サイシンのシリトリ これまでのシリトリ 投稿者さん別のシリトリ はじめての方へ |
以下、サイシンのシリトリです。 ゆっくりと お楽しみくださいね。 |
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NO.197 2003/12/09 (17人56作) | ||
背中 | たからか |
針 |
背中に黄色い 秋のひとひら とまって落ちて 移りゆく季節 ふみちゃん |
たからかに鳴く 野鳥の声に 澄んでゆく空と 並木道 ふみちゃん |
針の音強く 響く夜は カーテン向うの 月が恋しい ふみちゃん |
「恋しい」 だよ 「恋しい」 | ||
背中で眠る 幼子の 寝息と甘い お乳の匂い スイートポテト |
たからかに響く もずの声 冬の木立に こだまする スイートポテト |
針跡でこぼこ それでもうれしい 三月かかった キルトが出来た スイートポテト |
こんにちわっ。正統派な「たからかに」がうれしくて、並木と木立の鳥たちを 並べてみました。にこにこ。 「針」もどちらも見逃せませんよ。月とキルトが美しいのです。 |
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背中のホック… !いつの間に? 手慣れてんのネ 死ぬほど嫌い!! あ〜でるはいど |
たからかに唄お 明るく切なく ひょーっこり ひょうたんじーまー あ〜でるはいど |
針でチクチク つっついちゃうゾ 蜜蜂や蝟みたく かわいーフリして あ〜でるはいど |
背中のホック・・・ あははははぁ〜。死ぬほど嫌いが可笑しくて。とても微妙な問題ですねぇ。いやはやまったく ほんとにねぇ(^^♪ ほかの二つもさすがのセンスなのでした。ぱちぱちぱちち。つっついちゃうゾ かわいーフリして。にこにここ。 |
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背中見つめて ため息ついて 恋をしている あたしの背中 すみれのしずく |
宝かな 母が 鳴らした 家事の音 すみれのしずく |
針くらいの 痛さなら もっと 傷つけあおう すみれのしずく |
『宝かな 母が鳴らした家事の音』 ううむ・・・唸ってしまいましたん。とてもとても好きなものでした。 あぁ なにか わたしも音を鳴らさねばって思い立ち、わざと大きくトントントンとまな板をたたいてならせてみたりしました。にこにこ。 背中もね 傷つけあおうも どれもぜんぶ好きでした。 |
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背中にそっと 手をのばすけど やっぱりいいや なんでもないの ケト |
たからかに 響くあなたの 声で今年も 冬が始まる ケト |
針の痛さ程の 悲しみなら別に 気にならない 気にしてない ケト |
背中から つばさのはえた夢をみた 僕はどこまで とべただろうか 肉野菜 |
たからかな声 きたからの風 ほっぺはまっか おしくらまんじゅう 肉野菜 |
はりはり いがぐり おでこに ぽとりん 肉野菜 |
背中の無言 怒ってるね 僕には判る 尻尾が立ってる 克惟 |
たからかに宣誓 いかにも君らしい 苦しい出任せ 祖国のために 克惟 |
針の穴に通してと 糸を渡す祖母 後ろに隠したそれは 僕が破いた半ズボン 克惟 |
さぁそして 背中がとっても味わい深いみなさんでした。 「やっぱりいいや なんでもないの」 な ケトちゃんと 「僕はどこまでとべただろうか」 な 肉野菜さん そしてそれから 「尻尾が立ってる」君を見ている克惟さん。とことん三者三様な物語です。どれもとっても大好きでした。ものすごく。 |
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背中にぴっとり温かい 小さな手のひら 少しの重み 幸せのぬくもりと責任感 そうして、自分の位置を確かめる はるか そら |
たからかに 叫ぶものなどなにもない だけど、今 この心は伝えたい はるか そら |
針と糸 触れたのはいつの日か そして今 わたしの心に細い糸 はるか そら |
こんにちわぁ。とてもとってもお久しぶりな はるかそらさん なのでした。 こうやってたまにふらっと寄って下さり、声をかけていただいて、そういうことがとてもうれしいわたしです。 「たからかに 叫ぶものなどなにもない・・・」 そのまんまな感じがとても気持ちがよくて大好きでした。ありがとぅです。 |
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背中に向かってあっかんべぇー! これなら気付かれず 涙ふくこともできるから 背中にむかって さようなら ふら・りー |
たからかなる 調べのもとに 今宵集う 聖なる人々 ふら・りー |
針の動く音が 響いた夜 そとはしぃんと 雪景色に ふら・りー |
「さようなら」 だよ。 | ||
『背中に向かってあっかんべぇー!』 これは人の背中なのかな それとも何か別の大きなものやところの背中なのかな・・・ そんなこと 考えながらよみました。あたらしく 何かが生まれてくるための さよならみたいなけはいなのです。 すがすがしくて 大すきでした。 |
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背中を見ると 泣けてくる こんなに小さくなって お母さん ベンジャミン |
たからかな歌声を残して 姿を消してしまった友 また会えるその日まで 雲の上であのソプラノを聴かせて ベンジャミン |
針を刺そう 私を蝕んでいく 邪悪な心に 力いっぱい針を刺そう ベンジャミン |
背中に書いた字を当てて 「あいしてる」 照れくさいのかな 「あいうえお」だって スノー |
たから かかえて かなえたい ゆめ らくに なるとは かぎらないけれど スノー |
針に糸が 通りにくい時には 接着剤で 糸を固めるのだ スノー |
背中の温かさ 言葉がなくても 通じる想い 夕暮れの帰り道 あん |
宝かゴミか 押入れに潜り 一つ一つ手に取りながら 究極の選択 あん |
針が刺さったみたいに あなたの想い いくら抜いても あたしには辛すぎて あん |
あぁなんか 優しげなものがゆるゆる流れていきました。いまわたしの目の前を。 小さい背中のお母さんとか、背中に書いた「あいしてる」とか、言葉なくても通じる想い・・・。いいなぁ。 ・・・こんなに寒い夜だからこそ もっと感じるあたたかさとかなつかしさとか そんな空気がただようものたちなのでした。ありがとうです。 |
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背中越しに TVを見ながら 布団でごろごろ 極楽タイム♪ スー・ |
たからかな声 朝のひよどり 電線の上で おしゃべりに夢中 スー・ |
針治療して ハリセンボン びりびりするの? ちょっとこわ〜い スー・ |
背中の筋肉 憧れてます 背中で分かる バレエダンサー スー・ |
たからかな音 響く冬空 すーっと昇って 吸い込まれていく スー・ |
針と糸ほど 名コンビになり 切っても切れぬ 仲になりたい! スー・ |
背中のほつれ 針でかがって 笑いあう声 たからかに スー・ |
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背中合わせで 針がふたつ 時計の時報が たからかに鳴る スー・ |
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さて今週も、たくさんのスーちゃんなんだけれどもね、いちばんはじめの 『背中越しにTVを見ながら布団でごろごろ・・・』 これがとっても大好きでした。あぁスーちゃんったら幸せそぅ〜なんて思うのでした。たったひとつのこんなシリトリ読むだけで♪わはは。 |
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背中を越えられない
小さき父の 退屈を想う 幼き子等に 囲まれて ヤカンの蒸気 団欒に寛ぎ みきょう |
高らかに 朗らかに 健やかな声の ある居間 みきょう |
針に糸を通せなくなりし 母の夜なべの繕いは いつしか 子から孫の着物へ みきょう |
せなかだらうか かたからなだらか たからかなはりがふれる ゆめの さかなたちよ みきょう |
たからかなりしすうこう すこうしかなしせなかの はりのうせしところなる ゆめの さかなたちよ みきょう |
はりはきえゆきえりはたつ だからかなたからかなりうせ なかせたせなかのかたさに ゆめの さかなたちよ みきょう |
背中/たからか/針 の三つがとても居心地よさそうに、隠れ住んでる下段の三つ 「ゆめのさかなたちよ」 お見事でした。 『はりのうせしところなる ゆめの さかなたちよ』 なところが特に気に入りました。ぱちぱちぱちち。力作をありがとぅございました♪ |
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背中を向けた その人の胸に 届けと念じる この胸のうち ふらっと |
たから からっぽ だから かけっこ ポッケにどんぐり いちばんのたから ふらっと |
針
一本 鋭く貫く 針千本 小指の温もり ふらっと |
あぁそして 「たから からっぽ だから かけっこ ・・・」 大好きでした。まったくもぉーというくらい(^^♪ どんぐりねぇ今年はバケツに何杯も 子どもたちと拾ってきました。それでリスをお招きしたく試行錯誤なこのごろなんです。 あ。お話しがそれました・・・針千本の小指の温もり これもとっても好きでした〜。 |
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背中ポリポリかきながら 寝転んでテレビみてたって 明日はくるし年だって明ける って誰かいってくれ頼むから 苔虫 |
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んーきっと明日は来るし、年だって明けます明けます大丈夫。 と、頼まれたから一応言っておきますね(^^♪ 大忙しな師走にシリトリありがとぉです。 お仕事がんばってくださいねー。 |
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たからかに ながれるなみだ われながら 手におえなくて可笑しくて 涙腺のメンテナンスをお願いします。 soyo |
針のむしろか 夢のおしろか どっちにもなる箱庭の 木陰のベンチに フェルトで作った小さなあなた座らす soyo |
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「お願いします」 だよ。 |