| NO.176 2003/06/10 （25人84作） |
||
| もう いらないよ | 小さくて |
コドモ |
| もういらないよ 弱い心と 弱さを盾に する心 ふみちゃん |
小さくて まぁるい石が お気に入り 蹴り蹴り帰る 想い出の道 ふみちゃん |
コドモじみてて見え透いた 嘘をつかれて怒ってる そんな私も コドモじみてる ふみちゃん |
| まぁるい石を 『蹴り蹴り帰る』 ふみちゃんなのです。こんにちわ。 けりけりかえるってもうたまらなく大好きでしたっ。ありがとうです。 うん。そして・・・・「もういらないよ 弱い心と 弱さを盾に する心」 ・・・・うん。 |
||
| もういらないよ 拾い集めた夜の浜 桜色の貝 そっと海にかえす 肉野菜 |
小さくてやんちゃな子 すやすや眠る 座布団の上で 夏の日の午後 肉野菜 |
コドモ 飛び跳ねる 繰り返し波 打ち付ける浜 肉野菜 |
|
もう いらないよ
もう たくさん ウソじゃココロは 満たされませぬ あ〜でるはいど |
小さくてやわらかで あったかな きみが教えてくれた 命の重み あ〜でるはいど |
コドモのココロ 持ち続けるのと オトナになれぬは まったく別モン あ〜でるはいど |
| ふみちゃんの 蹴り蹴り帰る に続きまして、 こんなにいとしい 「小さくて」。 並べて読むと もっとますます 小さなものへの いとしさ つのってきます。うん。 どちらもとても大好きで だいじだいじなシリトリでした。うん。とても。 |
||
| もう いらないよ どうにもならない 頑ななだけの 気持ちなのだから ケト |
小さくて小さくて 聞き逃すとこだった タメ息のような ごめんね ケト |
コドモだからと 甘やかさないで 隠した本音が つい零れそう ケト |
| もう いらないよ ちょっとだけ残した夕飯 またこっそり持っていくのかな 最近飼った柴犬に mini |
小さくて 逆に残像日々過る もっと沢山くれたなら 上手に消せたあなたの記憶 mini |
コドモはコドモの振りをする オトナはオトナの振りをする たまに疲れて泣いている 境界線は曖昧だから mini |
| そしてまたまた 『小さくて』 。味わうほどに 味わい深い ふたつのシリトリなのでした。 ケトちゃんの 「タメ息のような ごめんね」 って手に取るようにわかってしまう。・・・とても好きです。これ。ほんとに。 miniさんの 「小さくて 逆に残像日々過る（よぎる）」 このはじまりにも とてもどきどきしたりして。 うんうんうんって思い当たること だれにもきっとありそうで・・・。うん。ありがとうでした。 |
||
| もう いらないよ そう 花が嘆く でも もっともっと 水を あげたいんだ すみれのしずく |
小さくて 素敵なモノ 大きいから 感動するコト すみれのしずく |
コドモと 真剣に 笑う オトナ すみれのしずく |
| もう いらないよ ふんわり包んでくれる 肩掛けのような そんな気遣い そろそろ お返ししなくては satouya |
小さくて 温かい キミの手のひら 一度手離すと なかなか握れない satouya |
 |
| さて次は なんとなく 並べて置きたい ふたつの 「もう いらないよ」。 もっともっと水をあげたい すみれのしずくちゃん と そろそろ お返ししなくては な satouya さんでした。 ふたつとも いろんなふうに読めるから あれこれ思って 思いを馳せて読みました。ありがとうです。 |
||
| もう いらないよと おもったときも 本気でいやに なれない自分 スー・ |
小さくて 見落としそうな 道端に咲く小花たち その可憐さが大好きで 立ち止まったり、ただ眺めたり。 スー・ |
コドモの世界は 枠にはまらず すくすく伸びる 無限の世界 スー・ |
| もう いらないよ 肩の荷物は さっぱり降ろして 元気に歩こう！ スー・ |
小さくてもいい 自分自身の はっきりとした 証が欲しい スー・ |
コドモっぽくても 大人気無くても それが君だよ すばらしい個性 スー・ |
| もう いらないよって 乱暴な気持ち 小さくてんてん・・・ コドモだったなぁ スー・ |
|
コドモの頃に 小さくて泣いた あんな思い出 もう いらないよ スー・ |
| 「もう いらないよ 肩の荷物は さっぱり降ろして 元気に歩こう！」 これ きもちいぃです〜。 『さっぱり降ろして』 うんうん。さすがな軽やかさ ♪ 下段 「もう いらないよ」 の 『小さくてんてん・・・ 』 この てんてん が不思議な魅力なのでした。にこにこ。 |
||
| もう いらないよ よけいな心配 いよいよ あとは ワクワクの出版！ そばかす |
|
コドモが巣立つ 必要なのは 見守る愛と 見送る勇気 そばかす |
| うん そして そばかすさんです。こんにちわ。 「コドモが巣立つ ・・・・」 これ しみじみと読みました。 愛 や 勇気 という言葉を こんなにも ただしげに使えることが素敵なのです。オトナなのです。うんとても。 「もう いらないよ」 ありがとぅです。てれてれ。ぺこり。 |
||
| もういらないよ もうはらいっぱい もうはいらないよ ごちそうさま スイートポテト |
小さくて 気付けなかった花々に 光を当てて 見守って 野の花達のささやきを 本にまとめた ひとりのはらに スイートポテト |
コドモじゃないって 背伸びをしても 意地張るようじゃぁ まだ 子供 スイートポテト |
| もう いらないよ 小さくて 履けなくなったボクのくつ コドモはどんどん大きくなるね スイートポテト |
 |
|
| 「もういらないよ もうはらいっぱい・・・」 出だしから なんか にこにこさせていただき そのつぎに のはらちゃんのことを 綴ってくださり うれくて そして 「意地張るようじゃぁ まだ 子供」 で おぉっと かんしんしてみたり。 そんなこんなな いろとりどりで 今日もとってもいい感じ〜なスイポテさんでしたっ。 三つのお題をよみこんだ ボクのくつ も とても好きです。ありがとうです。ぱちぱちぱち。 |
||
| もういらないよ そんなズタボロなもの でもあなたには 大事なものなのね きょうこ |
小さくて かわいいきみ 大きくなっても かわいいんだろうな きょうこ |
コドモみたいなことばっか言って！ ってコドモだもんね。 きょうこ |
| 今週のみっつのシリトリのなかの あなた と きみ と コドモなその人・・・ ・・・どれもたぶん 娘ちゃんへのことばと思われ 一度だけ お会いしたことのある きょうこちゃんちの娘ちゃんのこと あれこれ思っていましたの。 「コドモみたいなことばっか言って！」 が可笑しくて。にこにこ。 |
||
| もう いらないよ 凍るなみだは これから流す 涙はじんゎり ふらっと |
小さくて 頼りなさ気で 儚くて そんなものさえ 強く見えるとき ふらっと |
コドモのことば どこもかしこも 思ったままで 鋭くドキリ ふらっと |
|
コドモの姿 しているけれど みんな宇宙の 小さな一粒 ふらっと |
|
| もう いらないよ 夜に溶かして 天に流せば ばかみたいに小さくて ⇒ ふらっと |
小さくてを開き きらめきを さらりこぼす 砂時計に似た 宝物を持つコドモ ⇒ ふらっと |
コドモの笑い いま取り戻せれば 場馴れたオトナの仮面も もう いらないよ ⇒ ふらっと |
| 「コドモのことば どこもかしこも 思ったままで 鋭くドキリ」 うんうん。 ↑これ、ほんとにほんと。身につまされておりまする(^^♪ 下段シリトリンネの 「もう いらないよ」 『天に流せば ばかみたいに小さくて』 ここのところがすごく好きです。 ばかみたいに小さくて うん。 |
||
| もう いらないよ特別な日に ためいきをつき 温かいココア ねじ切れそうなマーブルの カップを指で はじいてみたり みきょう |
小さくて 小さなようで無限大 未練タラタラ 自分をなだめる みきょう |
コドモ もう いらないよ 出来るの 乗る気で良いなら言う 桃何処？ みきょう 回文もどきです。 （こどももういらないよできるののるきでよいならいうももどこ） |
| 「小さくて 小さなようで無限大 未練タラタラ 自分をなだめる」 いやはや すばらしい！って思いましたっ。↑ とても好きなシリトリでした。 「もう いらないよ」 の 『ねじ切れそうなマーブル』 も。 カップの中に いつもいろんな風景を 重ねてみているみきょうさん。そういうところがいいないいなと思います。うん。 |
||
|
もう いらないよ・・・
過去に着ていた洋服は ウエスト閉まらず たんすのこやし やっと あきらめつきました やじろべぇ |
小さくて 頼りなさそに 見えるけど いざとなったら ばか力 母は強しと 人は言う やじろべぇ |
「子供の心は忘れてよ」 はしゃぐ子供の姿見て そう言う あなたも はしゃいでる やじろべぇ |
| もう いらないよ 捨てる努力の恨みごと 捨てれりゃ 重荷も減るだろに やじろべぇ |
小さくても １００万馬力 アトム うちにも来ないか 待っている やじろべぇ |
子供の頃に 戻っては も一度 時を変えたいが 過去があるから 今がある やじろべぇ |
| ほら 今日も こんなにいろんな やじろべぇさん。すてきです。 リズムがずっと一定で とんとんとんと ひととおり 読んでしまってそのあとに しみじみ何度も読みました。 『捨てる努力の恨みごと』 ここのところで ものおもったりしましたの。ぱちぱちぱち。 つづけてのご投稿ありがとうです。また待ってます。 |
||
| もう いらないよ 慰めの言葉なんて あなたが側にいてくれるだけで それだけで お腹いっぱい スノー |
小さくて儚いもの 手のひらでそおっと包んで 宝物にするの 壊れないように スノー |
コドモジミタコト ソレガデキルノハ アナタノマエデダケ ネエ キヅイテル？ スノー |
| 「いっぱい」 だよ 「いっぱい」 | ||
| もう いらないよ 君の言葉にきゅんとなる あげれば良かった あたしのココロ 夏野花 |
小さくて そっと触って確かめた 切なくて やっと触って確かめた 夏野花 |
コドモノコロハ ヨカッタナ アイストイッショニ トケタイヨ 夏野花 |
| 「ココロ」 だよ 「ココロ」 | ||
| もういらないよ なんちゃって 困った君の 顔が見たくて shiki |
小さくてもいい 我慢の袋 後の始末は 引き受けるから shiki |
コドモと言う名の 鎧を捨てて ムキダシの心 抱えて歩く shiki |
| 「顔が見たくて」 だよ | ||
| さてさてそして 三人もの新しい方から、シリトリ届けていただきました。 偶然にも 季節季節なシリトリネームなみなさんでした。にこにこ。 スノーさんと夏野花さんの カタカナで綴られたふたつの『コドモ』 どちらもとても好きでした。 そして 「後の始末は 引き受けるから」 な shiki さんです。「ムキダシの心」 なところも好きでした。 ぜひぜひみなさん またくださいね。待ってます。 |
||
| もう いらないよ なぐさめは 指折り１０本かぞえるうちに 忘れてみせる あいつのことなんて ベンジャミン |
小さくても ただひとつだけの かけがえのない この道 どんなにさみしくたって わたしはこの道を歩きたい ベンジャミン |
コドモだった 私には あなたは とても大きくて いつも強くて やさしかった そんな母が コドモにもどった ベンジャミン |
| もういらないよ！ 強い言葉をはなつ君 ふるえる肩に こころがみえる ふら・りー |
小さくて見えない真実 目の前にあるのはいつも闇 小さくて聞こえない声 それでも必ず探し当てるよ ふら・りー |
子どもにかえってしまった人 もう一度出会いましょう もう一度はじめから 時間の神のおくりもの ふら・りー |
| もういらないよ あれもこれもいらない なんにもいらないから 手をつないでて ふら・りー |
|
|
| すっかり常連さんになってきました ベンジャミンさんと ふら・りーさんですが おふたりのコドモシリトリ 同じ想いがこめられていて。うん。とても だいじな だいじなシリトリでした。 ありがとうです。うれしいの。 |
||
| もう いらないよ と 手でふさぐことも ためらって 注がれる酒の なみなみと おき＠にごう |
小さくて 人ごみの中 見つけたくて ぴょんぴょん おき＠にごう |
コドモ コドモ いつまで コドモ いつかオトナに なるまで コドモ おき＠にごう |
|
コドモから お腹をとって 頭にのせたら ほらドコモ 苔虫 |
|
| コドモ コドモ いつまで コドモ いつかオトナに なるまで コドモ コドモから お腹をとって 頭にのせたら ほらドコモ ・・・なんか なかよし。・・・やっぱりね。 というわけで 人ごみの中で ぴょんぴょんはねてる にごちゃんと 先週 その詩人ぶりをみなさんに 大いに讃えられて照れてしまって 今週はお茶目に決めてみました・・・という風な そんなそぶりの苔虫さんでした。にこにこ。 （ あ。これは管理人の勝手な解釈ですけどね(^^♪ ） |
||
| もう いらないよ 慰めは・・・ 同情なんて 欲しくない！ がらちゃん |
小さくて、ひよわで 危なっかしいけれど はやく、大きくなれ〜 あたいの恋〜♪ がらちゃん |
コドモ！？ オトナ！？ どちらかって言えば あたいはコドモ！ がらちゃん |
|
小さくて 眼に入らずに 見過ごしちゃった 恋のあかちゃん 湘南坊主 |
コドモオオトカゲ と勘違いしてた コモドオオトカゲ ぼくだけ？ 湘南坊主 |
| さてさてと ちいさな恋のシリトリを ふたつ 並べておいてみました(^^♪ 小さくて ひよわな恋を育てていますながらちゃん と 見過ごしちゃった坊主さん。 恋のあかちゃん あぁ かわいぃ。にこにこ。 |
||
| もういらないよ って言えたら 苦労はないよ 自分に悩める幸いな人 りくり |
小さくても わかること 大きくても わからないこと りくり |
コドモの時は きらいだった６月 今では大好き 雨も蛍も紫陽花も りくり |
| さてさて さいごになりました。 かけこみりくりさん 間に合いましたよ♪ 待っていました〜。 それにしても 「自分に悩める幸いな人」 あぁ。 りくりさんったらりくりさん。・・・なシリトリでした(^^♪ |
||
| 「もう いらないよね あふれてる」 言ったそばから 蒔こうとしてる きらきらひかる びぃ玉のタネ soyo |
小さくて 気づかなかったよ いざというとき芽を出すつもり？ こんなところに ばくだんのタネ soyo |
コドモの寝息 いっていの あんしんかんを奏でてる さとすみたいに さとすみたいに soyo |