NO.121   2002/02/19.  (27人/86作) 
あの部屋へ

そこ

  
じんわりと 広がりますよ。 「四行シリトリって とてもいいな」 と 思えてきます。うん。
あの部屋へ
置いてきた
なにもかも
溶ければいい

証を示すために
明かした夜
アカシアかしげる首が
赤信号のように制止した

そこには
きっと
もう
なにもない

「なにもない」 だよ 「なにもない」
あの部屋へ
とべたら私は何をする
キスの続きとボブディラン
風に吹かれて歌うだろう

いっぴきねこ
そこからは
ひとりで歩く帰り道
気持ち切り替え
待つ人想う

いっぴきねこ


なにもいわずに迎えてくれるなつかしいもの。素敵です。
あの部屋へ
陽のあたらないカビくさい
はじめの一歩を
刻んだ部屋へ

momo


ひとりごとやつぶやきに 聞き耳立てているような その人らしさが見えちゃうような。
あの部屋 へんな部屋
なにが?どこが?
なんでだろ?
初めてなのに もう馴染んでる

おき@にごう
ショウコを集めて ブンセキして
スイリをしてみた
ちょっとした ?
! にしたい コウキシン

おき@にごう
そこはさ あの道まっすぐ
2つ目の角を 右
目印ないけど 大丈夫
中から 笑い声が聞こえるよ

おき@にごう
あの部屋へは
戻れない
心の鍵を
なくしてしまったから

紫苑
証が欲しいの
あなたの中に残る
私の言葉
居たということの証

紫苑

そこに居るよ
あなたの大切な人
気付かないの?
気付かない振り?

紫苑
「気づかないふり」  だよ
あの部屋へ行けば
答えが見つかるとしても
行くも行かぬも
私が決めることだよね

satouya
証など
なにひとつない
でも答えは
心が知っている

satouya 
そこに愛はあるのかと
聞いてみたいけれど
きっとこたえてなんか
くれないだろうな

satouya
証はひとつじゃなくて
幾重にも
私の心の中に
折りたたまれている

satouya
そこそこでいい
というわけではないが
そこはそれ
ほどほどがいいのかも

satouya


とくべつな言葉はひとつもいらなくて  声まで聞こえてくるような自然素材にあこがれますの。
あの部屋へ
置き去りにした走り書き
今ごろ君はきっと
僕のずっと前を行く筈

克惟
証を見せろと疑う君
そう怒られるの僕は好き
試される分くらいには
必要だって思いたい

克惟
そこからなにが
見えますか
僕はここから
あなたが見えます

克惟
あの部屋へ行くには
大きくなりすぎ
小さくなる飲み薬
探して今日も日が暮れる

りくり
証 見せれば
御褒美もらえる
証 見せずに
自分でいる

りくり
そこそこでは嫌なんじゃー
いけいけも性に合わーん
ぎりぎりで行くぞー
決意するちんからもん

りくり

ちんからもん=方言で服や髪についた糸くずなどを指す言葉
あの部屋へ引っ越せたら
この部屋でのこと
忘れられる なんて
幻想よね  やっぱり

そよかぜそよこ

自分が生きた証
何を残せるだろ?なんて
ちょっと考える このごろ

そよかぜそよこ
そこここに
だいじなものが
あるような
けはいはするけれど

そよかぜそよこ
「このごろ」 だよ 「このごろ」
あの部屋へ戻るのは
いつも夢の中
自分は今と同じなのに
君だけが二十歳なんてずるい

hiro
証がなくても
信じているのは 
信じられるのが証だと
そう信じているから

hiro
そこまで言わなきゃわからない人
言わなくたって気付いてくれる人
目の前に並んでいるから
話がとってもややこしい

hiro



証明してみせるから
すこしだけ黙ってなさい
泣いても知らないよ
「僕はね、」

タユナ
そこまで言うのなら
試してみるかい
キミの言うことが
本当にキミの言葉か

タユナ


いつも感じるその人らしさに安心しすぎてしまうのも 期待しそうでよくないかもね・・・なんてことも思うのだけれど 
やっぱり
ほっとさせてくれちゃう 皆さんなのです。
あの部屋へ行って
白い扉の前に立ち
元気な笑顔で明るく
「ただいま!!」って言いたい・・・

スー
証明したら
わかってくれる?
どれだけあたしが
迷っているか

スー
そこにはなにが
あるかということ
経過と結果が
知りたいだけなの

スー
あの部屋へ
走っていこう
バスに乗って
手土産もって。

スー
証拠隠滅
足跡皆無
行方不明に
あなたとなろう

スー
そこなしなのは
あたしの心
深く深く
落ち込む心

スー
あの部屋へ
向かう道のり
恋する証 ドキドキするけど
そこで待ってて。

スー

      

あの部屋へ
置いてけぼりの忘れモノ
全部捨てちゃってネ
分別ヨロシク。

あ〜でるはいど
証はいらん。
タネを明かして何になる?
イィからもちっと
夢ば見せい!!

あ〜でるはいど
そこソコそこっ!
ぃゃ違うってバ!
もっと右ッ!
あ〜そうヨ!ソコなのヨ♪

あ〜でるはいど
あの部屋へ
届くといいな
梅の香と
陽射し揺らめく春の気配が

ふみちゃん
証という名の
永遠は
奇跡のような
ものかも知れず

 ふみちゃん
そこに ずぅっと
居て欲しい
望む心の奥底に
不安な瞳の幼子がいる
 ふみちゃん
あの部屋へ あと三十歩
ドアの向こう ドレスに包まれ
待つ君を 迎えに行くよ
燕尾服 引きずりながら

ぽあろ
証(あかし) 二人の愛の証に
一緒にチューリップを植えよう
え? なんでかって?
歌にあるだろ あかしろきいろって

ぽあろ
そこにいつもいる
そこはいつもある
そこでいつもまつ
だから どこへでもいっておいで

ぽあろ
あの部屋へ入るには
古いカギが必要
あなたはまだ持ってるの?
やっぱり失くしちゃったの?
そばかす
証しはないけど
うれしい気持ち
ここに置いていくから
温もり 感じて

そばかす
そこはかとなく
甘い香り
ただよわせ
春が来た
そばかす
底知れない淋しさは
この季節の なせるわざ
強い意志のかがやき
巣立ちのとき

そばかす
あの部屋へは
もう帰らない
それだけが今
分っていること

ふらっと
証明問題解くように
一歩一歩進むのが
私のやり方なんだから
それは仕方のないことで

ふらっと
そこここあそこ
そうそう
そわそわ
そよかぜのにほひ

ふらっと
あの部屋へ入って
うの部屋を出る
想いは五つの
部屋を満たして

ふらっと
証なんてなくったってさ
ほら みて
これがわたし
ねっ そのまんま

ふらっと
そこはかとない
さびしさは
ゆっくりとけて
雲になってく

ふらっと


それぞれのライフスタイル見えてくるかも。お好きな形のシリトリで遊んでくださりうれしくて。
あの部屋へ虹をかけるんだと
あなたは階段を昇っていった
半分寝ぼけマナコで
足元が少しおぼつかなかったけど ⇒

湘南坊主
「証を見せなきゃね」と
つぶやいたあなたは、
左手だけ腕まくりして、
なにやらぐるぐる腕を回しだした ⇒

湘南坊主
そこであなたの体温が
どんどん上昇し、
私の体内に流れ込んできた・・
おお、そこに虹色のアーチがっ!

湘南坊主
そこ薔薇並木
もう予知しかない
田舎市長も
キミならばこそ

湘南坊主
あの部屋へ行くには
タンスを開き
右の扉の内側の
鏡の中で兎を待つのさ

二百字詰
証人は神に誓って
真実のみを
否!
りんごに誓え!

二百字詰
そこそこの日々と言うなら
そこそこの愛を附録に付けてくれ
とびきりの一日ならば
もちろん、附録なんか要らない

二百字詰
あの部屋へ帰りたい
聞き慣れた歌に浸りたい
温かいベッドと履き慣れたスリッパ
二人でいる事に疲れた夜
スイートポテト 
証、あかし・・・
求められても
信じて貰うしか
証しようのない愛
スイートポテト
そこはふかいたにのそこ
ここはふかいうみのそこ
みたこともないいきものが
そこのそこにもここのそこにも

スイートポテト
あの部屋に向かう 
ドアはどこ?
あの夏の日の
刹那的想い出

あると
証人も、証拠もないのよ
どうやって
私の罪をあばくつもり
やってみせてよ さあ早く

あると
そこにいて
彷徨わないでね
ときどき触れて
確かめてみる

あると


おなじみになりました お二人でのご投稿です。
あの部屋へはもう戻らない
二人の思い出を
思い起こすのは
死ぬことより辛いから
 
たけっち
「証を見せて・・」
君がそう僕に問うとき
僕の気持ちのなかには
もう君はいない

たけっち
そこになにがあるのか
少しもわからない
でも行かなければ
それが迷宮の森でも・・

たけっち
あの部屋へ帰ろう
いつもの場所
泣いたり笑ったり怒ったり
一番良く眠れるあの場所へ

あーたん
証なんてみれないことわかってるんだ
それが恋だから
でもね、わかるんだよ
手を握るその優しさで

あーたん
そこに愛がある限り
人は同じ愛し方しかできない
あなたもそう
それをわかっていないだけ

あーたん


はじめまして ナ みなみさんです。短歌系です(^^♪ 楽しみなのです。よろしくなのです。ぺこぺこりん。
あの部屋へ
二人が初めて帰った日
初夏の青空
輝いていた

みなみ
証とは重いことだね
不確かなこの世のなかで
ただ一つ
私の気持ち変わらずにあること

みなみ
そこにいる
それだけなのに
眠れるの
あなたがそこにいるだけなのに

みなみ


一週遅れの掲載になりました。前回募集の 「ノート」 です。 久しぶりでうれしいのです。Sandyさんです。こんにちわ。

ノートの文字が消えていき
心が静かに沈んでいくよ
運命の振り子は止まらない
ねじれて揺れるペンジュラム

Sandy



あの部屋へ 
持ち込むものが
いつつむっつとふえてきて
バロメーターまで 運びかけてる

soyo
証拠はあるよ
バケツの中に
あの日ひろった
星と一緒に

soyo
そこでしか
得られないもの
そんなこと
爪の先まで知れ渡ってる

soyo


火曜日夕方 追加しました。游さんです。
あの部屋へ
ゆけばなれる
違うあたしに
久し振りに行ってみよう

証明なんて要らない
あなたの眼と声と
そのおおきな手で
包んでくれれば

そこそこに しあわせ
なのに
また 遠くをみつめてる
もういいの あなた