cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.190 2003/10/21 (22人76作) 
決めて

ひとつふたつ


秋桜の海
秋桜の海
ただ満面の
秋桜の海

あ〜でるはいど
決めてヨ
たまには
今後の
決メ手ヨ

あ〜でるはいど
ひとつふたつ
増やして
密かに
ウシシのシ♪

あ〜でるはいど
こんにちわぁ。  『秋桜の海 秋桜の海・・・』 すてきなのです。  『一面の』 ではなくて 『満面の』 秋桜の海。
しばらくうっとりみつめていました。シリトリの向こうに見える風景を。うん。
あぁ。 満面の 満面の 秋桜の海。ありがとぅです。






秋の夕暮れ
ススキのうぶ毛
きらきらゆれる
時は金色

ふみちゃん
決めてた言葉
全部言えたら
今見る景色は
違ったのかな

ふみちゃん
ひとつふたつと
灯るあかりの
温もりを知る
晩秋の宵

ふみちゃん
『決めてた言葉 全部言えたら・・・』 拍手です。
あつかいずらい 「決めて」なのにね・・・ほんとにさすがなふみちゃんわーるどなのでした。ぱちぱちぱちち。
『ススキのうぶ毛・・・』 これも圧倒的に好き〜。ありがとうです。  
そしてそれから 『晩秋の宵』。 日がみじかくて心ぼそくて温もりますます大切な・・・。うん。





秋の風や
匂いや色が
全力であたしを
誘惑する

すみれのしずく
決めても
変わるなら
今日の色を
大切に

すみれのしずく
ひとつふたつ
星を数え
キミも見てる
そう祈る

すみれのしずく
「ひとつふたつ 星を数え キミも見てる そう祈る」 うぅ〜ん。とてもとても好きでした。
こんな季節の寒空の 澄んだ夜空にぴったりな ひとつふたつなシリトリでした。ありがとうです。どきどきしました。
「決めても」の 『今日の色』というのがさ すみれのしずくちゃんならではな 『今日の色』。大切大切。うんうん。





あきいろの
いねむりすこしはだざむく
ねぼけまなこを
せつなくさせる

肉野菜
きめてよと
くちをとがらせうつむいた
きみはいまでも
げんきですか

肉野菜
「ひとつ ふたつ
みっつ ダー!!」
まさかこんな詩
だれもかくまい(^^ゞ

肉野菜
秋のせいに
しておこうね
誰のせいでも
悲しくなるなら

タユナ

決めてしまったよ
もう決めたんだ
愛する君の涙さえ
私を引き止められません

タユナ
ひとつふたつと
数えられるものは
べつにそんなに
ほしくないかも

タユナ
秋になっても
寂しくないよ
今年は隣に
君がいる

克惟
決めてきたよと君の笑顔
行きたいなら行っちまえ
待ってるなんて思うなよ
強引にでも着いて行くわ

克惟
ひとつふたつ
不満はあるけど
みっつよっつの
幸せが大事

克惟
さぁそして せつなくさせる/悲しくなるなら/寂しくないよ な 秋のこころの風景シリーズなのでした。
 『決めて』には揃ってみっつ 『君』 がいて、 『ひとつふたつ』 も 見逃せなくて。 どれもこれも大好きでした。
そぅそして 肉野菜さんの あきいろの いねむりすこしはだざむく この辺りのひらかなが とてもとても好きでした。
タユナさんと克惟さんの「決めて」あたりも縦読みすると わくわくとしてやめられなくて。ね? にこにこ。






秋の
新しいチョコと
誰しもが
乙女になれる空

みなち
決めて
おさきに
行き先と
生き方

みなち
ひとつふたつと
かさなって
層になり厚さを増し
やがてやさしい雨になれ

みなち
「空」 だよ 「空」
秋に生まれたから
秋が好き
春に生まれてたとしても
秋が好き

ぽあろ
キメ、って細かい方が
いいとは限らない
ちょっとざらざらな
シュークリームもいい

ぽあろ
ひとつふたつと
浮かぶ言い訳
君の視線に
沈んでいった

ぽあろ
「沈んでいった」 だよ



決めてしまいたくないこと
他人の評価
自分の評価
自分の限界

くみこんこん
ひとつふたつの過ちは
許して諭して癒して
悪い状態から救ってほしい
そんなこと言われても

くみこんこん
「限界」 だよ 「限界」
さぁさぁそして ねぇみなさん。この秋は こんなにこんなになつかしい方々が こぞって届けてくれるのでした。
あぁうれしぃなぁ。じわじわとよろこびひろがる神無月です。うん。おかえりなさぃ。ようこそここへ。ありがとぉです。

みなち&ぽあろさんの「ひとつふたつ」が 大好きでした。しんとしずかにおよみくださぃ。
くみこんこんこん こんにちわぁ。『決めてしまいたくないこと・・・』 うんうんうんって読みました。
丁寧な大事なシリトリありがとぅです。どちらさまもまたくださいね。とってもとっても待ってます。






秋の哀しみを
背負っているのは
馬車に踏まれる落ち葉
冬の匂いの 風

スイートポテト                   
決めてみたけど
やっぱり迷う
心模様は
紅葉散る 秋

スイートポテト

ひとつふたつの
数え歌
みっつ夜露に
いつ月上がる
睦みあってる 
なついてくれる 
やつれ果ててる 
ここの爪草 
とうにお月様雲の中。


スイートポテト
ひとつふたつと 来ましたら それはやっぱり数え歌・・・ということで スイポテさんの数え歌です。
ご投稿は、四行目までで届いたものでした。五行目からは余白におまけでついてきたものなんだけれども 
「いつ月上がる 睦みあってる なついてくれる・・・」 こんなところのつながりが素敵素敵〜と、
勝手につづけて載せてしまいました♪ ありがとぅです。こういうの大好きなのです。にこにこ。






秋だからと投げ出され
落ちたところで重なって
見えなくなって
拾い上げて 君

夏野花
決めてたの
会わないと
決めながら
会いたかった

夏野花
ひとつふたつ
約束だけは増えていく
破ってもいいのよ
決め事秘め事

夏野花
「決めてたの 会わないと 決めながら 会いたかった」 ・・・とても好きです。あぁ せつない。
「秋だからと投げ出され・・・」 これも あれこれせつなさを 思い浮かべてよみました。
せつなさの旬なシリトリありがとぅです。
あぁせつないねぇ。ねぇみなさん。





あきめいて
ときめいて
ゆらめいて
つらぬいて

そばかす
決め手は「夢」
みつづけること
こころのなかに
しつこいくらい

そばかす
ひとつふたつ・・と
ころがしてみる
おもいでだけじゃ
恋はひからない

そばかす
秋の夕日に輝くススキ
あなたが一番美しい
ススキは恥ずかしがって
風に身をよじらせた

ふら・りー
決めていたはずなのに
あなたじゃなくなった
ただそれだけのこと
秋が仕組んだことじゃない

ふら・りー
ひとつふたつみっつよっつ
数える指先ふるえてる
あといくつ?
冬が来る間の秋の残り日

ふら・りー
ひとつふたつ ゆびさきで かぞえて ころがす 雰囲気が やっぱりなんか似ている気のするお二人でした。
そばかすさんの 『おもいでだけじゃ 恋はひからない』 あぁ なんてこと。 ぎゅぅ〜っ。
ふら・りーさんの 『冬が来る間の秋の残り日』 これも ぐぐって、大好きでした。
いつもあれこれありがとぅです。ぺこり。





秋の実みっつ転がって
ぽつんと立った君の手に
ひとつ ふたつ みっつと落ちた
かわいい季節のはげましだった

スー・
決めておいて
これからのこと
こころがわりが
しやすい季節に

スー・
ひとつ ふたつと
数えていくと
もっとあったら
いいと思う指

スー・
秋めいた風
静かなモミジ
ざわめく鳥も
冬支度

スー・
決めてやった!
苦手なことも
やっつけちゃった!
さて落ち着こう

スー・
ひとつふたつは
いいんだけれど
みっつもよっつも
出来ないかもな〜

スー・
決めてるそれは
秋の衣装?
ちょっと欠点
ひとつふたつあり・・・

スー・
ひとつふたつと
重なるキノコ
秋の味覚の
決めては香り

スー・
『秋の実みっつ転がって・・・』 とてもとても好きでした。
『ぽつんと立った』 な ところとか。 『かわいい季節のはげまし』 だとか。秋はいいなぁとしみじみ思うわけでした。
あとね、『ひとつふたつはいいんだけれど みっつもよっつも出来ないかもな〜』 これこれ これね
まったくもってわたくしのツボにぴたりとハマるのでした(^^♪ すきすきー。






秋めくひかりに
あきらめる
空きを待つのは
もう飽き飽き

ふらっと
決めてしまった
あの時は
もう戻らない
そっと胸抱く

ふらっと
ひとつふたつ
みっつよっつ
指を折っても
まだ届かない

ふらっと
秋の光
リングにつなぎ
疑心暗鬼け飛ばし
しっかりと決めて ⇒

ふらっと
決め手はそのひと言
とろける瞳
魅惑的な
流し目ひとつふたつ ⇒

ふらっと
ひとつふたつ
躓くものいい
痛みさえ澄み
実る予感の秋 ⇒

ふらっと
『ひとつふたつ・・・・まだ届かない』 好きでした。なにかななにかな とどかないもの。 
わからなさ加減がちょうど良い加減なのかもしれなくて。あれこれ思って温んでみたり。うんうん。
 「あき」のことば遊びは せつなくて 待ちくたびれた空き待ちのうた。 
下段シリトリンネとあわせてお楽しみ下さいね。お見逃しなく〜。





秋の日の 初恋の想い出は
落ち葉を踏むと しくしく痛む
音も無く降る 北国の雪に
しんしん  埋まるまで

みきょう
決めてない 午後のひと時
日向ぼっこの恥じらいに
黙って お茶をさしだして
二人味わう 冬の足音

みきょう
ひとつふたつ絡まりて
雪虫の舞う思い 重ね
思い出寒き ふるさとに
寂しさ掬い ほろほろと疼き

みきょう
秋を流れる風みどりに
雨のひかりける
優しすぎて  水の流れも
きららきらきら ひとしきり

みきょう
決めて待つ 我に
還らざる雪虫のうろたえ
戸惑い舞う つなぎ蜻蛉の
──さやうなら──

みきょう
ひとつふたつ 鳩時計
けだるく みっつ四つ
幼き日々の 置き去りし
見失った君の影

みきょう
こんにちわ。ところどころのフレーズに ほぉってため息でるのです。
『落ち葉を踏むと しくしく痛む』 『思い出寒き ふるさとに』 こんなところがとても好きです。
秋を楽しむ頃を過ぎ、冬のけはいを肌で感じる今日このごろ・・・・全国のみなさんよりも一歩先ゆく季節感・・・
うんうん そうそう 冬の足音きこえますよね・・・と よくわかりつつたのしみました♪






秋晴れの
吸い込まれるよな
真っ青に 一筋の白
見ていた二人

湘南坊主
決めてやる
決めてやる
今この場での
プロポーズ

湘南坊主
ひとつふたつの
失恋で
愛がどうのと
語るんじゃねえ

湘南坊主
「ひとつふたつの失恋で 愛がどうのと 語るんじゃねぇ」 あははははぁ〜。おてやわらかにお願いしますね〜(^^♪
あぁ だけど ひとつふたつの「恋愛」 ではなくて ひとつふたつの『失恋』 なところがポイントですね。
いくつくらいの失恋で 愛を語ってよくなりますの? 量より質は大前提ですよね? うひひひ むずかしぃからいちぬけよっと♪






秋の空ほど
私の心
変わりやすくは
ないのだけれど

ケト
決めて欲しいの
決め手に欠ける
優柔不断な
あたしだから

ケト
ひとつふたつと
順調に増える
思い出は悲しく
ない方がいい

ケト
秋めいて
増やす上着に
油断する
あと一口の誘惑

あん
決めてみたものの
時間の余裕が
優柔不断に
拍車をかける

あん
ひとつふたつと
夜空の星を
数える隣に
あなたの寝息

あん
秋の夕暮れ リリリンと
虫のデュエット 聞きながら
さんま焼いては 煙たくて
あなたの横顔 目にしみる

やじろべぇ
決め手は一つ ストレート
曲がったことは嫌いだと
言ってる傍から 優柔不断
惚れた弱みで 許してしまう

やじろべぇ
ひとつふたつと 年重ね
ナイスミドルな夫婦ねと
言われてみたいが 現実は
やじきた珍道中 地で行く二人

やじろべぇ
さてさてと 遅刻気味〜で ほぼ同時に届いた三人様のシリトリを並べてみると・・・あら不思議。
優柔不断つながりでした♪ あらあら不思議。  にこにこぉ。
ケトちゃん。うんうん今年の秋の空って、おんなたちも顔負けな、変わりやすさで辟易しました・・・
あ。そういうことぢゃない? ふふふ。 「決めて欲しいの」 大好きでした。
あんさんあんさん。 『ひとつふたつと 夜空の星を・・・』 これとても あんしんかんなシリトリでした。とても好きです。
さぁそして やじろべぇさん。今週もどれもこれも魅力的です。どれもこれもきっちりとした起承転結シリトリで、
結なところがとても好き〜。ありがとうです。またお待ちしていますねー。






秋来ちゃった
まだ何も始めてないのに
カレンダーは残り2枚
頬杖ついてる場合じゃない

りくり
決めてないけど
決まってる
二人の位置
君に告げるは業腹

りくり
ひとつふたつ並べて
みっつよっつ引いてく
くりかえし教える指に
恋したことはヒミツ

りくり
はいそして さいごは こんなりくりさん。秋来ちゃったナりくりさん。頬杖ついてるりくりさん。業腹告げるりくりさん。
そしてそして恋したことはヒミツなそんなりくりさん。あぁ なんて なんて 秋って素敵なんだろ。じわじわぁ。





秋にいよいよとりかこまれて
「えいえんに」
なんてことばを
つかってしまう

soyo
決め手はきっと
ながれぼし
あのひとつぶをかわきりに
ひろがりはじめたパラレルワールド

soyo
ひとつふたつと封じても
おいつかないね
おびただしいね
星のかずほどあふれてくるね

soyo