cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.181 2003/07/15 (20人76作) 

15日火曜日に仮更新してありました 181号シリトリに
皆様から寄せていただいたコメントをつけ加えまして、以下に更新しました。(17日の木曜日)

コメント書きにご協力いただいた皆さん、とってもありがとうございました。うれしかったです〜。
すべて無記名にて掲載しました。ごめんなさい。
一人に三つのコメントがつくように調整して、管理人も いくつか 書き足しました。

でわ。 もういちど お楽しみくださいませ。
あの時


頬杖をつく
君の心は
今どのくらい
遠くにあるの

ふみちゃん
あの時この時
すべての時が
必然だったと
思えればいい

ふみちゃん
天から見たら
どれくらい
ちっぽけだろう
この涙

ふみちゃん
◇ 頬杖ついて 遠くに思いを馳せてみました。 人の歩みって 小さな必然の積み重ね。きっと。そぅ思います。
◆ ふみちゃんさんらしい、優しい詩ですね。お人柄があらわれています。

◇ 「今どのくらい 遠くにあるの」 こういうところがたまらないです。ふるえるほどに好きでした。うん ほんとに。 
頬伝う泪
拭うよに
頬なでる
そよ風サン

あ〜でるはいど
あの時のコト
なかったコトに
しちゃおっか?
んネ。

あ〜でるはいど
天カス ってオイッ!!
天使、天女、天才、天狗
他にもあるってーのに
貧困なるボキャブラリィ

あ〜でるはいど


天晴れじゃ!!
ほんに
富士山
アッパレパレ

あ〜でるはいど
◇ 頬なでる/そよ風サン/  優しくて、気持ちが好くて、うれしいですね、、、んネ。
◆ いつもカタカナ遣いに ハッとさせられます。 なかったことにしちゃうのは どんなことかしらん。
◆ 「んネ。」が仲良しっぽくて良いですねー。





頬のうぶ毛が
ふんわりヒカル
夕暮れどきの
君がだいすき

スー・
あの時だって
いまだって
大事なことは
変わらないはず

スー・
天にむかって
なびいてるのは
短冊かざった
背の高い笹

スー・
頬に感じる
緑の風に
深呼吸して
歩く鎌倉

スー・
あの時にまた
戻れるとしても
このままでいたい
今日の自分

スー・
天の彼方の
輝く雲の
上の国なら
行って見たいけど

スー・
頬にささった
あの日のなみだを
天にかえそう
あの時の君にも

スー・
あの時みたこと
忘れないから。
天がオレンジ
頬も輝く

スー・

◇  「頬にささった あの日のなみだを」なんだかじんゎり読みました。
◆ 「緑の風」が僕のイメージするこの季節の鎌倉にぴったりとあいましたよ。
◇ 「頬のうぶ毛が ふんわりヒカル」 わたくしは ここのところが好きでしたっ。 

スーちゃんの 『頬』 にんきものですねぇ♪





頬が緩んだ
それだけで
嬉しくて
嬉しくて

すみれのしずく
あの時
聞こえた音楽を
今も探して
口ずさむ

すみれのしずく
天気予報は
嘘つきで
嘘つきだって
たまにはよくって

すみれのしずく
◆ どれも良いですね。「・・・嘘つきで 嘘つきだって・・・」はうまいなぁー。
◇ 嬉しくて嬉しくて頬が緩んでしまいました。私も。
◆ 天気予報は/嘘つきで/嘘つきだって/たまにはよくって 「嘘つき」が二つ入ってるの狙い的中みたいでステキです♪

◇ 「天気予報は 嘘つきで・・・・」 たまにはいいものあるある〜こういうスペシャル体験企画とか♪





頬染めて
名前を呼んで
走ってきた顔
忘れない

ケト
あの時と同じコト
まだ考えてる
あぁでもなくて
こうでもないって

ケト
天は二物を与えずと
よくよく彼は言うけれど
愛せるコトと愛されるコト
才能なんて言ってはダメ?

ケト
◇ 「あの時と同じコト」気づくとふと考えてること ありますね。
◆ 「あぁでもなくて こうでもないって」分かるなぁー。そういう感じ。
◇ あの時と同じコト/まだ考えてる/あぁでもなくて/こうでもないって 迷い戸惑い決めかねるそんな感じが、あ〜そうそう。って♪





頬そめて 
晴れの舞台に いざ立たん 
胸のときめき
いよよ 高まる

スイートポテト
あの時 あなたに
会えなかったら
明日を夢見る
あたしは 居ない

スイートポテト
天使のような
清らな寝顔
ずっと幸せ
続けと祈る

スイートポテト
◇ 人との出会いは 夢との出会いでもありますね。 いい夢を見られる出会いと 出会えるとしあわせ。
◆ 「胸のときめき」若い緊張感のある場面が覗えます。いいなぁー。
 「ずっと幸せ 続けと祈る」 ここのところ すごくすごぉく届いてきました。 実感のある まるいカタマリ見えるから。うん。





頬にひとすじ
伝うのは
悲しみだけでは
ないはずだから

ふらっと
あの時どきどき
したわけを
ことばになんて
できなくて

ふらっと
天をゆく
輝きの船
追いかけて
ひとり

ふらっと
頬杖ついて
照らされている
ルナティックな人
取り返せないあの時 ⇒

ふらっと
あの時ふたり
理性を超えた
タイムトリップ
プリズムの宙天 ⇒

ふらっと
天使の羽根と
扉の鍵さえ
えくぼに隠せば
薔薇色の頬 ⇒

ふらっと
◆ 「プリズムの」って言い回し好きです。なんとなく僕の輪廻のイメージです。
◇ 天をゆく/輝きの船/追いかけて/ひとり 「輝きの船」なんて表現のステキな響きと「ひとり」が染みます。
◆ 『あの時どきどきしたわけを』 ここのところが好きでした。あのときどきどきしましたわたしも・・・ なんてお返事してみたく。うん。






頬をかすめる
空調の冷気に沈む
窓の外の水たまり
ぎらぎら光る

肉野菜
あの時の自分
そんな顔するな
全部分かってるよ
今からむかえに行くよ

肉野菜
天を仰ぐ
君を見つめる
かける言葉も
見つからなくて

肉野菜
◇ 「あの時の自分 そんな顔するな 全部分かってるよ 今からむかえに行くよ」 ぞくぞくしました。
迎えに来て欲しがっている自分が見えたようで。
 肉野菜さんのは、いつもなのですが、臨場感がありますよね。いつも楽しみですー。
◇ 『天を仰ぐ 君を見つめる ・・・』 とてもとても好きでした。うんうんそうそう臨場感というものですね。君の横顔みえました。うん。





頬づえをつく漱石と
太宰に漂う香り 胸の
ずっと 奥 眠れぬ胡桃 
音もなく はじけ

みきょう
あの時のこの場所に
今という 短夜を
気付けぬものか 
なぁ。ほうき星よ

みきょう
天邪鬼 思い裏腹
俯くことさえ許されず 
デラシネに仰いで旅の
曇の峰かな

みきょう
頬染めた夏も きっと
真っ赤に血が滲み
蛙どもの群がって ゐる
悲しげな生殖が みんな壊れて

みきょう
あの時に探したけれど
見つからぬ 真実は
日暮れを待って
両掌でふさぐ視界

みきょう
天空の月おぼろ
地の月水無月突き抜けて
水のからくり青の虹
明るく輝くラムネ玉カラコロ

みきょう
「視界」 だよ
◇ 真実って 時として 瞠った目には見えないものかも ですねぇ。
◆ みきょうさんカラーが確立されている感じです。凄いです。「天空の月おぼろ」が特に好きでした。

◇ 『頬染めた・・・』 夏の狂気というか、生命のギラギラした感じというか、
妙にひきつけられてしまいました。こういう夏の表し方も素敵だなぁ……と。





頬をつたうものが
何かわかったとき
言葉を忘れている事に
気付いたんだ

ふら・りー
あの時そのときどんな時
出会いと別れの交差点
行きつ戻りつ過去未来
今を捕まえ傷だらけ

ふら・りー
天をあおぎて ひとりごち
遥かの彼方の逢瀬の想ヒ
心ひらいて耳すます
沁みいるように天とまじわる

ふら・りー
天に御する偉人に求め
星を見上げて明日を占う
人にはそれぞれ道ありと
低く登った笑う月

ふら・りー
「月」 だよ
◇ 言葉って ここっていう時には無力だったり 要らなかったり。ただ 天にいる月に教えてもらえたり。「笑う月」って素敵です。
◆ 「言葉を忘れている事に 気付いたんだ」感情の高ぶりを感じます。張りつめた青春の一場面のイメージでした。

◇ うんうん 「言葉を忘れている事に 気付いたんだ」 ここのところが好きでした。わかるなぁってにこにこしました。





頬染めて 手をつなぎ
若いふたりが ゆき過ぎる
私たちにも あったよね
薔薇色の頬して 歩いた日

ベンジャミン

あの時に 知った
一瞬の たいせつさ
平凡の ありがたさ
身も心も震えた 大地震

ベンジャミン
天を仰ぐ
もう 逢えぬ人
逢わぬ人
天を仰ぐと 逢えるよで

ベンジャミン
◇  「天を仰ぐと 逢えるよで」ほんとぅですね。天からはいろんなものが降ってきますね。
◆   「頬染めて」あーなんか長い月日の幸せな感じがして良いですね。

 「私たちにも あったよね」 こんな雰囲気、とてもとても憧れますね。素敵です。





頬かする
風と緑と雨と汗
迫り来るのは
夏の思い出

mini
あの時の全てだった
見えない自由
語らない言葉
秘めた情熱

mini
天 を眺めて考える
上手にシリトリ
出来ないよ
だけどぽちっと送信ボタン

mini
◇ 「あの時の全てだった」今も 一瞬一瞬が 全てかも ですね。 あの時とは 違うけれども。
◆ 「だけどぽちっと送信ボタン」 あはは。私もいつもエイヤァーで押しています。

◇ 同感〜私はえいやっと押してマス。

あはは にこにこ 「ぽちっと」 や 「エイヤァー」や 「えいやっ」と送信 いつもいつでもありがとうです。みなさまへ。は〜と。





頬を伝うものに
あなたの頑張り
盗み見ちゃった
覗き魔でゴメン

shiki
あの時の言葉を消せるのならば
サソリの火に焼かれても良いけど
僕は切符を無くしているので
君とは一緒に行けぬのです

shiki
天は眠っているようですね
君もゆっくり眠れるように
子守り唄など贈りましょう
いつか添い寝をいたします

shiki
◇ shikiさんshikiさん、こんにちは。頬を伝うものに隠されていたのは頑張りだったのですね。思わず胸がドキッとしました。
それから気になる「サソリの火」。読みながら「銀河鉄道の夜」を想像していました…☆
◆ 頬伝うものは こちらでもやはり 言葉よりも雄弁みたい。
◇ 「天は眠っているようですね」 静かでゆったりとして心休まる感じがしました。






頬ふくらませて
そっぽ向いてみる
ほんとはそんなに
怒ってないけどね

スノー
あの時 あの場所で
君に逢えなかったら・・
そんな歌 あったよね
どうなってただろう 今の私

スノー
天ぷぅら〜
寿〜司ぃ〜
富士山ぁ〜
英語ではどうしてアクセント違うの?

スノー
◇ 「あの時 あの場所で 君に逢えなかったら・・」 やり直してみたいような みたくないような。想いがふくらみます。
◆ 「頬ふくらませて」 キュートでいたずらっぽい感じが良いっすね。

◇ 「あの時 あの場所で 君に逢えなかったら・・」 うんうん。 そんなふうな大事な出会い いくつあるかな・・・数えてみました。





頬にそっと
触れるような
優しいキス・・・
目をそらさないで

あん
あの時の
想いそのままに
星空を眺めながら
幾度と重ねた夜

あん
天使のような微笑み
語らない唇
心にそっと
小さな羽を残して

あん
◇ 「心にそっと 小さな羽を残して」やさしい気持ちになりました。
◆ 「小さな羽を残して」が繊細でデリケートな感がして「天使のような微笑み」のイメージが湧きました。

◇ 「心にそっと 小さな羽を残して」ここのところが大好きでした。





頬に触れて
あたしを確かめて
此処にいるよ
此処にいるから

夏野花
あの時キミは何を感じたの
あの時キミはただ生きた動物のようで
あの時キミはただ行動した
あの時のことを
   キミが忘れることは生涯ないだろう

夏野花
天日に干した布団
ほかほかで 
お日様の香りにくるまれ
夢見る前から幸せだった

夏野花
◆ 「此処にいるから」 何かを訴えるせつなさと同時に力強さも感じました。
◇ 「夢みる前から幸せだった」こんなしあわせが 最高ですね♪
◆ 「夢みる前から幸せだった」
 こんな幸せ ほんとになによりやわらかで。今日はお布団乾そうかなっと。





頬に伝わる
 一筋の
小さな雫
ごめんなさい

やじろべぇ
あの時 何を
思っていたのだろう
今では思い出せない
困惑の顔

やじろべぇ
天を仰いで
抑える感情
青い空が
妙にゆがんで

やじろべぇ
頬と頬くっつけて
あのね あのね 
でもね でもね
内緒なの

やじろべぇ
あの時どうしたの?
この時こうしたの!
その時・・・・・・・・
あら、いや〜ん♪

やじろべぇ
天に誓って秘密だよ
破っちゃだめだよ
指きりげんまん
嘘ついたら針千本んの〜ます

やじろべぇ
◇ 上の段は なんとなく涙な匂い。下の段は微笑みな匂いが...
◆ 「青い空が 妙にゆがんで」 伝わってくる言回しですね。良かったです。
◇ あの時どうしたの?/この時こうしたの!/その時・・・・・・・・/あら、いや〜ん♪ 大人のコトバ遊びみたいで結構ハマったりして♪






頬と頬とを
スリスリむにゅむにゅ
場合によっては
キスより好きかも

湘南坊主
あの時の
貴女の叫び
愛に呼ばれし
歓びの証(あかし)

湘南坊主
天に横たふ
微睡みの余韻
ほっこりと
時を包んで

湘南坊主
「包んで」 だよ
◇ ほっこりと時を包む 微睡みの余韻。 じゎんと好いですね。
◆ 「スリスリむにゅむにゅ」って良いですね。なるほど「キスより好きかも」って感じです。
◇ 上のやじろべぇさんの 「頬と頬」と あわせて読むと ますます場合によりますねぇ♪にこにこ。





頬張って 麦チョコ
いっこでも多く 口の中
おバカな競争 子供の特権
満喫させてた 夏休み

おき@にごう
あの時 あの夜 あの海で
散った 恋花 ひとり咲き
流した 涙の 哀しさも
よもや 忘れたとは 言わせねぇ!

於きら久屋仁賀蔵
天晴れ 天晴れ
曇天ぐてん うらうら空を
スカッと晴らす
君の一言

おき@にごう
◇ 「天晴れ 天晴れ」見ただけで スカッとします。心は梅雨明け。
◆ 「麦チョコ」「子供の特権」「夏休み」 うーん。個人的にですが懐かしい。ノスタルジーを感じました。
◇  「天晴れ 天晴れ」 ほんとにもぉ。いつもいつでも お題の言葉をしっくりと ジブンのものにしちゃえるにごちゃん。すてきです。うん。






頬つつく優しい指
ちょっと待った
それって反則
気まぐれならば

りくり
あの時のこと
誰にもいわずにいたら
小さな鬼になりました
携帯ストラップで繋ぎます

りくり
天敵みたいに
気になる君
わかった降参
白旗あげる

りくり
◇ 私にも小さな鬼がたくさんいるかも。首飾りになるくらい。
◆ 私も「気になる君」には「降参」して「白旗あげる」派です。(笑)
◇ 「天敵みたいに 気になる君」 ってところに参ってしまいました。あぁ。すごく「分かる。分かる」という感じで。



トリを つとめていただきました りくりさん ありがとうでした〜。今週も さすがさすが〜!と うなりましたっ。(管理人)