないぴょん
残りし想い 形はぐれ
お神楽の狐面 箱に入れ

みきょう
形 残さず 朝 ぴちょん 
ぴちょん ぴょん 
雨音で わたしから
目覚めた 心 中の梟

みきょう
ぴょんと 弾んだ形で
立掛けた 影 花の虜
(わたしから だらだら かしたわ)
回文 ひねるジャガイモ畑

みきょう
わたしからきし意気地なし 今更 口に できないぴょん・・・
いやはやまったく このはじまりが大好きでした。なんどもなんども読んだのでした。

そしてまたまた今週もお題をみっつ、全てによみこんであるのですねぇ。さりげなさに拍手です。
またお待ちしていますねー。






わたしからはじめたこの恋
終わりの言葉におびえてしまい
安らぐ時が無くなった今
それでも恋と呼べるのでしょうか

ふら・りー
形 違い 色めき きんぼし
シンから凍るひとことに
憎む事さえ忘れて 手をはなす
すべて飲み込み みんな崩れた形

ふら・りー
ぴょん吉がいるから
あのガッツがよみがえってくるよ
「だらしないぜ」
よっしゃぁー!まかせろ!

ドン・ピシャ・リー
形 違い 色めき きんぼし シンから凍るひとことに 憎む事さえ・・・・
一話完結シリトリンネという感じ。ひとことずつがシリトリで、最後からまたはじまりの「形」に戻ってまわるのでした。
ぜんたいてきにしっかりとした重さを持ったことばたち。ありがとうです。ドン・ピシャ・リーって素敵です〜。









形なんか気にしない
君は絶対に茄子だから
曲がった茄子に
呟いていた

花外
ぴょんぴょんと
何度も何度も跳ねてみる
野原のうさぎの
気分だね

花外
「形なんか気にしない 君は絶対に茄子だから 曲がった茄子に 呟いていた」
「茄子だから」 他ならぬ茄子なところがとても好きです。「曲がった茄子に 呟いていた」 うん。拍手っ。
野原のうさぎの気分だね ここも気持ちがよいのです。うんうんってお返事したくなる感じ。
ありがとうです。またお待ちしていますね。






わたしから
勇気を出して
送ったメール
アドレス不明で舞い戻る…

みっぴー
形にできない『心』を
言葉にかえて
形にしてみる
届け 届け

みっぴー
ぴょんとはねた髪の毛が
なんだかしっぽみたいで
寝癖までかわいく思える
これが恋というものかな

みっぴー
「ぴょんとはねた髪の毛が・・・・これが恋というものなのかな」 ふふふふふぅ〜。
なんかうれしくなつかしく にこにこにこって読みました。
『あばたもえくぼ』っていうけれど、例えとしてもこっちの方がずーっといいです⇒ 『寝癖もしっぽ♪』 にっこにこ。
またわくわくお待ちしていますねー。






わたしからの贈り物
野の花に添えた
たったひとつの心
ロンリーハートな愛の形 ⇒

☆のしずく
形にこだわらない
今のままの君が好き
きっと心はいつも自由
うさぎみたいにぴょんぴょん! ⇒

☆のしずく
ぴょん!と飛び越えて
てくてく♪歩こう
生まれたての夏雲みっけた
立ち止って掴んだもこもこまわた(真綿) ⇒

☆のしずく
まだ三回目のご投稿な ☆のしずくさん ですが、今回はシリトリンネが届いたのでした。びっくり〜。
しかもこんなに無理が無く、ぎくしゃくせずにつまづかず、のどかな風情の物語です。拍手です。
「そよ日暮らし2」を読んでく、挑戦してみたくなったとのこと。とても嬉しいことでした。
ありがとうです。またお待ちしていますねー。





わたしから、誓いをたてた
禁お菓子!!
なぜに増えるの?
体脂肪。

ノエル
形ある
物はかならず
壊れるの?!
友情も・・・
 
ノエル
ぴょん、ぴょん、ぴょん!
思わずはねたチケットピアで
好きな演劇
前から2列目

ノエル
はじめてご投稿くださいました。ノエルさんです。ようこそようこそこんにちわ。
末永くお付き合いいただけると嬉しいです。パソコンもインターネットもまだ初心者らしきノエルさん。
ここからぼちぼち世界がひろがってくれるなら そんなにうれしいことはないです。
またくださいねー。とっても楽しみにお待ちしています。






わたしからなら
始まるのかな
新しいこと
苦いようなこと

スー・
形はみえる
わかりやすいけど
惑わされないで
本質をみよう

スー・
ぴょんっと飛んで
サッと隠れて
こっちを見ている
ちびアマガエル

スー・
わたしから
伝わっていく
世界みたいな
ものがあればな

スー・
形って文字
面白いよね
鳥居の横に
風が吹くよう

スー・
ぴょんぴょんぴょん
びよ〜んびよん
ぴらぴらぴらぴら
ぴゅ〜ぴゅ〜ぴゅ〜

スー・
わたしからね♪
ぴょんっと足跡
並べて文字の
形を作って遊ぼうよ

スー・

ぴょんぴょんと
形になんてとらわれず
自由に飛んじゃおう
わたしからもっと

スー・
「わたしからなら 始まるのかな 新しいこと 苦いようなこと」
「苦いような」 が気になって、思い巡らせてみたりしました。うん。気になるーっ。
「わたしから 伝わっていく 世界みたいな ものがあればな」 うんうん。これはすんなり届いてきましたん。
どちらもとても好きでした。 あぁそして 「ぴょん」の三つが、まったくどれもスー・ちゃんならではな世界(^^♪ 





わたし
からくさ
くるくるさいて
ぬののなか

おき@にごう

形見代わりに受け継いだ
見栄と度胸と啖呵きり
夜をさかせる
花火と喧嘩 江戸の夏

おき@にごう

ぴょんと かえる
みずに かえる
たまごが かえる
かえる かえる

おき@にごう
「形見代わりに受け継いだ 見栄と度胸と啖呵きり 夜をさかせる 花火と喧嘩 江戸の夏」
江戸っ子シリトリさすがです。気持いいです。お名前なくてもきっとたぶんぜったいに、にごうちゃんだとわかるシリトリなのでした♪
わくわくさせていただきました。ありがとうです。とても好きなものでしたっ。
またお待ちしていますねー♪






わたし からから
あなた にこにこ
ほしが きらきら
あえて ふふふん

やじろべぇ
かたち くるくる
わたし どきどき
あなた くすくす
りんぐ くるくる

やじろべぇ
ぴょん らららら
てれて くらくら
かねが きんこん
てんし ふぅわり

やじろべぇ
「わたし からから あなた にこにこ ほしが きらきら あえて ふふふん」
うんうんうん。ふふふんふふふん。うれしくて。三つでひとつの物語です。
しあわせが ふえてふえてやすらかで さいごの かねが きんこんで すこしなみだがでてきたり。
ものすごく。すごく好きなものでした。やじろべぇさんのことばはほんとに力持ちです。すごいなぁ






わたしから
たちのぼっている うすけむり
南の島の
雲になるらし

soyo
形容のしようがないのお月さま
おっきくて 最大級で 色濃くて
神々しくて 重厚で すばらしかった と
書いておくけど

soyo
ぴょんとまた 
飛びだしてゆく正義感
いつかまた
気まぐれにたまに来てねわたしに

soyo