サイシンのシリトリ これまでのシリトリ 投稿者さん別のシリトリ はじめての方へ |
NO.218 2004/06/29 (19人72作) | ||
約束 | ぐ | 消さないで |
約束は無し。 この密やかな 確信だけを 道の頼りに ふみちゃん |
ぐんと上昇 親ツバメ 生きたいと鳴く 雛鳥のもと ふみちゃん |
消さないでいてと 乞う火ほど よわく 小さく あやうくゆれて ふみちゃん |
「約束は無し。この密やかな 確信だけを 道の頼りに」 ぱちぱちぱちち。こんにちわっ。 ふみちゃんが、シリトリの中に「。」を置くのはめずらしいので、なおのこと効いていますね 「約束は無し。」 「この密やかな確信・・・」 なんか どきどきするのです。頼もしいです。 「この密やかな確信」 うん。 |
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約束やぶるの 得意なアイツは 針千本のむのも 得意らしい・・・。 あ〜でるはいど |
グルグルまわって トラみたいに バターになるから 御賞味アレ。 あ〜でるはいど |
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グリコのおまけ 古いヌイグルミ ガラクタだけど 捨てらんないの あ〜でるはいど |
消さないで〜 傑作なんです(笑) 黒板のラクガキ センセイの似顔絵 あ〜でるはいど |
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約束したのは 夏の日で 守ったか破ったかは 覚えていない すみれのしずく |
ぐっと梅ジュースを飲むと くっと喉にくるから ぐっとキミへの想いも くっと飲み込んでしまう すみれのしずく |
消さないで 黒板の 星野先生の 似顔絵 すみれのしずく |
さぁそして、「消さないで・・・」 に注目しました。黒板/先生/似顔絵 ですよ。 制服を着て席についてるお二人が目に浮かぶのです。おなじひとつの教室の セピアカラーの景色の中に。にこにここ。 すみれのしずくちゃんの場合はセピアカラーなんかぢゃないとはわかっているんだけれどもさ(^^♪ ところでところで あ〜でるさんの グルグルまわって/トラ/バター・・・ちびくろサンボ大好きでした。 わぁぃ。とってもなつかしぃ〜。御賞味アレ。って・・・・いやん(^^♪ |
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約束したから 守ろうと思った 約束したから 守れると思った ケト |
ぐっとくるような 言葉はひとつも 浮かばないけど 元気出してよ ケト |
消さないでって 言った落書き 思い出には なれない気持ち ケト |
「ぐっとくるような 言葉はひとつも 浮かばないけど 元気出してよ」 うんうんうん。わかるわかるー。 それがなによりあたたかなこと。にこにここ。 「ありがとぉです。元気ぼちぼちでてきそうです」・・・なんて 答えたい人がたくさんいそうなシリトリでした♪ |
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約束 ゆびきり あなたの小指 見えた気がする 赤い 糸 スイートポテト |
ぐう ちょき ぱあ 長い車中も ジャンケン遊びで 気が紛れ スイートポテト |
消さないで 小さな 灯 この世に産まれた かけがえのない命 スイートポテト |
約束をしたかのような 衝撃的な 再会に 乾杯 湘南坊主 |
グッゲンハイムな スパイラル なだらか傾斜の 美術館 湘南坊主 |
消さないで 二人で描いた 愛のデッサン え?もう精算 湘南坊主 |
約束よ 約束さ 絶対の 本当さ 肉野菜 |
ぐりとぐら もっと大きなカステラを 作って今度は ごちそうしてね 肉野菜 |
消さないで 残しておいて いつまでも 心の隅でかまわないから 肉野菜 |
さてそして。今週の「約束大賞」の栄冠に輝いたのは、この三名様でした(^^♪ 「約束 ゆびきり あなたの小指 見えた気がする 赤い 糸」 「約束をしたかのような 衝撃的な 再会に 乾杯」 「約束よ 約束さ 絶対の 本当さ」 ぱちぱちぱちち。どれもほんとに好きでした。 どのシリトリも読む時の呼吸に注意してくださいね。ゆっくりとじわじわ読むのが良いみたいです。うん。絶対の 本当さ (^^♪ |
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約束をひとつしました おひさまが じりじり焦げる 睫の下で ふらっと |
群青に深まる前の 瑠璃色に 溶けてゆくのが 見えた気がして ふらっと |
消さないでいて 胸のともし火 それを頼りに 歩いてゆくから ふらっと |
約束は たとえ 守れなくても 守ろうと 頑張った そのことが 大切 ベンジャミン |
グッチの財布 ヴィトンのバッグ そんなもの いらない あなたがいてくれるだけでいい ベンジャミン |
消さないで 心の灯りは ついででいいから照らしてね 君のお隣 お向かいさん みんなで灯りを分け合おう ベンジャミン |
「消さないでいて 胸のともし火・・・」 (ふらっとさん) と 「消さないで 心の灯りは・・・」(ベンジャミンさん) なのでした。 ぜったいに 消えては困るふたつの灯り。真っ暗になってしまうとさびしすぎます。胸も心も 消さないで。うん。ぜったいに。 ぐっと・ぐるぐる・ぐーちょきぱー・・・そんな「ぐ」が多かったなか おふたりの「群青」と「グッチ」 どちらもきらっと新鮮でしたー。 いつもいつもありがとうです。ぺこり。 |
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約束はひとつだけ ひとつだけなんて云いながら 大きすぎたね 背伸びさせすぎた 夏野花 |
ぐーの力緩め ぱーにして 握りあった 手と手 夏野花 |
消さないでおこうと思ったの 私が私だったこととして 夢とは違うその空間で 生きたことを残します 夏野花 |
約束だからと くちびる噛んで 涙こらえて よい子になりたかったの わ た し… かのこ |
ぐぅでパンチ! 子猫みたいに 狙った獲物 うりゃ!たぁ!とぅ! かのこ |
消さないでその気持ち 忘れないでその微笑 怯えないでその優しさ 去らないでわたしから かのこ |
「わたしから」 だよ 「わたしから」 | ||
ひとつだけの約束をくちびる噛んで守り通しているのです。・・・と、いう風に ふたつでひとつの場面づくりをしてしまいつつ読みました。ちくちく胸もいたんだり。うん。ちくちく。 あ。なんか。きっとたぶん お二人は かもしだすもの似ているのかもしれないなー・・・って ふと思ったりもして(^^♪ 「ぐー」と「ぐぅ」とか「消さないで」とかも。行間とかが・・・。ね? ちがう? というわけで また楽しみにお待ちしていますねー。 |
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約束したよ ゆびきりもした でも いままたひとり噴水の前 ふら・りー |
グッと近寄ると 目をつぶっちゃうよ そんな隙に 手渡した消せない約束 ふら・りー |
消さないで 少しだけ残しておいて あしたまで あさってまで いつかまた会う未来まで ふら・りー |
約束はふたつ テキスト形式で四行で 手に入れるものは 楽しい火曜日 ふら・りー |
消さないでって思ってたのに さっさと消された 黒板の隅の日直当番 たった一日並んだ名前 ふら・りー |
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「・・・黒板の隅の日直当番 たった一日並んだ名前」 くぅぅぅっ 甘酸っぱいーっ。たまらないー。 というわけで 本日の「消さないで大賞」を受賞しましたー。わぁ拍手〜(^^♪ あぁ。わたしもまた鈴木君(仮名)と日直がしたいです〜。 「約束」もどちらもとても好きでした。いろんな意味で。にこにこ。 |
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約束という 言葉の不安定さに どっぷり沈み込んだ 君を巻き添えに 葉弥月 |
ぐらぐらと ゆれるあたまを おさえながら ぽてぽてとあるいてる 葉弥月 |
消さないでいても 消えてしまうから 捨ててしまおう なくしてしまおう 葉弥月 |
約束はしない 動けなくなるのは いやだから 身勝手でいさせて 葉弥月 |
ぐのおおい カレーがたべたい むかしたべた なつのあじ 葉弥月 |
消さないでなんて 山のように残した 宝物はもう ガラクタ模様 葉弥月 |
「消さないでいても 消えてしまうから 捨ててしまおう なくしてしまおう」 「約束はしない 動けなくなるのは いやだから 身勝手でいさせて」 この他のものも どれもとにかくぴったりと しっくりときて ものすごく 心あたりがありました(^^♪ おなかまおなかま うれしぃなっと。 ぽてぽてと歩くところも大好きでした。また楽しみにお待ちしていますねー。 |
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約束だよ ゆびきりげんまん 初めて触れた 小指にどきどき みっぴー |
ぐっと握った君の手が 案外華奢なのに気がついた 「大きくて男みたいでしょ」 言ってたけど 僕には充分女の子 みっぴー |
消さないでおくことが 心の平穏になるのなら そのままでいいよ 何もかも ね。 みっぴー |
約束したやん 出席するって なんでおらんの? 私の結婚式に そして この世に みっぴー |
ぐちっていいよ 泣いていいよ すっきりしたら 笑顔を見せて みっぴー |
消さないでおきたい 記憶から 忘れたくない ただその想い 日記に残された 痴呆との戦い 叔母の名前だけ書き残した 叔父 みっぴー |
ぐみ むにょむにょ 噛んでも くにょくにょ 楽しい感触 もう一個 ちょうだい みっぴー |
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「約束」のふたつがとても好きでした。「・・・初めて触れた小指にどきどき」 うんうん まったくもってどきどきします。 あぁ なんか 適度などきどき 体にとてもよさそうで たまにどきどきしなくちゃねっ。て思ったり(^^♪ 「・・・なんでおらんの? わたしの結婚式に そして この世に」 ・・・・ありがとうです。だいじです。 (この世にいない人のことを思って書かれたシリトリにはまったくもって弱いわたくしなのでした。ぺこり。) |
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約束しても しなくても あなたとならば どっちでも。 スー・ |
ぐーちょきぱぁで また明日 空には真っ赤な 夕焼けの雲 スー・ |
消さないでいて 心の中の 小さな文字の 青い落書き スー・ |
約束までの 距離感がすき じわじわっとする 心の温度 スー・ |
ぐりとぐら って 有名だよなぁ 絵本の世界は 特別な夢 スー・ |
消さないでいた そのままずっと 残っていたって かまわないから スー・ |
約束 ぐらい メモして 消さないで スー・ |
ぐるりんぱっと 大きく1周 もとにもどって また繰り返し スー・ |
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「消さないでいて 心の中の 小さな文字の 青い落書き」 「青い落書き」 ここのところが大好きでした。 青以外にはない気がします。さわさわとした空色の青。いいなぁ・・・。 ぐーちょきぱぁとぐりとぐらとぐるりんぱ こんな軽快さも好きで。にこにこ。 |
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約束してくれたから 忘れることにする 指切りした指の温もり 「く」と動いた唇の形 りくり |
ぐっときたら だまっとく ぽっとしたら 佐藤錦 りくり |
消さないでも 消えてく痕跡 忘れないのは 僕のエゴです りくり |
「形」 だよ 「形」 | ||
「消さないでも 消えてく痕跡 忘れないのは 僕のエゴです」 あぁなんか・・・強烈でした。 「忘れないのは 僕のエゴです」 あぁ。パーンチ!そしてなりやまぬ拍手。ぱちぱちぱちちち。 「く」と動いた唇 の「く」って一体なんだろぉとか 「え? ここで 佐藤錦なんですね?・・・」 という風に 気になることも満載(?)でした。 ありがとうです。すばらしいです。僕のエゴです。僕のエゴです。あぁ僕の 僕のエゴです。・・・さすがぁ。 |
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約束 げんまん やぶちゃやーよ けんけん ぱっ 後ろの鬼さん だーれ やじろべぇ |
ぐーちょき ぱっ 階段 とんとん チョコレート 動いちゃだめよ ぐーちょき ぱっ やじろべぇ |
消さないで 石けり 片足 ぴょぴょんのぴょん やじろべぇ |
「ぴょん」 だよ 「ぴょん」 | ||
さてそして。待ってましたー。やじろべぇさんの到着なのです♪にこにこ。 けんけん ぱっ とか ぐーちょきぱっ そして ぴょぴょんのぴょんと跳び 温み なつかし ふるさとの あそびづくしな今日でした。 つづけて三つ読むうちに、和みつつ やわやわしつつ でもなんか きゅんってせつなくなりますねぇ。 ありがとぉです。またお待ちしていますー。 |
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約束は なんてことなく 守られて 本末転倒しはじめる夏 soyo |
ぐすべりは あの人に似て野の素朴 グーズベリーと 呼べないでいる soyo |
消さないでくださいずっと 森じゅぅの 水の叫びと混沌と 恋煩いの鳥たちの歌 soyo |
追加しました。火曜日の夜。 |
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約束してた 嘘 見抜く のも また 難しい 繋ぐ言葉の 消さないで揺れる 陽炎 みきょう |
偶然の一致 な の 消さないで在る 百の 光 千の 風 約束は生命 に みきょう |
消さないで 記憶 結ぶ 忘れないで 約束 刻む 四十億年前から続く拍動 やってごらん ライブだよ みきょう |
「消さないで 記憶 結ぶ 忘れないで 約束 刻む・・・」 みきょうさんのシリトリは、やっぱり絶対どうしても メロディがあるはずなものに思えてきます。 そうすると どうしても 正しいメロディが知りたくなりますねぇ。・・・というわけで わからないなりに鼻歌風に歌いつつ 読んでみました(^^♪ またお待ちしています〜。 |