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NO.209 2004/04/13 (25人85作) | ||
すきなもの | 翼は | ピエロ |
すきなものを すきなだけ みつけてゆこう きょうもあしたも ふみちゃん |
翼はないから 走ってゆくよ 大地をけって 息せききって ふみちゃん |
ピエロみたいに 笑わないでね ピエロみたいに 泣きたくなるから ふみちゃん |
すきなものも ほしいものも あなただもの あなたえもの あ〜でるはいど |
翼はあるけど 翔べないの 今のあたし まるでペンギン あ〜でるはいど |
ピエロ見て 笑えナィなぁ だって哀しげだし なんだか怖いし あ〜でるはいど |
好きなものだから 誰にも文句は言わせない たとえそれが あたしのヒーローでも すみれのしずく |
翼 はきはき 雲を超えて 心 どきどき 君にあえる すみれのしずく |
ピエロが泣いたよ ずっとみんなを 笑わしていた 青いピエロが泣いた すみれのしずく |
春いちばんにふさわしく、こんなにも三者三様な翼たち。 それぞれらしさをきわめたような 大地・ペンギン・雲を超え そんなところがうれしくて、翼ひらひらさせながらにこにこにんまり読みました(^^♪ なんかこぉ・・・さすがなのです。ぱちぱちぱちち。 |
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好きなものも 嫌いなものも 全部食べたい あなたのすべて タユナ |
翼はもとから なかったんだよ そんなのなくても 飛べちゃうんだよ タユナ |
ピエロのようなテンションで 空中ブランコ乗り回す 石橋よりも吊り橋を 選んで走って渡る人 タユナ |
すきなもの だから だいじに したいもの ケト |
翼はなくとも この足がある それだけで僕ら 自由になれる ケト |
ピエロの笑顔が こわいと思った ホラー映画は ずっと苦手 ケト |
さぁそして、まだまだつづく「翼」です。 翼はなくてもぜんぜんへいき。ふつうに自由にはばたきましょぅというスタイルのおふたりでした。かっこいぃです。 タユナさんの「ピエロ」・・なるほどぉって思いましたん。直接的にサーカスのピエロをイメージしたのはこのシリトリだけなのでした。 ケトちゃんの「すきなもの」・・・うんうんうん。 そのことは、あたりまえなことのようでいて、でも実はおろそかになることも多くて、こころしてゆきたいことなのです。うんうん。 |
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好きなもの いっぱい かぞえきれないくらい あぁ うまれてきてよかったなぁ こころから そうおもえるよ ベンジャミン |
翼はいくら待っていても 生えてこなかったけれど いつしか飛べるようになっていた 心もかるく この青空を ベンジャミン |
ピエロになって 君をにこにこさせたい 君の笑顔が一番だから それだけが僕の望みだから ベンジャミン |
さてさてそして、ベンジャミンさんも「翼」がこんなにすてきなのです。 「心もかるく この青空を」 こんなふうなかんたんな言葉で、素直にそのままかけること、 そしてそれらがとってもお似合いということが、とても心惹かれることなのでした。「好きなもの」もね ほんとぅに好き。うん。 体調のよくないときに、届けてくださりありがとぅです。ゆっくりやすんでくださいね。大事に大事にしてくださいね。 |
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好きなもの 嫌いなもの とりあえず段ボールに 分けてみました 肉野菜 |
翼はグレー 流線型の先 昨日の雨の 水滴ちぎる 肉野菜 |
ピエロのなみだ 砂漠のしずく 時の嵐に 消えてなくなる 肉野菜 |
すきなもの 春の朝 空の霞 紫陽花雲 虹の香 めだかの群れ 子供の憧れ 背中の翼 やじろべぇ |
翼は どこまでも 高く 夢を運ぶ 手をすり抜けては おどける ピエロ やじろべぇ |
ピエロの涙 きらきらり 何を思って 笑わせる 張った心 なごませる やさしい想いが すき やじろべぇ |
好きなもの 鶏のから揚げ チョコレート これだけあれば 何もいらな・・・いや、やっぱり明太子も追加っ スノー |
翼は ちゃんとあるんだよ 君の背中にも 僕の背中にも スノー |
ピエロの涙は ピエロ自身のものじゃなくて 他の人の涙を かわりに流してるんだよって 話してくれたのは 誰だったかな スノー |
ピエロの涙つながり な 三名さまです。 今回、みなさんのピエロシリトリ読んでいて、はじめて気づいたのだけれど、私 すごくものすごく ピエロに対してなにかつよぉい思い入れがあるらしいです。 で、そんなわたしの想いにとても近そうなシリトリたちがこれでした。 肉野菜さん、今回もどれも素通りできないものたちでした。段ボールとか流線型とか・・・。拍手なのです。 やじろべぇさん、さりげなくまたシリトリごとにシリトリですね! 「すきなもの」 きれいで静かで大好きでした。 スノーさんのピエロの涙、うんうんうんって読みました。話してくれたの誰なんだろぉ。気になりますねぇ(^^♪ |
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好きなものは いつだってスキ うまれたてでも おばあちゃんでも 葉弥月 |
翼は重い だからヒトは飛べない 身軽になって 手をつなぐため 葉弥月 |
ピエロの仮面が 僕を救う 君に哀しみが 伝染しないから 葉弥月 |
好きなものは 最強の武器 でっちあげのナイフなんかに 負けたりしない 葉弥月 |
翼は重なる白い雪 折り重なる淡い花 君がいるから僕は飛べる 凍えても毒があっても 葉弥月 |
ピエロ病が蔓延してる 狂おしきも美しい ショータイム 僕の姿も見えないくらい 葉弥月 |
「君に哀しみが 伝染しないから」 なところとか 「好きなものは 最強の武器」・・・こんな視点がとても好きです。さすがです。 最強の武器になりそうなもののこと、いくつも思い浮かべてみましたの。わたしもけっこう無敵です。うんっ。にっこにこ。 |
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すきなものに うつつを抜かして 翼は 閉じたまま 透き通る ピエロの影 みきょう |
翼は夜を 翔ける浪漫 好きなものひとつ得られず 悲しんでるピエロに 月の明かりが見えますか みきょう |
ピエロになれない道化師は ことばのしずくを音に替え 萎えた手足と翼も折れた あなたの背中がすきなもの みきょう |
すきなもの 君と 探して 歩む 春は 日向の 緑 土手に咲く ふきのとう みきょう |
翼は臆病な背の 小さな希望 ひとり 夕暮れに ひらく 透き通った 羽根 薄く 揺れて 震える 光 みきょう |
ピエロのドーラン 剥げかけて あやつる糸の 絡まれば 動きは 取れず あやかし 喘ぐ 霧の道 みきょう |
好きなものってなんだっけ? ほけっとぽけーっと考える そのうちそのうちくたびれて すーすー眠る 春の午後 ゆきほ |
翼はえてる すっとはえてる 真白なつばさどうはえる 小さな翼、わたしのせなかに。 ゆきほ |
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さてここで、異色な組み合わせなおふたりなのです(^^♪ 「すきなもの」・・・どうしてもほら、おなじな春がただよっていて、並べて読むとものすごく相乗効果で和むのでした。ひなたくさいー。 みきょうさんの上段は、三つとも三つのお題がよみこまれていて、それでいて とても自然に流れているのでさすがなのです。 ゆきほさんというのは、11歳で、ここだけのお話ですが実はわたしの娘です(^^♪ でもこのごろはそんなことも関係なさげになってきました。ネット上ではけっこう他人なお友だちです。 と、いうわけでゆきほさん、またお待ちしていますねー。 |
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すきなもの 想うときには ほっぺがゆるる ほどけて光る ふらっと |
翼はまだ たたんでおきます いつか空へと 旅立つ日まで ふらっと |
ピエロの赤い 鼻の理由(わけ) きのうの哀しみ 包みこむため ふらっと |
すきなもの数え 笑み浮かべてた たとえば夢へと 翔び立つ翼は ⇒ ふらっと |
翼は背中に仕舞われて 照れくさそうに にやりと笑い いまは天使が装っているピエロ ⇒ ふらっと |
ピエロと赤い風船 船上のパーティー ティーカップちょっと持ち上げ ゲットだ!すきなもの ⇒ ふらっと |
「すきなもの 想うときには ほっぺがゆるる ほどけて光る」 にこにこにここ。大好きでした。 ほっぺがゆるる ほどけて光る・・・ ここのところに何度もほっぺがゆるむのでした(^^♪ こうやってみなさんのシリトリ並べている時も、気がつくとほっぺがゆるるほどけていること多いです。 「ほどけて光る」のさいごの『光る』がだいじなところですよねぇ。ほどけるまではよくあるけれど、光るとなると本格的です。うん。すてき。 |
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好きなものは たくさん ナガイ指 シミワタルヨウナ声 コソバユイ髭 メガネノオクノ瞳 まるごとの アナタ ふら・りー |
翼はどこにおいてきた? 聞かれたってわからない きっと生れ落ちる時 心と一緒にちぎれておちた。 ふら・りー |
ピエロだからって 笑って欲しくない日もあるんだ スキナモノガミツカラナイ ツバサハ アノコニ カシタママ ふら・りー |
「アナタ」 だよ 「アナタ」 | 「おちた」 だよ 「おちた」 | |
好きなものに囲まれて生きているの そういっていたはずなのに いつのまにか多くの物に埋もれて 本当に好きなものがみつけられない ふら・りー |
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「みつけられない」 だよ | ||
うわぁ。「まるごとの アナタ」です ・・・溢れるほどの「好き」がみえます。すてきなのです。 あぁ。まるごとのアナタです。ぱちぱちぱちち。拍手です。 もうひとつの「すきなもの」・・・ これもわかる気がします。 実は他の方からも、これとよく似たシリトリが届いていたんですよ。 その方のものは、後日訂正されたので、ここには載っていないのだけれど。とてもよく似たものなのでした。 ところで 「翼」はとても悲しいものですねぇ・・・「生まれ落ちる時 心と一緒にちぎれておちた」・・・こんなところがとくべつに。・・・しくしく。 |
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好きなもの それは あなたと食べた しろくまアイス がらちゃん |
翼は夜空に向けて 空高く舞い上がる あなたの街に 夜間飛行 がらちゃん |
ピエロになった 悲しむあなたを 慰めたくて 私は演じる がらちゃん |
好きなものが 数えられないほどの君と 思いつかないほどの僕 端からみると似たものどうし mini |
翼は小さくなってしまって 自由に飛べもしないけど まだ私の背中にあるよ この肩甲骨が証拠だよ mini |
ピエロみたいに空回り 回りくどいのは君の言葉 言葉だけなら一人前 前よりずっとふたりでいたい mini |
お久しぶりのお二人なのです。またいただけてありがとぅです。うれしぃの。 がらちゃんさんの「好きなもの」・・・ うんうんうんって共感する人多そぅですね。しろくまアイスだからなおさら。にこにここ。 miniさんの 『数えられないほどの君と 思いつかないほどの僕』 ここのところがとても好きでした。 また、お気軽にご投稿くださいね。待ってまぁす。 (miniさん。作中、脱字かな?と思われるところがあり、勝手に修正しておきました。 もしもこちらのまちがいでしたらすぐに直しますので教えてくださいねー。) |
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好きなものをいーっぱい リュックに詰め込んだら 旅に出よう 新しい出会いを求めて わとら |
翼はいらない だって 心で 飛べるから わとら |
ピエロと 市松人形には 丑三つ時に 会いたくない わとら |
好きなもの せんべい、ケーキに えとせとら あ〜食べ物ばかり お岩 |
翼はありません 何の力もありません 知恵も持ってません でも元気です お岩 |
ピエロ人形見つめてる 私の心を見透かすように どうしてそんなに嘘つくの? だって、怖いんだもの お岩 |
二回目のご投稿です。わとらさんとお岩さん。またいただけてありがとぅです。 おふたりとものそのままの「好きなもの」、気持ちがよくて大好きでした。 春休みをいただいておりましたが、このあとは火曜日ごとに休まずつづく予定です。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。ぺこり。 |
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好きなもの
甘いチョコと 苦いコーヒー そっと覗いた子供の寝顔 あやごん
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翼は 背にあって背になく 心にあって心にない 自らの足で跳べ あやごん
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ピエロのように
おどけてみるがいい 施された笑顔の下の 涙を隠せるのなら あやごん
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好きなものは? そう聞かれたら 胸が熱くなってくる 興味を持ってくれているんだ リオカ |
翼はどこに消えたんだろう もしも僕に翼があるなら 誰よりも高く 飛べたかもしれない リオカ |
ピエロのように おどけた顔を振りまいて 人間であることを 隠していたい リオカ |
さてそして、新学期なので春なので、ニューフェイスさんが来てくれました。にこにこ。 あやごんさんとリオカさんです。末永くお付き合いいただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いします。 お二人のこと、まだ何にもわからないけれど、「好きなもの」 読むだけで ほら すこしだけ、知ったつもりになれまする。 これから少しずつ素顔が見えてくることが楽しみなのです。またお待ちしていますねー。 |
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好きなものって 真っ先に言える 数々のものを 大事にしようね スー・ |
翼はここに 知らないうちに いつのまにやら 生えてたもよう スー・ |
ピエロのマジック 泣いてるふりして 笑顔をふりまく イカしたキャラだな スー・ |
好きなものほど 遠巻きにして 眺めているのが 好きみたいなの。。。 スー・ |
翼はなくても 心で飛ぼう 遥か遠くの 高い空越え スー・ |
ピエロってほら 何考えてる? なりたい人って どんな人かなぁ? スー・ |
翼はほらね ピエロも持ってる 好きなものを 求める力 スー・ |
ピエロの背中の 翼は語る 好きなものほど 遠いんだって スー・ |
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はい。お待たせいたしました。たくさんのスーちゃんが今ここにっ。 「翼はここに 知らないうちに いつのまにやら 生えてたもよう」 これがたいそう好きでした。 なにごとも、そんなふうに、知らないうちにいつのまにやら手にしていそうなスーちゃんなのです。すてきすてき。 |
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翼はなくても 心で飛べる 翼がないこと 理由にしない そよかぜそよこ |
ピエロはやめた かなしいときのかなしみを これからもっと だいじにします そよかぜそよこ |
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あぁ。なんか。いさぎよさという事についての 決定的な瞬間というようなそんなところに立ってるような えいえいおーといいたいようなとにかくそんなシリトリなのでした。しずかに感動しましたの。 ぱちぱちぱちち。だぁぃすき。 |
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すきなものごし あなたとすごし あついまなざし ゆれてるすこし 湘南坊主 |
翼はずかし 天使のあかし 面子かたなし 飛べないわたし 湘南坊主 |
ピエロの某氏 みずたま帽子 めがね素通し 芸人同志 湘南坊主 |
ううむ。他のついづいを許さずに、ひたすらにきわめつづけていますこの道。 「すきなものごし あなたとすごし あついまなざし ゆれてるすこし」 これがもぉ 坊主さんそのものという感じで すごいです。いやはや。 |
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すきなものは 二番目に食べる 極端チョキチョキ 中庸ラブ りくり |
翼は肩甲骨に たたんでおこう 飛び立つ日まで 虎視眈々 りくり |
ピエロのメークして まっさかさまに落ちても 笑って起き上がれるように 君しかできないおまじないを りくり |
はいそして、なにがなんでもりくりさんです。こんにちわ。 極端チョキチョキ・・・可笑し過ぎて、ぴったりすぎて、ニコニコがやまないのでした(^^♪ (え?失礼ですか?) 極端チョキチョキと虎視眈々・・・つながるものはないはずなのになにか続けて読みたくなります。 極端チョキチョキ虎視眈々。・・・あぁ。 |
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すきなものたち あつまつてきて 世界をもっと 濃く狭くして soyo |
翼は どうか はずして来てね 土のちかくにいましょう今は soyo |
ピエロがね はじめて逢いに来てくれたのは 人々が スクランブルする街角でした soyo |