cap verses  /  そよ日暮らし

サイシンのシリトリ  これまでのシリトリ  投稿者さん別のシリトリ  はじめての方へ




NO.169 2003/04/22 (15人61作) 

いちばん


いちばん好きと
思えるものに
ふと気がつくと
囲まれている

ふみちゃん

壁のひやりが
心地よい
春の夏日の
濃い影の部屋

ふみちゃん
手と手をつないで
伝わるものは
体温よりも
あたたかいもの

ふみちゃん
「部屋」 だよ 「部屋」
「いちばん好きと 思えるものに ふと気がつくと 囲まれている」 ・・・ううん これ ものすごくすごく好きです。
座右の銘にしようかなって思ってしまったシリトリでした。にこにここ。






一番最初に
気付いてくれた
今日の一番
嬉しかったコト

あ〜でるはいど
壁紙替えた
カーテン替えた
あたし自身も
変わるとするか!!

あ〜でるはいど
手つなぐのヤダ!!!
夏だけは‥
決してキミが
イヤなんじゃナィ

あ〜でるはいど
「壁紙替えた カーテン替えた あたし自身も 変わるとするか!!」 いやはや気持ちが良いのです。
そんなような決意を わたしもいちどだけ したことあります。そうあれは高校に入学した春のことでした・・・

と目を細めて思い出したりしてました〜♪  変われそうって思えることってやっぱり春のしわざかなん・・・。
9月新学期制だと違うのかなん・・・。というふうに あれこれくるる。にこにこにここ。





いちばん
なんて言っても
しょせん
あたしの意見

すみれのしずく
壁際の席で
外を見ている
あんたを
見ているあたし

すみれのしずく
手が使えて
指が5本ある
そのシアワセ
気づけたあの夜

すみれのしずく
手が使えて・・・」 そのシアワセに気づいた背景どんなかなぁっていろいろ思って楽しみました。
あの夜ってところが夜なので なんかますます気になる感じなのでした。ぱちぱちぱちち〜。





いちばん乗り
教室で
君が来るのを
待ち伏せ

ケト
壁なんてどこにも
本当はないんだよ
君と僕の間にも
国と国の間にも

ケト
手をつなごう
何があっても
離ればなれに
ならないように

ケト
いちばん後から
出発しても
こつこつ歩けば
ゴールは来るよ

スイートポテト
壁を作っているのは
自分自身
壁なんかほんとは
ないのかも知れないのに

スイートポテト
手のひらに
舞い散る花びら
受け止めて
春爛漫を心ゆくまで

スイートポテト
壁なんて ほんとはないね ナ お二人でした。うんうん ですね。そうですね。
ケトちゃんの まっすぐすなおな 「手をつなごう」が なにやらとっても新鮮でした。大好きでした。ぱちぱちぱちち。
スイポテさんの 「いちばん後から」 こんなふうなこつこつ感覚、言葉にすることだいじですね。うんうん。こつこつこつっと。





いちばんだいじな
いちばんな人
いちばん大好き
いちばんに言おう

スー・
壁に囲まれたまま
うずくまっていたの
だけどそんなの
飽きたからやめた〜

スー・
手に手を取って
手に手を重ね
あなたとわたしは
これからもずっと。

スー・
いちばんめの月
にばんめの星
さんばんめの君
よんばんめの私

スー・
壁に手をつき
腹筋運動
タマには自分を
鍛えなくちゃね。

スー・
手袋買って
落として無くした
かたっぽのままの
大事な思い出

スー・
いちばんバッター
手には冷や汗
壁にらくがき
草野球風景

スー・

手先が器用な
彼の部屋には
壁に耳あり
いちばん緊張〜。

スー・
いつも毎回 三つのお題をよみこむあそびをしてくれる スーちゃん・ですが
「いちばんバッター 手には冷や汗 壁にらくがき 草野球風景」 な これ
すごくすごくうまい〜っ! って思ったわけでした。
お弁当とか持って応援行きたいかんじ。とってものどかないいかんじ。にこにこぉ。






いちばん青い
空を見るまで
雨に降られよう
風に吹かれよう

肉野菜
壁によりかかりし
夕暮れのホーム
家路を急ぐ
君をみかける

肉野菜
手にとって
海から拾う貝殻に
もう忘れたかと
問掛けてみる

肉野菜
・・・・貝殻に もう忘れたかと 問掛けている肉野菜さん。貝殻がこたえる声がきこえそうです。
とてもとても好きなのでした。あぁいいな〜って何度も思ってみたりしました。ありがとうです。ぱちぱちち。





いちばんなのは
あなたにとって
それだけでいい
それだけが いい

ふらっと
壁 越えし場所
必ずしも穏やかならず
されど 人
越えんともがき

ふらっと
手と手
繋げば
ぬくもり
つながる

ふらっと
いちばん近くに
いることを
忘れるくらい
遠くで愛そう

ふらっと


いちばんち
ちかくならば
ばら色の楽園
ん〜 立ちはだかる壁 ⇒

ふらっと
壁に描こうか
かんがえずにあそべ
べきとか しなければ とか
かんがえる前に動け 手 ⇒

ふらっと
手紙に篭めた
たくらみひとつ
つよがりでくるむ
むろん君がいちばん ⇒

ふらっと
『いちばん近くにいることを 忘れるくらい遠くで愛そう』 これ とてもとても好きでした。
ぱちぱちぱちち。すてきです。
下段 シリトリンネでは 『ばら色の楽園  ん〜・・・』 なところがかわいい感じ(^^♪ にこにこぉ。






 
いちばんのしあわせ
こぼるる 星くず探して
独りよぞらの
闇にとけゆく

みきょう
壁も垣根も境界線も
暖かなりし おひさまの
光は風に 流れる雲と
ともに超えよと 便り届かん

みきょう
手が語る 語り部の手は
美しく 音消(な)く流(ながれ)
漂う上腕(うで)と
指の先まで

みきょう
一番館から五番館
コバルトの壁に飾られし
真っ白きマネキンよ
その手は今も麗しいはず

みきょう
壁側の愛は
一番向こうの席の
笑顔で見つけた君
手を振るボクに千切れるくらい

みきょう
手がざわめく
一番淡い艶消し硝子
壁の向こうのシャボン玉
黄色く遊ぶ幼な子の声

みきょう
「手が語る 語り部の手は 美しく 音なく流れ・・・・」情景も美しいけれども この詩の音も美しいです。
お芝居での手話通訳のお稽古をしているというみきょうさんが たぶん感じたそのままの 美しさが 
こんなに伝わってきたと思われる シリトリなのでした。ぱちぱちぱちち。
下段はどれも スーちゃん風味に お題をみっつ よみこんでくれていますね?! すばらしぃです。お見逃しなく〜。







壁がある
壊して外に飛び出したい
かべがある その中に隠れていたい
心は二つを行き惑う

ふら・りー

いちばんになりたくて
いつも気にかけていた
近づいたように思えたら
立ちはだかった心の壁 

ふら・りー
壁なんて怖くない
壁なんてこわくない
かべなんて こわくないよ
そこにみえるもん差し出された手

ふら・りー
手をつなごう 見つめあおう
抱きしめたくなる
そこにあなたがいる
それがいちばん

ふら・りー
いちばんぼしに先越されるな
なんたって今日の夕陽は見なくっちゃ
やっと決めた心の中が
頑張れと応援する握りしめた手 ⇒

ふら・りー
手から手へ通じる思いがあればいい
いつも考えているけれど
どうしても上手く言い出せない
今も感じてしまう壁 ⇒

ふら・りー
壁の向こうにあるものはなに
煮え切らない答えは要らない
いつも全力投球でいたいよ
よくできましたが聞きたいいちばん ⇒

ふら・りー
さてさて そして ふら・りーさんも シリトリ遊びがすっかり板についてきましたょ♪
中段はシリトリごとにシリトリで 下段は初挑戦のシリトリンネになっています。にこにこにこ。
(初挑戦につき 手と壁の 掲載順を 変えてありますことご了承くださぃね〜。)
『いちばんぼしに先越されるな』 ここのところが好きでした。またお待ちしていまぁす。






いちばん?
にばん?
順位じゃないよ
プロセスが大事!

がらちゃん
壁があるから
ファイト湧く
自分のためにも
逃げないよ

がらちゃん
手が綺麗
指が長くて美しい
そんな女性に
あこがれる

がらちゃん
「る」 だよ 「る」
うんそして 「壁があるからファイト湧く・・・」 な がらちゃんなのです。
あいかわらずなハツラツ感覚 素敵なのです。気持ち良いです。にこにここ。
逃げるが勝ち♪ が口癖な わたしも 「よぉし!」 と思えそう。影響されそう。そんなシリトリなのでした。






いちばんあつい
あついのすきだ
だってあなたの
愛なんだもん

湘南坊主
壁のむこうに
ききみみたてた
なつの寝息が
もう聞こえてら

湘南坊主
手のとどかない
季節をむねに
ひとりのはらに
ことばさがしに

湘南坊主
「いちばんあつい あついのすきだ だってあなたの・・・」 と ここまでは 一行ずつのシリトリで
なので最後の一行の 『愛なんだもん』 が とうとつで おまけに愛なんだもん 参りました。ぱちぱちぱちち。
「なつの寝息」 もさすがです・・・ それでおまけに 「ひとりのはらに ことばさがしに」 で しめくくってくれました♪

時間がなくて まだ ひとりのはらに 読んでませんけど タイトルだけでシリトリ作ってしまいました・・・という坊主さんって
やっぱりなんかすごいかもです。にこにここ。









壁というのは
かたくて重くて
たたくと痛くて
シンプルで好き

苔虫
手というのは
ぶったりなでたり
握ったりつねったり
あんたナニサマ

苔虫
さてさてそして とってもお待ちしてました。苔虫さんです。わぁぃっ。
『・・・・かたくて重くてたたくと痛くてシンプルで好き』 ・・・かたくて重くて痛くても こんなに軽がるしぃわけで
こんなセンスがさすがなのです。ありがとぅです。またくださいね。   ・・・あんたナニサマ  おててさま♪ ・・・うん? ちがう?
 





いちばん すきなじかん
ひるとよるのあいだの
うすくれないの
そらのとき

おき@にご
壁に寄り掛かって
出てきた月を眺め
今日のひと日に
乾杯の酒

おき@にご
手をあわせ
祈るかわりに
星に願う
明日も幸あれ

おき@にご
う〜ん。むむむむぅ・・・・。にごちゃんやっぱり素敵です。このごろとくにとてもとても。ね?みなさん。
「うすくれないの そらのとき」 〜 「 ・・・月を眺め 今日のひと日に 乾杯の酒」 〜 「・・・星に願う明日も幸あれ」
というふうに 宵闇からあしたへと 流れる時間を見つめています。あぁすてき。ほれぼれしました〜。ぱちぱちぱちち






いちばんさいしょのなないろの
屋根までとんだシャボン玉
ずっとわれない約束を
まもって今日もなないろでした

soyo

壁にうつすと
お城のかたち
月が照らしてくれるまの
つかのまだけのまぼろしの

soyo

手がきっと
いちばんかびん
ことばより 雨よりはやく
こころうごかす

soyo
「こころうごかす」 だよ